695f0f31-e2ba-45f7-a794-da091639da53芸術鑑賞教室が開かれました。6学年全員でティアラこうとうで鑑賞しました。
6年間で6つの芸術を鑑賞します。ピアノコンチェルト、バレエ、合唱、演劇、落語…
今年はオペラで、演目は〈カヴァレリア•ルスティカーナ〉です。本校音楽科講師の声楽家の先生が制作しました。
オペラの合唱は三輪田生有志の合唱団約30名がプロと同じ舞台に立たせていただきました。
本番当日の朝、出演の生徒に今の気持ちを聞くと、
「昨日は緊張して2時間しか眠れませんでした!」
「とにかく今までの練習が楽しくて仕方ありませんでした。本番がとても楽しみです。」
と元気に答えてくれました。
最初に出演者がオペラについて説明してくださり、拍手の練習もして、いよいよ本番です。
幕が開くと舞台セットの教会がそびえたっています。実在した教会だそうです。
楽器の演奏は通常オーケストラピットで行いますが今回は舞台上です。
三輪田のコンサートのために指揮者の先生が書いて下さいました。
パーカッション奏者は本校卒業生で、ティンパニーは影の指揮者といわれるだけあって音楽をしっかりと支え、躍動感に満ちていました。声楽家の卒業生も舞台に立ち、鐘の音を担当するキーボードの演奏は本校音楽科教師です。裏方さんと大勢でオペラという舞台を創り上げています。
合唱の生徒はプロの方々と自然に演じていて、立体的な移動もスムーズで、難しい曲をとても上手に歌っていました。
オペラの最後のセリフを三輪田生は心を込めてお客様に伝えていました。心に響きました。
終演後の生徒たちのとても充実した表情が素晴らしいです。

20230624_060237494_iOS

6月2 4日(土)学校説明会&オープンスクールが行われました。
約20の授業やクラブの体験を通して、受験生や保護者の方と三輪田生が触れ合うことができました。
授業では古典、哲学対話、算数の問題、ディズニー英語、カメラ製作、象形文字、
クラブではブックカバー、おいしい洋菓子作り、お箏演奏、吹奏楽コンサート、ダンス、バドミントン、バレーで試合まで行う、など盛りだくさんでした。

その他に学校見学ツアーや個別相談も行われ、充実したイベントとなりました。
校舎案内では中学2年生も上手に学校を紹介していて、1年間ですっかり三輪田のことをお伝えすることができるようになっていました。

保護者の方からの感想で…
・生徒、先生方が優しく丁寧に接してくれた
・校内でも校外でも三輪田生がたくさん挨拶してくれて嬉しかった
と、温かいお言葉をいただきました。

受験生も三輪田生もいきいきと活動していました。三輪田生はイベントを通して大きく成長しています!

トップ6月上旬、矢来能楽堂にて高校3年生対象の「能楽鑑賞教室」がありました。

最初に能楽の歴史を伺った後、能面・すり足体験や謡を体験、その後に狂言「棒縛」、能「敦盛」を鑑賞しました。

初めて鑑賞する生徒がほとんどでしたが、狂言の面白さ、能の奥深さに触れる有意義な体験となりました。

IMG_0181
6月14日(水)の放課後から、高校Special English Classがスタートしました。
高1~高2までの英検2級以上の生徒を対象とした少人数の放課後特別英語クラスです。
第1回目のレッスンは、自己紹介をした後、英語の論理ゲームで盛り上がりました。
ゲームを通して、推測力、思考力、表現力も鍛えられたようです。
終始笑いがたえない楽しいレッスンとなりました。

9b8cca2c-db0d-4cec-b994-dc74e74acf13東京藝術大学邦楽科の方をお招きして、邦楽鑑賞会が三輪田学園講堂で行われました。
毎年恒例の音楽の授業で大切にしている演奏会です。
中学三年生が鑑賞しました。
国語の授業でも内容について解説がありました。
音楽の授業ではこの日の本番に向けてお箏の体験を行いました。クラス36人を半分に分けて、毎時間18人ずつ、藝大邦楽科出身(生田流)で本校音楽科教員がチューリップを指導しました。生徒は押手も習って、興味を持って本日の演奏会を迎えました。

