2月10日(月)の放課後、ホルン奏者を講師に招きセミナーを行いました。

先生はプロのホルン奏者でありながら、

アレクサンダー・テクニーク教師としてもご活躍されています。

アレクサンダー・テクニークとは、100年前から続く、楽になる「カラダの使い方」メソッドで、

最近日本でも音楽、演劇、スポーツなど各方面から注目されるようになっています。

 

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中2の家庭科では「ノーマライゼイション」について学びました。

「ノーマライゼイション」とは

誰もが(障がいのある人や高齢者や子ども、様々な事情を抱えたすべての人)、

同じ人権を持ち、家庭や地域で通常の生活を営むことこそがノーマル(普通のこと)

という考えです。

様々な人と「ともに生きる」ことを考えるとき、

どのような状況を抱えていても「同じ機会を与えられる」という、

このノーマライゼイションの考え方がとても大切になります。

講演会や車椅子や白杖や擬似高齢者体験などを通して、様々な方の視点に立って、

自分自身の問題として、身の回りのことを考えていきました。

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この実験の目的:

部屋の中の空気には沢山の水蒸気が含まれています。

現在の空気にどのくらいの水蒸気が含まれているか、実験と計算から求めてみよう。

実験道具は、金属製のコップ、ビーカー、温度計、ガラス棒、氷、水です。

汲み置きの水(室温に近い水温)を金属製のコップに適量入れます。

ビーカーには氷 を入れた後、水を入れ水温が0℃近くになるのを待ちます。

この間に、水を注ぐ担当、かきまぜ担当、表面の曇りを確認する担当、温度計を読み取る担当など分 担します。

 

グループごとに実験開始です!

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各方面別授業報告が行われました。

 

①トルコ

授業ではトルコのイスラムの歴史と特徴、食文化などを教わり、

生活に密着した宗教がどういうものか学びました。

10月には東京ジャーミーを訪問し、トルコ語やイスラムのことなどを教わりました。

11月にはトルコ料理の調理実習を体験しました。

報告

その他の方面からの報告はこちらをご覧ください

講演

12月3日、図書委員会主催による講演会が全校で開催されました。

今年の講師は政治学者の姜尚中さんです。

 

姜さんは壇上に上がると

「こんなに大勢の中高生を目の前に講演をするのは初めてで、とても緊張する」

と話され、ご自身と会場内の生徒の緊張をほぐすと、

ご自身の少年時代について語り始められました。

 

姜さんの貴重なお話と

生徒とのコミュニケーションのようすは >>こちら

◆高等学校 第65回卒業式が挙行されました


3月2日、神奈川学園高等学校第65回卒業式が挙行されました。前日は温かな気温の中、春一番が吹く厳しい天候でしたが、式当日は晴天には恵まれたものの 寒さが逆戻りしたかの様な肌寒い一日となりました。三寒四温を繰り返して春を迎えようとする今の季節の移り変わりは、卒業を迎えた皆さんのこれまでの成長 の軌跡を思い出させるかの様でした。多くの保護者の皆様にご出席頂きながら、長く親しんだ学び舎や友達に別れを告げ、新たな旅立ちとなる節目の一日となり ました。

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第一部「卒業証書授与式」では、卒業生全員の名前が読み上げられ、一人ひとりが校長先生より卒業証書を受け取りました。6年前の入学式で大きめのセーラー 服を着て少し不安そうにしていた表情は、夢や希望に満ちた堂々とした笑顔に変わっていました。会場からは、大きな拍手が卒業生一人ひとりに送られていまし た。
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校長先生からは、6年間を振り返りながら、行事や講演会での出会いや、学年の先生たちが「感性をたがやそう」と大切にしてきたこと、進路改革は自分との戦 いでもあるという言葉に応えて一人ひとりが努力し学年全体で雰囲気をつくっていったこと、そして大きく豊かに成長していった様子が語られました。

毎年卒業生が主体となって行われる第二部の様子は学校HPをご覧ください。

福祉学習の一環として、シニア体験をして、高齢期特有の身体の変化(視覚・聴覚・触角等)を知る実習を行ないました。また、アイマスクをしての白杖体験、車椅子体験も行い、身体が不自由な人への介助の仕方も学びました。

 

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シニア体験キットを装着しました。きき手首おもり、両腕関節サポーター、きき足ひざサポーター、左右違った足首おもりをつけて、関節がよく動かないこと、身体が重たく感じられることを体験します。

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さらに、ヘッドホン(音を遮断するためのもの)、白内障用ゴーグルなどを付けて、きこえづらさ・見えづらさなど、高齢者がふだん体感している状態を再現します。これで校内を歩いたり、階段の上り下りなども行ないました。

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白杖をつき、介助してもらいながら校内を歩きました。途中で、自販機の使用も試みました。

 

