和太鼓2月17日付 「読売中高生新聞」に、本校高校和太鼓部が参加した太鼓芸能集団『鼓童』とのイベントの模様がカラー1ページで紹介されました。

「鼓童」は、新潟県佐渡市を拠点とする太鼓芸能集団で、様々な国・地域で7000回以上の講演を行っています。そんなスター集団に交じって日本の高校生が演奏する初のイベントが2月4,5日に東京文京区の「文京シビックホール」で開かれました。

当日は『鼓童』と交流のある6校がオファーを受け、熱い演奏をお届けしましたが、紙面には本校和太鼓部部長 野瀬美月さんのメッセージも記載されています。写真は、高校小ホールで『鼓童』のメンバーから直接指導を受けている様子です。

本校和太鼓部から『鼓童』のメンバーになっている卒業生もおり、部員も大きな刺激をもらっています。

また、先日「朝日中高生新聞」の『GOGO高校』のコーナー(1月29日付)にも本校和太鼓部がカラー1ページで紹介されました。現在、今月末の定期演奏会に向け部員一同、練習に励んでいるところです。

(中学校副校長 堀内)

2月24日(金)、中学校『合唱コンクール』が3年ぶりに有観客で(コンクールそのものも2年ぶり)行われました。先日の『9年卒業研究発表会』に続き、たくさんの保護者の皆さんにお会いすることができました。

杉並公会堂に集まった中学生。7年生(中1)の学年合唱は『夢の世界を』、クラス合唱は課題曲の『絆』と自由曲の2曲。クラスの紹介に続いて、指揮者とピアニストが紹介されます。毎回今年の7年はどのような声を響かせてくれるか楽しみにしていますが、全員マスク着用にも関わらず、期待に応えてくれました。

8年(中2)の学年合唱『チェリー』は、安心の歌声でした。140数人のボリュームを感じます。課題曲は『あなたへ~旅立ちに寄せるメッセージ』。そして、9年生。学年合唱は『Climb Every Mountain』『栄光の架橋』の2曲。学年が上がるにつれて音色が変わっていきます。一年一年の成長を感じます。

9年(中3)の課題曲は『若人の歌』をアカペラで挑戦。男声と女声、声のみの響きがホール全体に広がります。最初のクラスの合唱が終わると同時に大きな拍手、そして保護者席からざわめきがわき起こりました。9年は新型コロナの影響により入学式が行われず、登校できないまま家庭学習・オンラインでのやり取りがしばらく続きました。その後も保護者の皆さんに子どもたちの姿を直接見ていただく機会を作れずに来ましたが、卒業式間近になってこのような活躍の場を作ることができてほっとしました。

表彰は各学年、金賞・銀賞がクラスに贈られます。また、個人賞は優秀指揮者賞と指揮者賞、優秀ピアニスト賞とピアニスト賞がこちらも学年ごとに贈られました。
今年度の最優秀賞でもある9年の金賞は4組が獲得しました。自由曲は『群青(合唱曲)』。この曲は東日本大震災で甚大な被害を受けた南相馬の小高中の生徒と先生が協同で作った曲です。大地震による津波で、さらに原発事故によりちりぢりになった卒業生への思いがメッセージとして表現されています。

後から聞きましたが、4組の指揮を担当した生徒は2月に被災地の一つ宮城県石巻を訪れました。現在の石巻の様子をカメラにおさめ、『群青』の曲に合わせた動画を作成、その動画をクラスみんなで見ながら、会えなくなった友人に届けたい気持ちを共有していったようです。

『合唱コンクール』は、親御さんと同じ気持ちになってしまい、いつも熱いものがこみあげてきます。皆さんのご協力に感謝します。

(中学校副校長 堀内)

本橋写真昨年6月、尾木直樹氏から始まった明星学園創立100周年記念「リレーエッセイ」、第8弾はバスケットボールプレイヤー 本橋菜子さん(東京オリンピック銀メダリスト・卒業生79回生) 。
タイトルは、『私の波乱万丈、バスケ人生記』。

