二期制の女子聖学院では、本日9月30日後期始業式を執り行いました。
中学高校それぞれが集まって式典を行うことはできませんでしたが、
中1から高Ⅲまで6学年が教室で、放送による始業の時を持ちました。
高Ⅲにとっては、女子聖で過ごす最後の学期です。
6年間の締めくくりに相応しい学期となるよう、気持ちを引き締めてスタートを切ります。

山口校長からは「新しい天と新しい地」と題し、式辞をいただきました。
上を見るすなわち、本校の建学の精神にある「神を仰ぎ」日々の歩みを進めるとき、垂直次元から俯瞰して見ることでき、将来を展望する見通しを立てる事ができるようになること。
また、多くの悩みや迷い、自分の無力さを感じるときがあっても、神さまの恵みの中に
歩んできたことを知って、私たちは「自分の人生が無駄では無かった」と心からの感謝と喜びを持つ事ができる、と新しいスタートを始める生徒たちに、
希望をもてるメッセージが力強く語られました。

学校行事やクラブ活動など、なかなか思う様に活動出来ない事が多いですが、生徒たちは限られた時間、制約の中で新たな取り組みを始めています。
この後期の生活も、それぞれが成長につながる充実した日々となるよう願っております。

 

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高Ⅲ 白いネクタイで式典に臨みます 中学では成績優秀者の発表がありました

9月25日(土)、第2回学校説明会を実施いたしました。
来校、オンラインとハイブリッドで開催いたしましたが、オンラインでは100組を超えるお申込みがあり、多くの方にご関心をお寄せいただいたことを心より感謝申し上げます。
今回は「マイ・コンパスプロジェクト」という総合の時間で行われている探究学習をテーマに、本校の探究・ICT委員長である川村教諭、そして3名の中1生徒が登壇しました。

このプロジェクトでは、中学3年間の探究学習を通して自分の指針を見つけることを目標とし、中1前期では「学び方を学ぶ」探究を行っています。(授業の様子はこちら
また、今年度より中学1年次から一人一台iPadを配布し、iPadの使い方やメディアバランスについて学びました。
この二つの点について授業でどのようなことを実践したか川村教諭よりご紹介し、
そして前期の学びを通してどのような変化があったか、実際に授業を体験した中1生がそれぞれ語りました。

ご参加いただいた方のアンケートから、大変あたたかいお言葉を頂戴いたしました。
アンケートの一部をご紹介いたします。
『生徒の方の発表がとても素晴らしかったです。自分自身で考えた内容、言葉でプレゼンされているのがよくわかりました。学校でしっかりと学びと向き合っている様子、生徒との信頼関係がしっかりしている学校の雰囲気が伝わってきました。』
『中学1年の生徒さんたちのスピーチがとても素晴らしかったです。 我が子も女子聖学院でたくさんのことを学び、充実した学校生活を送って欲しいと感じました。』

説明会終了後は、ルートに沿ってご見学いただく形で校内見学を実施いたしました。
ポイントごとに「お手伝いしたい隊(有志)」生徒による施設説明もお聞きいただき、学校生活がよりイメージし易くなったかと思います。

【今後の説明会】
・入試問題早期対策会(6年生対象)
来校:10/9(土)、10/16(土) ※AMの会は現在満席を頂戴しております。
オンライン:定員なし オンデマンド配信
詳細はこちら

皆様のまたのご参加を心よりお待ちしております。

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山口校長よりご挨拶 数学科/探究・ICT委員長 川村教諭
「マイ・コンパスプロジェクト」について
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3名の中1生徒によるスピーチ 校内見学の様子

9月18日(土)、オンライン説明会および校内見学会を実施いたしました。

午前のオンライン説明会では2022入試より新たに導入いたします「BaM表現力入試」について説明いたしました。
この入試を新設するにあたってどのような背景があったか、また入試科目である自己紹介に向けて「自分が一番成長した体験」について考えるヒントを受験生に向けてお伝えいたしました。

ご協力いただいたアンケートの一部をご紹介いたします。
『BaM入試は自己と向きあい気づきを得る機会として、受験生自身のためにもなるとても良い入試形態と感じました。』
『BaM表現力入試の内容について、生徒目線で具体的に説明をしていただけたので大変理解しやすかったです。 高大連携のお話も聞くことができて良かったです。』

また、午後に実施いたしました「個別校内見学会」では、教師が1組ずつ校内をご案内いたしました。
台風の影響で激しく雨が降っていた時間帯もございましたが、お足元の悪い中ご来校くださった皆様に改めて感謝申し上げます。

今回は入試に焦点を当てた説明会でしたが、今週に開催いたします「第2回学校説明会」では女子聖の最新の取り組みについてお伝えするほか、中1の学校生活についてもご紹介いたします。
現在、来校分は満席を頂戴しておりますが、オンラインのお申込みは9/24(金)午前10時まで承っておりますので、ぜひご参加いただければ幸いに存じます。
詳細はこちら

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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BaM表現力入試説明会(オンライン) 個別校内見学会

