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5月26日(金)の午後に、法政大学留学生とのCross-Cultural Projectが法政大学で開催されました。
三輪田学園からは、中学1年生~3年生のHonors Classと中学1年生のAdvanced Classの生徒達計40名が、法政大学からは10名の留学生(国籍:アメリカ、イギリス、イタリア、オランダ、スペイン、タイ、台湾、ドイツ、ブラジル、メキシコ)が参加し、多様性溢れるプロジェクトとなりました。
中間試験が丁度終わったばかりでしたので、生徒達もとてもリラックスした様子で留学生との交流を楽しんでいました。

【プログラム】

Opening ceremony:・開会の言葉

・留学生の紹介

・プロジェクトの説明

Session 1: 3~5人の少人数のグループに分かれて、留学生にインタビュー

Session 2: 留学生を紹介する英語でのプレゼンテーション

Closing ceremony:・Kalie先生からのフィードバック

・閉会の言葉

新宿都心が一望できるボアソナードタワーの会議室に生徒達も気分が上がったようです。
積極的に留学生とコミュニケーションを取り、英語で質問をしたり、自己紹介や三輪田学園の学校生活について説明していて、とても頼もしく感じました。
プロジェクトの大きな目的通り、異文化を知り、交流することができたようです。プロジェクトが終わる頃には、留学生ともすっかり打ち解けて、仲良くなっていました。
最後に、ミュージアム・サテライトで記念写真を撮影し、全てのプログラムを終了しました。

法政大学グローバル教育センターのスタッフの皆さん、参加留学生のみなさん、本当にありがとうございました。

Columbia大学医学の道を志す、三輪田学園の卒業生からお便りが届きました!

日本の医学部から今年columbia大学に留学しています。columbia大学附属病院は世界最高峰の心臓外科があることで有名です。
心臓外科(cardiac surgery)での実習を終えて、今は循環器内科(cardiology)で実習をしています。

「心臓外科のたくさんのオペに入ることができました。毎朝5:00に起き、帰宅は21:00すぎの日々でかなりきつかったです。」

中学3年生の社会科読書の授業で、卒業論文「脳死下での臓器移植」について取り上げてから、ずっとこの目で見たいと願い続けてきた心臓移植にも立ち会うことができて、とても感慨深かったそうです。

高校2年生の履修選択の時に、担任の先生が医大に進学した一つ上の卒業生との面談をセッティングしてくれて、医師への道が繋がりました。

6月に帰国予定とのこと、お話を伺うのが楽しみです。

MicrosoftTeams-image (73)5/19(金)5時間目 LAB(探究活動の時間)に、高1・高2合同の課外活動報告会を行いました。
昨年度に探究的な活動の外部コンクールで優秀な成績を収めた高2の4グループが登壇し、自分たちの経験をスライドにまとめて発表しました。

テーマとする地域について自ら足を運んで情報収集したり、学校外の方にアポイントメントをとってインタビューをしたり、企画した製品を実際に作ってみたりするなど、班員と協力しながら様々な工夫と努力をしてきたことを知ることができました。

高2にとっては同級生の普段見られない活躍を、高1にとっては先輩の貴重な経験談を聞くことができる機会になったと思います。

どちらの学年も、今年度のLAB(探究活動の時間)で外部のコンクールに積極的に応募していく予定です。

今回の話を良い刺激として、各自独創的で深い学びを重ねていくことでしょう。今後の活躍が楽しみです。

IMG_1347今年から始まった「法政大学 協定校推薦制度 の講座」が 4月12日からスタートしました。
講座は1学期に全12回行われ、高三生50名が登録しています。既に4回の講座が実施されました。

一回目はオリエンテーション。二回目は法政大学総長廣瀬克哉先生のお話です。三輪田学園講堂で行われました。「楽しんでやることが大切」という言葉が一番印象に残りました。廣瀬先生は「大学の先生は自分の好きなことを仕事にしていて、研究が趣味、遊んでいる感覚。」と仰り、生徒は「受験勉強は大変だけれど、楽しんで勉強する意識に変えよう!」と思ったそうです。

キャリアデザイン学部文系講座は「正解なき時代のキャリアデザインと教育の役割」です。理系の生徒でも文系学部の講座を受けられるので視野が広がります。「カリキュラムについて子供にどう教育するのか…」理系の生徒も考えさせられました。文系理系の枠を超える学びはとても大切な視点です。

