7月31日朝9時30分。定期便のバスから降りてきたオーミストン隊の生徒たちはみな元気でした。久しぶりに出会う家族や先生たちににこやかに手を振って「本当に楽しかった!」「行ってよかった!」と次々に感動を伝えてくれました。

長旅の疲れはあるものの、一人ひとりの表情には9日間のホームステイを頑張れた自信が溢れているように思えました。

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お世話になった引率の先生や添乗員の方にきちんと挨拶をしてから、それぞれ家路につきました。疲れを癒してから残りの夏休みを実り多いものにしていきましょう。

 

酸性の水溶液とアルカリ性の水溶液を混ぜ合わせたとき、どのような変化が起こるかを調べます。

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実験の段取りを、プリントに沿って確認します。

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今回の実験は「パレット」を使用しておこないます。説明後、グループごとに器具と薬品を準備します。

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まず、目薬用容器に入った塩酸(2%)を4滴ずつA~Fに入れます。

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同様に、A~FにBTB溶液を1滴ずつ入れます。
*BTB溶液は酸性では黄色、中性では緑色、アルカリ性では青色を示します。

 

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水酸化ナトリウム水溶液をAに1滴、Bに2滴、・・・Fに6滴加えて、色の変化を記録します。

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色の変化がはっきりあらわれました。最後に、中和した溶液を加熱して、食塩ができていることを確認しました。定性的な意味とあわせて定量的な関係も考えました。

中学3年のオーストラリアでのホームステイ研修は、昨年度より希望制になりました。

今年度も数多くの生徒が希望し、夏休みに現地へと向かいます。

 

オーストラリア研修を始めた頃からの交流校、オーミストンカレッジでは
今年も本校生徒を受け入れてくださいます。事前交流の一環として、
Skypeを使って、英語と日本語でのインタビューにチャレンジしました。
(以前カレン先生が来校された際、Skype用のwebカメラを寄贈してくださいました!)

 

昼休みとランチタイムが重なったほんの短い時間でしたが、
こちらからは英語で質問をし、オーミストンからは日本語で質問をするという形式で
コミュニケーションを取ることが出来ました。

 

回線の状況があまりよくなく、途切れ途切れになってしまいましたが、
実際にバディに会う日がいっそう楽しみになったようです。

 

怪我や不慮の事故が起こり、もしその場に居合わせた際に人のために何かができる人になる為に、中学3年生に応急処置の授業を行っています。その中でも、今日は総まとめとして特に重要と言われる胸骨圧迫と人工呼吸、それにAEDを使っての実習を行いました。

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まず実習ビデオを見ながら段取りを確認します。倒れている人を発見したらまず初めに声かけをして、意識があるかどうか確かめます。

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意識がない場合、普段通りの呼吸があるかを確認。アゴに押し、ひたい付近に手のひらを置いて親指と人差し指で鼻をふさいで気道を確保、可能な場合は人工呼吸をします。

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グループごとに全員が胸を圧迫して心肺蘇生を試みます。肩口にランプがあり、適切な圧迫が加えられている場合は知らせてくれます。

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次はAEDを使用した実習です。「あなたはAEDを取ってきて!」の声で一人が走ります。AEDが届くとキットの中から「パッド」を取り出しガイ ドに従って胸に張ります。AEDはは音声ガイダンス機能がついており、「診断しています」「ショックが必要です」「身体から離れてください」という音声に 従って作業をします。スイッチを入れると電気ショックが実行されます。それを終えて再び胸を圧迫して心肺蘇生を行います。

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実習の段取りを書いた解説プリントも配布されました。今日行なった実習は「一次救命処置(BLS)」と呼ばれるものです。今回は、人体模型を使って胸を一 定の強さで押すことや、電気ショックを与えるAEDを経験しました。万が一の時に、この経験があることで慌てることなく救助に携われると思います。トレー ニングマネキン(人体模型)は学校に8体あります。

 

実習を終えての生徒の感想は学校ホームページをご覧ください。

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今日は中学に入学して以来初めての調理実習です。…おや、説明をしているのは社会科の先生です。どうしたことでしょう?

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中学一年の社会科ではオリジナル資料集を使い、世界の四大文明から世界史の学習を始めます。エジプト人の食卓に乗った料理は、「ナイルのたまも の」と呼ばれる豊かな恵みをふんだんに使ったものでした。社会の授業で学んだ内容についてさらに理解を深めるために、当時食べられていたものに近い料理を 作る調理実習を行ないました。

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今日のメニューは、オクラと牛肉をトマトで煮込んだ「オクラ入りビーフシチュー」と、果物のおいしさをいかした甘いデザート「ドライフルーツのサラダ」です。

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たまねぎを良く炒めてから、牛肉を焼くようにして火を通すのが美味しさのコツです。トマトも缶詰めとフレッシュなものを混ぜて使いました。味見をしながら塩コショウで味を整えます。美味しくできたかな?

