★留学制度の最先端を実施★

 今回は、本校で実施している「留学制度」をご紹介致します。本校の留学制度には次の3つがあります。

 

 1 アカデミック・イヤー留学(1年間)

 2 セメスター留学(3ヶ月) 準備中

 3 短期留学(2週間 イギリス・ケンブリッジ 春期)

 

 今回ご紹介する留学生からの報告は、「1 アカデミック・イヤー留学」を経験して今年の7月に帰国した生徒からのものです。

この留学は、中学3年生の段階から準備を始め、高校1年生の9月から高校2年生の6月までの1年間を自分の希望する国で交換留学生として国の代表として留学をします。

 

 中学3年生の4月に中学3年生を対象に「留学フェア」を実施し、本校が指定する留学団体からの説明を聞きます。その後、留学を希望する生徒は、本校が規程する留学条件と各留学団体が実施する留学試験に挑戦をします。そして、それらの試験に合格した者が、1年間の留学に行くことができます。

 

 AYUSAの留学制度を利用してアメリカに1年間留学した高校2年生の関根 真杜さんからの留学についてのコメントを掲載します。とても充実した1年間のようです。日本人が今、内向きになっている時期であるからこそ、良いプログラムで海外留学に出かけて行ってほしいと願っています。

 

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   私は1年間留学をして、英語だけではなくたくさんの国際についての知識を増やすことができました。

  今の時代グローバル化が進み世界まで視野を広げていかなければいけなくなりました。私はそんな時にさまざまな人の助けをいただき高校生で海外へ行けて将来について考えることができました。

  今の学校生活で1年の勉強の遅れはありますが、その分きっと自分には海外に出てみないとわからない知識を持っているということを励みに勉強も頑張っています。

  一人で海外に行き、見知らぬ人と暮らし、自分の母国語は使えないという環境は自分の不甲斐なさに落ち込んだり、相手と心が通じ合えなかったりして悔しいこと寂しいことがありました。しかし、人は、人に変わりはありません。助けてくれたり一緒に悩んでくれたりして国境を越えた友情を持つことができました。

  私は将来、日本人という型にはまらず国際人として生きていけるように日々努力していきたいです。

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●一枚目の写真は、ハロウィンの時期にアメリカの伝統行事でもあるかぼちゃを彫って顔をホストシスターと一緒に作っているところです。

 

●二枚目の写真は、私がアメリカを去る時に友達がパーティーを開催してくれたものです。

これは友達の家のお庭です。

 

●三枚目の写真は、1年度最後の学校の日に友達と学校の前で撮りました。

 

 

 

★高校1年生の進路学とは?★

 

 高校1年生は来年度に向けて文理選択をする時期を迎えています。
 そのため、将来の職業や進路を見据えて選択することを目標に、土曜の4時間目には、進路学習を行っています。そこで、11月26日(土)から数週に渡り、AB組は合同で、「大学研究発表会」を行っていきます。各々が各大学の宣伝役となり、「聞き手が欲しいと思う内容」を発表する形式となっています。

 目的は①事前に担当の大学について調べることで、各々が大学について具体的な情報を得られること ②たくさんの大学についての発表を聞くことで、各大学の特徴を知ったり、比較することができること です。

 初日から、発表する人・聞く人、共に熱心に取り組んでいました。

     

★ドルフィン(図書館)+保健体育科 高2保健体育プレゼンテーション実施!★

 

 ドルフィンでは、今高2の保健体育のプレゼンテーションの発表会を実施しています。生徒はグループに分かれ、保健体育の教科書の6単元の中から「問い(テーマ)」をたて、自分たちの意見をプレゼンします。

 教科の目標は、「教科で学んだことを自分の身近かな問題として考え、ものの見方、考え方を豊かにする」です。

各班協力して、パワーポイント・発表原稿・タイムスケジュールを作成し10分間のプレゼンをします。論証の形式を理解し、全生徒説得力ある高度な発表を目指します。

発表テーマは「文化祭のパーラーは保健所の審査が必要か」「本当に医療保険に入っていると得か」「あなたは家族の臓器を提供できますか」「増え続けるごみを減らすことは可能か」などです。

各グループ説得力のある発表に仕上がっています。プレゼンテーションのスキルは、入試、大学入学後、就職してからも役立ちます。

 

発表風景

   

★科学講演会を実施しました★

  1122()午後、中学生対象の科学講演会が催されました。

 科学講演会は、第一線で活躍されている研究者から、最先端の研究内容や魅力などを伺い、生徒の科学(理科)に対する興味関心を喚起するねらいで行われました。

 

 今回は、国立極地研究所の平沢尚彦先生に、「地球温暖化と南極の気候」と題して講演して頂きました。講演の中では、南極観測隊に参加された経験談も紹介され、生徒はみな興味深く熱心に話を聞いきていました。

