7月26日(月)〜28日(水)の3日間、中学1年生を対象に夏期講習(英語)を実施しました。
初日の26日は、4月から家庭学習で聴いているNHKラジオ講座『中学生の基礎英語 レベル1』の講師でいらっしゃる千代田区立九段中等教育学校の本多敏幸先生をお招きし特別講義を受講しました。
2教室を使用して、感染対策にも留意しながらの実施です。初めての外部講師による授業に生徒たちは緊張気味でしたが、ラジオのオープニングトークから始まり、リスニングの勉強法について本多先生のご経験と英語学習への想いをふんだんに盛り込んだ勉強法をご教授いただくことができ、大変有意義な授業となりました。
最後には、先生ご自身のお話やラジオ英会話の裏話など生徒たちの質問にもご回答いただき、生徒たちがこれから何を目標に、どのように英語を勉強していくのが良いのか、大きなヒントをいただくことができました。

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夏休みに入り、例年通り各教科の夏期講習が行われています。コロナ感染者の増大により部活動など制限されている活動もありますが、高校3年生にとっては受験に向かう大切な夏です。安全に充分考慮しながら講習を行っております。
理系生徒向けの化学実験講習も7/27~から4日間行われました。机上で学んだことが実際にはどのような試薬や器具を使い、どのように反応するのか、五感で感じながら知識として身につけてもらいます。通常の授業ではなかなかできないような大掛かりな実験や、危険な薬品を用いる実験なども、化学教員総出で行うことで実験することができます。
授業で学んだ反応が、実際に起こる様子を確認し、感動する声があがったり、思っていた以上に臭いがきつかったり、反応が激しかったりして驚く声があがったりしておりました。生徒たちは楽しみながらも、必死に教科書を見返しながら反応式をかき、実際の反応の様子と結び付け、理解を深めておりました。

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7月21日(土)・24日(土)の二日間、高校生を対象に夏期デッサン講習会を昨年の冬期講習に引き続き実施し、1年生15名・2年生8名の合計23名が参加しました。1年生は、石膏の幾何形体、石膏のパルテノンの首像(ラボルド)、2年生は、ブルータス胸像、聖ジョルジョ胸像から選んで、木炭紙大の画用紙に鉛筆でデッサンをしました。
二教室を使用して、間隔をとり感染対策しながらの実施です。約7時間と短い時間で、かつ初めて描く生徒が多かったのですが、デッサンの基本を学びながら集中して取り組みました。
二日間の講習の終わりには、モチーフごとに講評会を行いました。「石膏像は初めてだったけど楽しめた。形の取り方や陰影のつけ方が学べた。空間の表現が難しかったが良い経験になった」など講習についての感想がありました。
今回の講習が、今後の美術の授業にも活かされることを願うとともに、建築や美術関係を進路に考えている生徒には、さらに描写力の向上を図ることを期待しています。

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7月22日(木)にGlobal Network for Students の第2回ワークショップを行いました。

Global Network for Students は、本校が他校に声をかけて立ち上げた「学校横断グローバルプロジェクト」で、様々な学校や生徒と枠を越えて一緒にグローバルを学び、語り合うプロジェクトです。

今回は、NPO 法人の職員として、フィリピンやマレーシアで児童養護の子ど もたちをサポートし、無国籍の子どもたちへの支援も行ってきた方に話を聞き、より良い世界を築くために何ができるのか、考え、話し合いました。現場で活動していた方の生の話を聞き、たくさん刺激と感動をいただき、とても有意義なワークショップでした。

今回も本校の生徒が実行委員となり、企画から運営まで行いました。お疲れさまでした。

<参加した生徒の感想:大妻中学2年生>
無国籍というワードを聞いたことはあったのですが、自分が思うよりも無国籍の人が多く、自分の意思や行動によってではなく、生まれた環境や親の状況によって無国籍になっている人がいることが印象に残りました。 何よりも、生まれた環境によって自分の意思に関わらず無国籍として周りから「汚い」などの偏見を持たれる他、公から身を隠して生きなければならなかったり、存在していない命という扱いを受けている人がいることに心が痛みました。無国籍によって、教育や医療、移動などのアクセスが難しくなってしまっている現状を変えていかないといけないと強く思いました。まず、無国籍という言葉はまだ、「人種差別」や「地球温暖化」などと比べても浸透していないので多くの人に認識してもらうところから始めなくてはいけないと思いました。なので、今回ワークショップを行って頂いた木村さんのような無国籍に対しての知識や経験のある方々がワークショップや講演なので無国籍について話したり、それを聞いた私たちが身近な人に広めたり、SNSなどで発信することが多くの人に認識してもらうために必要なことだと思いました。自分たち一人一人の学生には国籍を決める法律を変えられる力はないので地道に無国籍に対する認を増やでもして無国籍の人が少し快適に、国籍を持てるような社会になるように行動を起こしたいと思いました。

(十分に感染対策を取り、写真撮影時のみマスクを外しております)

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7月14日は生徒登校日でした。期末考査の答案が返却され、全員で大掃除をし、1学期を終える準備をしました。その後、中2、3の生徒を対象に生徒指導部による講演会が大妻講堂で行われました。今回は警視庁の方に「スマホに潜む危険性」と、「痴漢・盗撮被害を防ぐ方法」についてお話しいただきました。
スライドを使ったお話を伺った後、どちらのトピックについてもドラマ仕立ての映像を見せていただきました。はじめは「そんなことしないよ~」と言って笑いながら見ていた生徒たちも、自分と同年代の主人公が友人からの誘いに軽い気持ちで危険な人とつながってしまうという話に、真剣に見入っていました。また、後半の「痴漢・盗撮被害を防ぐ方法」では、電車の中の危険な場所や、乗る前から気を付けなければならないことがわかりやすく映像にしてあり、登下校時の電車の乗り方について改めて考える良い機会となりました。
今回の講演会の内容を心に留め、トラブルのない楽しい夏休みを過ごしてほしいと思います。