本橋さんは、高校3年間を明星学園で過ごし、女子バスケットボールで全国3位、早稲田大学に進んでからは全国優勝、さらに一昨年の東京オリンピックでは銀メダルを獲得しました。それだけを聞くと、順風満帆なバスケ人生を送ってきたように見えるかもしれません。しかし、そこには想像を絶する試練があったそうです。
それをいかに乗り越え、現在があるのか、彼女のほんわかとした文章に勇気をもらえる中高生はたくさんいるのではないでしょうか。

本橋さんの『リレーエッセイ』はこちらからご一読ください。(これまでのエッセイも、こちらからお読みいただけます)

【本橋菜子さん  プロフィール】
2009年、明星学園高等学校に入学。12年時、全国高等学校総合体育大会で全国3位。
2012年、早稲田大学に進学。3年生の時、全国バスケットボール大会で優勝。優秀選手賞とアシスト王に輝く。
2016年、羽田ヴィッキーズに入団。2018年4月、女子日本代表に初選出。
2019年、アジアカップで日本の大会4連覇に貢献、NVP・得点王・アシスト王・オールスターファイブを獲得。
2021年、右膝前十字靭帯損傷のリハビリに励みながら東京オリンピックに出場、銀メダルを獲得。

*今後も月1回のペースで、さまざまな分野で活躍する明星学園ゆかりの方々でエッセイをつないでいきます。ご期待ください。

(中学副校長 堀内)

高校『ファッション部』は、昨年9月の明星祭で発表したファッションショーを無観客で収録し、公開いたしました。

ファッションショー

一つ一つの作品にこだわった私たちのファッションショーを、ぜひ多くの皆様にご覧いただけましたら嬉しく思います。

詳しくはこちらの明星学園高等学校ホームページをご覧ください。

https://www.myojogakuen.ed.jp/high_school/topics/30057

(高校 ファッション部一同/顧問 大石)

和太鼓2023年2月4日に、高校和太鼓部は文京シビックホールにおいて太鼓芸能集団『鼓童』との交流公演を行いました。第1部では『鼓童』が、第2部では参加した各高等学校が、そして公演の最後には各学校の代表者と『鼓童』のメンバーが共演しました。

プロの太鼓奏者と交流する機会をいただけたことは、部員にとって刺激のある貴重な経験だったと思います。

今後もこの経験を糧に、大会や演奏会に向けて一生懸命練習に励んでいきますので、和太鼓部への応援をどうぞよろしくお願いいたします。

(中高和太鼓部顧問)

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2月25日(土)、中学2年生の「卒業研究テーマ相談会が行われました。一年間をかけて探究に取り組む『卒業研究』が本格的にスタートしました。
この日のために、22人の卒研ボランティアの皆さんに集まっていただきました。

第1部の全体会は、8年生(中2)全員がいちょうのホールに集まり、3人のボランティアの方(大学の先生)から、「研究とはなにか?」「研究の進め方」、それぞれのご専門を通したテーマの見つけ方など、具体的なお話をしていただきました。大学というのは、単なる机に向かってだけの勉強ではなく、そういうことも研究するんだ、研究ってとても大変そうだけど、でも面白そうだ。中には大学でそんな勉強をしてみたいなと感じた生徒も少なからずいたようです。
講師の先生は以下のとおりです。
▪今泉朝雄さん(青山学院大学非常勤講師)教育学
▪長崎秀俊さん(目白大学社会学部教授)マーケティング
▪中山久美子さん(東京外国語大学非常勤講師)言語学

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第2部では、生徒は11の教室に分かれ、それぞれ1名の教員と2名のボランティアの専門家の皆さんに入っていただきました。生徒は一人ずつ、自分が一年間かけて取り組もうとしているテーマ(らしきもの)を発表していきます。まだまだ、問いのカタチになっていない生徒も多い状況ですが、探究のための種のようなものをみんなの前できちんと表明することで、すべては始まるように思います。他の生徒から質問を受け、教員も感じたことを述べた上で、ボランティアの方にアドバイスをいただきます。

私が担当した教室には、音楽・映画・アニメ・ゲームなど、エンタメ系に関心のある生徒が集まっていたのですが、一人一人の生徒に丁寧にアドバイスをしてくださるボランティアの方の見識の深さと生徒への対応には感謝しかありません。

