獅童昨年6月、尾木直樹氏から始まった明星学園創立100周年記念「リレーエッセイ」第12弾は、歌舞伎俳優としての活躍はもちろんのこと、近年では話題の映画に多数出演し、俳優としても輝かしい実績を残しておられる中村獅童さん(卒業生57回生)です。

久しぶりに学校を訪れてくれた獅童さん。
懐かしそうに学校中を回られた後、「伝統を守りつつ革新を追求していく」歌舞伎の世界のお話から、明星での学校生活、お友達のお話、未来のお話などなど、2時間にわたってインタビューに答えてくれました。
真摯に歌舞伎のこれまでと未来について語っている姿に感動しつつも、明星時代の話しになると、子どもの頃に戻ったように明るく茶目っ気たっぷりにお話してくれた獅童さん。
そんな獅童さんの「子どもの頃、現在、未来」がつまったお話をお届けします。

獅童さんの『インタビュー記事』はこちらからご一読ください。(これまでのエッセイも、こちらからお読みいただけます)

*今後も月1回のペースで、さまざまな分野で活躍する明星学園ゆかりの方々でエッセイをつないでいきます。ご期待ください。

(学園広報部長 堀内)

TAO0明星学園中学校では、特別授業「この人に会いたい」という時間を作り、社会で活躍する「おとな」に登場していただいています。毎回生徒たちは大きな刺激と勇気をもらい、自らの進む道について考えるきっかけともなっています。

今回はファッションモデル・俳優として世界的に活躍する卒業生の岡本多緒さん(旧芸名:TAO)をお招きしました。

 

岡本さんは14歳からモデルとして芸能活動を開始し、20代はフランスやアメリカを拠点としながら世界を舞台にモデル・俳優として活躍してきました。現在は俳優業を中心に活動しつつ脚本や企画、監督業のお仕事をされています。また、環境問題や動物の権利など様々な社会問題にも取り組んでいます。

TAO1今回、8年生(中2)と行った企画では、生徒たちが事前準備や当日の運営(司会・聞き手・裏方)を行ってくれました。事前に各クラスのLHRで集めた「岡本多緒さんに聞いてみたいこと」は100個以上にもなったのですが、聞き手や司会の生徒たちが厳選していくつか質問を用意し、当日を迎えました。
企画当日。司会の合図でいちょうのホールに登場した岡本多緒さんの姿を見ると生徒たちからは次々と歓声が。裏方の生徒がステージに用意してあった椅子に岡本さんをご案内し、トークが始まりました。それぞれに自己紹介をした後、生徒たちの用意した「明星学園での生活や中高生時代のこと」「モデルになったきっかけや俳優業などのお仕事について」「海外での生活」「今後の活動のこと」「メンタルケアのためにしていること」など様々な話題が上がり、岡本さんに用意していただいた写真を見ながらたくさんのことを伺うことができました。

TAO3岡本さんの飾らない柔らかな人柄に、最初は緊張していた様子の聞き手役たちも少しずつ緊張をほぐしながら岡本さんのお話に相づちをうったり、台本にない質問をしたりと楽しみながらお話をしていたようでした。一見華やかなモデルのお仕事が実はどれくらい大変なのか、自分のやりたいことを実現させるためには自分で行動を起こし、諦めずに自分の道を切り拓いていくことが大切という趣旨のお話を聞き、生徒たちにとって多くの刺激になったようです。最後は会場からの質問も司会役が上手に回し、あっという間の50分が終了。質問の手は上がり続け、まだまだお話を聞きたい様子の生徒たちは会が終わってから岡本さんを取り囲んでそれぞれにお話をしていたようでした。

TAO5お昼休み、司会・聞き役・裏方を務めた生徒たちは岡本さんと会議室で一緒にランチ。談笑しながらあたたかい特別なひと時を過ごし、頑張った甲斐があった!と生徒たちは大喜びでした。岡本さんにはその後の7年生(中1)、9年生(中3)と続けて講演を行っていただき、たくさんのインスピレーションを届けていただきました。