 なお、学校長より、本校創始者嘉悦孝が、白瀬中尉の南極探検隊の資金援助に尽力をしたことが紹介され、生徒にその資料が配られました。

  
 

★本校の「サイエンス科」は、理科ではありません。★

 --中1「ディズニーランドについてレポートを書こう」---

 

 今、中1のサイエンスではレポートを作成しています。学習の目標は「レポートの形式を理解する」です。まずは「作文」と「レポート」の違いは何?「良いレポート」と「悪いレポート」の違いは何?というところから学習を進めます。

 生徒は「東京ディズニーランド」についてのレポートを書きます。情報の収集はせず、与えられたテーマで与えられた情報と既有知識で論証していきます。

 今回学ぶCTスキルズは、論証の形式、要約、5W1H、グラフの読み取り、事実と意見の書き分け、情報メディアの種類と特性、資料リストの作成、情報カードの取り方(引用と要約の違い)などです。

 生徒は大好きなディズニーランドがテーマなので、関心を持って熱心に取り組んでいます。出来上がったらクラスでお互いに読み合い、評価し、自分の振り返りに繋げます。この学習は今後各教科のレポート作成に活かしていきます。(ドルフィン記)

 

授業風景

   

 

★【ドルフィン(図書館)+地理】 中1地理で「国内旅行リーフレット」作成中★

  中1地理の授業で、生徒たちは今「国内旅行リーフレット」を作成しています。教科の目標は「リーフレットの作成を通して、地域の現状や特徴を理解する」です。

  生徒たちはひとり1県を選び、おすすめスポット3つとおすすめ旅行プラン、キャッチコピーを入れ、読み手に興味を持ってもらえるようなリーフレットを作成することを目ざしています。

  この授業では、情報を収集し、整理し、表現・編集する力も育成します。教科「サイエンス」で習った本の目次、奥付、索引の利用の方法、参考文献の書き方、要約の方法なども復習しながら、ひとつひとつ丁寧に指導していきます。 作品の出来上がりが楽しみです。

 授業の様子

   

★11月学習月間 「全校進路学習面談」を実施★

 11月14日~19日は学習月間の一貫として、個別の進路学習面談を実施しました。中間試験の結果を受け、期末試験までの学習計画を確認することが目的です。ただ、文理選択や履修科目の最終確認など、それぞれの学年の課題を相談しているケースもありました。面談後の生徒から「やるべきことが見えてきた」「先生に背中を押してもらった」など、すっきりした様子でした。

   

★私学体験フォーラムで本校の授業が紹介されました★

  11月20日(日)私学体験フォーラムにおいて、「君も2ケタ暗算したくはないか!インド式計算法」と「金属を探せ!金属の性質再発見」の講座を実施しました。

  多くの小学生に、かえつの授業の面白さを体感してもらいました。 保護者の方々も熱心にメモを取られ、こちらも手ごたえを感じました。

  高校1年生の本校の生徒達も理科実験のサポートをし、スムーズに授業をすすめることができました。

    

★理系生徒の育成をめざして★

 11月19日(土)、高3生難進コースの理系生徒が、化学の実験テストに臨みました。

  各学期1回、学習内容を基に示されたテーマを、実験により解き明かします。1学期は金属イオンの分析で、班ごとに異なる試料溶液中の金属イオンを特定しました。2学期のテーマは「塩水と真水を見分ける。ただし、嘗めてはいけない。」です。

  今回は、高校化学の全知識を使って解く課題です。高校3年間で学習すべき内容はすべて終わり、これまでに学んだ知識がいかに役立つのかを試しました。実験時間は90分間。より多くの方法で見分けられるかが問われます。実験後の片付けまでがテストとあって、皆真剣そのものでした。この実験テストは、レポートにより個々に採点します。実験した内容や結果のほか、原理や法則などの理論が伴わなければ得点になりません。生徒たちは、さまざまなアイデアを持ち寄り実験に取り組んでいました。

  なお、この日は授業参観デーで、他学年の保護者の方も興味深そうにご覧になっていました。

  

 ★法政大学との連携授業★

 11月19日(土)『科学連携講座』として、法政大学の市ヶ谷キャンパスで、中学2年の生徒全員が法政大学の小池康郎教授の講義を受けました。当日は保護者参観デーということもあり、保護者の方々にも講義に参加していただきました。

 「エネルギーってなんだろう?」というテーマで約2時間、エネルギーの本質、概念を学びました。今年は人類にとって、特に日本人にとって老若男女問わず、エネルギーについてあらゆる角度から考えさせられる年でした。そのエネルギーを考えるにあたり、エネルギー自体が何たるかという正しい知識が、学者だけでなくすべての人に必要になってきます。

 講義の内容は、少しレベルの高い内容でしたが、それでも生徒達は熱心にメモを取りながら聞いていました。今回の講義は生徒達にとって、多くの意味で財産になったことでしょう。

   

 

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