先日ロンドンよりお招きして、本校のバスケットボール部に特別指導をして下さった外部コーチへ、感謝を込めて!生徒達からの熱いメッセージをご紹介します。

 

高2 部長

昨日はありがとうございました。やはり一つ一つの練習メニューに意味を感じました。新しいメニューも教えてもらい、これから使っていけたらいいなと思いました。

2時間という短い時間でしたが、本当に楽しかったです。是非、また来て下さい!!本当にありがとうございました!

 

高1 女子

昨日はロンドンからわざわざ私たちのために、バスケを教えてくださってありがとうございました!私はバスケを始めてまだ1年も経っていなくて、わからないことも多いですが、優しく、わかりやすく教えて下さってとても嬉しかったです。これからも、昨日教えてもらったことを生かせるように頑張ります!

 

高1 女子

昨日は本当にありがとうございました。基礎からの練習を優しく楽しく教えて下さって本当に感謝しています。もっともっとバスケが好きになりました。ありがとうございました。

 

中3 女子

昨日はバスケについて色々な練習法を教えていただきありがとうございました。初めて練習することもあり、とてもためになりました。それに基礎を振り返る良い機会にもなり本当に良い経験をさせて頂きました。

男子バスケ部とはあまりあのような練習を一緒にする事が無いので楽しく練習する事ができました。また今度機会があったら立教に来てバスケを教えて下さい。楽しみに待っています。

本当にありがとうございました。

 

中2 女子

先日は遠い所から私達の学校にバスケを教えて来て下さってありがとうございます。普段やってない練習もあり、とても刺激になりました。また、説明もわかりやすくて、例えば私はターンの仕方がよくわからないままやっていたのですが、その説明のおかげでわかるようになり、次の日の練習でが完璧にできるようになりました。

それに、ミートシュートの時の足の動きなど、よくわからず適当なままやっていると、ゆっくりわかるように説明して、出来ないところを指摘して下さったので、何度もやっていくうちに出来るようになりました。立教にバスケを教えに来て下さって、本当にありがとうございました。また機会があれば教わりたいです。

 

2月7日月曜日、待ちに待ったアウティングの日です。

出発する前から普段と違う、わくわくした明るい表情の生徒たち。

小学校6年生から中学校3年生の生徒は、同じバスに乗り込んで出発です。

バスの中では、学年の垣根を越えて、みんな仲良く話をしていました。

こういう風に和気藹々としているのが、立教の良さの一つです。

 

 ロンドンに到着して昼食をとった後、タワー・ブリッジに向かいました。

タワー・ブリッジは、ロンドンのテムズ川に架かっている美しい跳開橋です。

跳開橋とは可動橋、つまり動くことのできる橋の一種で、一時的に橋を跳ね上げることで船の通航を可能にするというもの。

このタイプの橋の中では、タワー・ブリッジは特に有名で、ロンドンの中でもぜひ一度は見ておきたい名所の一つです。

じっさいに目の前に見てみると、建設に8年もの歳月を有したということが納得できる、荘重かつ精巧に造られた橋でした。

 

 橋の上は風がかなり強く、生徒たちは髪やマフラーを風に吹きまくられて大騒ぎでした。

橋の中にあるエキシビションでは、橋がどのような経緯で造られたか、どういう順序で造られたかが、わかりやすく説明されていました。

タワーのウォークウェイから観るロンドンの景色は圧巻でした。

橋を動かす動力の仕組みを展示しているエンジン・ルームも迫力があって、生徒たちは、「すごい!」と感嘆の声を上げていました。

 

 

