17.稲刈り

 

女子部脇の水田が実りの秋に相応しい光景になりました。6月に植えた苗が5か月後に立派な稲穂をつけました。

刈った稲を干していた農家の人に「10月に稲刈りはしないのですか。」と聞くと、「10月まで水を抜かないで実を大きくするんだ。」という返事でした。

11月の3週間天日干しをしてから脱穀するそうです。この水田から7、8俵のお米がとれると満足げに話してくれました。

稲作の大変さがうかがえました。

 

16.ヤマノイモ

物事というのは知らないと気付かないのですが、一度知ると身近な所にも良くある事だと分かるものです。  ヤマノイモは種子ではない「むかご」からも新しい個体ができ、高校生物で扱う生殖方法の一例として有名です。他の植物につるが絡み、秋にハート型の葉が黄色に色付くので目立ちます。よく見ると、ビー玉大の黒い粒、むかごが付いていました。これが初めて出会ったヤマノイモでした。その後は不思議なもので毎年いろいろな場所で見かけます。

 

15.マルバアサガオ

11月の稲刈りが済んだ田んぼの脇の用水路に咲いていました。

暖かい日差しを浴びて、季節はずれのヒルガオかと思いました。

しかし、濃い色の花は帰化植物にありがちなので調べてみると、マルバアサガオと分かりました。

アメリカ原産で、高校生物の教科書で扱う中間雑種の例として有名な植物です。

11月23日(金・祝)に神奈川学園中学校で行われる「まなびの会 コンパス2012」に本校も参加します。

本校は2時限目(10:55~11:35)と4時限目(13:30~14:10)に「立体図形で遊ぼう」という授業を行います。

立体図形について学びながら,開くとモミの木やケーキが飛び出すクリスマスカードを作ります。

詳細や,予約などについてはこちら(http://www.kanagawa-kgs.ac.jp/compass/)をご覧ください。

2012まなびの会コンパス

14.ツユクサ

道端に普通に見られ、人の生活に溶け込んでいる花です。

夏前から秋にかけて咲き、花は昼頃にはしぼんでしまい、朝露に例えて露草の名が付きました。

しかし、古くは万葉集に月草として詠まれているそうです。

ツユクサの花の青さには気持ちを落ち着かせる力があると思います。

13.イヌホオズキ

林の縁とちょっとした畑の間の小道は、月が変わるたびに異なる花に出会えるので楽しみです。

10月にはナス科と直ぐに分かる植物に会いました。調べると「イヌホオズキ」でした。

子供の頃、庭に生ったホオズキの実を嗅いで独特の匂いがした記憶があります。

そのホオズキとは違いますが、役に立たないという意味の「イヌ」を付けられてしまいました。

12.ヨウシュヤマゴボウ

8月下旬に女子部の駐車場の縁で見つけました。葉の茂り方で離れた所からでも分かりました。

秋になると黒紫色の熟した果実をたくさんつけることで有名ですが、花からは毒々しい印象を受けません。

熟した実をつぶすと赤紫色の汁が出てきますが、手や服に付くと落ちにくいのでご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11.ツリガネニンジン

今年は9月いっぱいまで残暑が続きました。雨も少なく、周りの草木にホースで水をまきたい気持ちでいました。

しかし、このような天気が続く中でも秋の花が見られるようになりました。

女子部の駐車場の斜面に、生茂る植物に混じって2株のツリガネニンジンを見つけました。

私にとっては久しぶりの構内での出会いでした。花は青みが足りませんが、釣鐘状でキキョウ科の花の特徴が表れています。

桐蔭学園中等教育学校,中学校では9月22日(土),23日(日)に学園祭を開催します。

事前の予約は必要ありません。

女子部では,準備が随分進んできました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽しい企画をたくさん用意していますので,是非お越しください。

 

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