カブトムシ理科室で育てていたカブトムシのさなぎの羽化が近づいていました。子どもたちは「もうすぐ生まれそう!」と、毎朝紙コップに入ったさなぎを見に来ていました。昨日、「先生!羽化している!」と、勢い込んで4年生が教えに来てくれました。

行ってみると、理科室では雌のカブト虫がまさに脱皮をしているところでした。足の殻が脱げ、頭の殻が脱げ、少しずつ脱皮が進んでいました。30分後にはすっかり羽化が終わっていました。羽化を最後まで見られた子どもたちも満足気でした。

一輪車体育の時間が少し早く終わった4年生が、校庭で思い思いの運動をしていました。その中に一輪車を練習して(遊んで)いる子どもたちがいました。どれぐらい乗れるようになったのか聞くと、校庭を一周して見せてくれました。「すごいね!」とおもわず拍手すると嬉しそうでした。放課後にはあまり自由時間のない高学年の子どもたちですが、時間をやりくりしながら自分の好きなことに取り組んでいるようです。

かざぐるま今週の手作りの時間は、紙コップで風車を作りました。紙コップをハサミで切り開き、羽を同じ方向にねじって作り、虫ピンで割りばしにつけるだけ。作るのは簡単でした。紙コップの色塗りに時間はかかりましたが、作り始めてから10分もしないうちに「先生、できたから、中庭に行っていいですか?」の声が聞こえました。手作りは遊びながら学ぶ時間ですから、早く完成した子はたっぷり遊びに時間をかけられます。

教室に残っている子を手伝っていると、「まわらなーい!」と、A君がしょんぼりした表情で戻ってきました。どれどれと一緒に中庭に行き、見ていると、なるほど。A君は風車を上に向けて走っていたのでした。「よく回っている友達を見てごらん。」とアドバイスすると、Aくんはじっと友達を見ていました。それに気づいた友達が「前を向けて走るとよくまわるよ。風が来るから。」と教えてくれました。それを聞いて、A君は風車の向きを変え、前を向けて走り出すと風車はクルクルと回りました。戻ってきたときには、A君はニコニコでした。

しばらくすると、「こっちを向いて立ってるだけで回るよ!」「おもしろいな~。」と教えてくれた子がいました。この日は風が強く、走らなくても風車が回ったのでした。授業の最後には「風に向かって走ると風車はすごくよく回る!」と「発見」していた子もいました。教師が教えなくても、子どもたちは風車での遊びを通して、風の向きや強さと風車の回り方の関係について理解していました。

幼児教育の中でも子どもたちは同じ遊びをしていますが、形を変えながら何度もこのような遊びを繰り返すことで、「発見」は確信になり概念となって、科学的な見方や考え方の礎となっていきます。

田園調布警察 消防署 呑川 坂道2 荏原病院1 東調布公園3年生が社会科の授業で雪谷の町をたんけんしました。東西南北の4方位を学び、それぞれの方向に何があるのかを調べに行きました。

「今日は西に何があるか調べに行こう」と歩き出すと、「こっちには〇〇公園があるんだよ」「あ、ここは来たことがある!」という声が聞こえてきました。

学園の西側には、田園調布警察署、田園調布郵便局、田園調布消防署があり、雪が谷大塚の駅があります。「人が多いね」「お店が多い」「食べ物屋さんが多い」と、子どもたちは発見していました。

東、北、南には住宅街が広がり、東には呑川が流れ、急な坂を上ると都立荏原病院があります。北には雪谷八幡神社、南には東調布公園や雪谷文化センターがあり、新幹線が通っています。歩きながら子どもたちは「東は住宅が多い」「急坂がある」と、つぶやいていました。

四方位を学び、社会科として学んだことで、子どもたちの雪谷の町を見る目が変わってきているようです。

 

IMG_5660 IMG_5664本日は1,2年生の「たんけんごっこ」(遠足)の予定でしたが、あいにくの雨で延期になりました。

子どもたちは連休明けに衣替えがあり、夏服になっています。今朝は4月並みの気温で夏服では寒いのではないかと思いましたが、子どもたちは元気に登校してきました。

「延期になるのが分かっていたけど、リュックサックの中に荷物をつめちゃったよ。」と話しながら登校してくる子どもがいました。1年生は教室でテルテル坊主を作っていました。来週こそはいい天気になってほしいなあと思います。

1年生は毎週「手作り」の時間があります。2枚の細長い工作用紙をホチキスで十字に止めて作ります。工作用紙はやや厚いので、ホチキスの針がとおりませんが、がんばって止めていました。カラフルに塗り分けている子もいました。完成すると、中庭で飛ばしました。友達の飛ばすのを見ながら繰り返していると、みんな飛ばせるようになりました。次の週にやりたいことを聞くと、「もっと長い紙が欲しい!」「太いのも欲しい!」とリクエストがあり、違う形のブーメランを作ることになりました。ブーメラン-1 ブーメランー2

