『AERA』2021年3月8日号掲載の対談記事、「わが子は公立と私立どっちのタイプ? 教育のプロが語る“中高一貫校選び”のコツ」の中で、教育家の小川大介先生が本校に触れてくださっていました。

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(小川先生は関西の中学受験での驚異的な指導実績をはじめ、幼児教育から企業人材育成まで幅広く教育に携わっておいでの方です。)

いただいたコメントは、本校のオンライン説明会について。動画配信の傍らこまめに開いていたWeb個別相談会について、「入学させるための相談会というよりは(中略)どんなふうにどんな環境で育っていきたいかという“目的”のところを先生と一緒に考えてみよう、という形で。」と表現していただきました。

開校間もなく、個性的な教育内容の学校なので、コロナ下ではあってもなるべく個別のご質問やご相談にお応えしたい、ただその気持ちで開いていた相談会でしたが、ちゃんと見てくださる方はいるのだな、と感謝の気持ちでいっぱいです。

記事は AERAdot. のサイトでもお読みいただけます→

2020年7月にオンラインのガイダンスから始まった特別ラボ「起業ゼミ」。開講してからわずか8カ月で、中等部2年・堀内くんのビジネスモデルが㈱ガイアックスから200万円の投資を受けることが決定しました。

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昨年末のピッチプレゼンで事業検証費5万円を手にして以来、悪天候などで客足が伸び悩んだときに飲食店が発行できる「リアルタイムクーポン」のアイデアを磨き上げただけでなく、みずから参加する店舗を募り、利用客開拓のためにチラシを作りポスティングする、という行動力が大いに評価された結果です。

もちろんこれまで手厚くご指導いただいた㈱ガイアックスの方々のお力添えあってのことですが、さすがは「恐れずに進め」をモットーとする本校の生徒らしい、チャレンジ精神の賜物だと感じます。

お店は客を呼び込み、お客は割安で飲食ができ、さらに食品ロスを防ぐこともできるという、まさに「三方得」の素晴らしいアイデア。今はまだ多摩市内の店舗限定ですが、これからたくさんのお店やお客さんに利用してもらい、全国に広がるといいですね。

この記事の詳細は、ニュースリリースサイトPRTIMESでご覧になれます→

堀内くんが取材を受けた「タウンニュース多摩版」のサイト(→)には、インタビュー記事と「リアルタイムクーポン」登録のQRコードが掲載されています

いよいよ学年末、中1の理科では、「これまでの授業で身につけた理科の知識とスキルを総動員して、自分でテーマを決めて実験に取り組む」という活動を行っています。

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理科室では、同じ授業時間に「レモン電池をつくる」「オシロスコープで音の伝わり方を見る」「ペーパークロマトグラフィーで水性ペンのインクの構成色をしらべる」「空気砲をつくる」など、様々な実験が繰り広げられています。

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こちらは「重曹でカルメ焼きをつくる」実験。年配世代にとっては懐かしい光景ですね。
ドルトンプランの特長の1つは「アダプティブラーニング」、学習者一人ひとりの理解や進度に合わせて最適な学習内容を提供するものです。そこでしばしば行われるのが、この理科実験のように自分でテーマを決めて探究するPBL(プロジェクト学習)。
生徒自身がやってみたいと思うことに、自分で考え工夫して取り組み、得られた成果を発表する。もし予期せぬ結果に終わったとしても、それを単なる失敗ではなく「1つの学び、次に向けての課題」ととらえる。そこに一斉授業や知識詰込みでは得られない「深い学び」が生まれる、という考えです。
同時進行で違う実験内容、というのは先生たちにとっては実に大変なのですが、「主体的な学び」がこの1年間でどれだけ生徒に定着したかを確認するよい機会だと思っています。

中1生からTeamsで送られてきたアンケート、テーマは“Which do you like better?(どっちが好きですか?)”と2つからえらぶもの。私も協力しました。

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ポテチとポップコーン、う~ん…悩みます。ほかにも、犬派か猫派か、行くなら動物園か水族館か、年末に見るのは紅白か“笑ってはいけない”かなど、いいところを突いた質問が盛りだくさん。

