約10日前、6月13日(土)のWeb学校説明会は、本校教員が手作りした動画をYouTube公式チャンネルでご覧いただく、という形式でした。

動画を作成した時期が在宅学習期間だったため、はからずもオンライン授業のようすを紹介する動画にもなっています。

オンラインでもちゃんと授業をしている、というよりむしろ、オンラインでも登校授業に引けを取らない授業をしていることが分かっていただけるのではないかと、ちょっぴり自慢に思っています。

好評だったもののリンクを貼りますので、よければご覧になってください。

どれも3,4分ほどの短編動画です。

“Joy of Learning, Pleasure of Creation”(学ぶ楽しさと創る喜び)~オンライン英語~

「英語で数学」~Welcome to Math! 英語で学ぶオンライン数学授業 ~

Enjoy Reading! (読書は楽しい!)~ビブリオバトル&ラーニングコモンズ徹底活用術~

ラボ・透明骨格標本の作成に向けて~生物Home Laboratory~

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次のWeb説明会は今週末、6月27日(土)。また新しい授業や学校紹介の動画をお見せできるよう、準備しています。お楽しみに。

お申し込みは本校ホームページからどうぞ→

中等部2年、林くんの研究「デバスズメダイの白点病駆除」が、海洋生物飼育に関する情報誌『マリンアクアリスト』№96 2020夏号のコラム欄に掲載されました。

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校内で飼育している海水魚の病変に気づき、生物の先生のアドバイスを得ながら試行錯誤を繰り返すようす、治療薬についてあれこれと考えを巡らせるようすが、生き生きとした筆致で述べられています。

機会があれば、ぜひご一読ください。

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(おまけの写真・理科室のウーパールーパーは元気に育っています。)

中1の英語授業で、「英語で学校を紹介する動画を作ろう」というプロジェクトがスタートしました。

作成の手順や評価基準についてレクチャーを受け、英語科の先生自作のサンプルムービーを視聴したら、グループごとにミーティング。

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撮影する場所、視点や切り口のアイデアを出し合った後は、実際に校舎のあちこちへロケーションハンティングに散っていきました。

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「中学1年生が学校紹介の動画を作る?しかも英語で?」と、驚かれるかもしれません。たしかになかなか難度の高いPBL(課題解決型学習)です。

でも、面白いと感じる課題だからこそやる気が出る、難しいからこそチャレンジする気が沸き、仲間と力を合わせて乗り越えようとする、そういうものではありませんか?

これぞまさに創造性を刺激するドルトンの学びです。そして何より、1期生が昨年作り上げた課題の数々が、生徒たちに備わったポテンシャルの高さを物語っています。

完成予定は9月。はたしてどんな名作が誕生するか、いまから楽しみです。

「ハイブリッド」という言葉をご存知でしょうか?

たとえば自動車業界では、ガソリンエンジンでも電気モーターでも走るエコカーのことを「ハイブリッド車」と呼んだりします。異なる種類のものを掛け合わせて生まれた、両者の長所を兼ね備えた存在、というような意味ですね。

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(理科実験。電気分解で作った水素に火を近づけると…)

4月5月はオンラインの授業や学級・学年活動を実施し、6月からは登校授業の段階的再開を進めています。登校授業の時間割は、理科実験・音楽美術・技術家庭科など、実体験の比重が高い科目が中心です。生徒たちが学校に来て学んでいる、彼らの活気に溢れたようすを見ると、「やはり生徒がいる学校はいいな」と素直に感じます。

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(カフェテリアで美術のトートバッグ制作。1人1テーブルで十分間隔をとって。)

一方、新型コロナ対策をとるうちに見えてきた、オンライン授業の利点もありました。

多少体調がすぐれなくても参加できる、教師は画面越しに全員の顔がよく見える(ある先生は、「みんなが最前列にいる授業」と形容しました)、感染を恐れることなくペアワークやグループワークに取り組める、動画配信授業は自分の都合に合わせて視聴できる…。

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(ZOOM授業で英会話のペアワーク。)