中学1年生の総合の時間では「マイ・コンパスプロジェクト」という探究学習を行っています。
中学3年間の探究学習を通して、自分の指針を見つけることが目標です。
中1の前期は「学び方を学ぶ」探究をしています。

9月15日、前期最後の時間であるこの日は、5教科(国数英理社)の期末試験対策をクラスを超えた
5グループに分かれ、みんなで対策方法を検討しました。
中間テストではどのような問題が出題されていたかを分析し、期末に向けての出題項目、出題形式などに予想を立て、それに向けての対策を話し合いました。
当日は分散登校中でしたが、自宅学習の生徒も全員それぞれのグループにMeet (Googleのビデオ会議アプリ)で参加しました。

教科ごとの分析、対策が話し合われた後、最後は5つの教室をMeet でつなぎオンライン参加組も含め、学年全員で5教科の対策を共有しました。
単に試験のために勉強するのではなく、学習プロセスに着目し、いかにして学習効果の高い学び方を見出せるか各自挑戦しました。
期末試験の結果に期待しています。

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話し合いの様子 中間テストの問題を分析し、期末テスト
の出題を予想します
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自宅学習の生徒もGoogle Meetで
つながって参加します
他の教科グループの発表も
Meetを用いて共有しました

9月2日より夏休みが明け、久しぶりの登校となりました。
新型コロナウイルスの猛威が振るう中、本校では1クラスを2つに分割し、日替わりで分散登校を行うこととなりました。
登校する生徒は対面で授業を受け、自宅にいる生徒はGoogle Meetで同時配信された授業に参加します。
突然の決定でしたが、昨春のオンライン授業期間の経験もあって、スムーズにオンライン授業を開始することができました。

8日(水)に行われた中1総合学習の時間では、夏休み期間に各自で検証した「動機づけ調整方略」を振り返り、クラスで共有するといった取り組みが行われ、発表の様子はGoogle Meetを通じて自宅の生徒たちにも共有されました。
効果があったものと、なかったものをそれぞれ理由を付けて説明し、学習方略の成果をより効果的に発揮させるための「動機づけ調整」を見極める良い機会となりました。
こうした取り組みを通して、生徒たちがより主体的に学ぶ心が育まれることを期待しています。

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1クラス半分ずつの登校 夏休み期間の振り返り
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発表の時間 オンライン授業の画面

本日、女子聖学院と東京女子大学の「高大連携協定」締結のため調印式が行われました。

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2021年9月9日 調印式の写真 調印式にご列席された先生方と

女子聖学院と東京女子大学は、古くから深い関わりのある学校です。
本校創立者バーサ.F.クローソン先生が、東京女子大学創立促進委員として役割を担われていたことや、女子聖のM.F.レディアード宣教師が大学創立当初の理事であったことなど、両校創立の頃から深い繋がりがありました。
また、本校より沢山の卒業生が思いをもって東京女子大学に進学し、女子聖学院で気付き育まれた賜物を大学でさらに磨き高め、他者と共に歩む事ができる女性として社会に出て活躍しております。
 今後は、これまで以上に中高生と大学生との交流、大学行事への中高生の参加、東京女子大から女子聖学院への出張授業などが行われていきます。また、指定校推薦枠は4名から10名に拡大されます。

 女子聖学院から東京女子大に進学した卒業生の取材記事では、どちらも学生、生徒が主体であること、尊敬できる友人との出会い、丁寧に指導いただけるゼミなど、一貫して学び続けられる環境が両校に共通していることが語られています。是非こちらもご一読ください。

こちらをクリック↓↓↓

東京女子0909

 

 

(9/10(金)追記)
大学通信オンラインにて紹介されました!記事はこちら

今年度から始まった「Explore Interests~見知らぬ世界へ、小さな旅をしよう」という、特別なお出かけプログラム。
その1つである「講談社 職場見学ツアー」に、希望した高校生10人が参加しました。
普段なかなか入ることのできない出版社を見学させていただくことで、出版業界という仕事と、本への関心を深めてもらうのが目的です。

まず、講談社の歴史や出版物の説明をうかがいながら展示ルームや編集室を見学させていただいた後、写真撮影スタジオへ。
ここでは、雑誌の撮影体験としてプロのカメラマンに撮影もしていただき、本物のモデルになったかのような笑顔の写真を撮っていただきました。
貴重な初版本も揃う大きな資料室へも連れて行っていただき、もともと本が好きな生徒が応募してくれていたこともあって、皆さん興味のある本を手に取って熱心に読んでいました。

その後は、会議室に移動して、「青い鳥文庫」の編集者の方から本が完成するまでの過程や、実際にあった苦労話など、さまざまなお話をうかがいました。
生徒からの「出版社に求められる人材はどういう人ですか」「講談社文庫の背表紙の色はどうやって決めているのですか」などの質問にも丁寧にお答えいただき、生徒の関心もますます深まったようでした。

普段、学校内で過ごすことの多い生徒たちにとって、職場見学はとても良い経験になったと思います。
これを機に、本への興味をさらに深め、また、他の職業にも関心を持ってくれることを期待しています。