 ピカデリー周辺に移動して、しばしの自由時間の後、小学6年生から中学2年生までは中学3年生と別れ、ナショナル・ギャラリーに行きました。

ナショナル・ギャラリーは世界屈指の美術館で、展示品の総数はなんと2万点にのぼります。

生徒たちは先生のお勧めの絵を探したり、ワークシートのクイズに答えたりしながら、名画に魅了されていました。

今回のアウティングで忘れてはならないのが、このワークシートです。

本校では今回から、アウティングの見学にワークシートを使用するという、新しい試みを始めました。

ここナショナル・ギャラリーで取り組んだのも、専門知識を有する社会科教員が作りこんだとっておきのもの。

このワークシートの効果もあって、今回のアウティングは生徒たちにとって、いっそう有意義な体験になったようです。

 

 

 中学3年生はピカデリーで買い物や食事を楽しんだ後、ミュージカル“MAMMA MIA”へ。

大音響のミュージック、ハイ・テンションのドタバタ喜劇に当初は圧倒されていた生徒たちですが、ABBAの名曲の旋律や、俳優たちの抜群の歌唱力に身をゆだねるうち、だんだんと舞台のとりこに。

カーテンコールでは、総立ちとなった観客たちに混じって飛び跳ねながら拍手を贈っていました。

頬を紅潮させて劇場を出てきたところで感想を聞いてみると、「めちゃくちゃおもしろかった!」「もう一度見たい!」と絶賛の嵐。

帰りのバスの中でも興奮がさめやらないほどでした。

15歳のみずみずしい感性は、本場ウエスト・エンドのミュージカルの魅力を思いきり味わったようです。

高校1年生 LONDON OUTING

 

アウティング当日、今日は時々小雨の降る天気と聞いていたが、幸い雨は降っていなかった。

予定通り10:00にコーチで学校を出発、11:30丁度にバッキンガム宮殿の脇に到着した。衛兵の交代は11:30から。先頭を行く女子生徒たちが小走りに歩道を進む。それが駆け足になると、宮殿前の広場の人だかりが目に飛び込んできた。

低い雲に反響して衛兵が演奏するマーチの音が妙に大きく聞こえる。手に手にカメラやビデオを持つ群衆の後ろで生徒達はつま先立って衛兵が通り過ぎるのを見守った。「あと10分早く着いてたらなぁ…」 衛兵が宮殿の門の中に消えていくと、係の人たちの指示で群衆が動き始める。「まだ終わっていませんよ。暫くしたら交代した衛兵がまた出てくるから、通りの向こうに渡って待ちましょう。」と担任の先生。ヴィクトリア記念碑のある広場の真ん中に移動するとバッキンガム宮殿の全景が見えた。

 

門の内側では衛兵が声を張り上げて儀式めいたことをしている。「夏だとよく写真で見る真っ赤な服なのに。冬の服はちょっと地味だなぁ。」と生徒がポツリ。何曲も演奏が続く。寒くなって来た頃、担任が近くにいる生徒達に話し始めた。「君たち知ってる、あの衛兵の人たちがかぶっている毛皮の帽子? ひとつ作るのに熊1頭分の毛皮を使うのよ。それでね、ポールマッカートニーって知っているでしょ、ビートルズの。その娘さんが結構有名なデザイナーで、あの帽子を作るのに熊を殺してその毛皮を使うなんてちょっと時代錯誤だって訴えたんだけどね、そしたら… 」気が付くと正面の門がスーッと開いて衛兵が美しい列を作って進み出てきた。目の前をあの「熊の毛皮でできた」高い帽子をかぶった衛兵が演奏をしながら通り過ぎてゆく。写真をとる生徒、顔を見合わせながら嬉しそうにはしゃぐ生徒、ジッと行進に見入る生徒… 寒い中待っていた甲斐があった。「結構良かったね。」「思ってたよりおもしろかった!」 最後はみんなでヴィクトリア記念碑の前で記念撮影をした。

 