生命科学部の講座「ゲノム科学がもたらす社会課題を考えてみよう」では専門的な内容に生徒は驚いていました。参加者全員が自分の考えを付箋に書いて貼ります。このようなスタイルは初めてでとても新鮮でした。様々な意見を一度に見渡せ、ゆっくりと検討することができます。たくさんの意見を大きく集約することも学びました。分類した同じグループでも、微妙なニュアンスの違いがあります。文系生徒は理系のゲノムの講座を聞いて「文系理系の垣根を越える内容にとても興味を持ちました。」「文系理系ではない、総合的な学びの視点を実感しました。」

生徒は大学の先生から「教科書通りではない、自分で考えて課題を見つける」ということを大学の専門的な講座から学んでいます。

最後の7月19日の講座では、まとめワークとして、三輪田学園講堂で、論文の課題発表会が行われます。
生徒の発表が楽しみです。

IMG_2635高校3年生29名が、法政大学市ヶ谷キャンパスにて行われた理科実験教室に参加しました。これは、2015年度から三輪田学園と法政大学との間で締結されている高大連携協定の一つで、本校の理系大学への進学を希望する高校3年生が、法政大学の実験室で大学教授や講師の講義を体験し、大学での学びに触れるというものです。今回は、法政大学自然科学センター石川壮一教授による、「光の性質を探る」と題した講義を受講しました。法政大学の実験設備を利用させていただき、偏光サングラスと同じ性質をもった「偏光シート」や、表面に特殊な加工がなされている「回折格子」用いて、光の基本的な性質を探る実験を行い、光に関する面白い現象を体験しました。
これらの内容は高等学校で学習する「物理」の内容と重なっていて、机上の学習からは得られない実験ならではの体得がありました。
今回学習した内容の原理は、今後の「物理」の授業で詳しく学んでいきます。

なお、今年度より三輪田学園は法政大学との連携関係を一歩進め、入試制度や連携講座の開設等を含む新たな協定を結びました。高等学校3年生の生徒には特別聴講制度を利用し、大学の授業の聴講を認めていただき、法政大学入学後には、その単位を認定出来るようになりました。特に今年度は課題解決のための論理思考涵養を目的としました。

93a373f6-156f-474d-922f-c88f84b98f595月8日に第74回運動会が行われました。
4年ぶりに駒沢公園で、広い空の下、のびのびと運動会を行うことができました。
朝からの雨が心配されましたが、三輪田生の祈りが届いたのか曇り空に変わり、全競技を行うことができました。

高3応援団長によるハキハキとした開会宣言は、選手たちにやる気と団結力をもたらしました。
三輪田学園の運動会は、宅急便、スプーンレース、長靴レースなど、ネーミングがユーモアで、一工夫が必要な競技ばかりです。ただ速さを競うのではなく、宅急便の箱やバドミントンのラケットなどを上手に操らなければなりません。どうやったらよりよくなるのか考えることが必要です。

1番大切なことは、学年みんなと協力して一生懸命に頑張ること。
頑張る友達の姿が、自分に勇気と希望を与える存在であることを実感しました。

中2から高2の応援ダンスは、全員が楽しみにしている演目で、学年のカラーを生かした素敵なダンスでした。
特に高3ダンスは 6年間の集大成といえるレベルの高い演技でした。
後輩、保護者の方、先生方は、高3生の気合の入った演技に魅了されました。

若い生徒の力が、駒沢公園のグラウンドできれいな学年色の花を咲かせていました。

4月27日~28日、房総半島で中1合宿が行われました。
この合宿の目的は「仲間になろう」ですので、初日には海が眺められる芝生の園庭で走り回ってのアクティビティや、クラスメイトと知恵を出し合いながら取り組むアクティビティに汗を流しました。また、夜にはクラス会議で「クラスの目標」を考えました。

二日目はマザー牧場へ。恒例のカレー作りがありました。薪を組んでかまどに火をおこすところから始まり、飯ごうでおいしいご飯を炊きます。カレーの匂いが立ちこめる頃には、よく働いたためおなかがペコペコ。おいしくカレーをいただきました。

三輪田生活が始まって1カ月足らずですが、この二日間でクラスや学年の仲が深まり、思い出深い合宿となりました。

3先日4月28日、晴天の中、中学3年生は千葉県野田市の清水公園フィールドアスレチックに行って参りました。
天候にも恵まれ、公園内ではつつじ祭も開催されており、郊外ならではの緑あふれる環境で、新鮮な空気を味わいながら、心ゆくまで身体を動かしました。

