1年生の金曜日の午後は、楽しみな「そうごう」の時間です。今週の実験コーナーは、ポップコーン作りでした。「ポップコーンを食べたことがある人?」と尋ねると、全員元気よく手をあげました。けれども、「作ったことがある人?」の問いかけには、誰も手を挙げません。ですから、「はぜとうもろこし」をフライパンで加熱し、ガラスのふたごしに爆ぜる様子を興味津々で見ていました。「先生、白くなった!」「あ、はねた!」と見えた様子を口々に話していました。瞬間的に様子が変わるポップコーンの面白さを楽しみました。

最後に、できたポップコーンをちょっぴり味見したり持ち帰ったりして、「楽しかったー!」と言いながら教室に帰っていきました。

今週の1年生の散歩の時間は、近くの公園へ遊びにいきました。子どもたちはアジサイの小さなつぼみに気がついて、春が終わりかけ、梅雨が近づいているのかな、と話していました。

しばらく歩くと、建築途中の家を見つけました。「何を作っているんですかー?」と女の子が大きな声で聞きました。気が付いた大工さんが「うちだよー!」と答えてくれると、それがうれしかったのか、「きれいなおうちですねー。」とニコニコしながら声を返していました。

到着したのは、「ティラノサウルス」のいるピノキオ公園でした。「きょうりゅうだ!」と叫ぶが早いか、子どもたちは恐竜に挑みかかっていきました。滑りながらも恐竜の背中に上ったり、ダンゴ虫を拾ったり、遊具で遊んだりして、楽しく遊びました。帰り際に保育園の子たちが来ると、さっと譲ってあげられました。「さすが1年生!」とほめると、ニコニコ顔。

呑川のカモ、カラス、ハクセキレイ、サギを見ながら帰りました。充実した45分でした。

 

方向別下校訓練がありました。これは、突然の気候の変化などの際により安全に下校するため、電車やバスで同じ方向に乗る子、同じ方向に歩いて帰る子などの縦割りのグループに分かれて下校する訓練です。
昨日、朝礼の後に全校児童が13のグループに分かれ、それぞれ2.3人のペアを組みました。低学年の子は頼りになる上級生がいてくれて、安心です。上級生は、頼ってくれる下級生がいてまんざらでもなさそうな表情です。学期に1回の割合で行う訓練ですが、回を重ねるとペアの子とも友達になります。ときには互いに下校態度を注意することも。
にぎやかになりがちな低学年の子も、上級生のおかげで少し心を引き締めて下校していきました。

16日(土)に中等部体育祭が学園グラウンドで開かれます。生徒会の実行委員会が中心になり、企画、運営を行っています。今年のテーマは“勇猛果敢”。実行委員や応援団員は間近に迫った本番に向けて、気合が入っています。

今日は好天の下、予行が行われました。真夏のような暑さの中、よい体育祭を創ろうと心を合わせています。当日は8時55分から午後2時まで行われます。見学はどなたでも自由です。初等部児童は制服での見学になります。

「先生、芽が出たよ!」と朝から元気な1年生の声。ついていくと、先週の7日にまいた朝顔の種から芽が出始めていました。

子どもたちは、登校して着替えをするとすぐにペットボトルに水を入れ、朝顔に水やりに行きます。まだ芽が出ない子は、「まだかなあ。」と心配そうな表情で、1日に何度も見に行っています。「もうすぐ芽が出るから大丈夫だよ。」と、友達から声をかけられている子もいました。

朝顔を介して、友達や2年生とのかかわりが広がっているのを感じます。

毎年行っている防犯訓練を行いました。正門を乗り越えて不審者が校内に侵入したという設定での訓練でした。犯人役の教師を事務職員と校務員、警備員、教師が取り押さえるという流れで、教室の子どもたちは入口から離れたところで、校庭にいた子どもたちは校庭の端に避難をして安全が確保されるのを待ちました。防災訓練とは違った緊張感があり、子どもたちはどんな行動をとったらいいのかを考えながら校庭での訓話を聞き、教室でも話し合いをしました。

「安全」について考える機会になればと考えています。

連休の合間、暑い日が続いています。

先日の「学校たんけん」のお礼の手紙を1年生が書きました。「ありがとう」の5文字だけの子もいましたが、一生懸命に書いた手紙には感謝の気持ちがこもっています。

教室に来てくれた2年生に手紙を渡すと、2年生が代わりに封筒を手渡してくれました。中身は、朝顔の種。2年生が去年育てた朝顔の種をプレゼントしてくれたのです。「たいせつにそだててね」のメッセージを読んで、またまた1年生のやる気に火がつきました。

 

さんぽの時間を使って、2年生は東急池上線の雪が谷大塚駅の見学に行ってきました。電車通学している子のほとんどは、雪が谷大塚駅を利用しています。けれども、毎日のように使っている駅について、子どもたちに聞くと知らないことばかり。そこで、駅員さんに駅のひみつをおしえてもらいました。

「駅員さんはどんな訓練をしているのですか?」「自動改札機の中はどうなっているのですか?」という質問や「電車はいくらするのですか?」といった突然の質問にも、駅員さんはとても丁寧に答えてくれました。非常ボタンの意味や、乗客が気を付けなければならないことも優しく教えてくれました。駅員さんの名前も覚え、親しみを感じたようです。

身の回りの多くの人と自分の生活のかかわりに気付ける子に育ってほしいと願っています。

 

今日の昼間は、夏のような暑さでした。1年生はペアの2年生に案内されて、「がっこうたんけん」をしました。校内のあちこちにいる先生が出したクイズに答えたり、準備してくれた遊びを楽しんだりして校内めぐりをしました。普段は入れない地下テラスに行って水がめの中をのぞいて「ふしぎ」を見つけている子もいました。探検が終わったらペアと校庭で遊びました。教室に戻ってきた子は、汗いっぱいかいて「楽しかった!」と満面の笑顔でした。

 

 今日はすみれ組で「手作り」の時間がありました。今週は工作用紙で「こま」を作りました。

今回、穴あけは教師がしたので、子どもたちは色を塗り、軸になるつまようじを通しました。作るのは簡単ですが、「こま」は子どもにとって遊ぶのが難しいのです。そのわけは、①回しているうちに穴が大きくなって回らなくなってしまうことと、②指で軸になるつまようじをうまく回せないことでした。工作用紙の裏側にセロテープをつけ、つまようじで穴をあけ直せば穴の大きさは調整できるようになりました。指先でうまく回せない子は教師に教わったり、友達を見て真似をしたりしているうちに回せるようになりました。

しばらくすると、「競走しよう!」とみんなで集まり、誰が長く回せるかと、競争も始まりました。勝てるまで何度も挑戦する子、自分で納得するまで回す練習をする子、きれいに絵を描く子などなど、その子らしい楽しみ方をしていました。(1年学年通信「ひだまり」より)

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