Kensingtonの少し先にあるWestfield Shopping Centreで班ごとに昼食をとり、しばしショッピングを楽しんだ後はトラファルガースクエアに移動。ナショナルギャラリーで絵画の鑑賞をした。Sainsbury Wingのホールで担任からワークシート記入方法の説明。出発前に学校で配られた手作りのワークシートだ。「ただダラダラと絵を眺めるだけではつまらない。何か目的を持って鑑賞させた方がいい。」そんな担任の気持ちが伝わる工夫された問題がきれいにレイアウトされている。説明が終わるとさっそくグループごとに大きな美術館をまわり始めた。問題は全部で7問。そのうちの3問は「ウォークラリー」という見出しと絵のタイトルが書いてあるだけ。「ウォークラリーと書かれた問題は、絵の前にいる先生を見つけて、その先生から問題をもらって下さいね。」と説明があったものだ。担任と副担任2名の計3名がこの大きな美術館のどこかに立っている! 時間は1時間! 「絵に近づきすぎたり、大きな声で話したりしないように。マナーを守って下さい。」との注意もあったので走るわけにもいかず、各グループ、ワークシートを手に真剣に館内を歩き回った。「あっ!いたっ!先生、どの絵ですか?問題は?」「この絵の中には作者の遊び心が隠されている。それを見つけて、ワークシートの欄に記入して下さい。絵の横にある説明にヒントがあるよ。」必死に英語の説明を読む生徒。係の人に質問するグループもあった。

 

あっと言う間に時間が過ぎ、再びSainsbury Wingのホールに集合して解散した。班ごとに夕食をとるために大きな回転ドアを通ってロンドンの町に出て行った。が、ホール横のショップに男子の班が1つまだ残っていた。「君たち、まだ行かないの?」担任が様子を見に行くと、館内の絵を紹介する本を皆で眺めているところだった。「見つからなかった絵があるんですよ。これに載ってないかなぁと思って…」

ニコッと微笑む担任。手作りのワークシートは大成功だった。

 

夕食後はレスタースクエアに全員時間通りに集合。コーチの移動時間や集合点呼、今日は気持ちのいいくらいすべてが時間通りだった。そして心配されていた天気も、午後は時折明るい日も差すほどで、最高の思い出になりそうな1日だった。日の暮れたロンドンはイルミネーションが美しい町に変わっていた。まだアウティングは終わらない。最後の締めは、ミュージカル「マンマ・ミーア」! ABBAのヒット曲で綴られるロンドン初演の名ミュージカルだ。場内にABBAのヒット曲が流れ始めると生徒たちの視線はブルーの照明があてられた幕に一斉に集まり、その幕がスーッと上がった瞬間からステージに釘付け。前半はビートの効いたリズミカルな曲が続き、手拍子をしながら自然に体が左右に動いた。後半のしんみりと聞かせる曲にもまた別の感動を覚えた。そしてフィナーレはみんな総立ちで両腕を高く挙げて左右に振り、今にも踊りだしそうなくらい盛り上がった。これでおわりか…ちょっと物足りない気分でいると、主人公のドナが観客に向かって叫ぶ。「One More?!!!!」

名曲「Dancing Queen」の前奏が流れ始めると再び大歓声があがり勢い良く手拍子が始まった…。 

 

最後にシアターの前で全員で写真を撮った。今日撮ったどの写真よりもみんな良い顔をしていた。

 

2月6日、クランレーの教会で、日本とイングランドの国旗が掲げられました。

2つの国旗は示し合わせたかのように白と赤。

「似ている!」という声があふれました。

この日の礼拝は、豊臣秀吉がカトリック教徒26人を処刑した日本二十六聖人殉教の記念日にちなみ、まさに日本特集といった内容。

本校の高校生がバイオリン、ギターを披露し、中学二年生の生徒が英語で聖書を読むという大役を任されました。

緊張しながらも一役終えた生徒たちに、クランレーの方々が「良かったよ。」「またね。」といった声をかけて下さり、立教が地域に根づいた学校であることを感じられたひと時でした。

 

以下は英語で聖書を朗読した中学部2年生男子生徒の感想です。

 

   *   *   *   *   *   *

 

聖書日課

 

