演奏系パフォーマンスのメイン会場は講堂。席数は250弱とあまり大きくはありませんが、音響はすばらしいのです。

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新メンバーが加入した弦楽アンサンブル。初心者ながら心を込めて演奏します。

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中3生Fさんのバイオリン演奏。幼少期からコンクールの舞台にも立つ腕前に、みんな聞き惚れてしまいます。

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メンバーの入れ替わりを経たガールズバンド、新生Adastraの熱演も。

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サブ会場は教室棟中心の大階段。中ほどの踊り場が広々として、ライブ会場に最適です。中3生のKくんはサックスソロで髭ダンの難曲に挑みました。

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英語科の先生バンドに、特別ゲストで中3生男子が参加しています。今年の舞台では総じて中3生の活躍が目立っていて、下級生からは感嘆のまなざしが注がれていました。

1つめの動画

図書委員会の生徒たちが、すてきな動画を作ってくれました。先生から生徒に勧めたい本を紹介してもらい、大いに語ってもらう、というものです。おすすめ本2

英語科のロイ先生が勧める2冊はもちろん洋書ですが、コメントは流ちょうな日本語。ちょっと頑張って挑戦したくなります。

おすすめ本3

理科の伊東先生の推薦本は、どちらかというと社会学とか政治学とかの人文系ですね。ちょうど今自分が読んでいる本が面白くて、一緒に読みませんか、というお誘いです。

おすすめ本1

荒木校長のお勧めは、なんとSFの古典的名作。これは間違いなく面白そうです。どの先生も、本を勧めるときの表情や口調から、個性や人間味が伝わってきますね。

動画「先生達のおすすめ本movie」、ぜひ公式YouTubeチャンネルからご視聴ください→

2つめの動画

こちらは入試情報です。2022年度入試で新たに設けた「思考・表現型入試」。学科の試験ではなく、出願書類と当日の作文・面接(作文と面接は日本語か英語かを選択できます)で合否を判定します。10月末の入試説明会で詳細をお伝えしましたが、「予約が取れず残念」「どんな入試か詳しく知りたい」とのお問い合わせを度々受けるようになり、説明会の入試説明部分を6分少々の動画にまとめた次第です。

生徒の探究と挑戦を応援する本校の教育理念・教育内容にぴったりの、「自分の好き」を持った生徒に向けた説明動画です。ご興味のある方は、こちらからご視聴ください→

コンゴ産コーヒーのパッケージデザイン制作を通じて、食文化の中でのコーヒーやアフリカの歴史と文化、フェアトレードなど多岐に渡る学びをめざした「珈琲ブランディングプロジェクト」ラボ、このアートフェスでついにコーヒー豆の展示即売にこぎつけました。

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居並ぶコーヒー豆のパッケージは、ラボに参加した生徒作品の中から投票で上位に選ばれたもの、どれも個性にあふれたすばらしいデザインです。午前の分で用意した50パックは、30分と経たずに売り切れてしまったそうです。楽しみにしていた人が多かったのですね。

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会場となった家庭科室のもう半分では、サツマイモが売られています。有志生徒たちが校内の畑で育てたもの。こちらも飛ぶように売れています。そういえば、Culture(文化)とAgriculture(農業)は同根の言葉ですね。やはりアートフェスにふさわしい。

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入り口には、「環境に配慮して、プラスチックの袋は使わず新聞紙にくるんでお渡ししています。袋をご持参ください。」と、お客さんに理解と協力をお願いするポスターが掲示されていました。売り上げはもちろん寄付に充てるとのことです。

講堂ではライブパフォーマンスが繰り広げられました。2019年の第1回アートフェスでは、当時中1だった一期生有志がダンスを披露しました。そのときは10名にも満たない少人数でしたが、三期生が入学した今年は人数も増え、チアダンス経験者のO先生のサポートもあり、ダンスサークルとしてしっかり練習を積んできました。

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黒のパンツとジャケットで統一したクールな踊りや、

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Tシャツとジーンズ姿のパワフルな踊り、

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そしてお祭りの法被風の衣装をそろえた華やかなフィナーレのダンス。元気一杯のパフォーマンスに観客は拍手喝采で応えていました。