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シニアキットと車いすは「社会福祉協議会はーと友」からお借りしました。ありがとうございました。
授業を終えての感想は学校HPをご覧ください。

3学期最初の事前学習の様子です。冬休みの課題を踏まえての授業があったり、外部講師を

招いての授業があったり、と多様に取り組みが進んでいます。

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イギリス: ナショナルトラスト・サポートセンターの方に来ていただき、「紅茶の歴史」の講演を

していただきました。後半のスコーン作りも和やかに楽しくできました。

トルコ: オスマン帝国の歴史について、イメージ豊かに学ぶことができる授業でした。

イタリア:美術史の授業が継続し、初期ルネッサンスまで楽しく学んでいます。

ニュージーランド :『鯨の島の少女』という映画を鑑賞しました。マオリの文化をニュージーランドの風景を切り取った映像から豊かに感じました。

オーストラリア:『裸足の1500マイル』という映画を鑑賞しました。アボリジニの母子がイギリス統治下の社会で引き離される場面には、胸が痛みました。

さる11月に高校2年生&中学3年生がそれぞれ国内フィールドワークに出かけました。(行事の再編にとも なっての2学年実施で、次年度からは中学3年生のみの行事になります)四万十・沖縄・水俣・奈良京都の4方面を自ら選択し、事前学習を重ねて現地に向かい ました。各方面から中学3年の様子をレポートします。

京都奈良方面では、歴史の現場に立つことで当時の人々の考え方に触れること、想像力を働かせながら自分なりの問題意識を持つことを目標に、研修にのぞみました。

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1日目は奈良の文化遺産をめぐりました。国語で学習した大和三山を甘樫丘から見つけ、授業でならったものが眼前に広がる感激を味わい、石舞台古墳では「どうやってこのような巨石を積み上げたのか」という話から、当時の生者と死者の世界について学びました。

2 日目は法隆寺や薬師寺、東大寺など奈良の仏閣を巡りました。法隆寺では明治になるまで数百年間布に包まれていた秘仏救世観音を見ることができました。東大 寺では大仏の大きさや金剛力士像や鹿に(!)圧倒されました。ガイドの方のお話を伺うことで、名の知れた文化財以外のものにも注目しその由来を知ることが できました。

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3日目は京都で金閣寺を拝観した後、大徳寺で座禅体験をしました。30分の坐禅があっという間に感じられ、清々しくなった心にはそのあとの法話も 染み入るように感じられました。午後は伝統の京野菜を守ろうとする桂高校を訪問し、その取り組みと学びました。鷹峯とうがらしや金時人参を食べさせていた だき、野菜の持つおいしさにびっくりしました。夜は和菓子作りを体験しました。

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4日目は東寺を拝観し、広い境内を巡りながら武蔵が描いたという襖絵を見て思いを馳せました。そして最後に「未来と自分は変えられる」という心の 話を伺いました。色々な文化財を見て、様々な人々の思いに触れながら、最後は自分の在り方やこれからを考えることができた研修になりました。

さる11月に高校2年生&中学3年生がそれぞれ国内フィールドワークに出かけました。(行事の再編にとも なっての2学年実施で、次年度からは中学3年生のみの行事になります)四万十・沖縄・水俣・奈良京都の4方面を自ら選択し、事前学習を重ねて現地に向かい ました。各方面から中学3年の様子をレポートします。

水俣方面では、水俣の厳しさと豊かさに向きあい、色々な人との出会いを通して「人間の尊厳を探求する」を目標にさまざまな事前学習を行ってきました。

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1日目はかつて水銀で汚染されたヘドロを埋め立てた親水護岸の慰霊碑の前で、FW研修での決意を語りました。その後水俣病患者のご家族である杉本家の皆さんがとても大切にしている船に乗せてもらい、夜には全員で肇さんから「ハイヤ節」を習いました。

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2日目はコース別行動です。水俣病や胎児性水俣病の患者さん、患者さんのご家族、支援者の方々から少人数で貴重なお話を聞くことができました。生徒 たちは「事前学習で学ぶのと、直接会ってお話を聞くのとでは、心への響き方が全然ちがう」と言っていました。夜には、それぞれコースで学んできたことを 「語る会」が開かれました。

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3日目もコースに別れ、山での「田舎料理体験」「里山散策」「野遊び」を通し「水俣病だけではない水俣」「水俣の豊かさ」を感じました。夜にはシン ガーソングライターの柏木敏治さんに、コンサートを開いて頂きました。水俣や水俣病をテーマにした曲の演奏をして頂き、歌詞に込められたメッセージに聴き 入る生徒の姿がありました。

最終日は福田農場で、自分たちがとったミカンでゼリーを作ったり、パエリアを作りました。水俣の「環境都市」としての色々な取り組みも、伺うことが できました。4日間を通してたくさんの人と出会った旅でした。これから最終レポートを通して、感じたこと・考えたことを深め自分自身につなげていきたいと 思っています。

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