嬉しいお知らせです。理科の西川洋史先生が、令和2年度文部科学大臣優秀教職員の表彰を受けることになりました。

西川先生は中2のクラス担任・理科教諭として日々生徒たちを指導する一方、博士号を持つ水棲生物研究の専門家として、理化学研究会(旧・生物同好会)の生徒たちに生物研究の楽しさと研究発表のノウハウを伝えてきました。その甲斐あって、開校初年度から数々の発表会・コンテストに生徒たちがエントリーし表彰されてきたことは、これまでここでご紹介してきた通りです。

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以下は西川先生のコメントです。

「この度は、文部科学大臣優秀教職員表彰という光栄な賞を頂き、大変嬉しく思っております。この栄誉は、周囲の方々のサポートのお陰であると実感しております。さて、教員になってから現代の生物学に即した、より探究的な理科教育・教材を目指して研究や実践をしてきました。その過程では生徒から多くの視点やアイデアをもらってきました。根気強く未知のことに一緒に取り組む生徒諸君に御礼します。また、サポートして頂いております保護者の方々にこの場をお借りし御礼申し上げます。そして、先生方は私に様々な気づきや助言を与えてくださるばかりでなく、生徒に対する心理学的な見方・考え方、経験に基づく効果的な指導手順を教授して頂いております。それらは日々の活動の大きな助けとなっています。心から感謝致します。今後とも、多くの人たちにお力添えを頂きながら、教育実践及び研究に邁進し、教育現場への成果還元に尽力していきたいと思います。」

西川先生、これからもよろしくお願いします!

ドルトン東京学園3大フェスの1つSTEAMフェスは、自然科学分野+リベラルアーツの自由研究・発表会。2回目の開催となる今年度は、統一テーマ「withコロナ」です。

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来年3月の開催に向けて、各自の研究テーマがほぼ出そろいました。やはりマスクを取り上げた研究が多く見られるようですが、アプローチの仕方は数学的・科学的なものから人類学的・文化的なものまでそれぞれが個性的です。

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これまでの私たちの生活様式を一変させた新型コロナウイルスですが、失われたものをただ嘆くのではなく、若く柔軟な発想力と行動力でこの難局に明るい光を当ててくれるはず。そう信じています。

新型コロナ感染拡大の第3波を受け、11月30日から分散登校とオンライン授業の併用に切り替えたドルトン東京学園、一口に「オンライン」とは言っても、各教科で個性的な授業が展開されています。

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社会科の世界地理のテーマはオーストラリア。グーグルアースで全体を俯瞰した後、「SchoolTakt」というオンライン学習アプリの上でワークシートに取り組み、基礎知識を定着させます。

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先生からだけでなく、生徒同士が互いの解答を見られるようにして、協働学習にも使えるのです。

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理科は自宅でできるミニ実験。「自作したばねばかりで重さを量ってみる」がテーマです。

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Zoom越しに先生からアドバイスを受けながら、創意工夫を凝らしています。手を使いながら学ぶことで、生きた知識や応用の利く考え方が蓄積されていきます。

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英語は「自分史の動画を作って英語でみんなに紹介する」という、なんとも創造力を掻き立てる課題。映像編集の面から見ても、立派な作品が次々に披露されています。

未来の研究者の登竜門である中高生のための学会「サイエンスキャッスル」に、

昨年に続き今年も参加しました。

12月20日(日)行われたサイエンスキャッスル2020では、

本校の2年生2名が以下の研究についてポスター発表しました。

「柴犬由来ガン細胞の家庭用保冷温庫での増殖」

「家庭用保冷温庫で培養した培養マスト細胞の脱顆粒」

コロナ禍で理科室での研究もままならぬ日々でしたが、

粘り強く研究を続けている生徒達を讃えたいと思います。

 

【学校生活・学校行事】 サイエンスキャッスル2020でポスター発表しました

 

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週末にオンラインで開かれたドルトンプランの勉強会は、保護者有志による企画運営、第2回となる今回のテーマはラボラトリー(ラボ)。学習者(生徒)自身がテーマを設定して取り組む、ドルトンプランの根幹の1つです。

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ゲスト講師の教員たちが、ラボの主旨や運営方法、さまざまなテーマラボ・特別ラボの内容を説明し、

