中学2年生は、各クラスで探究活動を行いました。今年度の探究活動は、「調べる」ということを大事にします。昨年度、中学1年では「問う」ということを大事にしました。1つ段階を積み上げて、「問い、調べる」ことに重点を置きます。身近な「練馬」という「まち」を題材にして、この「まち」の魅力と課題に向き合っていきます。SDGsの11、「住み続けられるまちづくりを」にも繋がるアクションであり、2年生にとっては、中学3年での探究活動へ向けても大事な取り組みになります。
本日は導入として、「ねりま探究」について考える時間を設けました。「未来都市NERIMA2030」と題された「今は存在しない未来のまち“NERIMA”をデザインする」活動を行っていくことが示されました。未来を考えていくために、まずは、「今」と「今まで」の練馬について知っていきます。ここに、中2学年のポイントである「調べる」があるわけですが…それはこれからのお楽しみです。生徒たちは次回に向けて「わたしにとっての“まち”」というテーマで写真を撮ってきます。どのような「まち」が集まるか楽しみです。

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中学2年生はLHRで委員決めを行いました。
昨年度は感染症対策で自宅待機期間に委員決めを行いましたが、今年は、対面で決めることができました。何気ない風景ですが、こういった経験も貴重な学びの場であることを改めて感じます。

本校の委員会は全員参加制です。各自が役割を持ち、みんなで学校や学年を運営していきます。
早速、自治委員を中心にして自分達で委員決めを進めました。

他にも、担任の先生方からのお話や手帳の配布がありました。自分のスケジュールを自分で管理できる素敵な中学生目指して中2生も頑張ります。

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高校では、高1を迎える対面式が行われました。例年のように行えない中、総務生徒が工夫してZoomと動画で開催してくれました。

歓迎のダンスから始まった対面式は、まず、生徒会長からのメッセージです。高1が素敵な高校生活を送れるよう話してくれました。
次は高1代表生徒の挨拶です。モニター越しに見ている中2から高3に見守られながら、しっかり挨拶をしてくれました。

最後に流した動画では、委員会や部活動にと、色々な富士見生の様子を見ることが出来ました。

対面式は、企画から運営まで総務生徒中心で行われました。先輩の背中を見た高1生が主体的に活動してくれることを期待しています。

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先日行われた本校教員による東北復興studyの談話に対する感想が掲示されていました。
チーム東北(有志生徒によるチーム)が見たくなるよう工夫された展示をしてくれています。

本談話は被災経験のある本校教員が希望者に体験を話してくれた有志生徒によるオンライン企画です。

感想を読むと、震災に関連する言葉ひとつに対しても改めて意味を考え直す機会となったようで、深い学びの場となったようです。

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高校1年生は例年、1学期の始めにオリエンテーションを行います。
進路や探究活動など、高校生活を送るうえで必要なことについて話を聞いたり、自分で考えたりすることで、よりよい高校生活のスタートを切る活動です。
昨年は臨時休校の影響を受けましたが、今年は実地でオリエンテーションを行うことができました。
今回は特に、SDGs探究についてのオリエンテーションをご紹介します。

①SDGsトークショー
4月8日(木)の午後に、環境活動家の露木志奈さんによるSDGsトークショーを行いました。
世界最先端のエコスクールといわれているバリ島の「グリーンスクール」で高校生活を送り、身近なきっかけから環境問題の活動を始めた露木さんは、20歳という若さで各地の学校などで講演会を行い、活躍しています。
疑問に対する探究心が強く、プラスチックごみなどの環境問題の解決のためにアクティブに活動される露木さんのトークショーを、生徒たちは身を乗り出して熱心に聴き入っていました。
後半の質問コーナーでは多くの生徒が積極的に質問しており、SDGs達成のために行動できることは何か、自分ごととして捉えられている様子でした。
高1とそう変わらない若さでグローバルに活躍する露木さんの話を聞き、生徒は大いに刺激を受けたようです。

②ハテナソン
4月10日(土)の午前中はSDGs探究のワーク「ハテナソン」をクラスで行いました。
「ハテナソン」とは、「ハテナ」と「マラソン」を繋げた新しい言葉で、「ハテナ」つまり「問い」をたくさん作る活動を指します。
今回はSDGs探究の入り口として、17のゴールが並んだSDGsポスターを題材にハテナソンを行いました。
「住み続けられる街は具体的にどういう街か?」
「SDGsは国連で決められたものなのにどうして加盟国は戦争をしているのか?」
「価値観の違いを乗り越え、17の目標を達成する方法とは?」
など、さまざまな問いが生徒から飛び出しました。
この活動を通し、生徒たちは問いを出す難しさや楽しさを体感できたことと思います。

高1は、「社会の課題を知る」ということをテーマに、SDGsについて探究活動を行います。今回のトークショーとハテナソンをきっかけに、SDGsや社会の出来事に関心を高め、今後の探究活動について広い視野で考えてほしいと思います。

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今日は高校1年生の入学許可書授与式でした。
高校生の制服を着るだけで、一気に大人びて見えます。
校長からの話にもあった通り、様々なことに興味を持ち、自ら調べ、学びを自分の人生を豊かにするものとしてほしいです。

入学許可書授与式後、例年行われている対面式はzoomでの配信となりました。
コロナ禍で例年通りにはできないという状況を考えて、生徒会総務の生徒達が考えてくれたものです。
生徒会総務や国際交流委員会がどのような仕事をしているかのインタビューや部活紹介をまとめた動画もあり、高校生活でどのようなことをするかのイメージが広がったことと思います。

