東海大学では、付属校の3年生対象に中期の語学留学を毎年実施しています。1月~2月の
期間はハワイ東海インターナショナルカレッジ(以下HTIC)の先生方に協力していただき、研
修プログラムが組まれます。菅生高校からも毎年数名が参加し、見違えるほど英語能力を上
達させた生徒の姿が見られます。
今年は1月4日(水)~年2月25日(土)の約2ヶ月(53日間)の研修が実施されました。菅生
高校から参加したのは三浦元太郎くんです。三浦くんは卒業後、東海大学文学部歴史学科
へ進学します。英語は好きな教科でしたが、これまでなかなか上達できずにいました。そんな
折、三浦くんは3年生に進級すると、すぐにHTICへの中期留学プログラムを知りとても興味
を持ったそうです。
「留学前は本当にハワイで勉強していけるのか、とても不安に思いました。でも、自分で決め
たからには逃げ出したくない。」日本を発つ日は複雑な心境だったそうです。
留学中は、多くの友人に励まされ、プログラムを楽しんできたそうです。報告会には数百ペー
ジもある学習ノートを見せてくれました。米国の大学なので、毎日課題が山のように出ます。
時には友人と徹夜して勉強することもありました。でも、HTICの先生方はみんなフレンドリー。
次の授業には笑顔で接してくれたので、毎日が充実していたといいます。
休日はスポーツに汗を流したり、ショッピングや観光で、疲れた頭をリフレッシュ。最後には現
地を離れたくないと本当に思ったそうです。
この短期留学で一回りも二回りも大きくなった三浦くん。たった2ヶ月の留学でしたが、英語づ
けの毎日を過ごし、彼にとっては1年以上の勉強時間に感じられたそうです。プレゼンテーショ
ンのようすも堂々とした態度で、先生方も納得の表情。ときに英語のフレーズを交えながら立
派に行うことができました。今後の三浦くんの活躍が楽しみです。

ページ
TOP