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保護者から次々と寄せられる質問に答えます。

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「自分のテーマをなかなか見つけられない子は?」「いつになったら自主的に学ぶ姿勢が身につく?」という問いに対し、「生徒が興味を持ちそうな“学びの種”をたくさん播き、あとは生徒を信じて待つ」「生徒から必要とされたときに対応できるよう側にいる」という答え。システムやコースに生徒たちを当て嵌めるのではなく、一人ひとりの気づきや学びを大切にするのがドルトン東京学園の教員です。

気づけば予定時間をはるかにオーバーして、2時間を過ぎていました。

生徒・保護者を含めて、広く学校関係者を呼ぶ“ドルトニアン”という言葉があります。生徒と保護者と教職員が一緒に学び成長する、これからもそういう場であり続けることが私たちの願いです。

ドルトンの探究ラボには、各教科の探究や教科横断の探究のほか、外部企業・団体と連携して行う特別ラボがあります。㈱ガイアックスの協力でスタートした「起業ゼミ」は、12月12日付の朝日新聞朝刊をはじめ、各種メディアでご紹介いただきました。

「SWITCH」は、㈱花王と㈱教育と探究社が共同開発した、社会課題の探究プログラム。生徒が自分の視点から社会的課題を見つけ、その解決に取り組む、というもの。

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今回のプレゼン大会で、生徒たちが課題として選び解決策を練ったものを列挙すると、

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スマホ依存解消/生活におけるタイムマネジメント/相手を傷つけない言葉の使い方/平和について考える/死刑制度を変える/LGBTへの理解を深める…生活に根差した身近なテーマから、社会を二分するような大きな課題まで。

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グランプリに選ばれた発表、「コロナ禍における医療従事者への偏見・差別を解決するためにできること」は、2/21(日)、QUEST CUP 2021 全国大会」(主催:教育と探究社)にエキシビジョン枠で出場・発表します。

1年生の体育の授業で、剣道が始まりました。

正しい姿勢や腕の振りを体感するため、模造刀で新聞紙を切ることに挑戦しています。

一見簡単そうにも見えますが、刃のついていない刀ではなかなかうまく切ることができません。

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みんなが見守る中、鮮やかに新聞紙を真っ二つに切った女子生徒がいました。ひょっとしてものすごい素質を持っているのかも。

周りからは思わず歓声と拍手が…。

公式Facebookに動画で紹介されています→

タイトルは「(2021年度入試における)感染拡大防止対策とご協力のお願い」。新型コロナウイルスなどの感染症から受験生と保護者を守るための対策と、受験生へのお知らせ・ご協力のお願いをまとめたものです。

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(登校時の検温も日常になりましたね)

ごくかいつまんで言うと、「感染症にり患している方は受験不可。新型コロナの濃厚接触者で無症状かつ検査結果陰性の場合は別室受験が可能。感染症や体調不良で受験できないと連絡してきた方には2/7代替日受験をご用意する。」という内容。

このほか出願時から試験前、入試当日に至るまでの注意事項がかなり詳しく記されていますので、本校の受験をご検討の方はぜひご覧ください。

詳細は本校HP「入試情報」より、閲覧・ダウンロードできます→

STEAMフェスは、スポーツ・アートと並ぶドルトン3大フェス(メイン行事)の1つ。STEM(Science,Technology,Engineering,Mathematics)に加えたAは、狭義のArt(芸術)ではなく広義のLiberal Arts(学芸、教養)を指しています。

来年3月に開催予定のSTEAMフェスに向けて、1年生にオリエンテーションを実施しました。

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今回のテーマは“Life with Corona~コロナとともに”。われわれの日常を一変させた感染症と向き合います。

今度はどんな創意工夫に富んだ研究発表を見せてくれるでしょうか。

新型コロナ感染拡大のニュースが連日報道されていますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか?

ドルトン東京学園は、生徒とそのご家族、教職員の安全を守るため、11月30日より年内一杯、分散登校とオンライン授業を併用しています。

特別時間割を編成して、登校日には体育や技術美術音楽といった実技実習系の科目の授業を優先して行っていますが、理科の先生たちは「実験キット」を作って生徒たちに配布し、オンライン授業の中でも自宅で一人ひとりが同じ理科実験に取り組むことができる、という方法にチャレンジしています。

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(実験キットは先生たちの手づくり)

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磁石を使って鉄粉の様子を観察したり、ブレッドボードを作成して直線電流を流し磁力線を観察したり、自宅でもいろいろと面白い実験ができるものですね!

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