国語の授業で、「蜘蛛の糸」を読んだ感想文を書きました。国語の先生の推薦もあり、本人の許可をいただきましたので、載せさせてもらいました。

『蜘蛛の糸』の感想 ~カンダタの行動について~
私は、お釈迦様が慈悲の心をかけてカンダタを助けてあげよう
としたのに、他の罪人が登ってこようとして、それをやめさせよ
うとしたばかりに血の池に落ちてしまったカンダタをかわいそう
に思い、因果応報でもあると思いました。
前者は、カンダタが、せっかく極楽に行けると意気揚々と糸をたぐっていったのに、糸が切れてしまい、再び血の池の底に落ちてしまったこと。後者は、自分が自分と同じく蜘蛛の糸を登ろうとした他の罪人に怒鳴ったことで糸が切れてしまったこと。そして、お釈迦様がカンダタにやったことをふまえ、少しでも良いことをすれば、死んだときでもそれなりの良いことが起こることが分かりました。良いことをたくさんして生きたいです。

挿絵は蜘蛛の糸 (ポプラ社文庫―日本の名作文庫) から

林間学校の準備も始まっています。今週は、4年生と6年生限定の野外活動の希望調査をしました。活動内容は、①野球②サッカー③バドミントン④魚のつかみ取り⑤バームクーヘン作り⑥ピザ作り⑦竜王渓谷散策の7種類です。④は池に放たれたマスを素手で捕まえて焼いて食べるというもの。⑤は、現地の竹に生地を巻き付けて炭火で焼きます。⑥は、生地を手でこね、トッピングしてかまどで焼き上げます。⑦は自然ガイドの人と倉下川沿いを歩きながら自然散策するものです。各内容とも定員は20名。4クラスで調整するのですが、④が大人気です!このクラスでも11人が第一希望にしています。去年は生憎の雨で実施できませんでした。今年は梅雨が長引くとの予報ですが、さて、どうでしょう?

写真は2年前の林間学校から

 

JR武蔵境駅の職員の方をお呼びして、安全指導が行われました。
最初に職員の方が、子ども達に電車の写真を見せ、何線の電車かを質問しました。多くの子ども達から手が挙がり、すべての電車について答えていくことができました。さすがに聖徳の子ども達です。
その後はプロジェクターの絵を見ながら、どんなことに気を付けていかなければいけないかを、子ども達自身に答えてもらう方法で、安全指導が行われました。くろしお組の子ども達もたくさん手を挙げ、答える機会がたくさんありました。
安全指導の主な内容
1 駅の構内やホームでは
・エスカレーターの乗り降りは手すりにしっかりつかまって乗りましょう。
・黄色の線の内側で待ちましょう。

携帯を見ながら黄色の線の外側を歩いた小学生(本校の子ではありません)が線路に落ちてしまって、危うく電車にひかれそうになったことがあるそうです。
・駆け込み乗車は大変危険です。
2 電車内でのマナーは
・座席を大きくとったり、自分の荷物を座席の横に置くと、他の人が座れなくなります。
・大きな声でのおしゃべりは周囲の人の迷惑になります。
・優先席は体の不自由な人などに譲りましょう。

どれも当たり前のことですが、電車内やバスでのマナーの悪さについての苦情が時々あります。多くは車内で走る、大きな声で友達と話をする、前の人を押しのけて乗車するなどです。

 

先週の火曜日の昼休み、体育委員会主催の恒例行事『腕相撲大会(低学年の部)』をおこないました。1~3年生の子ども達が集まり、学年の枠を越えて腕相撲を通して交流しました。
勝負に勝つと相手からカードがもらうことができ、その枚数に応じて点数が決まり、横綱から順に番付が決まります。顔を真っ赤にして、真剣勝負が繰り広げられました。中には一試合3分以上かかる熱い戦いもありました。思い切り、自分の腕力を試すことができたようです。

これまでは、朝練と音楽の授業だけの練習でしたが、今週木曜・金曜と、初めて講堂の舞台で、学年合同練習をしました。ひな壇を2段使って、床とステージとを合わせて4列で発表するスタイルにしました。向かって左側がソプラノパート、右側がアルトパートで、それぞれのパートで、左側がつばさ組で右側がみずほ組です。人数が2倍になっただけで、歌声もリコーダーも拡がりが増しました。ソプラノとアルトがしっかりハーモニーを奏でています。水曜日には、リコーダーにストラップを取り付けて、歌唱の時に持たずに済むようにしました。(型の違うリコーダーには取り付けられませんので、一部の子は手持ちになってしまいました)
2回の練習で立ち位置や会場の雰囲気が確認できました。あとは本番を待つばかりです。課題は①ブスッとした表情で歌うのではなく、できる限り笑顔で歌うこと。②指先ばかり見ないで、指揮者の先生を見ること。③リコーダーを持ち遅れないこと。の3点でしょうか?中には「まだ歌詞を全部覚えていませ~ん!」アララ…。
音楽の先生からは、「最終目標は11月の音楽祭での100点満点。土曜日は80点を目標に、今できる最高の発表にしましょう!」と。