予定の時間を少しオーバーしてしまいましたが、難しい内容もありながら、生徒は興味津々で、他の生徒とボランティアの先生の対話にも耳を傾けていました。

「大学のゼミの授業みたいだったね!」教室から出るとき、思わず生徒と話してしまいました。
まもなく9年(中3)になる彼らにとって、本当に貴重な時間を持つことができたのではないかと思います。

☆ 9年(中3)『卒業研究』の実践については、こちらからお読みください。

(中学校副校長 堀内)

 

東京都薬物乱用防止推進三鷹地区協議会により、本校9年(中3)成田美琴さんの「薬物乱用防止啓発ポスター」作品が入選し、市の担当の方が賞状と賞品を届けてくださいました。
薬物の恐ろしさをおどろおどろしく表現していて、アートとして面白いと感じました。実物の作品は、より迫力があります。

(副校長 堀内)

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本校中2の生徒が、第21回『日本ジュニア数学オリンピック』の地区表彰者として表彰されました。
この数学オリンピックは中学生以下を対象とするもので、高校生の『日本数学オリンピック』へとつながっていきます。
応募者のうち、各地区の約1割の成績上位者として賞状が贈られました。
4時間の制限時間の中、5問の証明問題に挑戦したそうです。
ただただ問題と格闘し、集中した4時間だったようです。

(中学校副校長 堀内)

先日の「算数」の入試問題に引き続き、今回は「理科」の入試問題を紹介します。
実は、2月1日の午前入試・午後入試の判定会議が終わった後、職員室は残った先生たちの間で「理科」の入試問題について盛り上がっていたのです。
「【2】の天文の問題、おもしろいね!」「ちょうど今、オリオン座が見えるはずですよ」
職員室にいた5人の教員がグラウンドに飛び出し、目を凝らすとはっきりとしたオリオン座を見ることができました。
「帰り道に、この星を見ている親子がいたら嬉しいなあ」

B日程理科の入試問題、大問【2】はこちらから見ることができます。

<2022年11月8日、日本で皆既月食と呼ばれる現象が見られました。右の写真はその日に、三鷹市にある国立天文台によって撮影されたものです。そして同時に、天王星食と呼ばれる現象も起きています。2つの天体現象が同時に起きることはとても珍しく、大きな話題となりました。この不思議な天体現象はどのようにして起きたのでしょう。……>

文章を読み、図を参考に、楽しみながら挑戦してみませんか?

問題を作成した先生に、どのような思いでこの問題を作ったのか聞いたところ、次のようなコメントをもらいました。

◇夜空は動いていくように見えるが、実際には僕ら地球側が動いている。自分が動いていれば相手が止まっていても動いているように見えるのである。
夜空の星座は形を保っているように見えるが、実際には地球からはるか遠くで星々は動いている。自分と相手の距離が遠ければ、相手は動いていないように見えるのである。
物事がどのように見えるかは見る人の状態によっても変わりうる。

◇11/8夜、実際に空を見上げて皆既月食を見た人は取り組みやすかっただろう。もし見てなかった人は今日でもいいから見上げてみてほしい。晴れていれば南の空にオリオン座がよく見える。1時間も見ていれば、少しずつ夜空が動いていき、地球が自転していることもよくわかる。身の回りの自然現象に目を向けてほしい。そこで何が起きているのか、なぜ起きているのかをよく観察し、思案し、味わってほしい。

(中学校副校長 堀内)

今年度中学入試が昨日、終わりました。
多くの受験生に出願いただき、ありがとうございました。
結果は違っても、この入試に向けて努力したことは、きっと自分の未来につながっていくと思います。

さて、過去問の問題集を出版している『声の教育社』常務取締役の後藤和浩さんがAERAdot.(1月13日配信)のコラムで明星学園中学校の算数最終問題を取り上げてくださっています。毎年本校の算数の最終問題は長文で、どの問題集にも載っていないような思考力を問う問題です。

中学入試で「東大入試」と同じテーマを出題した学校は? 「詰め込みでは太刀打ちできない」
■大学入試の一歩先を行く中学入試~『数学者の定理が出題』

長文を読む中で、数学とはどういう学問なのか伝えることができればと作問しています。今年度2月1日A日程の試験問題は学園HPの「受験生ニュース」よりご覧いただけます。

是非、挑戦してみてください。

(中学校副校長 堀内)

 

 

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