生徒の感想はこちらからお読みいただくことができます。

(8年 この人に会いたい担当 高山)

菊池2明星学園中学校・高等学校の卒業生の菊池魁人さんの研究論文が、学術雑誌『サイエンス』誌に掲載されました!菊池さんは2016年からカリフォルニア大学サンディエゴ校の博士課程に進学し、枯草菌(納豆菌の仲間)が作る芽胞という仮死状態の細胞が、どのように起きて通常の細胞に戻るタイミングを考えているのかを研究していました。

今回発表された論文では、芽胞が溜め込んだイオンを放出することで電気的な情報処理を行い、栄養状態のいい頃合いを見計らって目覚めることを報告しています。ほぼ死んだような細胞が賢く思考する仕組みを発見したという点が反響を呼んだ研究です。

 

 

菊池3<菊池さんからのメッセージ>
明星中学の頃、理科と世界史と木工が一番好きな授業だったと記憶しています。いや、もう忘れてしまっただけで、もっとあったかもしれません。別に勉強が得意だったわけではないですし、いまでもコツコツやるのは苦手なままですが、自分が面白いと思うことを大事にしていろいろなひとに助けてもらった結果、アメリカの大学院で研究をすすめて、卒業後も好きな仕事をやれています。
自分が面白いと思ったことを一番大事にしてくれる環境は、きっとその真ん中にいるときは当たり前に思っても、離れてみるとなかなか珍しいものと気づくと思います。高校、大学、そしてその後の人生に進むにつれ、点数が取れる科目を中心に進路を構築したり、たいして興味もないけど日々の生活を支えるためのバイトや仕事をしたり、そういう面白さから離れた「マシなもの」を選ばさせられることもあるでしょう。それでも、視野と関心をひとよりすこし広く保ち、それこそ明星の中学生のような精神を忘れないことで、周りには見えない面白い選択肢が現れると、僕は確信しています。自分だけの面白い人生、明星生なら作れます。一緒に頑張りましょう!

 

菊池【菊池魁人さん プロフィール】
現職:Reveal Biosciences社Image Analysis Scientist
学歴:国際基督教大学教養学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了、University of California San Diego QBio PhD Program修了。
専門:定量生物学、微生物学、画像解析、機械学習
専門分野:枯草菌芽胞発芽機構の研究、がん病理画像解析AIの構築
博士課程では枯草菌バイオフィルムと芽胞発芽の定量微生物学的な研究を行い、イオン流動が高度な意思決定に関与していることを発見した。現職ではがん診断を効率化するための病理画像解析AIの構築に取り組む。趣味は陶芸と料理。

 

してみる1研究とは、“社会の進歩に役立たせる”という目的をもって行われるもの。
そんな大それたことが自分にできるのだろうか? 研究を目の前にして、中学生の彼らが毎年直面する壁です。

今年も身近な疑問がたくさん生まれています。「めんどくさいって何?」「嘘とホントは見分けられるの?」「どうして差別をしちゃうの?」これらは彼らにとって切実な問題です。
けれど、これらの疑問は私たちも一度は考え、答えを出さずに保留にしているものもあります。彼らがその疑問に向き合い、自分なりの答えを導くことで誰かの声に応えることになる。そう考えると、それは立派な研究と言えそうです。

 

してみる2さて、明星学園では毎年この時期に「してみる」相談会を実施しています。「してみる」の活動とは、個々の研究にオリジナリティを持たせるための、見る(観察・訪問)、聞く(インタビュー・アンケート)、感じる(フィールドワーク)調査です。
この日は、21名の卒業研究ボランティアの方に来ていただき、10グループに分かれ、どのような「してみる」の可能性があるのか一人ひとり相談をしました。

 

してみる3持ち時間は一人10分。自分の研究テーマ、研究動機、現在分かっている事実、「してみる」のアイデアを報告します。生徒の報告が終わると、ボランティアの方がすかさず指摘や問いを投げかけます。「今の報告の中にはAという切り口とBという切り口があったね」「海外比較の”海外”ってどの国かな?」「そもそも友達って何だろうね?」など、思わず考えたくなるようなフィードバックばかり。そうしたやりとりが続き、最後に具体的なアドバイスを提示してくださいました。