賑やかな歌舞伎音楽の長唄に始まり、自然でしなやかな尺八、どこか悲しげな音色もします。生田流箏曲ではお箏は撥弦楽器ですが、非常に柔らかく、透明感がありながらも豊かな音色でした。
ここで専攻ごとに邦楽科教員の感想をご紹介します♪
【雅楽】
1000年以上前から伝えられてきた音色に包まれ、その名の通り雅な世界に浸ることが出来ました。世界最古のオーケストラといわれる雅楽には特徴的な楽器がたくさんあり、授業で学んだ上で鑑賞することでより理解が深まりました。
【山田流箏曲】
箏の高音・低音パートと十七絃の低音の重厚感でとても迫力のある大合奏でした。
生田流箏曲との音色や歌い方の違いも感じることが出来ました。
【能楽】
演目前に学生さんから「能は小説を読むように想像を膨らませて観てください」とお話がありました。装束や囃子のない仕舞形式でしたが、生徒はそれぞれ演目の内容を想像しながら鑑賞していました。

とても雅な演奏会で、心が豊かになりました。

本文6月15日(木)の5~6時間目に、法政大学留学生とのCross-Cultural Projectが法政大学で開催されました。高1のSuper English Courseの41名と法政大学の留学生9名(国籍:アメリカ、イギリス、ウクライナ、オランダ、台湾、チェコ、フランス、ロシア)が参加し、多様性溢れるプロジェクトとなりました。

新宿都心が一望できる素晴らしいボアソナードタワーの会議室に入ると、生徒達からは驚きの声が上がりました。一人一人が積極的に留学生とコミュニケーションを取り、プロジェクトの大きな目的通り、異文化を知り、留学生と交流することができたようです。プロジェクトが終わる頃には、留学生ともすっかり打ち解けて、仲良くなっていました。プロジェクト終了後は、法政大学グローバルラウンジも見学させていただきました。法政大学の学生と留学生との交流の場所として、多くの学生達が利用しているそうです。

三輪田学園にもEnglish Loungeがありますので、留学生の皆さんにも是非、遊びに来て欲しい思います。

法政大学グローバル教育センターのスタッフの皆さん、参加留学生のみなさん、本当にありがとうございました。

中学3年生は、6月3日(土)~7日(水)、3泊4日の広島修学旅行に行って参りました。

この学年はコロナの影響により、今回が初めての宿泊行事でしたので、生徒も待ちに待った旅行でしたが、初日は台風による影響で新幹線が運休するなどのハプニングもありました。

しかし、2日目・3日目は晴天で過ごしやすく、無事に修学旅行から帰ってくることができました。

中学3年生での学びの要でもある平和学習の一環としての旅行ですので、2日目は原爆の被害を受けた証言者の方々からのお話を直接伺い、碑巡りや平和記念資料館や袋町小学校を訪問しました。生徒たちは熱心に証言者のお話を伺い、ワークシートにびっしりとメモを取っていました。

6月9日(金)には講堂で解団式と証言者の報告会がありました。報告会では、7名の証言者グループで伺ったお話を学年全体で共有することができました。

また、3日目は宮島に移動し、厳島神社へ参拝し、水族館や千畳閣へ行くグループとロープウェイで弥山に向かうグループに分かれて行動しました。また夕食後には、ライトアップされた鳥居を見に行くことができました。

証言者の方々からお話を伺うのも、いまの生徒たちで最後の世代になると言われています。

この旅行で耳にしたお話や学んだことを今度は発信していく側として活躍してほしいと思います。

本文高校1年生は6月2日(金)の6時間目に「学部学科ガイダンス」を行いました。自分の希望の進路や興味関心のある進路についてのお話を、大学の先生から直接伺うことによって、将来に向けての活力を養う狙いがあります。

医学系・薬学系のガイダンスでは、医師の仕事の種類や薬剤師の仕事の種類についての説明をしてくださいました。また、医療はチームで動くものなので、先に進路を医師、薬剤師などと決めずに、他の医療の仕事についても学んだ上で自分の進む道を決めていくのがよいというお話も伺いました。