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展示ルームの見学 本物のモデルさながらに
撮影していただきました
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資料室の見学
本が好きな生徒たちにはたまらない空間です
「青い鳥文庫」の編集者の方との会談
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記念すべき表紙デビュー!
素敵な笑顔で撮っていただきました

8月30日~9月1日の3日間、JSG講座の特別プログラム(希望制)として「English Empowerment Program」が行われました。
普段の授業で学ぶ範囲を超えてさらに英語力を身に付けたいといった生徒の声に応え、留学生を含めた6名の外国人講師の方をお迎えして開催し、中1から高Ⅱまでの19名の生徒が参加しました。
中学生向けのAコース、高校生向けのBコースに分かれ、Bコースでは一部中学生も参加しました。

Aコースでは基礎的な会話表現を学び、留学生とのコミュニケーションを楽しみました。
Bコースでは留学生とのディスカッションの時間を多く設け、「ジェンダー平等」をテーマのひとつとして扱い、現実に起きている問題について海外からの視点も加えつつ、女性の社会進出について考えました。

最終日ではA、B、それぞれの決められたテーマに沿って各自原稿を考え、2コース合同でプレゼンテーションの時間を設けました。
Aは「将来の夢について」をテーマに、Bはディスカッションの内容を軸に3日間で学んだことについて発表しました。
各自で用意したスライドは伝えたいメッセージがより明確となり、なかでも高校生の経験値を活かしたプレゼンは、中学生にとって良いお手本となりました。

コロナで海外留学に行くことができない今、日本にいながら海外の方と交流できる貴重な機会に、生徒たちは多くの刺激を受けました。

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(全体)オープニングセレモニー (A)留学生と顔合わせ&自己紹介
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(B)このプログラムで自分が成し遂げたい
ゴールをグループで共有しました
(B)「Get communication skills」
「Leadership」「To be honest」
「Speak up」
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(A)講師の方の出身国にまつわるクイズ
をクイズゲームアプリで遊びました
(B)「ジェンダー平等」について
ディスカッション
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(A)最終プレゼンの準備
留学生と1対1でアドバイスもいただきました
(B)iPadも活用して完成させます
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(A)将来の夢について (B)3日間で学んだことと、
ジェンダー平等について意見を述べました

8月26日(木)東京新聞朝刊の紙面に本校卒業生が掲載されました。

「103歳 絵に託す希望」と言うタイトルで女性画家 井上寛子さんが取り上げられています。
井上さんは今年103歳を迎える現役の画家で、この度本校のチャペル棟に井上さんの描かれた絵が寄贈され掲額されました。
この記事には、この絵が本校に寄贈されるまでの事や、お元気に制作活動をされる井上さんの1日の様子などが書かれています。
マイペースとは言えないほど、アクティブに充実した一日をとてもお元気に過ごされ、集中されると5時間はキャンバスに向かい、
制作活動を続けておられます。
その一日の日課には女子聖時代に習った天野式リトミックをなさっていることが記載されていました。
103歳になっても若い時に覚えたリトミックを日常の中で楽しみ、ご自身の健康を維持しておられることに感銘を受けます。

井上さんは、この記事に先駆け先月本校を訪れてくださり、本校同窓会である「翠耀会」のみなさまと寄贈された絵をご覧になられました。
しっかりとした足取りで校内を見学されているお姿はとても凛々しく、いまなお現役で絵を描き続けられるパワーを秘めている事が感じられました。
86年ぶりに訪れた母校で、同窓会の後輩方とお話になっておられる姿はとても若々しく、とてもお幸せそうに感じ、同席させて頂いた現役職員も
元気を頂きました。
お元気に絵を描き続ける大先輩に敬意を表すると共に、次の作品を拝見できることを楽しみにしています。

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記事はこちらより 寄贈された絵の前で

 

お申込みはこちら※受付終了いたしました

夏休みも残り僅かとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、9月25日(土)にハイブリッド形式で「第2回学校説明会」を開催いたします!
女子聖の最新の取り組みについてお伝えするほか、2022入試についてもご説明いたします。
来校とオンラインのハイブリッドで開催いたしますので、ご来校が難しい方もぜひオンラインでご参加ください。

【説明会概要】
日時:9月25日(土) 10:30-11:30
来校またはオンラインのハイブリッドで開催いたします。
来校:5・6年生40組限定 オンライン:全学年対象
・中学「マイ・コンパスプロジェクト」について
・中1による学校紹介
・2022入試について
※都内の状況を鑑みて規模を縮小して40組とさせていただきます。
※今後の状況により、止むを得ず内容を変更させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

≪来校の際のご注意≫
・新型コロナウイルス蔓延防止の観点から、ご来校は1組2名様まででお願いいたします。
・ご来校の際は必ずマスクの着用、また消毒・検温のご案内をいたしますのでご協力をお願いいたします。
・せき、発熱等の症状がある方のご来校はご遠慮ください。
・都内の感染状況により、止むを得ず内容を変更させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
・開催前日に会の詳細をメールにてお送りいたします。『info@joshiseigakuin.ed.jp』からのメールを受信できるようにしてお待ちください。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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マイ・コンパスプロジェクト 中1による学校紹介

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