1年生円陣3年タッチボール4年タッチボール今年度初めての体育行事、スポーツ大会が開かれました。新しい学級の友達と力を合わせ、スポーツを楽しむことがねらいです。今年度は1年生はサッカー、2年生はドッジボール、3・4年生はタッチボール、5年生はポートボールをしました。準備期間が短かかったので練習は数回だけでしたが、試合が近づくと練習にも熱が入っていました。

当日は雨が心配されましたが、好天に恵まれてねらい通り、スポーツを楽しむことができました。各学年が学級ごとに青と白に分かれて、試合をしました。勝負の行方も大切ですが、スポーツマンシップを守り、お互いを尊重し合う態度があちこちで見られたことが大きな収穫でした。

試合に負けた1年生の教室では、悔しくて涙を流している子もいました。担任が「試合では勝つこともあるし、負けることもある。精一杯戦って、勝ったことをほめてあげることが大事。悔しさは次に向けての準備のエネルギーにしましょう。」とお話しすると、子どもたちは真剣に聞いていたそうです。

スポーツから学ぶことはたくさんあります。

うし1年生の教室にALTのジョン先生が来ました。初めに「Good Morning!」「How about You?」と挨拶のことばを教えてもらいました。先生が笑顔で語りかけてくれるので、子どもたちも安心して英語で挨拶を返せました。

次に、動物の名前を当てをしました。絵を見て数人の子が、「Dog.」と答えると、ジョン先生が「Repeat after me.Dog!」と大きな声で教えてくれました。子どもたちも大きな声で「Dog!」。次は「Lion!」「Lion!」、その次は「Cat!」「Cat!」…とリズムよく進みました。

次は鳴き声。「bauwau(Dog)」「roar(Lion)」「mew(Cat)」…とそれぞれ教えてもらいました。初めて聞いた「音」ですから、まねをするのは難しいようでしたが、大丈夫。繰り返す中で身についていきます。

最後は「動物になってください。」と言われて真似をしました。最初に「Snake!」と言われるとすっかり蛇になりきっていました。次は「Cat!」。子どもたちはCatになって「mew」「mew」と鳴きながら仲間のCatとじゃれ合っていました。ことばと体の動きが結びついて、1年生にとって分かりやすく楽しい活動でした。(1年生の学年通信より)

地下テラス-1 保健室1 3テラ1年生が入学して1週間が立ちました。

学校生活に慣れ始めたところで「学校たんけん」をしました。1年生は、1階のフロアしか行ったことがありません。そこで、2年生のペアが校内を案内してくれました。「ここが音楽室!」「ここが保健室。けがしたときはここで手当てをしてもらえるよ。」というように、1年生が今までに行ったことのない場所も教えてくれました。しおりに書かれている場所に行くと、先生が待っていて「先生の名前はなーんだ?」「ここは何をする場所かな?」と1年生に質問します。答えられると先生がシールをくれて、学校たんけんのしおりに貼ることができます。答えが分からないときは、2年生のペアが「〇〇先生だよ。」「〇〇の時間に来るところだよ」と耳打ちして教えていました。困ったときに年の近いお兄さんやお姉さんが支えてくれると、1年生も安心できます。

しおりのシール集めをコンプリートした子から、校庭で1,2年のペアで遊びました。休み時間が終わると「じゃあね!」「また遊ぼうね!」と、笑顔でサヨナラしていました。教室では「お友達ができたよ!」「またペアと遊びたい!」「お礼を言いたいな。」といううれしい声があふれていました。

避難訓2 避難訓練 廊下1年生の体操着での学校生活が始めりました。初めに行ったのは避難訓練です。安心・安全に生活するために地震に備えての訓練でした。

安全な行動がとれるように、避難訓練の前にその意味と「おかしも(押さない、駆けない、しゃべらない、戻らない)」の約束を確認しました。それから「地震だ!」と担任が合図すると、子どもたちはすぐに机の下に入りました。「机の脚を握って!」と声を掛けると、子どもたちはしっかり両手で机の脚を握って、安全な体勢を取ることができました。幼稚園・保育園での訓練は、小学校に進学しても生きています。

全校での避難訓練でも、1年生はきちんと約束を守り、校庭での校長先生のお話でもお褒めの言葉をいただきました。地震の多い日本ではどんなとき、どんな場所でも地震から身を守る術が必要になります。そのことを忘れないで生活を送ってほしいと願っています。

 

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