これから学校がめざすべき教育は、旧来の「教室に生徒を詰め込んで一斉授業」に復帰することではなく、「協働の学びのよさ+個に適した学び」を提供するハイブリッドの教育なのではないか、ICTの教育活用の一番の意義はそこにあるのではないか…。この数カ月の経験が、われわれにそのような気づきを与えてくれた気がします。

 

ラーニングコモンズに「1年生のおすすめ本」コーナーができました。

ショートショート、ミステリ、人気漫画家のエッセイ…バラエティ豊かですね。

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帰りのホームルームが終わってこれから下校というのに、つい足を止めて本を手に取ってしまいます。これが開放図書館ラーニングコモンズの魔力でしょうか。

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スクールバスはもう表で待っていますよ!

昨年本校では、生徒の多面的な発達をとらえる1つのツールとして、AIを用いた適性検査の1種、「Ai GROW」を実施しました。

この度、プレスリリースサイト「PR TIMES」のAi GROWの紹介で、本校の調査結果が詳しく取り上げられていました。記事の概要は、

「新型コロナの影響で休校・分散登校など、自宅学習の機会が増えている。その際に必要な『自学力』が高い生徒の特徴は、『自分ならできる』という自己効力感の高い『エジソン型』。ドルトン東京学園の生徒の調査結果では、自己効力と創造性が高く出ている。なぜドルトンの生徒は自己効力が高いのか、その背景にある教育理念・教育手法とは…」

というもの。

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私自身、読んでいて腑に落ちる点が多々ありました。この時期、ご家庭でのお子さまに対する接し方のヒントにもなるのではないかと思います。

PR TIMES の記事はこちら→

花と緑がいっぱいのドルトン東京学園キャンパス。

蒸し暑い陽気でもどことなく爽やかさを感じます。

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前庭のアジサイ?でしょうか。可愛らしい形の花ですね。

グラウンド奥に最近開墾された畑には、サツマイモの苗を植えるそうです。

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畑仕事を手伝う生徒を募集するそうですが、すぐ希望者で満席になりそうな予感が…。

「焼き芋パーティーできる?」と気の早い教員もいて、秋の収穫が今から楽しみです。

6月から登校授業とオンライン授業の併用がはじまりました。

登校授業と言えば理科実験、音楽、美術、技術家庭科。学校の施設設備を存分に使ってもらいます。白衣がさまになっていますね。

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右手の黒いボードは、念のための飛沫防止用。もちろんマスクも着用。

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実験機材は1人1セットと何ともゼイタクですが、グループでの実習と違って自分ですべてやらなくてはいけないので、その分いやでも学習効果が上がる、という副次効果が見つかったそうです。

 

ドルトン東京学園2021年度版学校案内が完成しました。

紺青一色のシックな表紙。

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巻頭特集「1期生のドルトンプラン」は、開校後1年間の中等部1期生の足跡を追った必見の記事です。

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本校がめざす「学習者中心の教育」を体現する生徒たちの活躍を、ぜひご覧ください。

本校ホームページ左の「資料請求」バナーより、お取り寄せいただけます→

中1オリエンテーションの最終日、生徒ハンドブックの読み合わせをしました。

緊急時の避難経路について、しっかりと確認します。そして何よりも大切な、ハンドブック冒頭の教育理念。ドルトンプランの2つの原理、「自由と協働」の意義を考えます。

ハンドブックには、普通の学校にあるような細かい校則は記載されていません。あらかじめそういうものを設けていないのです。教職員にとっては、大きなチャレンジです。

規則があれば、たいていの問題は「ここに書かれている規則を守りなさい。」の一言で済みます。A先生もB先生も、1つの規則をよりどころにして、同じように生徒を指導することができます。ただ、往々にして規則を守るか破るかだけに目が行くようになり、自分自身で事の当否や善悪を考える姿勢を忘れてしまいます。

開校前に時間をかけて議論し、私たちは校則が持つメリットを捨てることを選びました。

自分が置かれた状況をふまえて、ふさわしい行動は何か判断する。周りの状況がおかしいと思えば、自ら声を上げ、行動に移す。ドルトン東京学園の生徒たちは、そういう人に育ってほしい。そのために、「責任を伴う自由」を担保しているのです。

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