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オクラの緑色がよいアクセントになったシチューが完成しました!ドライフルーツのデザートは、水と一緒に2日ほど冷蔵庫で保存し、甘いシロップと一緒にアイスにかけていただきます。

各般の様子は学校ホームページをご覧ください。

 

水溶液中で電流が流れるには、イオンが関係しています。それをしらべるため、いくつかの水溶液を用意し、電流が流れるかどうか実験してみます。また、電気によるイオンの移動を観察します。

最初は演示実験です。
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塩の中に電極を入れて電流を流します。電流を流しても、回路につないである電球は点灯しません。

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次に塩水をつくり、その中に電極を入れます。電流を流すと電球が明るく点灯し、生徒から「おお!」と歓声が上がりました。回路に電流が流れたことになります。同じように砂糖水を作り電流を流しましたが、今度は点灯しませんでした。

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各テーブルでは、メタノール水溶液・塩化銅水溶液・ポカリスエット・オレンジジュースを使って、動揺の実験を行ないました。どれに電流が流れると思いますか?

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正解は「塩化銅水溶液・ポカリスエット・オレンジジュース」でした。実験の記録を丁寧に記入します。

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次にイオンの移動を観察しました。スライドガラスの上にろ紙を置き、その上にリトマス紙(赤・青)を並べ、水でぬらしておきます。さらに小さなろ紙を各リトマス紙の上に置き、塩酸(青色リトマス紙)、水酸化ナトリウム水溶液(赤色リトマス紙)に1滴付けます。

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クリップではさみ電流を流します。しばらく時間を置くと色の帯がずれていきました。先生の板書を見て、観察結果を確認します。

 

 

生徒の感想は学校ホームページをご覧ください。

水中にある物体にはたらく浮力の大きさを調べます。

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この実験に先立ち、水中に空のペットボトルを押し込んで、浮力を実感しました。今回は手に伝わる感覚だけではなく、実際にはかりをつかって浮力を計測してみます。

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おもりをフィルムケースに入れて計測します。(水中に入る体積を大きくして誤差を少なくするためです)まず、空気中での重さを測定します。続けて、水中での重さを測定します。

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目盛りを正確に読み取り記録します。

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水中の浅いところ、深いところ(ビーカーの底につけないようにします)で測定しました。

生徒の感想は学校ホームページをご覧ください。

 

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顕微鏡観察に必要な染色の方法を学び、タマネギの表皮の細胞がどのような構造をしているかを観察します。

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前の時間の復習として、細胞のつくりを確認しました。生物室には大型のモニターがあり、顕微鏡の画像が映し出されます。

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観察するのはタマネギの鱗茎葉(りんけいよう=ふだん私たちが食用にする部分)の表皮です。一人ずつピンセット・メス等の実験セットを準備します。

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表皮にメスで「切りこみ」を入れ、ピンセットではぎ取ります。酢酸オルセインを1滴たらします。酢酸オルセインは細胞核を赤く染める性質があります。

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ピントが合うと「おお!すごい!」と感激の声が上がっていました。観察をしながらスケッチをしました。細胞壁と核を確かめ、しっかり描くことができました。

金属を熱したときの質量の変化を調べ、法則を見つけ出す実験です。

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材料は「銅の粉末」です。1.0g、2.0g、3.0gの3つの重さの粉末で実験をします。

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薬包紙に包まれた銅の粉末をステンレス皿に移します。薬さじを使い、まんべんなく広げます。電子天秤(てんびん)で質量をはかります。前もってはかったステンレス皿だけの質量を引くと、実験に使う銅の正確な質量が分かります。

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ガスバーナーで加熱すると赤銅色が黒く変色していきます。

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充分加熱し黒くなったら、火からおろして冷やします。加熱後の質量を計量します。加熱前との差から、銅と結びついた酸素の質量が求められます。

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銅の質量と酸化銅の質量を記録します。その関係をグラフであらわし、関係を考察します。板書は各グループの平均値です。

実験の感想は学校ホームページをご覧ください。

「理科100実験」では、中学3年間で100の実験を行なう理科の授業レポートをお届けします。

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中1初めての授業を取材しました。HR教室でシラバス(1年間の授業予定)、生物室の座席などについて説明を受けました。

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教室の外は、温かい陽ざしに桜が満開です。

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生物室に入ると、様々な生き物たちが歓迎してくれます。これまで高校2年、移行期の中学3年生がフィールドワークで訪れる四万十川に棲んでいる生き 物が中心です。魚、エビ、カニ等です。生物部の飼育している、かなり大きくなったウーパールーパー(メキシコサラマンダー)もいます。

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生物室と顕微鏡の使い方の説明、注意などを受けて、さっそく実習です。紙に書いた小さな「の」字を観察しました。さっそく「反対に見える!」などと、声が上がっていました。

昨年度取材した実験の記事は こちら からご覧ください。

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