2年生の河合勇真くんと長濱俊樹くんが8月24日から9月23日(1ヶ月間)の日程で、

姉妹校(オーストラリアBarker College バーカーカレッジ)に短期留学してきました。

留学中はBarker Collegeの制服を着て現地の授業を受けました。放課後はホスト

スチューデントとスポーツを楽しみ、週末は観光を楽しんだようです。これを受け、菅生

高校では、11月14日からの1ヶ月間、ホストスチューデントだったMichael

StepanianくんとAndrew Osborneくんを受け入れます。

菅生高校とBarker Collegeは隔年で交流を行うプログラムがあり、英語に興味のあ

る生徒が毎年、応募してくれます。

菅生の吹奏楽部は、コンクールだけを目標としたバンドではないのだと強く感じました。

ひとことで言えば、総合エンタテイメントを志向しているのだろうと思いました。

楽器演奏のレベルの高さと安定感は、定評のあるところですが、演劇・踊り・歌そして

その演出力は、他のバンドではまねができないところでしょう。(H.M)

 

 

 

 

 

今年の体育祭(10/14実施)も、大変盛り上がりました。毎年、体育祭スタッフが
夜遅くまで担当の先生と話し合い、体育祭の計画・運営・実行から後片付けまで
全てを行います。生徒が自ら作り上げた体育祭。ぜひ生徒のいきいきとした姿を
ご覧ください。

 

 

10月13日は菅生高校の開校記念日です。今から29年前に菅生高等学校があきる野市に

誕生しました。いわば誕生日といえます。周囲が緑に彩られたこの地に、創設者である島田

久先生が、「将来有る若人に夢を与えよう」と考え、菅生高校を誕生させたのです。

毎年同日に開校記念式典を開き、その都度各方面から多くの著名人の講演をお願いしてきた

菅生高校では、今回世界で最も有名な数学者であり、またアコーディオン奏者でもある秋山仁

教授をお招きしました。秋山先生の「或る舟は東に進み、同じ風で或る舟は西に進む」と題さ

れた講演では、とても分かりやすい口調で生徒の心に染み入る講演をして頂きました。

秋山先生の紹介が終わると、先生は大きな身振り・手振りを交え、壇上を右に左に動きながら

講演を始めました。時にユーモアを交える先生の話しぶりに、中等部や高等学校の生徒は一

瞬で先生の魅力に引きつけられ、あっという間の1時間でした。

秋山先生はアコーディオン奏者でもあります。講演の最後には得意のアコーディオンを見事に

演奏し、大きな拍手で幕を閉じました。

秋山先生は講演で「夢を持ちなさい。どんなことでもいいから諦めないで努力しなさい。そうす

れば頭の悪い私でも、数学者としてやっていけるように、絶対に夢は成就するぜ」とさかんに

強調しておられました。

今日の講演を聴けた生徒たちは幸せです。これほど勇気の与えられる講演は滅多にありま

せん。ここにいる生徒たちは、未来に思いを馳せ、全員明日に向かって羽ばたく勇気をもらう

ことができました。この日の講演を胸に、一回り大きくなった生徒の姿が見られるのも近いこ

とでしょう。

今年の春(15名)に引き続き、10月3日(月)から10月22日(土)の日程で教育実習
の先生方が菅生高校に来ています。今回実習を行う先生方は6名。各ホームルーム
教室の担任として、またそれぞれの教科の担当として、毎日奮闘する姿があちこちで
見られます。
菅生高校では施設設備の関係で、年2回教育実習生を受け入れています。秋に実習
を行う実習生は、所属する大学チームの試合等をこなしながら、体育教師の免許取得
を目指す先生が多くいます。午後までホームルーム教室の生徒たちの指導を行い、
放課後はクラブ生徒の指導と、忙しく走り回る姿が散見されます。
私たち教員も、そんな時代(とき)があったなぁと、つい感慨深くなってしまいます。毎日
夜中まで指導案を書き上げ、翌日担当教員に真っ赤に添削された指導案を返されたと
きの何とも言えない徒労感のようなものも、今となっては愛の鞭と思えます。彼ら、彼女
らもきっと人には言えない苦労を、現在進行形で感じていることでしょう。でもきっと教員
になったら、良い経験に変わります。頑張れ、教育実習生!