国際関係系統のガイダンスでは、実際に大学で行った授業の縮小版を行って下さり、外国語の言葉のルールを知ることで、日本語の訳では見えてこない部分を知ることができることを習いました。「パスポート・重要な・報告する・支える、これら4つの共通点は?」という問いが出されました。これらは英単語にすると、passport・important・report・supportとなり、”port”=「港」という共通する語が浮かび上がります。もともと、portには「運ぶ」という意味合いがあり、船による往来や輸出入にまつわる歴史的な背景から出来た語である、という共通点があります。コンピューターや翻訳機の性能があがり、語学をまなぶ必要性はもはやなくなるのかもしれませんが、語学を学ぶことによって、機械で作られた訳だけではわからないことが見えてくることを実感しました。他にも『ロミオとジュリエット』の有名な台詞にある「あなた」という語も、原作ではyouとtheeという語の使い分けがなされていることも例にあげてくださいました。

また、各系統の専門的な内容に加え、大学では今学んでいる高校の授業の内容が土台となり、さらに職業についても医療は常に勉強していかなければいけないというお話もありました。生徒が「今まで漠然としかわからなかったけど、私の学びたいことは○○学部で学べるみたい」などと、友達同士で話しながら教室に帰っていく姿が印象的でした。高校1年生にとっては今の学習の大切さだけでなく学習習慣の大切さも気づけるお話で大変刺激を受けることができました。

その他高校2年生は、6/3(土)~7(水)の行程を終えて東京に帰って参りました。
法隆寺や薬師寺、唐招提寺・興福寺など、奈良と京都の優れた文化的遺産にたくさん触れることができました。

次の文章は、修学旅行中に代表生徒が学校へ送った葉書の内容です。
「本日、私たち高校二年生は二日目の行程を見学しました。
そこには、授業での事前学習があったからこそ気づくことができた魅力がありました。例えば、室生寺の杮葺屋根の素朴な美しさです。
また、法隆寺では沢山の大仏を拝見しましたが、知識を活かして種類の違いや特徴を見極められました。そのため、一つひとつが記憶に残りました。
実物の美しさに触れる機会をいただけたことに感謝し、明日からも楽しんで参ります。」

三輪田学園では、様々な授業で事前学習をしてから修学旅行に臨みます。そのため、生徒達の感慨はひとしおだったようです。

今回の修学旅行では、出発直前の大雨による影響でいくつかのトラブルがありました。しかし、生徒たちはどのようなときも明るく前向きで、旅行全体を非常に楽しんでくれました。その姿勢に、教員一同は生徒たちの成長を感じました。
生徒達には、修学旅行全体を通して得た様々な学びを今後に活かし、さらに充実した学校生活を送ってもらいたいと思います。

本校では、カナダ(中学3年生希望者)とイギリス(高校1年生希望者)への夏期海外研修の機会があります。
イギリス研修は、2週間、学生寮に滞在しながら、他国の留学生たちと共に、インターナショナルクラスで英語を学びます。
それと並行して、三輪田生のために作られたオリジナルの“ハリーポッター・ドラマプログラム”を通して、身体を動かし、実際に英語を使いながら、英語を学びます。
そして、プログラムの最後には、『ハリーポッター』の舞台を完成させ、上演することになっています。
前年度の3学期に募集を行い、今年度は32名の生徒が研修に参加することになりました。
現在は、研修に向けた準備が着々と進んでいます。
5月31日(水)には、第1回事前学習が行われました。
アイスブレイクのセッションでは、例えば「朝食を食べた/食べていない」などのお題でバランスゲームをしながら、イギリスの典型的な朝食を紹介してもらうなど、現地での生活や文化も知ることができました。
今回の事前学習のメインは、英語で自己紹介をする練習です。自分の出身や趣味について話すだけでなく、このイギリス研修に参加するにあたっての目標や意気込み、楽しみにしていることなども盛り込みました。
「英語力を伸ばしたい」のは勿論のこと、「他国の友達を作りたい」「観光が楽しみ」「海外の学校の授業を受けるのが楽しみ」など、さまざまな意見が出ていました。
TEDの映像を見ながら、大きな声で発話するためのアクティビティも行いました。
次回の事前学習で、一人ずつ、皆の前で自己紹介してもらう予定です。
さらに、現地の学校や寮で設定されている『40のルール』を確認し、参加学生に求められることと禁止事項の確認を行いました。
事前学習はオールイングリッシュで進められ、生徒たちは集中して取り組んでいました。
終了後には、出発までに少しでも英語力をあげておかねば、という声が聞かれました。
今月末に予定されている次回の事前学習も楽しみです!

ページ
TOP