5月11日、武蔵野アリーナにおいて第32回わんぱく相撲武蔵野場所が開催され、本校からは、18名が出場しました。3年生女子の部で砂廣さんが第3位、6年生男子の部で兄の砂廣君が準優勝という健闘でしたが、この程、砂廣君が武蔵野地区の代表として東京都大会に出場することが決まりました。東京都大会は立川子ども未来センターで行われ東京都代表をめざします。
5月11日、武蔵野アリーナにおいて第32回わんぱく相撲武蔵野場所が開催され、本校からは、18名が出場しました。3年生女子の部で砂廣さんが第3位、6年生男子の部で兄の砂廣君が準優勝という健闘でしたが、この程、砂廣君が武蔵野地区の代表として東京都大会に出場することが決まりました。東京都大会は立川子ども未来センターで行われ東京都代表をめざします。
1年生のみんなは図書室で本を借りる勉強をしました。楽しみにしていた子も多かったようで、そのことを朝のHRで話をするとガッツポーズをする子もいました。まず司書の先生から図書室で守ってほしいことの説明がありました。子どもたちからも『走らない』『ふざけない』『本を大切にする』などとてもいい意見が出ました。そのあとは図書室に移動して本の借り方を教えていただき、実際に気に入った本を1冊選んで手続きをしてもらいました。最後に司書の先生が「ビバリー、図書館へ行く」と言う本の読み聞かせをしてくださいました。本を返却日に返し忘れてしまったビバリーは困った末に勇気を出してお母さんにそのことを打ち明けました。次の日お母さんと一緒に図書館へ行くと・・・。その日はじめて学校の図書室で本を借りた子どもたち。ビバリーの気持ちがよくわかったんじゃないかな・・・と思いました。懇談会の際に配布した図書室のしおりを使ってスタンプラリーに参加している子もいます。さあ、聖徳での図書室ライフがいよいよスタートしました。聖徳の図書室には1万7000冊ほどの蔵書があります。1年生の子どもたちは卒業までに何冊読むのかな・・・?
1年生の学級通信から
修学旅行から帰ってきてから、被爆体験講話をしてくださった城臺さんに手紙を書きました。その中から一部を紹介します。
「私は城臺さんのお話で三つ心に残ったことがあります。一つ目は城臺さんがお話の最初に言った『この出来事は過去のことではありません』ということです。城臺さんがおっしゃった時に、私はギクッとしました。なぜかというと、私達が未来を変える人達になるので、責任を持っていけるかな、と心配になったからです。二つ目は、「平和とは何か」です。(中略)今、こうして手紙を書いていることも、前は「あたり前」でしたが、今は「大切な事」になりました。あらためて家族の大切さ、日常生活ができているありがたさを教えて下さってありがとうございました。三つ目は、原爆にあった家族のお話です。やさしいお姉さん、中学校に入って間もないお兄ちゃん、やんちゃ盛りの弟くん、そしてお父さんとお母さん、とても仲が良かったと聞いていますが、運命の八月九日十一時二分、お姉さんは爆弾工場で、お兄さんとお母さんと弟くんは近くの防空壕で、お父さんは爆心地から離れた所でこの時間を過ごしていて、お父さんだけが生き残ったという厳しい現実でした。(中略)その後、お姉さんを焼いている時に「戦争の終わり」を聞かされて、お父さんはとても悲しかったと思います。私は何があっても家族を大切にして生きていこうと思いました。」
6年生学級通信から
3日目のテーマは「平和」です。まず原爆資料館で被爆体験講話を聴きました。お話をしてくださるのは、6歳で被爆された城臺美彌子(じょうだいみやこ)さんという女性です。
城臺さんはまず、「平和ってなんだと思いますか?」と子どもたちに問いかけました。手を挙げた子が「家族がいること」「心がおだやかなこと」と答えました。城臺さんは「それも平和ということですね」としながら、「毎日、朝起きて、ご飯を食べて、学校に行って、家に帰って、家族と話して、ぐっすりと眠れること、日常生活が普通に送れることが平和なのだと思います」「あの頃は、夜ぐっすりと眠ることはできない、眠ったかと思ったら空襲警報で起こされる、満足に食べることもできない、普通の毎日を送ることはできなかったのです」とお話しされました。そしてさらに、「これからお話しすることは過去の話ではありません」として話を続けられました。
いくつかの写真を見せてくれました。子どもを失った母親、死んだ弟を背負った少年、その写真から何を感じるかを子どもたちにたずねました。また、5人家族の写真を通して、そこに写っている人々がその後どうなったのかを話してくれました。原爆投下の日のご自身の体験も語ってくださいました。城臺さんのお話に、全員が真剣な表情で聞き入っていました。
この貴重な経験は、次の原爆資料館見学にいかされることになります。資料館で展示物を見る子ども達の目は、真剣そのものでした。焼け焦げた死体の写真や被爆者の方のビデオなど、実際に途中で目を背けてしまう子もいました。それでも必死にもう一度見ようとする表情に、子ども達の意識の高さを感じることができました。
この日の午後、爆心地・平和公園と歩き、千羽鶴を捧げました。また翌日のバスの中ではガイドさんが、永井隆博士の生涯を中心に、原爆や戦争と平和について語ってくれました。真剣に耳を傾けている子のなかには、涙を浮かべながら、あるいは鼻をすすりながら聞いている子もいました。
バスで阿蘇に向かい、レストハウスで昼食をとった後、歩いて中岳山頂へ向かう予定でした。運悪くこの日はガスが多く発生しているため、火口を眺めることはできませんでした。
そのかわりに実施した火山博物館の見学では、阿蘇の自然と歴史を大型マルチスクリーンで観ました。噴火の様子は迫力がありました。また館内の見学では、時間が足りないという声が出るくらいに、しっかりと学習していました。細かくメモを取りながら見ている子もいました。
その後の草千里での行動は、例年よりも多く時間をとることができました。時間と活動範囲を決めて、あとは自由に過ごしました。東京での毎日からは想像もできないくらいの広々とした草原を、大自然の雄大さを感じながらおもいおもいに過ごしていました。声も届かないくらいの彼方まで走っていった子や、丘を何度も走って登る子、ゆったりと馬に揺られながら景色を楽しんでいた子など、のんびりと豊かな時間が過ぎていきました。
初日はまず熊本城の見学です。見学のルールや時間を確認したあと、天守閣・本丸御殿・宇土櫓を各自で見学しました。天守閣の最上階からの素晴らしい景色や、本丸御殿の豪華な造りを実際に見て、お殿様の気持ちになれた子もいたかもしれません。御殿の中にあるクイズコーナーで、パソコンに向かって熱心に解答を考えている子も見られました。
見学を終えてバスの中で食べた、おやつの熊本名物「いきなり団子」が好評でした。
6年生学級通信から
聖徳小独自の授業の一つに「ゲーム・工作」があります。先週のオセロに続いて、今週は初めての工作でした。今回は紙飛行機に挑戦しました。3種類の飛行機を作ったのですが、平面の紙を立体的に折っていくことで、子どもの創造力を刺激しました。「やりひこうき」「へそひこうき」「いかひこうき」の三種類の飛行機を説明通りに折り、自分なりにデザインをしました。完成したら、プレイルームに行きみんなで飛ばしてみました。きちんと折れた子の飛行機は、やはり遠くまで飛んでいました。飛ばし方にも子どもによっていろいろな工夫が見られました。次回はどんなものを作るのか、今から楽しみな様子です。
「1年生学級通信から」
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