鉄棒 ジャングルジム 遊園塔新1年生の入学4日目。「明日から体操着に着替えていろいろなことができるようになるんだけど、どんなことがしたいですか?」と先生に聞かれると、子どもたちから「校庭で遊びたい!」「遊具で遊びたい!」の声が聞こえてきました。そこで、みんなで校庭を探検に行くことにしました。

校庭にはいろいろな遊具があります。それぞれの使い方を聞いたり、約束を話し合ったりしました。遊園塔では、濱野重郎先生が作ってくれた珍しい遊具であることを伝えました。子どもたちは「へえ!」と驚き、「早く遊びたいなあ!」とため息をついていました。

 

荷物片づけ朝の片付け新学期が始まり、新しい1年生が入学してきました。入学式ではご家族の方が付き添ってくれて、穏やかに和やかに過ごすことができました。

2日目からは、5年生のお兄さん、お姉さんが登校してきた1年生靴の履き替え、ランドセルの片づけ、持ち物の整理などのお世話をしてくれました。中には2年生や3年生も手伝いに来てくれてくれた子もいて、1年生の朝の片づけは思っていたよりも早く終わりました。1年生はいろいろな人がかかわってくれることに驚いた様子でしたが、喜んでいました。上級生も1年生の役に立てて、うれしそうでした。

1年生の学校生活の滑り出しはとてもスムーズです。

あすなろ5年生 退職する先生ソメイヨシノが咲き進む20日、5年生の初等部修了と各学年の進級をお祝いする「あすなろの集い」が行われました。学園講堂に全校が集まって行うあすなろは4年ぶりでした。(コロナ禍では5年生だけの行事でした。)各学年がシュプレヒコールでそれぞれのこの一年間の思い出をつなぎ、最後は5年生が5年間の思い出と感謝の気持ちを伝えました。全校で合唱した「さよなら」では感極まる子の姿も見られました。

退職する先生方に代表がお花を渡すと、さらに涙を流す子が増えていました。会が終わると、5年生が一人ずつ舞台に上がって決意を述べ、会場を後にしました。

1年生の教室に戻って片づけを見ていると、あいさつに来た5年生に抱きついて別れられない1年生がいました。55年生に抱き着く1年生年生のみなさん、1年間下級生のお世話をありがとうございました。

4月になったら5年生は中等部に進級します。次に合うときは、中等部の制服ですね。

手紙13学期もあとわずか。2年生の教室に1年生がみんなでやってきました。1年間お世話になって「ありがとう」の気持ちを手紙に書いてきたのでした。見せてもらうと、「ぺあにな(っ)てくれてありがとう。いままで、1年かんありがとう。またいっしょにあそぼうね。」と、これからも仲良くしてほしいという未来志向の内容でした。手紙2

手紙2それに対して、2年生もお返しの手紙を用意していました。1年生は驚いた表情で受け取っていましたが、手紙を読んでにっこり。またね、と手を振って帰っていきました。残った2年生は、うれしそうに何度も手紙を読み返していました。手紙2年生

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初等部校庭のソメイヨシノが咲き始めました。

本日、学園講堂で中学校第70回卒業式が行われました。(清明学園では9か年一貫教育を行っているので、卒業式はこの一回だけです。)コロナ禍により、在校生が卒業式に参列するのは4年ぶりです。

今年の卒業生は、7年生の山の学校、8年生の海の学校がコロナ禍でできませんでした。修学旅行は実施しましたが、浅間寮での9年山の学校ができず、学園講堂で夏の学習をしました。厳しい状況でしたが生徒はそれぞれ高校入試に向けて懸命に努力し、各々が自分の思いに沿った高等学校に進学することになりました。

小さかった子どもたちが「旅立ちの日に」を堂々と歌う姿に、先生方や保護者が目頭を押さえていました。

たくましく育った卒業生の皆さんに幸あらんことを願っています。

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卒業証書授与

 

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ジンチョウゲ

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ユキヤナギ

今週は一年生最後のさんぽです。子どもたちのリクエストで東調布公園に行きました。昨日よりも風はひんやりしていますが、春らしい日差しになって子どもたちもうれしそう。スキップしてついてくる子もいました。

途中の水神公園にはこの辺りでは珍しい、ツクシが生えていました。初めて見たという子もいて、一つ勉強になりました。公園にはジンチョウゲ、ユキヤナギ、ハクモクレン、パンジーやビオラなどが咲いてすっかり春のたたずまいです。