 

してみる4テーマ相談会後は、教員とボランティアの《振り返り》の時間です。そこでは、各グループで印象に残ったやり取りや研究を深める可能性について情報共有を行いました。
生徒一人ひとりの研究を真ん中に置いて共に考える時間。
なんとも贅沢です。生徒にとって、実り多き一日となったことでしょう。
ご協力いただいたボランティアの皆さん、いつもありがとうございます。

(総合探究科 新坂彩子)

<第Ⅴ部> 中3『卒業研究』の実践

第33話 『中学生の「卒業論文」との出会い』

第34話 『中学生の「卒業論文」を提案』

第35話 『早稲田中学校の実践』

第36話 『なぜ中学生に「卒業論文」か?』

第37話 『「卒業論文」から生徒全員の「プレゼンテーション」へ』

第38話 『最も大切なテーマ探し』①

第39話 『最も大切なテーマ探し』②

第40話 『今求められるフィールドワークとしての「~してみる計画」』

第41話 『「してみる計画」と保護者・卒業生ボランティアの役割』

第42話 『プレゼンテーション―「聞く力」と「コメントの力」』

第43話 『「卒業研究」の一年』

☆まとめ 1/5 第1話~第8話

☆まとめ 2/5 第9話~第16話

☆まとめ 3/5 第17話~第23話

☆まとめ 4/5 第24話~第32話

☆「副校長が語る明星学園中学校の教育」(動画)

棒の折れ15月30日に7年生は、夏季行事の八ヶ岳登山に向けての足慣らしとして、棒ノ折山(東京都西多摩郡・埼玉県飯能市)へ春の遠足に出かけました。台風の接近でお天気が心配でしたが、天気図と天気予報を何度もチェックし、当日は雨に振られることなく登り終えることができました。

 

予定より時間がかかってしまいましたが、無事に全員下山することができました。当日の写真と生徒の感想はこちらからご覧いただけます。

以下、写真を少しだけお届けします。  (学園広報部長 堀内)

棒の折れ2棒の折れ3棒の折れ4

谷内1この度、本学園の卒業生で、絵本作家として活躍された谷内こうたさんの個展がちひろ美術館・東京(練馬上井草)で開催されます。
谷内さんは、1971年、24歳のときに3作目の絵本『なつのあさ』で日本人として初めてボローニャ国際児童図書展でグラフィック賞を受賞、鮮烈なデビューを果たしました。

小学校図書室には彼の絵本がそろっていますが、その図書室にセーヌ川沿いの風景が描かれた大きな絵が飾ってあります。それは彼の描いた絵で、2020年に奥様が寄贈してくださいました。

 

『谷内こうた展 風のゆくえ』
▪ちひろ美術館・東京
▪6月24日(土)~10月1日(日)
*7月9日(日)には、谷内こうた氏のひとり娘の草ちゃん(ガリマール出版社児童局)がフランスのヴェルサイユから来日して、「ー父と絵本の旅ー」というテーマで講演をします。こちらは、申込みが必要で入場人数に限りがあるようです。また、他にもイベントがあります。
どうぞ足をはこんでぜひお楽しみください。

谷内こうた(1947~2019)
明星学園から多摩美術大学絵画科へ進学。20歳のときに、叔父の谷内六郎の勧めではじめて絵本の絵を描き(『ぼくのでんしゃ』『おじいさんのばいおりん』)至光社の武市八十雄に認められ、同社より出版。1971年に『なつのあさ』でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞を受賞、同年に渡欧し、油彩画の制作を中心に活動。『のらいぬ』『つきとあそぼう』にて1979年、1981年BIB金のりんご賞受賞。1990年代には「週刊新潮」の表紙絵も手掛ける。2019年ルーアンにて没。

(学園広報部長 堀内)