公演後間もなく、ダンスサークルの新規加入希望者が現れたそうですよ。

さまざまな授業で製作・発表系のアサインメント(学習課題)が多いドルトン東京学園では、ふだんから生徒のユニークな発想や優れた美的センスに驚かされることがしばしばあります。

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アートフェスでもいかんなく発揮されるそのセンス。作品のディスプレイも洒落ていますね。

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ひと際目を引いていたのが、中3のK君によるモビールの展示です。カップケーキに使われるようなパラフィン紙を幾層にも重ね、白い鳩のふさふさした羽毛を表現しています。クチバシに咥えているのはオリーブの葉。

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下のひもを引くと、平和の使者が生命を宿したかのように緩やかに羽ばたきます。その繊細な構造と表現は、まさに芸術です。

これから数回にわたり、11月28日に開催した第2回アートフェスのようすをお伝えします。

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アリーナ(大体育館)では、アーテシカル(アート+エシカル=芸術+倫理的な)をテーマにした作品の展示と即売会が。

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外周に設置されたパネルには、SDGsをモチーフに小ハウスごとに共同制作した絵画が飾られています。

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ブースの机の上には、不用品や廃材から作ったアクセサリーや日用品が並んでいます。

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こちらはカラフルなろうそくですね。これらの作品は、会場入り口で両替した「ドルトンマネー」で購入することができます。金額は購入者に決めていただき、収益は出展した小ハウスごとに決めた寄付先へ。

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開場して間もなくアリーナは大盛況。小ハウスのブースでは、お客さんの質問に答える在校生が、作品のコンセプトや制作のエピソードを熱心に語っています。

後期テーマラボに新しく加わった「細胞培養体験」ラボ、担当の西川先生からレクチャーを受けています。

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画面中央下に見えているのは、培養した細胞の観察に適した倒立顕微鏡。実際に細胞を育てながら、細胞培養学の基礎講義を受ける、という本格的な探究ラボです。

ドルトン東京学園には、いわゆる文化祭にあたる行事が2つあります。

1つはSTEAMフェス。自然科学系の個人研究と発表がメインの行事で、2021年度は中3となった一期生の修研(修了研究=探究活動の集大成としての作品制作や論文執筆)をメインにしたDalton EXPOへと脱皮します。

もう1つの文化系行事アートフェスは、絵画やデザイン・音楽演奏やダンスパフォーマンスなど、芸術をメインとするものです。明日の開催を目前に、午前中は準備の最後の仕上げ、午後はリハーサルも兼ねて在校生同士のパフォーマンス披露となります。

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美術技術室で作業に余念のない生徒たち。

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こちらは3Dプリンタでペン立てを作っているところ。

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家庭科室の窓には、今回の目玉企画の1つ「珈琲ブランディングプロジェクト」で発表する、コンゴ産コーヒー豆のパッケージデザイン資料が飾られています。明日は実際に販売もあるようで、楽しみです。

理科室のあたりで「フォーン!!」という大きな音が。何かと思って行ってみると、送風機で巨大なバルーンを膨らませています。大きく丸く膨らんだ白いバルーンに、プロジェクタで投影されたのは地球。見る間に巨大な地球儀が登場しました。

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地球は自転し、雲や大気の流れもリアルに表現されます。ちょうど天気予報で見る衛星画像のよう。

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まるで宇宙飛行士になって、地球を眺めているかのような気さえしてきます。ほかにも海水面の温度を色調で表したりと、地球環境を学ぶ仕掛けがたくさんありそうです。

今週末に迫ったアートフェスの展示の目玉になりそうです。

今年のアートフェスのテーマは、アート+SDGsです。実行委員会を中心として知恵を絞り、環境負荷を減らす取り組みとして、不用品や廃材を活用した美術作品を制作・展示することとなりました。

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開催日間近の2週間、7時間目の基礎ラボの時間を使って、ハウス単位で作品の制作を進めています。

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芸術(Art)と倫理的な(Ethical )を組み合わせた「アーテシカル(Artethical)」という造語をキーワードにした作品たち。完成を心待ちにしています。

時節柄一般公開は見送り、在校生保護者のみの参観・午前午後入替制の開催となりますが、実施のようすは学校HPやこのサイトでもお知らせします。

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