創立50周年の記念すべき時に、二日間とも快晴に恵まれた純心祭となりました。連日、本当にたくさんの方にご来場いただきました。ありがとうございました。純心生・教職員共に、ご来場いただいた皆様の笑顔と温かい言葉に励まされて、私たち自身も大変楽しい「時間」を過ごすことができました。 これからも純心をどうぞよろしくお願いいたします!
≪純心祭の舞台裏≫
☆第50回純心祭「巨大モザイク壁画」について
純心祭でたびたび企画される巨大モザイク壁画。各学校で色々な制作方法があると思いますが、純心では実行委員会が制作したもとになる画像をパソコンで8色に減色し、色を文字に変換した後、エクセルを使い9mm×9mmの升目がA3用紙に縦48升×横73升の計3504升が描かれている設計図を1159枚制作し、それを生徒一人あたり2~3枚を配布して升目一つ一つを色えんぴつで塗りつぶて完成させたA3用紙、1159枚を一つ一つ貼り合わせて縦7.5m、横15mの色えんぴつ巨大モザイク壁画を完成させました。完成させた巨大モザイク壁画は中学校舎に展示しましたがいかがだったでしょうか。喜んでいただけたら嬉しく思います。(第50回純心祭実行委員会より)
☆東日本大震災復興支援ポスターについて
今年度も引き続き、文化委員会と純心祭実行委員会で東日本大震災復興支援の募金を行いました。一日も早く日常の生活が取り戻せるようにと気持ちをこめて縦3m×横1.5のポスターを2枚制作しました。この2枚のポスターを近くで見ていただいた方はお解りいただけたと思いますが、全て「絆」という文字で絵が作られています。みなさまの絆が大きな力となるようにと願いをこめて制作しました。
☆過去純心祭のポスター
今年で50回目を迎えた純心祭。コツコツと積み上げてきたものが、気がついてみる50回という節目を迎えるまでに至りました。50回という今までの積み上げてきた歴史を振り返ってみようという気持ちで、過去のポスターを講堂と校舎内に展示いたしました。時代時代を感じることができるポスターのデザイン。自分たちの在学中の純心祭のポスターを見つけた卒業生の方々は懐かしく思われた方も沢山いらっしゃったのではないでしょうか。
☆カラーラインパウダーペイント
今年度、初めてチャレンジしたカラーラインパウダーペイント。1m×1mのボードに絵や文字を切り抜いた型を制作し、その切り抜いた所にふるいでカラーラインパウダーを降りかけて絵を描くという、ケーキ作り?からヒントを得たカラーラインパウダーペイントはいかがだったでしょうか?実は13日の放課後に何時間もかけて実行委員会の生徒が一生懸命校庭に描いたものの、夜になって純心は局地的な土砂降りの雨。苦労して制作した全ての絵が流されてしまいましたが、何としても成功させたいという実行委員会の生徒が、朝早くから登校して再度、校庭に描きなおしました。前日に描いた数を制作することはできませんでしたが、4色のカラーラインパウダーペイントはいかがだったでしょうか?
☆純心祭ゲート
今年も校門に制作した純心祭ゲート。男子生徒がいる学校では、工事現場の足場などを使って制作する学校もあるようですが、男子生徒がいない女子校では、そのような方法で大きなものを制作するのは困難。そこで力のない女子生徒でもなんとか制作できる方法はないかと考え出されたのが、ラミネートによる制作方法。ゲートの元になるデザインをパソコンを使い制作した後、ソフトを使ってA3用紙を貼り合わせる大きなポスター制作。そのA3用紙を一つ一つをラミネートしたあと、両面テープを使い張り合わせ、それを軽量パイプで組み立てられた骨組みに固定してゲート完成!今年度のゲートは「城壁」をイメージして制作しましたがいかがだったでしょうか?
☆のぼり
純心坂から校庭の土手に立てたのぼり。各団体の紹介ポスターを入れ込んで制作しましたがいかがだったでしょうか?
☆高校校舎壁画
今年で50回目を迎えた純心祭。50回という純心祭の誕生日を祝い、ケーキの壁画を制作しました。
☆室内フラッグ
生徒から「廊下の装飾がさみしい」という声が上がり、今年度少しでも解消しようとして考えたのが室内フラッグ。消防の関係から避難誘導の看板等が隠れるような装飾ができないため、今回のような窓側にフラッグを飾る方法をしてみました。「商店街のようで楽しい」という声もいただきまずまずの成功だったと思っています。
☆西芝オブジェ
今年のテーマである「時間~とき~」をイメージしてダンボールと模造紙で制作したオブジェ。校舎の上から見下ろすとその大きさと綺麗さを感じることができたのではないでしょうか?