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7月10日(土)、中学1年生は校外学習で本校周辺を散策してきました。
雨が続いている週で天候が心配されましたが、当日は幸いもきれいに晴れ、どちらかと言えば暑すぎるくらいのいい天気でした。
生徒たちは班にわかれ、事前に自分たちで計画したルートにしたがって大妻周辺の史跡を巡りながら、科学技術館や憲政記念館、昭和館、近代美術館といった近隣の施設を訪れました。
中1はこれまで新型感染症の影響で、ほとんど行事らしい行事ができずにいました。それだけに外で活動する初めての機会を、心ゆくまで楽しんでいたようでした。

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大妻医療系探究講座が2021年6月19日(土)午後に行われました。
今年度から医療系の職業を志す生徒を対象に、現場で活躍する医師や医学研究者をお招きし、大妻医療系探究講座を開講します。
また、医療系小論文・面接講座も開講します。

今回は、ガイダンスと小論文講座です。
高校1年・2年の希望者47名が受講しました。
「21世紀に求められる医療」「患者とQOL」をテーマに、森主幹による講義とグループディスカッションを通して生徒は主体的・対話的に学び、600字の添削課題に取り組みました。
生徒たちは真剣かつ活発に議論し、自分の意見をまとめていました。

2021年度大妻医療系探究講座の予定は以下の通りです。
7月 「知っておきたい身体と心の仕組み」 森田豊先生(大妻女子大学特任教授、医師、医療ジャーナリスト)
   「医学科を志す皆さんへ、医学科進学、研究者になるにもどうしたらいいのか」 濱田千江子先生(順天堂大学教授、医師)
9月 「医療系小論文講座」 森 弘達先生(大妻中学高等学校主幹)
10月 「医師としての女性の活躍と可能性」 竹宮たか子先生(医師)
12月 「医師としての責務-臨床・教育・研究の良いバランスとは?」 仲間達也先生(医師、東京ベイ・浦安市川医療センター副部長)
1月 「医療系小論文講座」 森 弘達先生(大妻中学高等学校主幹)
2月 「日本の医療で世界を変える-世界にはばたく女性になるために-」 嘉数真理子先生(医師、ジャパンハート)
3月 「医療系面接講座」 森弘達先生(大妻中学高等学校主幹)

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6月15日(火)より、放課後Advanced English Lesson(AEL)が始まりました。
中学1年生から3年生を対象に、より英語力を高めたいと思う生徒がプレイスメントテストを経て集まる少人数の放課後講座です。講座中はもちろん日本語禁止!第1回目の講座では、英語での自己紹介から始まり、テキストを使って英語の記事を読んだ後、ペアワークやグループワークの中でその記事についてのSummaryを作り、更にディスカッションを行いました。ネイティブの先生との会話の中で自然と笑い声も聞こえ、楽しみながらも力のつく講座となっています。

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6月13日(日)に本校主催のオンライン模擬国連会議を開催しました。21校から320名がオンライン上の4つの議場に集まり、白熱した議論を展開しました。
今回の議題は「死刑モラトリアム」。中高生には馴染みのない議題ですが、死刑を人権や司法制度の観点からリサーチし、議論・交渉を重ねて決議案の作成に挑みました。
6月のオンライン会議は現高3生が昨年、「コロナに負けない!コロナであきらめない!」を合言葉に作り上げた大会です。今年もその精神を後輩たちが受け継ぎ、高校2年生が企画を立ち上げ、渋谷教育学園渋谷高等学校、駒場東邦高等学校と協力をして、大きな会議を成功させました。また、当日は大妻模擬国連の1期生である今春の卒業生たちも運営に加わり、後輩の指導に当たってくれ、学年を超えた絆を感じる会議となりました。
本校から大使としてこの会議に参加したのは40名。初参加の生徒はレベルの高さに驚き、衝撃を受けたようですが、それを刺激に変えて、次の会議にむけて成長してほしいと願っています。

(十分に感染対策を取り、写真撮影時のみマスクを外しております)

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6月12日(土)、大妻講堂にて「先輩を囲む会」が開かれました。
今年の3月に卒業した生徒のうち、文系4名、理系3名、合計7名の卒業生が受験体験の報告をしました。
「学校の定期テストを毎回きちんと受けること」、「学校の授業を大切にすること」、「部活を続けたことで、勉強時間にメリハリをつけて臨むことができたこと」、他にも、計画を立てることの重要性や勉強を楽しむ秘訣など、在校生にとって参考になる話ばかりでした。 「人生において、受験は自分の能力の限界を超えて頑張る機会だ」という言葉も、とても印象的でした。
参加した高校1年生から3年生は、話を聞きながら真剣にメモをとっており、質疑応答の時間も予定時間を超えるほどの質問がありました。教員からの勉強アドバイスよりも、身近な先輩からの言葉の方が、生徒の心に響く事が多くあることと思います。在校生の皆も、自分に限界を設けず、夢に向かって挑戦していってほしいと願っています。

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