『週刊東洋経済』5月29日号は教育特集号。その中の記事「新型コロナにより中学受験はこう変わった」で本校の名を見つけました。

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オンライン教育が充実している私立中学へのシフトが加速した、という分析の中で、伝統校や中堅大学付属校と並んで人気を集めた「先鋭的な教育校」の1つとして、本校の名が挙がっています。「教育内容を理解しやすい学校」という表現もされています。

これからの時代を生きる子どもたちにふさわしい教育とは何かを、ドルトン東京学園は日々模索し続けています。「アサインメント」や「ラボラトリー」という耳慣れない取り組みもありますが、「学習者中心」という視点に立つと、むしろ分かりやすいのではないかと思っています。

今週末5月29日(土)、五反田TOCビルで開催される「子どもまなびフェスタ」(事前予約制)に初めてブース参加をいたします。対面でお話ができる貴重な機会を楽しみにしています。お越しの際はぜひお立ち寄りください。

5月下旬の7限目、1年生が講堂に集まって、「ドルトンに入学してからの学び・成果について先輩から話を聞く会」が開かれました。
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DSC(生徒会)やクラブ活動、起業ゼミや科学コンテストなど、学校内外のさまざまな活動をどうスケジューリングし充実したものにしていくか、自分たちの体験をもとにアドバイスをしてくれる先輩方の姿の頼もしいこと。
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発表を聴く1年生は、熱心にメモを取ったり次々に手を挙げて質問したり。
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予想を超えて、活発なトークセッションになりました。
「生徒がやりたいことをここまで応援してくれる学校は他にない。この環境を大いに活かしてほしい。」という上級生のメッセージが印象的でした。

明日5月25日(火)20:00~、YouTube等でライブ配信される番組「ハフライブ」に、本校の社会科主任・大畑方人が出演します。

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社会をより良いものに変えていこう、というSDGsの学びを通して学校教育に何ができるのか、われわれ大人が子どもたちにどんな背中を見せればよいのか、お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜さん、㈱ユーグレナCFOの川﨑レナさんとともに語り合います。

番組内では、ドルトン在校生のインタビューも紹介されるとのこと。未来を担う頼もしい若者たちの言葉に、ぜひ耳を傾けていただければと思います。

番組の詳細はこちらのサイトに掲載されています→

※6/19(土)13:30~、学校見学会③の追加開催を決定しました。お申し込みはこちらからどうぞ→

金曜6~7時間目のテーマラボ、家庭科では調布市つつじが丘の和菓子処「今木屋」から職人さんをお招きして、和菓子づくりを体験しました。

職人から学ぶ和菓子作りラボ

小豆餡をピンクに染色した白あんで包み、バラの花の形にします。「掌の上で回しながら周りを伸ばして、包んで行きますよ」と、やさしく説明していただくのですが、実際にやってみるとなかなか難しい。「熟練の技」という言葉が思い浮かびます。

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和菓子は見た目の美しさからよく芸術品に例えられますが、折々の四季や和歌にちなんだものなど、その根底には日本人の美意識や伝統文化が息づいています。日本文化の奥深さに触れたラボでした。

金曜6~7時間目のテーマラボのご紹介です。数学科の「やわらかい幾何学の世界」では、さまざまな図形を扱って、幾何学の面白さに触れます。

みんなハサミを手に、教材の絵や写真を見ながら紙を切ったり折り曲げたり。

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幼いころよく見た「飛び出す絵本」と同じ原理ですが、こちらはずっと複雑な形ですね。

むずかしそうな立体図形も、自分で手を動かして作ってみると、意外にすんなりイメージがつかめるようです。このように体験しながら学ぶことも、ドルトンプランが大切にしていることの1つです。

 

中1社会科の授業では、早稲田大学エジプト学研究所から講師をお招きして、「考古学とはどんな学問か」「どのようなスキルが必要とされるか」「考古学を学んだ人たちが就く仕事は」など、ふだんはあまり触れる機会のない学問についてレクチャーをしていただきました。講師は実際に古代エジプト遺跡の発掘調査にも携わっている研究員の方です。

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スライド写真で紹介される発掘現場のようすに生徒たちは興味津々。身を乗り出して見ています。

さまざまな分野の専門家や研究者のレクチャーを受けることで、誰かの心にフックがかかり、その人の人生を左右する出会いになるかもしれませんね。

(こちらの記事内容の詳細は、インターエデュのサイトに掲載されています→

今年3月におこなった2020年度STEAMフェス。日本の中学校では(おそらく)初めてのバーチャル空間・リアルタイムでの開催にチャレンジしたことは、以前こちらのブログでもお伝えしました。

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みごとS(サイエンス)賞を受賞した中1(現中2)のT君の研究発表テーマは、「石鹸・アルコール消毒の効果を、細菌培養によって比較検証する」というもの。緻密な実験とデータ分析、分かりやすいプレゼンテーションが高い評価を受けました。

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サイト記事には、T君のインタビューとSTEAMフェスの運営を担った教員のコメントが詳しく掲載されています。ぜひご一読ください。

金曜6~7時間目の探究ラボのご紹介です。

ラボは「生徒自身が学ぶテーマや内容を決め、計画的に進める時間」です。PopIn(質問・相談コーナー)にいる男子3名に「何をしているの?」と聞いたところ「自分のアサインメント(学習課題)をやっています。ぼくは数学」などと答えが返ってきます。

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さすがは中3、もうドルトンプランがめざす「自主的に学ぶ姿勢」が身についています。

まだ何を学ぶかとくに決まっていない、自分の興味をもっと広げたいという生徒には、各教科の先生方が用意するテーマラボがあります。和のラウンジでは、畳状のスツールの上で「百人一首」が始まりました。

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先生の読み上げる声を聞きながら、一心に札を探しています。

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説明を聞いていたときにはそれほど熱心ではなさそうに見えた生徒も、いざ勝負となると俄然集中力を発揮しています。

理科室2(物理・地学)の入り口には大きなモニターが設置されていて、リンクした顕微鏡の画像を大きく拡大してみることができます。

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塩の結晶が、青く美しく光っています。

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苔の表面を拡大し、熱心にメモを取る生徒も。

見たり触れたりして体験することで、自然界に対する興味がわき、理科が好きになってゆきます。

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理科室の中では、物理の実験結果をまとめているグループ。それぞれが「自分の学び」に取り組んでいるので、みんなよく集中しています。よく見ると、中2と中3の生徒たちが、隣の理科室1(生物・化学)と入り混じって学習に取り組んでいますね。学年やクラスではなく、取り組んでいる実験テーマで分かれているようです。

「生徒の学び中心」のドルトンらしい光景です。

新入生に向けた部活動・同好会紹介、密になる状態を防ぐため、今年もオンラインで開催しました。

それぞれのクラブの上級生が交代であいさつをし、準備した活動紹介の動画を流します。

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1年生はHR教室で、熱心に画面に見入っていますが…

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画面に向かって大きく手を振ってくれる生徒もいて、微笑ましいですね。

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発表が終わる際に拍手も起きていました。これまで授業でたくさんの発表やプレゼンを経験してきたせいでしょうか、面と向かって話したわけではありませんが、十分伝わったようですね。

 

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