6月4日(土) 毎年恒例の上野松坂屋での相談会に参加いたしました。
会場には4000組を超える保護者の方と生徒さんがお見えになり、賑やかな相談会でした。
当校は新しいポスターを前に説明させていただきました。
ご来場の皆さまありがとうございました。

5月30日(月)1時限目に、関東大会に出場が決定した卓球部とバレーボール部の壮行会が行われました。
バレーボール部は20回、卓球部は26回の連続出場となります。バレーボール部にとっては、今回の開催地、千葉県は初優勝を果たした思い出の地。部員たちもより一層、気合が入っています。

『論語』を楽しむ

 

淑徳論語塾の概要

 

『論 語』は難しい古典と思われちですが、実は私たちの日常の中に溶け込んでいます。例えば「温故知新」という四字熟語は、「古きを温ねて新しきを知れば、以 て師と為るべし。」という『論語』の章句が出典になっています。書店・三省堂の「三省」、有隣堂の「有隣」も『論語』に由来します。

古来、日本人の身近にあって、その精神世界の根幹をなすものでした。私たちが生まれながらに持っている、思いやりの気持ち、慮り、

悲しみや困難を乗り越える力、志に向かって努力する精神力、豊かな情諸あるいは言い訳をしない潔さ等を、ゆっくりと確実に育んできました。『論語』の世界はとても魅力的です。授業では、まず漢文独特の美しいリズムを声に出して楽しみます。 体の奥に蓄積された名言・名句は、いつか必ず人生の支えとなり力となることでしょう。急い で成果を求めるのではなく、自分なりの価値観や精神世界を築くために、淑徳SCの皆さんと楽しく『論語』を読んでいきたいと思います。

 

安岡定子

 

 

第2回淑徳論語

 

5月28日 1時間目:中等部、2時間目:高等部 (各部生徒全員+教員)

 

『家族、ともだち、先生、先生……人間関係に悩んだときは』

前回は「論語」の現代世界での意義や価値を含めて、その全体像を分かり易くお話ししていただきました。これからは毎回、講義を受けた教師や生徒達の感想も含めた概要報告をさせて頂きます。さあ、第2回「淑徳論語塾」から「素読」をベースにした論語塾の始まりです!

 

■第2回目の詳細はここをクリックしてください。

 

 

 

 

 

入試(中等部入試)本番で緊張しないように体験入試を行います。さらに、「合格」「特待認定」の可能性も分かります。体験入試は2科(算 ・ 国)と公立一貫校の適性検査型の2種類の体験ができます。

 

ー ー ー 体験内容 ー ー ー

<2科体験入試>

2科(算 ・ 国)記述模擬試験 ・ 模擬面接

<適性検査型体験入試>

適性検査Ⅰ(科目複合型)模擬試験 ・ 適性検査型Ⅱ(作文型)模擬試験

 

※実施日は1月9日(日) ・ 16日(日) ・ 23日(日)に開催予定『入試直前対策説明会』後となります。原則予約制です。本校、広報部までご連絡ください。(当日受付も可能です。)

TEL 03-3811-0237 

1123日・28日、本校体育館にて、本校バレーボール部生徒が所属していた小学生バレーボールチームを中心に多数のチームに参加していただき、Shukutoku SC Cup を開催しました。

両日とも12チームずつの参加で、3チームによる予選リーグ、上位2チームによる決勝トーナメントを行い、23日は小岩クラブが、28日は立会アタカーズが優勝という栄冠を勝ち取りました!

9月30日に北トピア(北区、王子)で本年度の芸術鑑賞会が行われました。本年度鑑賞したのは「インプロライブ」。インプロとは即興を意味する英語のインプロビゼーションの略で、台本がない状態からすべてアドリブで話を進めていく即興劇のことです。本校は昨年度よりSCアワーにインプロを取り入れており、今回、鑑賞した劇団「インプロシアターTILT」の佐久間さんに指導を受けています。今回の芸術鑑賞会で高等部3年の今井さんが取材を受け、その時の記事が朝日新聞に大きく掲載されました。

『夢は逃げていかない、君が逃げるから夢が遠ざかる』

就任直後より大島校長先生が全校集会や保護者会などで訴え続けていたことがひとつの形となった芸術鑑賞会だったと思います。

 

 

1022日(金)第3時限目の国語の授業で、中等部3年1組12名が、本校図書コーナーをリフォームしてくださっている児童文学評論家の赤木かん子先生にインタビューを行いました。

会うたびに髪の色が違うかん子先生に生徒たちは興味津々です。いきなり「なぜ髪を染めようと思ったのですか?」と尋ねましたが、かん子先生は笑って、

「疲れたからです。子どもに関わってくる大人の中には、『子どもはこういったすぐれた本を読まなければならない』と考えているおばさんたちがいます。そういう人たちと話をしていてある時とても疲れたんです。そしたら、金髪にしたいな、と思ったんです。私の中の声に従って、金髪にしてみたら、そういったうざったいおばさんたちがみんな逃げて行ったんです(笑)『そうか、これかぁ!』と思いました。……私の仕事の1つは講演です。黒い髪でまともなことを言うよりも、赤い髪でまともなことを言う方が人は聞くの。だから、髪を染めているもう1つの理由は仕事に都合がよいからです」ときちんと答えてくださいました。そして、