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終業式の日の午後、zoom上でオンライン東北復興studyツアーを行いました。
こちらの企画は中2の有志4名が名乗りでて企画運営してくれたことで実現しました。
今年度は、感染症の影響で現地へ行って考えることができませんでした。しかし、考え想うことはオンラインでもできるのではないかと有志生徒がデザインしてくれました。

内容は、岩手県陸前高田市で活動されているマルゴト陸前高田にご協力いただき、現地オンラインツアーと講演会を経験させていただきました。
何かを楽しみながら創ることで学びを深めたいという有志の発案で、ツアーでの経験を元に『あいうえお作文』を創り、発表し合いました。

オンラインツアーでは、現地の様子をみることができました。以前より多くの建物が立ち、文化施設も建造され、街の様子が変わっていることが感じられました。反面、整地されたままの空き地や、居住区域として使用できなくなった沿岸部など、コントラスト強く映りました。ガイドしてくださった方も、「人が戻ってこない」という問題点を挙げられています。
同時に、「地元の人が魅力と思っていなかったモノコトが、実は、魅力的なモノコトだったんだということが、こういった活動を通して分かり、被災地としてではなく、魅力的な陸前高田市を感じてもらいながら震災経験の教訓を得てもらえるようにしていきたい」と話されていたのが印象的でした。
生徒たちも私たちも「復興とは何なのか」について改めて考える機会になりました。

講演では、60世帯中28世帯が全壊した長洞(ながほら)地区の当時の様子をお話くださいました。日本に限らず、国外の方々と、震災を通した学びを共有されており、当時実際に起こったモラルジレンマを問題提起してくださいました。
「自治会に加入していない世帯に食料を配るかどうか」という問いでは、ノーステキサス大の学生と日本の学生の考え方の違いを知りました。
日本の学生はほぼ全員が「配る方がよい」と考えるのに対して、ノーステキサス大の学生は「配らない方がよい(配るべきでない)」と多くの人が考えるようです。
みなさんなら、震災時を想像した場合、どう考えますか?

実際に、長洞地区が当時出された答えは、「配る!」ということだったようです。
「村八分という言葉があるが、含まれない2割は火事と葬儀のときであり、今の状況は火事よりひどい状況であり、助けるべきだ」という演者の方の声に地区の意向がまとまったようです。
様々なお話から、長洞地区では自治的な活動をとり、協力しながら当時を乗り切られたということがよく分かりました。

震災について知り、震災を通して考え、学ぶ「東北復興studyツアー」は、震災から10年経つ東北と共に、震災のみでない学びの機会へと変化していっています。

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高校英語部は3月14(日)にRoute H 英語即興ディベート大会、3月21,22日(日、月)に第10回HPDU連盟杯全国大会に出場しました。この2つの大会は、高校2年生にとって引退試合となる大切な大会でした。

3月14日は、3試合中2勝で、惜しくも入賞を逃し11位、3月21,22日は、4試合中1勝で、32位という成績でした。2つ目の試合の、1勝というのはとても悔しい結果ではあったのですが、各スピーカーのスコアは実はとても高く、生徒たち一人ひとりがきちんと論点を押さえて、効果的なスピーチをしており、その点はジャッジに認められていたと言えます。あと一歩、勝ちにつなげることができなかったということです。

生徒たちは、入賞できなかったことを悔しく思いながらも、難しい論題に果敢に取り組み、チームで協力してよい試合を展開できたこと、そしてオンラインとはいえ全国から集まったディベートの仲間と全ての試合を楽しめたことに満足していました。

高校2年生はこれらの試合をもって引退となりますが、これまでの部活動で得た様々学びは、今後の進路でも必ず大きな力となって彼女たちを支えてくれると思います。

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現在、富士見の正門前の千川通りは桜が満開となっています。
本日、桜をバックに撮影しました入試広報部長 藤川教諭からの学校説明会の告知があります。
桜の風を感じながら学校説明会情報をご覧ください。
4月17日(土)バーチャル校内案内
4月24日(土)入試報告会を予定しています。
4月からも多彩なイベントを予定していますので、オンライン・来校どちらのご参加もお待ちしております。
学校説明会の申し込みはこちら

3月12日(金)に、富士見の校内模擬国連を行いました。

<高2有志生徒>
3月12日に校内模擬国連をオンライン上で行いました。模擬国連とは、生徒が一国の大使となり国益を考えながら、決議案を作成するというものです。運営は高2、5人、高1、2人で冬休みから計画し、初心者にも分かりやすく事前説明会を開催し当日に挑みました。中学一年生から高校二年生まで多くの富士見生が参加し、模擬国連の良さを伝えることができたと実感してます。これからも富士見での模擬国連活動を活発化していきたいです。

<教員>
これまでの校内模擬国連では行ったことの無いオンラインでの実施でした。不安が多い中でしたが、運営委員生徒の準備と本番でのつつがない運営、参加者生徒の準備と本番での一生懸命の実践によって、非常に有意義な時間となりました。
中1から高1の生徒には今回の経験を活かして今後の活動に取り組んでいってほしいと思います。高2の生徒はこれでしばらく模擬国連から離れるかもしれませんが、今回の会議を高3スタートへの弾みにしていってもらえたらと思います。

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