4年生の体育の時間。3年生の夏から、体育のたびに鉄棒を毎回5分ずつ練習してきました。無理をしない、短時間の練習だったので、子供たちも嫌がらずにがんばっていました。その積み重ねで、この1年間で逆上がりができるようになった子がとても増えました。産休が終わって久しぶりに会った先生に、「見て!見て!」「すごいでしょ!」「がんばったんだよ!」「空中逆上がりもできるようになったよ」と自慢げに見せていました。先生も「すごいね!すごい、すごい!」と驚いていました。小さな努力の積み重ねが、大きな成果になったことを子供たち自身も気が付いたようでした。

少し前のことです。朝、A君が浮かない表情をしていました。理由を聞くと、「朝顔のつるの先が切れて、その先がかれてる」というのです。そこで、朝の会で友達にどうしたらいいかと、問いかけてみました。「またつるが生えてくるから、先を切っちゃっても大丈夫だよ。」と教えてくれた子がいました。それを聞いてもA君の気持ちは晴れないようでした。そのとき、BさんがA君の気持ちを察して「でも、A君は朝顔がかわいそうだから切りたくないんだと思う。」と説明してくれました。A君は自分の気持ちを分かってくれた友達がいたことで少しだけ顔を上げてくれました。「どうしたらいいかな」とほかの子たちに聞くと、「栄養をあげたらいいんじゃない?」「水を忘れずにあげたらどう?」とアイデアを出してくれ、みんなで肥料をやりました。アサガオの成長と共に、友達との心のつながりが強くなっている気がします。

先週、5年生の国語の時間を使って調べる学習を行いました。昨年お世話になった大田区立蒲田駅前図書館の司書の方に来校していただき、百科事典や専門書を使って自分の知りたいことを調べる方法を教えていただきました。ワークシートを使い、調べたい課題の設定の仕方、調べる方法、調べたことを記載する上での約束事(引用・参考文献の記載など)をまとめていきました。

「本のことがわかってうれしい」「本の並び方が分かったので、近くの図書館でも見てみたい」「自由研究のテーマを見つけられた」という声が聞こえました。図書資料を活用する楽しさが感じられた時間でした。

 

 

 

 

 

 

1年生が育てているアサガオが次々に咲いています。毎日2つ、3つと咲いていくので、朝顔の鉢が置いてあるスペースは上から見ると花畑のようになっています。

「先生、ここに小さいクモが巣を作ってるの。さかさまになってる。昼寝しているみたい。」と教えてくれた子がいました。アサガオの成長だけでなく、そこに住む生き物や周囲の環境にも目が向いてきたようです。これらの体験や気付きが、3年生以降の理科の学習につながっていきます。

昨日はあいにくの雨になってしまいましたが、学園講堂で夏まつりを開きました。少し手狭でしたが、1,2年生は楽しみにしていたので、夏まつりができたことが大喜びでした。そして、大勢の保護者の方やお客様の前で、元気いっぱい踊ったり、みこしをかついだりして約1時間の祭りを楽しみました。元気な子供たちの姿、歌やかけ声は、見ている方々の心を打ちました。子どもって、すばらしいなあと感じさせてくれるひと時でした。

足元の悪いなか、わざわざお出かけ下さった皆様、本当にありがとうございました。

今日はあいにくの雨になりましたが、学園講堂で夏まつりを行います。

一昨日は2年生と1年生で会場につるす飾りを作りました。「ここはこうやって切って…」「キラキラテープを4本つけて。」と、2年生が作り方を手順をおって教えてくれました。1年生は真剣なまなざしで見ながら作っていました。作り終わってから、すすんで掃除をしてくれた子もいました。2年生のペアと一緒だったこともあり、楽しそうに笑いながらごみを集めていました。たてわり活動も回数を重ね、すっかり板についてきました。慣れない2年生の教室でも掃除ができたのは、心の成長の表れですね。

6月も末に近づき、どんよりと曇った天気が続いています。

1年生のさんぽの時間は、御嶽山駅の近くの公園へ出かけました。到着すると,すぐに遊具あそびが始まりました。遊具の近くにオオバコが生えていたので、近くにいた子どもとオオバコ相撲をしました。子どもたちは遊び方が分かると、「先生に勝った!」「3連勝!」などと友達同士で楽しんでいました。子どもは遊びを通して、自然に親しんでいきます。街中でも草花と親しむ機会を作りたいものです。

今日は「とんぼっこ集会」がありました。とんぼっこ集会は日頃の学習の成果を披露する場です。今回は5年生が郵便局の方に教えていただいたはがきや手紙の書き方についての発表でした。住所、郵便番号の書き方から相手の方を思いやる気持ちの表し方など、絵や実際の書き方をプロジェクターを使ってわかりやすく教えてくれました。下級生は真剣に聞いていました。後半はクイズ形式にして、低学年も楽しく学べるように工夫していました。さすが5年生です。教えていたいたことを発表して確かな成果にできたので、5年生にとっても良い学習になりました。暑中見舞いなどを書くきっかけにしてほしいと願っています。

 

1年生が育てている朝顔が、今週咲き始めました。「先生、咲いたよ!」という声が毎日少しずつ増えるとともに、停滞していた朝顔への気持ちが再び高まり始めました。一人の女の子が「色水を作りたい」と言って、水やりのためのペットボトルに咲き終わった朝顔の花と水を入れ、シャカシャカ振って色水を作りました。それを見た子が「ペットボトルに入れると水やりができない」と担任からビニル袋をもらって色水を作り始めました。花の色とは違った色の色水ができると、「きれーい」と声をあげて感心していました。まだ咲いていない子は、「ぼくのも早く咲かないかな」と楽しみにしていました。朝顔熱が再燃しそうな雰囲気です。

今週、5年生で郵便局の方に出前授業をしていただきました。今回は暑中見舞いの書き方という題材で、「見た目がきれいに見える」ワンポイントテクニックから、「もらった人の気持ちを考えて書く」といった手紙の最も大事な点まで教えていただきました。早く書き上げて2枚、3枚と書き進める子もいれば、1枚にじっくりと取り組む子もいました。どの子もみんな、集中して取り組めていました。携帯電話やメールなどのコミュニケーション・ツール全盛の時代ですが、はがきのよさを知り、コミュニケーションの幅を広げることができれば、「伝える」楽しみも広がりそうです。

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