ラグビー9月20日~22日の3日間、第39回北海道ラグビーフットボール中学校大会が、月寒ラグビー場で開催されました。生徒たちは、コロナ禍で中止になってしまった夏季大会に対する悔しい想いとともに、ラグビーができることに喜びを感じながら、精一杯プレーしてくれました。
北嶺は3連戦という厳しいスケジュールの中、1回戦、準決勝を戦い、決勝戦に駒を進めることができました。決勝戦の40分間も最後まで粘り強く走り続け、12-12で決着がつかず、ラグビーの競技規定により優勝(両校優勝)となりました。応援してくださった保護者、関係者の皆様ありがとうございました。

野田先生9月12日(土)、本校生徒の保護者であり、名古屋市にある医療法人春陽会サクラクリニック院長の野田泰永先生にお越しいただき、メディカルスクール講演会を実施しました。野田先生は、循環器内科、内科、外科、消化器内科、小児科、リハビリテーション科と幅広い診療科目で地域の方のニーズに応じて診療をされています。
講演では、クリニックの患者さんの症例を用いて、それぞれの症状、処置、治療後の結果を細かくお話ししていただきました。野田先生がいかに幅広く、様々な病状の患者さんを受け入れ、日々難しい判断に迫られながら診察や治療に当られているかがよくわかりました。また、日常的に「死」に向き合う「医師」という職業の難しさについても考えさせられる内容で、参加した生徒たちは、「医師」「医療」の現実や「生きる」ということについて深く見つめ直す時間を持つことができました。
講演会の後には、「安全・安心な学校生活・寮生活を守るために私たちが注意を向けるべきこと」と題して、教職員向け研修会も開催していただきました。
野田先生には大変お忙しい中、北嶺のために名古屋からお越しいただきました。心より感謝いたします。

 

体育祭 9月4日(金)に体育祭を行いました。中学生は本校で高校は野幌運動総合公園でそれぞれ行われました。前日は雨に見舞われながら生徒が準備する中,天候が非常に危ぶまれましたが,生徒の気持ちが通じたのか見事に晴れ、雨に当たることもなく実施されました。
今年度はコロナによる休校もあり体育の授業もままならない状況下であったため、試合前の手洗いや消毒を徹底し、試合以外ではマスクを着用し,応援も控えめなどの注意事項を徹底し、また、中学生の体力差を考えて、中学2・3年生の部と中学1年生の部に別れて行われました。
ソフトボール、サッカー、ドッジボール、バレーボール、バスケットボールなど各競技に生徒は汗を流し、大いに盛り上がりました。
激戦の結果、中学1年生の部は1年2組、中学生2・3年生の部は3年3組、高校生の部では6年1組がそれぞれ総合優勝を勝ち取りました。なお、高校生は特別企画としてクラス対抗のリレー競争を行い6年3組が制しました。
生徒にとっては久しぶりの楽しい行事だったこともありたくさんの笑顔を見ることができました。選手はもちろん、準備から運営にあたった生徒会執行部の頑張りと審判にあたってくれた生徒の協力もあり、大きな怪我もなく無事に体育祭を終えることができました。

座談会9月8日(火)、今年の春に東京大学と国公立大学医学部に合格した先輩達に来校してもらい、高校1年生向けに合格報告会・座談会を行いました。東京大学(理三1名、理一2名、理二1名、文一1名)、札幌医科大学、琉球大医学部医学科に進学した先輩から、志望校決定までの経緯、勉強方法やアドバイス、大学での研究、部活、サークル 活動、将来の夢などについてお話をしていただきました。参加した在校生からは、「今後の取り組みの参考になった」、「モチベーションが上がったのでこれから頑張りたい」といった声が聞かれました。
今年はコロナ禍で例年実施している「東京の大学見学ツアー」が中止になりましたので、今後もこのような企画を定期的に開催していきたいと思います。

避難訓練9月2日(水)4時間目に避難訓練が実施されました。駐車場への避難となりましたが、階段や廊下で混乱することなく全校生徒がすみやかに静かに落ち着いて行動し、昨年のよりもさらに短い時間で避難することができました。避難後、お忙しいなかお越しいただいた清田消防署の方からも、昨年と比べて成長と改善が大きく見られた点にお褒めの言葉を頂きました。
今回は1階理科準備室からの「火災」を想定した避難訓練でしたが、北海道胆振東部地震から2年が経過し、記憶と緊張感が薄れてきている今、「火災」だけでなく「地震」についても避難や防災について改めて考え、訓練しておく必要があります。自分の身を守ること、他者を守ること、それにつながる知識や経験を、一つでも多く身につける良い機会になってくれていればと思います。

オープンスクール2020年8月29日(土)、北嶺中学校「オープンスクール」を開催しました。安全・感染予防対策のため、午前・午後の部に分けての完全予約制での実施とし、例年とは違った形式でのオープンスクールとなりましたが、北嶺の教育活動を知っていただくため、「学校説明会」「体験授業」「青雲寮見学」「青雲寮動画案内」「個別相談会」の5つのプログラムを用意させていただきました。
このような社会状況の中でも、午前・午後とも約100組、合計200組のご家族の皆様にご参加いただきました。来場者の皆様には、検温・手指消毒・ソーシャルディスタンスの確保など、運営にあたって多大なご協力をいただき、安全面に十分配慮したオープンスクールを開催することができました。ご理解・ご協力いただきましたことに感謝申し上げます。
10月17日(土)開催予定のオープンスクールにつきましては、9月中旬に学校HPにて、開催の有無、プログラム内容などの詳細をお知らせさせていただきます。