 

9月11日(日)第2回オープンスクールが行われました。この時期は修学旅行と重なる中学校が
多いのですが、合わせて300名ほどの中学生・保護者が来校し、活気に満ちた1日となりました。
当日は8時前から本校へ来校する中学生・保護者もあり、このイベントにとても興味を持って頂い
ている様子がわかりました。
体育館でのガイダンスが終わると1時間目の体験授業となります。それぞれ希望し教科に目を輝
かせる中学生たち。ふだん中学校で受けている授業とは違い、少し緊張気味の生徒も次第に菅
生高校の先生の話術に引き込まれ、あっという間の1時間でした。英語では保護者も一緒に大き
な声で英文を読み、つい昔を思い出されている方もいました。「こんな面白い授業は初めて受け
ました。早く高校生になって授業に出てみたいです」といったアンケートもたくさん寄せられるほど、
菅生高校の先生方の授業は定評があります。菅生高校では、授業評価アンケートを毎年2回実
施することで、各先生方が常に授業を工夫しているからでもあります。
2時間目は興味・関心によって体験内容を選択し、それぞれ楽しい時間を過ごしました。クラブ体
験に参加する中学生、入試に関して個別相談を受ける中学生、またスタンプラリー(豪華景品は
高級アイスクリームなど)に参加して、いち早くゴールをめざし、ヒントを得ようと在校生に積極的
に話しかける中学生など、さまざまな姿が見られました。菅生高校は今年、都からアスリート推進
校に認定されています。全部で7つのクラブチームが認定を受け、毎日部活動に汗を流す生徒
が大勢います。高校に入学したら部活で汗を流したいという中学生が、クラブ体験に参加してい
るようです。また文化系では伝統ある吹奏楽部や合唱部はもとより、学展で今年度の最優秀学
校賞をいただいた美術部などが人気でした。コンピュータ部、創作活動部、軽音楽同好会など他
校にみられない人気クラブにも中学生が多く訪れていました。
次代の人材育成を掲げる特別進学コースの説明会では、3年間の学習スケジュールや放課後の
講習、長期休暇中の勉強合宿のようす、そして奨学金の内容などが説明されました。放課後は
「自学館」で行われる講習にほぼ全員が参加し、それぞれの目標に向かって勉強している様子が
スライドに映されると、ペンを置き興味深げな眼差しを向ける中学生・保護者の姿があちこちにあ
りました。
短い時間でしたが、少しだけ菅生高校の雰囲気に触れることができた中学生たち。菅生高校では、
人間力の育成にスローガンを置いています。そのため文武両道を長年推し進めてきました。こう
した教育に賛同してくれる多くの中学生が来年度、菅生高校の制服に身を包んでいることでしょう。

 

この時期日本は夏ですが、南半球にあるオーストラリアは冬です。菅生高校ではオーストラリアに姉妹校

(Barker College : バーカー・カレッジ)があり、これまで20年間、毎年交流を重ねてきました。そして今

年から新たな短期留学の制度を加えました。このプログラムでは、相手の生徒と同じ授業を現地の言葉

で受けられることに特徴があります。またホームスティを通じて、互いの文化を肌で感じられることに魅力

を感じる生徒もいるようです。現在2年生の長濱俊樹くんと河合勇真くんが8月24日(水)~9月23日

(金)まで、一カ月の予定で同プログラムに参加しています。

オーストラリアではホストファミリーの家に滞在し、授業を一緒に受けます。もちろんすべて英語で行われ

ます。現地では暖かいホストファミリーや友人に囲まれ、毎日楽しんでいるようです。放課後はクラブ活動

に汗を流し、夜はホストスチューデントと英語の宿題に取り組んでいるという報告がありました。1ヶ月後、

一回り大きくなった彼らに期待しています。

 