僕は、始めは自信が持てませんでした。

何故なら、確かに僕は英語圏で育ちましたが、人前で英語を話すのが苦手だからです。

そしたらECの先生に「ゆっくり時間をかけて読めばきっと読めますよ。」といわれたので、本番でもゆっくり読むようにしました。

多少言い間違えてしまった部分もありましたが、それでも、拍手された時は非常に安心しました。

だから、また機会があれば、今度はゆっくり、且つ間違えずにしっかりと読みたいと思います。

 

ブレイク期間に、クッキング部はマーマレードを作りました。

 

この時期、イギリスではほんの数週間、日本では「ビターオレンジ」や「ダイダイ」と呼ばれるセビルオレンジ(Seville orange)が店頭に並びます。

このオレンジは酸味と苦味が強いため、そのまま食べるのではなくマーマレードの材料としてよく使われます。

 

このセビルオレンジで毎年マーマレードを作っていらっしゃる先生が、ある日クッキング部の部長に「どちらがおいしいか競争だ!」と宣戦布告。

挑戦状を受け取った生徒達は、何とブレイクの土曜日の朝10時前に自由時間返上で女子寮である本館のオールドキッチンに集合しました。

オールドキッチンは、立教英国学院創立前のお屋敷時代から使われていたキッチンで、新しいキッチンとニューホールが出来たあとは主にクッキング部の活動やオープンデイのデザート作りに使われています。

 

エプロンを身につけ、手を洗い、活動開始。オレンジを刻み、レモンを絞り、焦がさないように鍋でぐつぐつじっくり煮詰めます。

秘薬を煮詰める魔女よろしくマーマレードを煮詰めている間、スコーンも一緒に作ってマーマレードをつけて食べたらおいしいのでは?と前回の活動で余った小麦粉を使って生地を作り始める生徒達。

手の空いた生徒達で食器棚の大掃除もしました。余ったレモン2個を見て更に生徒が一言。

「これで何か作りたい」。午前中で終わるはずだったマーマレード作りは、生徒の想像力と創造力で、マーマレード・スコーン・レモンシフォンケーキの3つのプロジェクトの同時進行となりました。

 

やっとのことで夕食前に焼き終わったレモンシフォンケーキは夜のブレイクに全校の生徒達にも味わってもらい、マーマレードは次の日の朝食に出すことに。

自分達でマーマレードの味見をした時は、「苦い!」「でも結構好きかも」「自然の味だー!」等反応は様々でしたが、はたして全校の反応やいかに。

 

立教英国学院では、3学期がはじまって1ヵ月たった頃、『ブレイク』といって、4日間のフリータイムがあります。

朝も8時と遅めの起床。

いつもより一日をゆったり過ごせます。

土曜の夜には学期に1度の気分転換のためのドミトリー替えがあり、月曜日はロンドンへ遠足に行き、翌火曜日は来年度生徒会役員の選挙演説が行われるなど行事も盛り沢山。

 

「2月の立教英国学院ブレイク特集」は、そんな4日間の様子を生徒たちの声や写真/ムービーを交えてお届けします。

 

下記のリンクからどうぞご覧ください。

http://www.rikkyo.co.uk/3rdtermBreakSpecial.html

立教女学院との教育連携について

 

立教女学院は東京都杉並区にある130年以上の歴史を持つ私立女子校です。

立教学院と同じくウィリアムズ主教によって創立された学校で、本校創立時より深いかかわりを持っています。

共に日本聖公会に属し、「キリスト教に基づく人間教育」という建学の理念を共有しています。

 

この度、両校の教育連携の一環として、立教女学院小学校および立教女学院中学・高等学校と生徒の相互受け入れについて申し合わせを交わしました。

これにより、本校の生徒で、保護者とともに海外に在住している者が日本に帰国をする時に立教女学院への編入学を希望する場合には、当該学年の人数枠に余裕があれば編入試験を受けて転校することが可能になります。

また、立教女学院の生徒も、学年により希望すれば本校へ編入学することが可能になりました。

詳細についてはそれぞれの学校にお問合せください。

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