前回来たときに見た「カエルの卵らしきもの」が見つかった公園のたまり水をのぞき込んだり、機関車や消防車に乗って「運転」したり、人工芝の坂を転がったりして子どもたちはお気に入りの遊びに没頭していました。

帰り道ではホトケノザを見つけて「ここにもあった」「かわいい花が咲いてる」と見せてくれました。

ツクシ

ツクシ

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ホトケノザ

都会の住宅街にも小さな春がたくさん見つかりました。

追悼集会明日で東日本大震災から12年がたちます。清明学園でも東日本大震災での多くの犠牲者や被災者を思い、本日追悼集会を行いました。

初等部の子どもたちはみな、震災後に生まれました。したがって、体験していない大地震のことを思い出すことはできません。しかし、先月のトルコ・シリアの大地震の報道などで地震の恐ろしさは感じているようです。今日の追悼集会では、理事長先生や校長先生から地震がきたら、どのように自分の身を守るかというお話を聞きました。

追悼は犠牲者の鎮魂と同時に、生きている私たちが地震や災害に向き合い、よりよく生きることを考える機会と考えています。これからも震災を忘れず、悲しい思いをした方々の思いを考え、私たちが同じ悲しさを味わわなくて済む社会を作れるようにしてきたいと思います。

表彰1 表彰2 募金発表今週の朝礼では、読書感想文コンクールの表彰と先週行われたトルコ・シリア大地震の募金の報告がありました。

2学期に行われた読書感想文は、夏休みに読んだ中から子どもたちが好きな本を選んで心に残ったところを見つけ、本の魅力や考えたことをまとめました。たくさんの作品の中から教員の審査で選ばれた12名が学校代表になり、私立小学校の代表選考の候補になりました。今回は残念ながら上位には入りませんでしたが、どの子も本を読んで考えを練って書いていました。朝礼では、胸を張って立派な態度で表彰状を受け取りました。

トルコ・シリア大地震発生から1か月がたち、犠牲者は5万2000人を超え、被災者は150万人といわれます。集まった金額は87,203円になったと児童会代表委員会の子どもたちから報告がありました。子どもたちの真心とご家族のご理解・ご協力の賜物と考えています。ありがとうございました。

今回の募金はトルコ大使館を通して復興に役立てていただきたいと思っています。

 

紙ひこうき 改造紙ひこうき 改造紙ひこうき2先週の手作りは、子どものリクエストに応えて作る物を学級で決めて、チャレンジしました。柏組は紙ひこうき、竹組はトントン紙ずもうでした。

紙ひこうきを作った柏組では、は大きさの違う紙を用意し、「どんな飛行機を作りたい?」と聞くと、「よく飛ぶ飛行機!」「高く飛ぶ飛行機!」「15秒飛ぶ(長く飛ぶ)飛行機!」「ふわふわ飛ぶ飛行機!」自分の作ってみたい飛行機を作ってごらん」という声がありました。その願いをもって、教師が教えずにオリジナルのものを作ってみました。

できあがった飛行機を見せてもらうと、ユニークな作品ばかりでした。大人は「よく飛ぶ飛行機はこういうもの」というイメージがありますが、子どもは既成概念がないので思ってもいない作品を作ることができました。

「裏返しになって飛んじゃった」という友達に「はねに重り(ストロー)が付いているからひっくり返るんだよ」と教えてあげている子がいました。今までの手作りでの経験をもとに考え、説明することができたようです。

 

梅林2 梅林 手つなぎ先週、新型コロナのために4年ぶりとなった横浜市のこどもの国で全校校外学習が行われました。

今年度は新型コロナの影響でたてわり活動が十分に行えませんでした。異学年の友達とのかかわりが薄いままで、今回の異学年との活動が無事にできるのかと教員は気をもんでいましたが、初等部のとんぼっこたちは一日、お互いを思いやって行動することができました。上級生が下級生のこぼれた水筒の片づけを手伝ってあげたり、グループから離れてトイレに行っている子が迷子にならないように待ってあげたり、白鳥湖のいかだから水に落ちないように手を引いてあげたりと、困っている子を見つけてはできる手助けをしてあげていました。

異学年の友達とも自然に助け合えるのがとんぼっこのよさであり、まさに「和楽の校風」の伝統なのだと考えています。

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