038月26日(水)、北嶺中・高等学校の令和2年度2学期始業式が行われました。
8月14日からの短い夏休みを経て、本日無事2学期を迎えることができました。1学期終業式同様に、今回も全校生徒は教室で谷地田校長の話を放送で聞くという形で実施されました。
谷地田校長からは、短い夏休みではあったが全員コロナに感染することなく2学期を迎えることができたこと、そしてそれは全員が休み中の行動を自制して過ごしてくれた結果であること、今後も長い2学期となるが気を緩めることなく過ごしてほしいこと等が話されました。
最後に高校3年生に向けては、コロナ対応等で困難な時期ではあるが、先輩たちも乗り越えてきた受験にしっかりと立ち向かって行ってほしいという激励がありました。
全ての北嶺生とそのご家族の皆様、そして教職員の健康を祈りながら2学期がスタートしました。

04 6月1日(月)いよいよ待ちに待った令和2年度1学期始業式が校内一斉放送の形で行われました。
3月、4月、5月と3ヶ月に渡る休校でしたが、4月9日からWeb授業をすぐに開始し、動画、ライブ授業、その他課題の配信、健康チェック、生活状況調査などを行いながら対応してきました。生徒諸君はもちろん、保護者の皆様からも大変好評を博し、生徒達も休校期間も確実に学習に取り組んでくれました。
しかし、なんといっても学校は友人達と一緒に学ぶ場です。まだかまだかと3ヶ月、ようやく待ちに待った始業式でした。
いつもとは違って私服での登校となり、何か違った学校のような気もするそんな始業式になりましたが、谷地田校長からは、当たり前にみんなと話をすること、当たり前に授業を受けること、普通の暮らしをすることの尊さとありがたさを常に忘れることなく、コロナに感染しないように充分注意しながら、じっくり、ゆっくり焦らずに学業そして部活動などに取り組み、徐々に体を慣らして行ってもらいたいとの話がありました。
中学生は今週1週間は午前中授業になりますが、高校生は今日から通常授業となります。
感染を防ぐためにスクールバスを増便し、洗濯しやすい私服での登校、登校時の消毒、机や椅子の消毒の徹底とこまめな換気を行い、コロナに感染することがないよう細心の注意を払いながら元通りの生活を目指していきたいと考えています。
始業式の後は実力試験となりました。久々の試験に緊張気味の生徒諸君でしたが、この3カ月間の自粛生活の悔しさをぶつけるように一生懸命試験問題に取り組んでいました。
3~5月の3か月間に渡る休校期間は、様々な面でご理解ご協力をいただきました保護者の皆様、関係者の皆様方に心より厚く御礼申し上げまして始業式のご報告とさせていただきます。

08 5月31日(日)第35期生145名の入学式が、北海道らしい爽やかな初夏のような天気の下、挙行されました。
4月11日(土)にWeb上での仮の入学式は行っておりましたが、ようやく本当の待ちに待った入学式が行われました。1家族2名に限定した保護者の方の参列をいただき、短縮の形ではありましたが35期生の中学生としての北嶺生活がスタートしました。
谷地田校長からは、今回のコロナ禍のような困難や試練に、日本はもちろん世界中が打ち勝っていくための力を各自が北嶺で身に付けられるように、常に高い目標を持って北嶺2000日を歩んでほしいとの激励の言葉がありました。
そして、新入生を代表して守山敏樹君から北嶺生徒憲章が堂々と読み上げられました。
また、青雲寮に入寮する71名の新入寮生に対しても入寮許可宣言が行われ、親元を離れて自分自身の大きな目標を実現するための新生活がスタートしました。
35期生全員が校訓である「目は高く足は大地に、めざすなら高い嶺」を胸に、第35期生として北嶺2000日のスタートを切ることができました。
今後の35期生の活躍を大いに期待しています。

「数学クラブ」は、数学を楽しむクラブと言うことで、通称「数楽クラブ」と表記しています。
1月13日(月)に行われた、第30回日本数学オリンピック予選の結果、北山喜一君(高校2年)が、昨年に引き続き、Aランク賞を得て見事に本選出場を果たしました。
同日に行われた、第18回日本ジュニア数学オリンピック予選の結果、残念ながら予選は通りませんでしたが、北海道地区応募者の約1割の成績上位者として、木村尚暉君(中学3年)と岸田蒼一朗君(中学2年)が表彰されました。
1月11日(土)に全道から173名の中学生・高校生が参加して行われた、第38回北海道高等学校数学コンテストでは、木村尚暉君(中学3年)が3位に入りました。優秀者上位20名のうち中学生は、ただ一人という快挙です。
北嶺生のますますの活躍を期待しているところです。

ページ
TOP