3年生が幼稚園の年中さんへお祭りを開き、楽しんでもらう「わかしお博」が無事に終わりました!ギリギリまで最後の仕上げをしているグループもありましたが、なんとか完成!とても立派なお祭り会場?が完成しました!何より、今回の「わかしお博」も欠席者が一人もおらず、34人全員で参加できたことが何より嬉しかったです!!
受付の人たちがビンゴカードを配布すると、いよいよわかしお博のスタートです!受付係は、ビンゴカードやメダル作りなど、事前準備が多かった中、役割分担を上手にして、スムーズに、そして綺麗に仕上げてくれました!ナイスチームワーク!
当日も、幼稚園生が、どこに行こう?と、悩んでいると優しく声を掛け「何かやりたいものある?今、ボーリングすいているからボーリングやってみない?」、「お宝動物園なら、今すぐできるよ!」と、やさしく手を引いて案内してくれたり、また、「受付係の人~!ちょっと手伝って~!」と、人手が足りなくなったチームが応援を頼むと、すぐに対応してくれる姿もありました。
ボーリングの「ザ・リアルボーリング」チームは、段ボールを加工してレーンを作り、ペットボトルに白い紙を巻き、赤いテープでラインを入れて本物のピンに近付けていました。ボールも手作りで仕上げ、幼稚園生も持ちやすいサイズのものが出来上がりました。
景品は、なめこのキャラクターが描かれたカードの裏面にスコアシート!その場で倒れた本数でスコアを記入して渡していました!人が少なくなると、呼び込みをするなど、工夫していました。終わった幼稚園生は「またボーリングやりたいなぁ」と、つぶやいている姿も見られ、とても楽しんでいました。
ストラックアウトの「電車をあてろ」チームでは、準備に苦労する姿も見られましたが、耐久性をチェックしたり、的の電車の絵に色をつけて狙う場所を分かりやすくするなどの工夫がされていました。景品は、電車のイラスト。上手に仕上げていたので、幼稚園生もとても嬉しそうで、何枚も欲しがる子がいました!受付では、目線を合わせながら話しかける姿も見られました。
わなげの「おもしろわなげー」では、幼稚園生が楽しめるようにとステージを3つに分け、工夫したわなげが完成しました。景品は、名人・上級・初級…と、点数に応じた級が書かれた裏面にオリジナルの点つなぎを作っていました。並んでいる子どもが困っていると修復するために「袋がやぶけちゃったみたいなので、テープありませんか?」と、優しく対応してくれる姿も見られました。
宝探しの「お宝動物園」では、『動物園から動物が脱走したので、探してほしい!』というおもしろい発想のもと、いっぱいの花で埋め尽くされた中から折り紙の動物を探し出すものでした。探し出すと毛糸で作った手作りミサンガのプレゼント。もらった子どもたちはとても嬉しそうでした。
つりの「ワクワクフィッシング」では、一時大混雑となりましたが「時間を少なくしよう!」「人数を制限しよう!」「受付が終わったら、座って並んでいてもらおう!」など、会をすすめながら上手に運営できるよう考え、工夫している姿が見られました。なかなか釣れない子には、一匹も釣れないことがないように手助けする姿も見られました。景品は、魚や貝の塗り絵に、その特徴が書かれたカードと、多く釣れた子には折り紙で作った魚をプレゼントしていました。
射的チームは、保管しやすいよう折りたたみ式の台を作製したり、3段目の的が撃たれ落ちた時にもどす手間を省くため、倒れても落ちないよう上手にテープで固定する工夫がされていました。景品づくりにも早くから取り組み、妖怪ウォッチのキャラクターの描かれたカードを作っていました。当日の役割もきちんと決めていましたが、混雑時にはそれだけではまわらず、臨機応変に対応し、スムーズに運営できるよう声を掛け合っていました。
幼稚園生も大喜び!放課後にわざわざ「またやってね!」「○○が楽しかった!」「ぜんぶ楽しかった!」など、声を掛けてくれました。嬉しい限りです!
何人もの先生が見に来ていましたが「ずいぶん凝ったものばかりだったね!」「教室に戻れば3年生だけど、幼稚園生と接する姿は3年生よりもっとお兄さん・お姉さんに見えました!」「みんなとても優しいね!」など、たくさんほめてもらってました。
どのチームも様々な工夫が見られ、自分たちで考え臨機応変に対応する姿に、大きな成長を感じました。これまで6年生や大人の人にお店を出してもらって遊ぶことは経験しても、自分たちでお店を出した経験はほとんどありません。今回、出店する側を経験し、準備から当日まで運営することの大変さや、喜んでもらえた時の喜び、成功した時の達成感など、多くの経験を重ねました。何より、みんなが幼稚園生のために!と、相手の気持ちを考えながら行動していたことに大きな意味があったように思います。家でご協力頂いた保護者の皆さまも、ありがとうございました!