午前中は、難易度の低いものから高いものまで班ごとにチャレンジし、新たなクラスメイトとの親交を深めることができました。

昼食時間には、カラスを警戒しながら、おいしくお弁当を食べ、楽しそうに個包装のお菓子の大交換会をしていました。

午後には、班ごとにフォトアドベンチャーに挑戦しました! お題の写真はどこを写したものなのか、エリア内を駆け巡っていました。スタートするや否や、散策する前に、午前中の記憶を頼りに、地図を使って答えを埋め始めている班もありました。「賢いなぁ!」と感心してしまいました。

5月には運動会、6月には修学旅行もあります。
クラスや学年で、より一層団結力を高めていきましょう!

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4/28(金)、高校1年生は、神奈川県秦野市に位置する、弘法山にて、オリエンテーリングを実施しました。

このオリエンテーリングコースは、日本オリエンテーリング協会公認の初級者向け常設コースです。小田急線の鶴巻温泉駅を発着点とする全10kmのコースを、10ケ所のポストを探して歩き、所要時間を競います。三輪田学園では、高校1年生の遠足の定番となっています。

事前に地理の授業で、等高線の描かれた地形図の読み方、そしてコンパスの使い方を習い、当日は4〜7人ずつのチームに分かれて時間差で出発です。鶴巻温泉駅前から、弘法山に入るまでにしばらく住宅街を歩くため、山に入るだけでも一苦労。慣れない地図とコンパスを片手にチームで協力して進みます。山の中では、一部、通常の登山ハイキングコースとは異なる、草木が茂った傾斜のあるルートも歩いていくため、息が上がります。分かれ道に来るたび、コンパスを見て進む方向を確認します。ポストからポストまでの距離があるため、「合っているかな?」という不安も抱きつつ、スタート地点から山頂、そしてゴール地点を目指します。要所要所で待っていた教員を見つけると、ホッとした様子で嬉しそうに手を振りながら笑顔を見せていました。

当日は非常にお天気に恵まれ、時折涼しい風に吹かれながら、新緑の中を進みました。山頂手前ではコースの正面に富士山が綺麗に見え、感嘆の声もあがっていました。新しいクラスの仲間と協力し、自然の中でヒーリングできたのではないでしょうか。オリエンテーリングを無事に終え、達成感溢れる様子で帰路につきました。

IMG_2184IMG_2183今年度、三輪田学園では、229名の新入生を迎え、初の1学年6クラスが誕生し、高校1年生と中学1年生で教室棟のフロアをシェアしています。そこで、新年度オリエンテーション期間中に、学年を超えた交流の機会を持とう、と「哲学対話」が企画されました。

「哲学対話」では、『答えのない問い』を立て、その問いについて皆で考えていきます。答えがない中で、決めつけず、「人それぞれ」で終わらせずに思考することが求められます。たくさん意見を出す人、じっくり考える人、さまざまです。

三輪田学園では、中一~高三まで、全ての生徒が何らかの形で「哲学対話」に参加します。

今回初めて「哲学対話」を体験した中学1年生は、“先輩”と触れ合う初めての機会ということもあり、緊張した面持ちでそれぞれの教室に集まってきました。高校1年生と中学1年生が交互になるように円形に座り、まずはお互い「哲学対話」で呼ばれたい名前を共有。その後、話し合うお題(問い)を出し合いました。「大人になりたいと思うか」「宇宙人はいると思うか」「気が利く人とは優しい人とイコールになるか」など、初めは遠慮がちでしたが、一つ案が出ると次々と出てきます。ある程度数が出たところで、多数決で今回話し合う問いを決めました。

「宇宙人はいると思うか」という問いを立てたグループでは、初めは「いると思う」「いないと思う」というYes/Noクエスチョンのようなやり取りでしたが、「そもそも宇宙人って?」「“人”という文字がついているけど、本当に人型?」などと、どんどん話が盛り上がります。対話が終了する頃には、普段こんなに宇宙人について考えることはないから面白かった! 宇宙に対する興味が出た!などといった声が聞かれました。

「哲学」という言葉に、初めは難しそう…と感じた人も多かったようですが、互いの考えを共有し、普段一人では考えないことを考え、他者の意見を聞くことで、異なる視点や新たな考え方を得ることができたようです。

高校1年生も久しぶりの「哲学対話」を、新たな三輪田の仲間と共に楽しんだようでした。フロアをシェアする者同士、この「哲学対話」をきっかけにグッと近づけたのではないでしょうか。

 

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