こんばんは。本日はハンドボール部の活動について紹介致します。山梨県高等学校新人大会に本校ハンドボール部が出場しました。顧問から結果報告が来ていますので8月の1年生大会と合わせてご報告させていただきます。
<1年生大会>
8月27日、28日に駿台甲府高校で行われた1年生大会に出場しました。例年になくハンドボール経験者の多い本校の初戦の相手は甲府西高校でした。経験者が多いとはいえ、高校での公式戦出場経験のない選手たちはアップの段取りなどに苦労し、慌ただしい中での試合開始となりました。途中から雨が降り出し、中断を挟む中でなかなか普段通りの動きが出来ず、焦りからミスが出るものの何とか初戦を勝つことができました。その後の悪天候により翌日へ順延となりました。
日程の関係で試合時間を短くして行われた2日目は、まず準々決勝で都留高校と対戦しました。前日の反省を生かし、しっかりと準備して臨みました。試合は一進一退の攻防が続き、終了間際のチャンスを逃してしまい引き分けとなって7mスローコンテスト(3人制)にもつれ込みました。本校が瀬戸と岡田が冷静に決めると、GK日野が相手のスローを連続セーブで勝利し、準決勝に進みました。勢いに乗った準決勝の韮崎高校戦は大差をつけて勝利し、決勝の駿台甲府高校戦に駒を進めました。
決勝はインターハイ常連の強豪相手の強さを肌で感じ、圧倒されてはしまいましたが、その中でもそれぞれが思い切りの良いプレーで練習してきた成果を出すことができました。
経験者が多いこともあり、当初から駿台甲府高校との決勝戦を目指して取り組んできました。苦しい試合が続きましたが、その目標を達成することができたことで選手は大きく成長できたのではないかと思います。一方で試合を経験する中で得られた多くの課題にしっかり向き合って改善していけるように練習に励みたいと考えております。最後に保護者の方には遠いところ連日の応援を頂きありがとうございました。
<新人大会>
10月16日、22日、23日に甲州市塩山体育館で実施された新人大会に出場しました。新チームとなって初の公式戦であるため、選手は緊張しながらも気合十分で初戦の甲府西高校戦に臨みました。幸先良く先行し波に乗ったかと思ったところミスで流れを失ってしまうと、焦りからオフェンスはうまく噛み合わず、思うような試合展開とはならずに苦しみましたが、徐々に自力の差を見えてくると終盤には連続得点で突き放し、23-13で勝利することができました。
22日の準々決勝の相手は日川高校でした。この試合も序盤は幸先よくスタートするものの、相手の巧みな動きから警告を重ねてしまい、なかなかリズムに乗ることができませんでした。しかし中盤からは選手交代から流れを変えると、終盤も得点チャンスでのミスが出てしまう中でもGK岸を中心とした粘り強い守りで得点は許さず、20-18の接戦を制して準決勝進出を果たしました。
23日の準決勝は強豪の駿台甲府高校との一戦でした。スピード・パワーで圧倒する相手に怯んでしまい、消極的なプレーが多くなってしまいましたが、後半は切り替えて自分たちのプレーをすることができました。試合は15-36で敗れ、3位決定戦に回ることになりました。同日に行われた都留高校の3位決定戦は、ここまでの課題を克服して持ち味を十分に発揮することができました。前半はリードされるものの後半は巻き返し、最後は上條の速攻が見事にゴールネットを揺らし、25-20で勝利して3位入賞を果たしました。
6月に新チームとなって以降、主将・立田がチームを引っ張り、2年生を中心として取り組んできた成果が形となり、選手は試合を通して成長することができたことを喜ばしく思います。12月には関東選抜大会への出場を決める選抜大会に臨みます。厳しい戦いが予想されますが、新人大会で出た反省を糧にして日々の練習に取り組んでほしいと思います。本気になればなるほどやるべきことは増え、我慢しなくてはいけないことも多くなり、自分たちの欠点とも向き合わなければなりません。それはとても大変なことですが、上位を目指すうえでは不可欠なものです。どこまでできるかはわかりませんが、選手の頑張りと成長に期待し、学校生活から疎かにせず、自然と周りからも応援してもらえるチームを目指して頑張りたいと思います。保護者の方には大会中はたくさんのご声援やご支援を頂きありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
12月の選抜大会で上位2校に入ると来年2月の関東選抜大会に出場できるそうです。ぜひ、頑張って関東大会出場を果たしてほしいものですね。頑張れ!日大明誠高校ハンドボール部!