明日、6月21日(土)の英才教育公開研究発表会に向けて準備が着々と進んでいます。
教室や廊下の壁面の飾りを整えました。
また、合奏唱の発表がある4年生は舞台あわせを行いました。
曲は『いつも何度でも』です。

まだ、申込みされていない方も当日申込みが可能です。
お時間ある方は是非、ご参加下さい。

英才教育公開研究発表会の詳細はこちらです。

一斉の集団下校にも徐々に慣れてきましたので、1学年の担任間で打ち合わせをして、先週からクラス別のグループ下校に切り替えました。今までは色ごとに教員が引率して連れて行っていましたが、それをグループ内でのリーダー(日替わり)を中心に、自分たちで下校する形にしました。自分たちだけで帰れるというワクワク感もあったようです。

「今日のリーダーは○○君です」と、お願いするのですが、皆がこの役をやるのを楽しみにしているようです。一つのチームは5・6人程になります。そして、この責任者として毎日リーダーを決めて、その子にまとめ役をしてもらいながら下校しています。私たちは要所で見ていたり、後ろから付いていったりしていますが、リーダーとなった子はグループの子たちを気にしながらも責任を持ってみんなをまとめてくれています。また、リーダーを助けようとみんなも協力したり、しっかりやろうとする姿が立派でした。今週は雨が多かったため、傘の扱いや、傘をさしての歩行は指導をしました。とくに折り畳みの傘の使い方に関しては、自分でできない子がいましたので、自分で開け閉め、折り畳みができるか、ご家庭でもう一度確認してください。

この下校方法を6月の終わりまで続け、7月はじめからはさらに小グループで下校するようにしていきます。こちらが見ていないところでも、自分たちでマナーを守って安全に登下校できるように今後も指導を続けていきます。

修学旅行でつくった萩焼が届きました。子どもたちからは、「早く見せて」と催促されていましたが、展示場所の用意が出来ていなくてちょっと待ってもらっていました。
段ボール箱を開けるとき、自分の作品がどんなふうに仕上がっているか、割れたりしていないか、みんなドキドキでした。新聞紙にくるまれたものの中で、一つだけお店の箱に入っているものがあり、正直言って「あ~、一つだけ割れてしまったんだろうなぁ」と思いましたが、その子の作品は内側にちょっとひびが入ってしまっただけで、水は入れられないけれどペン立てなどとして使うことはできる状態でした。
作品は、職員室前に展示してあります。休み時間には下級生もじっくりと見ていますし、それを見る6年生もちょっとうれしそうです。幼稚園の子やそのお父さんお母さんにも見ていただいています。先生方からも、「作っている時の気持ちが伝わってくる作品が多いですね」などの言葉をもらっています。

萩焼づくりも、子ども達が楽しみにしていたものの一つです。出発前に話をしてあったので、どんなものを作ろうか決めていた子も多かったようです。作り方のビデオでは「コーヒーカップ」と「茶碗」を例にしていましたが、子ども達が作り始めたものは実に幅が広く、ユニークでした。真剣な表情で黙々と作り続ける子もいれば、友達の様子を見て回って「すごーい」「うま~い」などと感動している子もいました。

最終日は運転手さん・ガイドさんとのお別れです。新山口駅前でのセレモニーでは、前夜までに書いておいたプレゼントカードをプレゼントし、学級委員の二人がお礼の言葉を言いました。

その後、東京駅ではお世話になった添乗員さんと看護士さんにお礼の気持ちを伝え、解散になりました。

吉田松陰に関しては、5年生の歴史の授業で1学期間かけて学習したので、知識も豊富だし思い入れもある子が多かったようです。松陰神社での真剣な目が印象的でした。松下村塾の建物が思ったよりも小さいことに驚いたりしながら、歴史を動かした人々がここから生まれたことにあらためて感動していました。
数年前に開館した「至誠館」では、松陰の直筆の手紙などを多数見ることができました。学芸員の方が熱心に説明してくださり、もっと時間がほしいところでした。

その後は萩の町を歩いて回り、松陰の生誕地や墓地、高杉晋作の生家、野山獄などを見学しました。松陰の生誕地は遠くに萩城を望む丘で、少年の松陰が毎日見た景色と同じ景色を見ました。吉田家の墓地では、お花を供え合掌しました

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