 

8月23日に日本武道館で東京都高等学校秋季剣道大会が行われました。女子は、
1回戦・駒込高校に5-0で勝ち、順調なスタートを切りました。続く2回戦・都立青梅
総合高校に4-0、3回戦・潤徳女子高校に4-0、4回戦・都立上水高校に4-0と
勢いよく勝ち上がりました。準決勝では、駒澤大学高校と対戦し、副将戦でこの日初
めて1本負けしました。しかし、大将が意地を見せ1本勝ちをし、勝負の行方を代表
戦へと持ち込みました。菅生高校は大将、駒澤大学高校は副将での代表戦となり延
長戦の末、見事なコテを決め決勝戦へ駒を進めました。
女子は5年連続の決勝戦進出となり、日本大学鶴ヶ丘高校と対戦しました。先鋒、副
将が勝利を収め、2-0で大将戦を待たずして2年ぶり5度目の優勝を決めました。
この日は、準決勝で一度だけ1本負けをしましたが全体的に安定した試合運びで優
勝し、新人戦・インターハイ予選制覇への良いスタートが切れました!!
男子は、1回戦・日本大学豊山高校に4-1で勝ちました。続く、2回戦・修徳高校に
2-0、3回戦・明治大学付属中野高校に4-0、4回戦・正則高校に2-1と順調に
勝ち上がりました。準決勝では、巣鴨高校と対戦しました。次鋒が勝ちましたが、中
堅・副将と1本負けをしました。しかし、大将戦で1本勝ちをもぎ取り、2-2の代表
戦としました。代表戦では惜しくも敗れましたが第3位となりました。
男子は、準決勝で惜しくも敗退してしまいましたが、新人戦・インターハイ予選優勝へ
の足がかりとなる試合内容でした。

 

 

夏の日差しが照りつける中、今年も7月18日(祝)に第1回オープンスクールを実施しました。

8時30分の受付開始前から多くの中学生・保護者の皆様が来校され、待合室の図書室が一杯

になるほどで、オープンスクールに対する中学生の期待の大きさを物語る状況でした。

この日ご来校いただいたのは、中学生・保護者合わせておよそ300名。近隣の中学生から、遠い

ところでは福島県で被災された中学生まで多くの方に来ていただきました。福島から来たという中

学生は、来年4月に、あきる野市に一家転住してくるそうです。ぜひ菅生高校に入学したいと大き

な瞳で真剣に話されていました。

この日は、体育館で菅生高校の教育内容が分かりやすいスライドにまとめられ、副校長の峰岸先

生より説明がありました。メモを取りながら聞く中学生の姿があちこちに見られました。

その後は、待ちに待った授業体験・クラブ体験へと進んで行きました。それぞれ希望した教科の授

業やクラブの練習を体験し、中学校とはまた違った雰囲気で進む授業に、みんな目を輝かせてい

ました。一方、保護者は、広い校舎内を見学したり、個別相談で入試関連の質問をしたりと、思い

思いに過ごしました。

この日のお昼のメニューはマーボーナス丼とワカメのスープ、それにデザートのスイカでした。菅生

高校の食堂はセルフサービスになっています。食堂体験もオープンスクールの一環です。来校者

全員に食券が配布され、ペットボトルのお茶と一緒に上記メニューを美味しくいただきました。

午後からのクラブ練習にも多くの中学生が見学に訪れました。菅生高校は今年度東京都アスリート

推進校に選出され、7つの運動部が指定されています。各部のハイレベルな練習に中学生たちも

釘付け。来年の自分の姿を重ねながら、真剣な表情で練習を見つめる中学生の姿がとても印象的

で、この中から明日の菅生高校の運動部を支える中学生が出てくることを思うと、頼もしく感じられ

ました。

詳しくは… 菅生学園HP まで

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