「私たちにおススメの本はありますか?」

「それは個人差があり、皆さんがどこまで読めるか、そして今何に苦しんでいるかによって違います。人が面白いと思う本は、その人が現在悩んでいることや苦しんでいることについての答えが書かれている本です。『そうか!』と思える本が面白いんです。だから、悩みが違えば面白いと思う本も違ってきます。全体としてはあるけれど、個人としては皆さんのことを知らないのでわかりません」

「どうしたら本を速く読めますか?」

「段落を斜めに読むことです。キーワードを読んだら次に行っちゃうの。でも、私は基本的には速読はしません。理由は、モ・ッ・タ・イ・ナ・イからです(笑)せっかくお金を出して買った本を斜め読みしたらもったいない。だから私はできるだけゆっくり読みます。でも、私は速いです。350ページのミステリーだったら、だいたい1時間です。速く読もうと思ったら15分で読める。でも、もったいないからそんなことはやりません」

私は本を読むのがあまり好きではありません。どうしたら本を好きになれますか?」

「本を好きになる必要はありません。本は使いこなせればいいんです。本には大雑把に分けてリアル系と空想系があります。リアル系というのは、この世にある本当のことを書いたもの。今皆さんが本という時に思い浮かべるものは小説だと思います。本=小説、読書=小説を読むこと、と考えている人が多いのです。図書館では0~9の数字を使って本を分類していますが、0~8は全部リアル系です。『私は本がきらいなんだ』と思っている人の大半は、本が嫌いなんじゃなく、小説が嫌いなんです。本は楽しみのためにも読みますが、必要な情報を得るためにも読むので、好きにならなくても、使いこなせればいいんです。……無理して小説読む必要はない。それよりも目次と索引が使いこなせるほうが先です」

というように、生徒一人ひとりの質問に丁寧に答えてくださいました。生徒たちはメモをとりながら、かん子先生のお話に真剣に耳を傾けていました。

(インタビューの全文103031日の本校文化祭「なでしこ祭」で発表されます)

 

以下は生徒たちの感想の一部です。

「質問のたびに面白い答えが返ってきてとても楽しかったです。本は好きにならなくてもよいと言われた時には驚きましたが、使えればいいと言われてなるほどと思いました」

「本を斜めに読む読み方を試してみたいと思いました」

「〝すごい〟と思うこと、〝なるほど〟と思うこと、〝面白い〟と思うことをたくさん聞かせてもらえて、すごくためになりました♪」

「髪の色の質問にも真面目に答えてもらえてうれしかったです」

「赤木先生は、1つの質問にたくさん答えてくれて、もっと聞いていたいと思いました。もっと他の話もいろいろと聞かせてほしかったです」

「本は読まなくてはいけないものだと私は勝手に思い込んでいましたが、使えればよいのだと言われて少し気持ちが楽になったような気がしました」

「赤字覚悟でリフォームを続ける理由が『子どもたちの喜ぶ顔が見たいから』だと聞いてとても感動しました」

「『自分が何かをやってあげることは道楽。他人から頼まれてやることが仕事』と言われ、なるほどと思いました」

「なぜカエルのぬいぐるみを図書館に置くのか、その理由がわかってよかったです」 

1018日(月)の夕方、本校情報メディア部が児童文学評論家の赤木かん子先生と「選書ツアー」を行いました。赤木先生の指導で、現在進められている図書室リフォーム。その図書室に並べる本を選ぶための本屋巡りの1回目は、新宿三越アルコット6F~8Fにあるジュンク堂新宿店でした。今回の参加者は部長ひとりだけでしたが、無類の本好きである彼女とかん子先生とのやりとりがとてもおもしろくて、思わず吹き出してしまうほどでした。児童書コーナーで、クリスマスの絵本をかごに入れようとして「あのぅ、うちは仏教系の学校なんですけど(笑)」と言われたかん子先生、慌てて『おしゃかさまのたんじょう日』(谷真介/赤坂三好 佼成出版社1992)に差し替えていました。

「この本入れる?」

「つまんないですよ」

「そう。これは?」

「えっと……」

「基準はあんたじゃないんだからね(笑)」

「わかってますよ~(笑)」

こういった会話がとても自然だったふたり。本好きな人はすぐに仲良くなれるのだと実感させてくれた楽しい2時間でした。

9月18日(土)の午後2時~4時。調べ学習指導の第一人者でもある児童文学評論家の赤木かん子先生による勉強会が本校中央図書コーナーで行われました。

これは中等部のSCアワーの柱として来年度から始まる「卒業研究レポート」を実り多きものとするため、12名の教職員によって自主的に企画された勉強会です。第1回のこの日は「テーマの決め方」でした。3月までに計6回が予定されています。

 

16 / 17« 先頭...10...1314151617

ページ
TOP