実はこれ英語の課題で、質問をつくったり回答をまとめて発表したりするうちに比較級や構文・単語が身につく、というもの。

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ちなみに、動物園か水族館かでは圧倒的に水族館が人気だったようですよ。

今日の2年生の7時間目は学年企画、その前半は生徒たちが昨年末から取り組んできた、SDGsの研究成果の代表者発表です。

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児童虐待について、調べたことと考察をみんなに語りかけています。

通常なら全生徒を講堂に集めて、スクリーンに資料を投影しての発表になるところを、一室から中継する形で全クラスに放送します。密な状態や移動による時間のロスを避けるためでもありますが、外部の研究発表会が軒並みオンライン開催になっている現在、そういう発表形式にも慣れておこう、という目的もあるようです。

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手元のPCでスライド資料を操作しながらカメラ越しに語りかけるのは、なかなか難しいですが、さすがは代表発表者たち。落ち着いて無事にやり遂げました。

 

タイトルだけ見ると先生から叱られそうな感じですが、実はれっきとした数学の授業風景なのです。

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テーマは「場合の数と確率」。トランプやサイコロを使って計算ゲーム・数当てゲームを楽しみながら、ゲームに勝つためのコツや戦略を考えるうちに、自然と確率的なものの見方が身につく、というのがねらい。

“真剣に楽しみながら学ぶ”のが、いかにもドルトン流ですね。

第22回図書館総合展_ONLINEのポスターセッションで、本校のラーニングコモンズが運営委員会特別賞を受賞しました。

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教室からすぐに入れる開放的な構造、読書記録用e-ポートフォリオの開発、ビブリオバトルや上映会などワークショップの企画運営、近隣の「まちライブラリー」との連携など、「つなぐ図書館」をコンセプトとする活動が評価されました。

ポスターセッションの詳細は、図書館総合展_ONLINEのWebサイトで公開されています→

大学図書館・公共図書館が多く受賞する中、中高の図書館として唯一の受賞となったことはたいへん光栄なことです。

2022年に竣工予定のSTEAM棟では、規模・内容ともさらに充実したライブラリーフロアが誕生して、活動の幅がさらに広がります。

 

2年生のロングホームルーム、今回の企画は生徒から先生たちへのインタビューです。タイトルは“教えて先生!自立って何?”、「自身が中学生のときに何になりたかったか」「どうして教員になったのか」「精神的な自立や経済的な自立、様々ある中で何を本当の自立だと考えるか」など、聞く方も答える方もだんだんと熱がこもります。

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(英語ネイティブの先生には、果敢に英語でインタビュー)

インタビューの模様は、ラーニングコモンズに設えられた即席のスタジオから、全教室に生配信され、

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みんなはプロジェクタで投影される大画面で観覧する、という仕立てでした。

TV放送みたいで、なんだか楽しいですね。

 

これまでも経過をお伝えしてきた「起業ゼミ」、昨年末のピッチプレゼン大会では3名のアイデアが「事業成立の可能性あり」として、検証費用5万円を獲得しました。

雨などで客足が鈍るタイミングに飲食店がクーポンを発行できる「リアルタイムクーポンアプリ」、ネットで予約した衣類を駅構内などで試着してから買えるECサービス、SNSに投稿された写真を参考にして気軽に買い物ができるサービスなど、どれもが身近な「あったらいいな」に寄り添うものばかり。

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3月7日は、その後の検証結果の発表とともに、起業ゼミ第2期に参加した生徒たちのアイデアも含めて発表・検討します。

この記事の詳細は、ニュースリリースサイトPRTIMSに掲載されてます→

日本語を学ぶマレーシアの学生たちとのオンライン交流、2回目のご紹介です。

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今回のパートナーは、17歳のお兄さんお姉さんたち。13~14歳のドルトン生からすると、ぐっと大人の感じがします。上手な日本語を駆使して、やさしく話題をリードしてくれることもしばしば。

日本の食文化やアニメ、剣道部員は部屋にあった竹刀を手にとっての説明など、楽しくお話させていただきました。

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(SUSHIはもはや世界で人気の和食ですね)

言葉以外にも異文化コミュニケーションにとって大切なもの、互いを思いやり理解しようとする気持ちに気づかされたセッションでした。

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