5月21日(日)におこなわれた井の頭公園・駅前商店会の睦会発足70周年記念感謝祭に、和太鼓部中学生&OGOBチームが参加し、演奏をしてきました。

和太鼓1和太鼓2和太鼓4

大学1年~3年生の代のOGOBが何人も集まってくれ、久しぶりの演奏を全身で楽しんでいました。一緒に演奏した中学生の現役部員たちもOBの大太鼓を叩く姿などを見て、「大太鼓、かっこよかった~!」といい刺激を受ける機会ともなりました。

明星学園の最寄駅として、子どもたちが長い間利用してきた京王井の頭線井の頭公園駅前で演奏できることはとても喜ばしいことでした。
たくさんの方が足を止めて、声援と拍手を送ってくださいました。聞きに来てくださった皆様、声をかけていただいた睦会の皆様、ありがとうございました。

(和太鼓部顧問 小畑典子)

スクリーンショット (199)昨年6月、尾木直樹氏から始まった明星学園創立100周年記念「リレーエッセイ」第11弾は、日産厚生会玉川病院 乳腺外科副部長、医学博士・理学博士 大石陽子さん(卒業生 55回生)です。
タイトルは、『豊かな感性と型にはまらない柔軟な発想力』。

大石さんの略歴にある東京医科歯科大学第一外科女医第一号であったり、遺伝子診断がまだまだ普及していなかった20年前に、がんの遺伝子発現解析が予後予測、治療効果予測に重要な役割を果たすと確信、乳がんの遺伝子研究を希望するなど、まさに「豊かな感性と型にはまらない柔軟な発想力」、そんな大石さんにあこがれてしまう在校生はたくさんいるのではないでしょうか。

 

そんな大石さんが未来の明星学園へエールを送ってくれました。

大石さんの『リレーエッセイ』はこちらからご一読ください。(これまでのエッセイも、こちらからお読みいただけます)

【大石陽子さん プロフィール】
1970年2月生まれ、明星学園(小中高)卒業 55回生
現職:日産厚生会玉川病院 乳腺外科副部長、医学博士・理学博士
専門分野:乳がん遺伝子発現解析
研究テーマ;
『鎖骨上リンパ節転移陽性乳がんの予後を規定する機能ネットワークの解析』

*今後も月1回のペースで、さまざまな分野で活躍する明星学園ゆかりの方々でエッセイをつないでいきます。ご期待ください。

(学園広報部長 堀内)

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明星学園の公式ホームページには、現在3つのキャッチコピーが掲載されています。

小学校:「小学生だって、世界が相手だ。」

中学校:「付属大学(エスカレーター)はない。進路(すすむみち)は、自分でつかまえる。」

高校 :「つかみ取ろう、自分だけの輝きを。」

GW前の4月27日、そのうちの一つが『朝日小学生新聞』に15段全面で掲載されました。
こちら本校公式HP「学園ニュース」からご覧いただくことができます。
また、来年は明星学園創立100周年。「おかげさまで100周年ロゴ」と一緒に告知していただきました。

なお、このキャッチコピーはJR吉祥寺駅構内の電光看板でも見ることができます。
100周年に向け、そしてその後の100年に向け、子どもたちのすすむ道を見守っていきたいと思います。

(学園広報部長 堀内)

4月最後の学校活動は、学年交流会でした。各学年ごとに、実行委員が企画した内容をクラス・学年全体で取り組みます。今回は7年生(中1)と神代植物公園に同行。

交流会1交流会2
実行委員の『今日1日楽しみましょう〜!えい!えい!おー!!』の掛け声と共に、クラス企画がスタート。後半はクラス対抗企画・・・。
お日さまが1人ひとりにスポットライトを当てているような陽射しの強さと、時折通り抜けていく風の爽やかさのバランスがなんとも心地よい交流日和。
実行委員の生徒たちの工夫で7年生の笑顔満開の一日となりました。

8年生(中2)は小金井公園~江戸東京たてもの園へ、9年生(中3)は立川の昭和記念公園へ。

詳細はこちらをご覧ください。

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