2学期最初の「そうごう」の時間がありました。じっけんコーナーでは、「あぶりだし」をしました。砂糖水と塩水、リンゴジュースを使って筆で思い思いの絵を描き、紙が乾くのを待って電熱器であぶりました。「出た!出てきた!」と大喜びの子どもたち。目の前で半紙の色がみるみる変わようすをワクワクしながら見ていました。じっけんコーナーでは、身近な不思議な自然現象をじっくりと体験するのがねらいです。活動の後のカードには、「いいにおいがした」「ちゃいろのえがでました」など気付いたことを書けるようになりました。1学期との成長の差を感じます。

2学期が始まりました。昨日の始業式では、校長先生から校舎の一部が改修できれいになったこと、軽井沢での山の学校ができなかったけれども、代わりに行った日帰りでの行事が「楽しかった」と教えてくれた子がいてうれしかったこと、2学期は初等部は大きな行事があって忙しくなるけれども、協力してがんばりましょう、という3つのお話がありました。編入生の紹介もありました。

教室に戻ってきた子どもたちは、友達や先生に夏休みの思い出を自慢したり、さっそく遊びの約束をしたりと元気いっぱいでした。下校時は、防災の日でもあり、方向別たてわりグループでの集団下校でした。上級生と一緒で、1年生も安心して下校しました。

8月29日(土)に来年度初等部入学希望者を対象とした「オープンスクール」を開催しました。午前と午後の2回に分かれて、いつも1年生でしている「表現遊び(写真)」と「手作り遊び」の授業を行いました。表現遊びでは、子どもたちはいろいろなものに変身する「変身遊び」を楽しみました。手作り遊びでは、「紙コップけん玉」を作って遊びました。玉がコップに入って喜ぶ姿や、マジックを使って飛び切りすてきな「マイけん玉」を作って楽しむ姿が見られました。夏休みの1日を楽しんでもらえたようでした。

中等部9年生は、新潟での合宿後の夏季講習を行っています。今年の夏季講習は7月に3日間、8月後半に5日間行います。

1時間目は習熟度別に分かれての数学の授業でした。1次関数のポイントを整理し、問題にあたっていました。現在、中等部では校舎の改修が行われており、音楽室などの特別教室を使っていますが、生徒たちは授業が始まると、集中していました。授業は午前中で終わりますが、個人指導を受けるために残って学習を続ける生徒もいるそうです。

8月7日から12日まで、中等部9年生の山の学校が開かれました。例年、学園施設である「浅間寮」で行っていますが、今年度は6月に浅間山がごく小規模とはいえ、噴火したため、安全を考えて宿泊先を急遽新潟県に変更しました。宿舎となった「湯沢ニューオータニホテル」ではいつもよりも1泊少ない5泊6日でしたが、9年生は落ち着いて学習に取り組みました。

9年の山の学校では、1日9時間の学習時間が予定されていました。初めのうちは落ち着きませんが、友達が真剣に取り組む姿を目の当たりにすると、いやでも自分の今の姿と向き合わざるを得なくなります。そして、次第にどの子も真剣になっていきます。つらい受験勉強も、友達となら一緒に乗り越える勇気が生まれます。ホワイトボードに赤字で書かれた目標「克己心」を子ども自身も自覚されたことでしょう。この体験が「自信」につながります。

高校入試まではあと数か月。ここで培った自信と力をこれからの厳しい受験勉強に生かしてほしいと願います。がんばれ9年生!

 

軽井沢「浅間寮」での山の学校ができなくなったため、27日にさがみ湖プレジャーフォレストに行きました。交通渋滞のため、貸切バスは予定よりも時
間がかかりましたが、子どもたちは夏休みの1日を友達と一緒に過ごせることに、大喜び(興奮気味)でした。

バーベキュー場に着くと、さっそくグループに分かれて調理にかかりました。作ったのは、サラダと焼きそばとカレーライスです。包丁の使い方も上手でした。家庭科の調理実習で習ったことが役に立ちました。難しかったのは、火のつけ方です。新聞紙が燃えるだけで薪に火がつかず、苦戦しているグループもありました。 出来上がりはグループそれぞれでしたが、自分たちで作った料理は格別においしく感じます。子どもたちは暑さに負けず、いつものお弁当よりもたくさん食べていました。

食事が終わると「ピカソのたまご」に移動しました。汗を流しながらアスレチックに挑戦!3,40分でしたが、存分に遊びました。(子どもたちの元気さに脱帽です!)暑い日でしたが、普段できない体験ができ、心に残る1日になりました。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏休みに入って1週間。先週、3年生の山の学校がありました。例年、北軽井沢の学園施設「浅間寮」での宿泊が行われますが、今年は6月に起こった浅間山の小規模な噴火のため、子どもの安全を優先し、軽井沢での宿泊が中止としました。代替の行事として、横浜市の「こどもの国」でのハイキングが23日におこなわれました。

貸し切りバスでこどもの国へ行き、グループで午前中はネイチャーゲームをしました。豊かな自然の中でグループで協力をして「ミッション」をクリアーしていきました。生き物を探したり、草むらの葉や石などを使って森の妖精の顔を作ったり
、せせらぎに足を浸したりといろいろな活動を楽しみました。午後は広い牧場で草すべりしたり、転がったり、走り回ったり全身を使って遊びました。最後は「こどもの国特製」ソフトクリームに舌鼓を打って、帰りました。 帰りのバスで感想を聞くと間髪入れずに「たのしかったー」の声が返ってきました。1日中思う存分に遊べた「とんぼっこ」のたくましさに、心打たれた1日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏休みの初め、今年も愛知県伊良湖で海の学校が開催されました。台風11号の影響もあって、1日目と2日目の午前中は風が強く、ホテルのプールでの泳ぎの練習になりました。2日目の午後は状況がよくなったので、海に入りました。プールでは楽しく泳げても、足のつかない深さの海に入り、冷たい水を感じて怖くて泳げなくなってしまう子もいました。海に慣れた3日目の午前中は、泳力のある子は遠泳に挑戦しました。25人が長短2通り長さの距離から自分の泳力にあった距離を泳ぎ、全員ゴールしました。やや海水温が低かったのですが、岸から応援してくれた友達の声に励まされ、がんばりました。岸に上がってきた子どもたちの顔は自信に輝いていました。今年もたくさんの皆さんのおかげで、いい海の学校になりました。

初等部・中等部は今日、1学期終業式を迎えました。終業式では校長先生から、「1年生は優しい先生方や頼もしい5年生、一緒に遊んでくれた2年生、困ったときに助けてくれた3,4年生のおかげで、元気に過ごすことができましたね。合格です。」とほめてもらいました。約80日の1学期の間に、子どもたちは心も体も大きく成長しました。頼もしく感じました。夏休みの間にもたくさんの体験を積んで、2学期に元気に登校してくれるのを楽しみにしています。

きょうは かさがじょうずにまけました。せんせいが「〇くんじょうずにまけたよ」っていってました。うれしかったです。

かさを上手に巻けるようになったことは、この子にとってはとても大きなことだったのでしょう。「できた!」という達成感、満足感がよく伝わってくる日記です。こうした経験を重ねていくことが、子どもたちの意欲やさらなる成長につながっていきます。まもなく長い長い夏休みを迎えます。小学生になって初めて迎える夏休みです。夏休み中には、さまざまな経験をしてもらいたいと思います。そして、子どもたちのことをたくさん認めていってもらいたいと思います。

(1年生学年通信「ひだまり」より)

 

 

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