中学2年生では、12月25日(土)午前中に、希望者対象のクリスマス英検対策講座(3級、準2級、2級)を開きました。授業では、まだ学習していない文法や語彙を学んだり、過去問に取り組みました。
最後は、ライティングの過去問題にチャレンジしました。参加生徒達はとても真剣に取り組んでいました。配布された英検問題集やMiwada English Online(英語のe-Learning)も活用して、次回の英検に合格できるように、冬休みにも継続して英語の勉強に励んで欲しいと思います。

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三輪田学園では、2学期の期末試験後の12月16日に英検準1級本気講座が開かれ、中1~高2までの英検2級取得者22名が参加しました。Richard先生から、事前に菜食主義についての英文の記事を読むことが課題として出されていました。まず、グループで、自分の意見や感想を発表しました。それから、英検準1級対策のワークシートに沿って、ステップを踏みながら、Writingの練習を行いました。

 

コース説明:The course is designed to focus on productive English skills (speaking and writing). Students will discuss relevant topics, centering on SDGs and issues of national importance. This will help to build knowledge, vocabulary and grammatical structures to be used in both the interview and written section of the test. Formal composition structure and paragraphing that is expected at this level is also reinforced. (担当:Richard Bradnam)

(和訳)このコースでは、生産的な英語スキル(スピーキングとライティング)に焦点を当てています。SDGsや国が抱える重要な問題を中心に、関連するトピックについてディスカッションを行います。これにより、筆記試験と2次試験の両方のセクションで使用するための知識、語彙、文法構造を構築していきます。ます。また、このレベルで求められるフォーマルな作文構造やパラグラフ作成も強化します。

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中学二年生では、冬休みの補習として「文学を読もう!」という講座を開きました。

近代文学の短編を二編読み、自分が「好きだ」と思った作品を選びます。その後、自分が選んだ作品の魅力が伝わるような推薦文を書きました。

 

今回読んだ短編は、志賀直哉「小僧の神様」と太宰治「猿ヶ島」でした。中学二年生では太宰治「走れメロス」を現国の授業で扱ったので、「えっ、これも太宰治が書いたの?」と、驚いた人も多かったようです。

 

以下、生徒の感想をご紹介します。

「他の人と意見交換をすることで発見があったし、自分の意見もはっきりしてきた」

「近代文学の本をあまり読んだことがなかったので、この講座があって良かった」

「太宰治の作品を、もっと読んでみたいと思った」

「どちらもとても面白く、迷いました。今度は自分で批評してみたいです」

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中学2年生では、冬期休業初日の12月21日(火)に、希望者対象で毎年恒例のカエルの解剖実習を行いました。コロナ禍で実験がなかなか行えない中、換気を十分にしつつ実施することができました。中学2年生では人体について学ぶのですが、その総まとめとして、この実習を行います。百聞は一見にしかず。大切な命を頂くことで、生徒一人一人、一生記憶に残るものを得たようです。以下に、参加した生徒の感想をご紹介致します。

 

・最初はすごく怖かったけれど、たくさん学ぶことができたのでとても楽しくできました。この先、このような経験をすることはないと思うので、すごく良い経験になりました。

・こんな小さな体にたくさんのものがつまっていることに感動しました。非常に心に残る体験となったと思います。

・うまくいった。特に心臓を取り出したときに、すごいなと思った。神経をつまんだとき、足が動いてびっくりした。

・図などで見るより、本当に見た方が分かりやすかった。

・心臓を取り出してもずっと動いていて感動しました。最初は「気持ち悪い」としか思えなかったのですが、段々と興味が沸いてきました。

・教科書では分からなかった事がよく分かりました。特に肺や心臓などの形を知ることができました。

・はじめは解剖をすることに対して後ろめたさがあったけれど、行っているうちに、カエルの様々な部位を見ることができて、とてもためになりました。解剖をすることで1つの命を犠牲にしてしまったので、今回やったことは、一生忘れず、貴重な経験としてしっかりとこの先につなげたいと思います。

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今日から、冬休みの冬期講習が始まりました。

本日は社会(歴史)の講習として、学校周辺の散歩を実施しました。

午前の部、午後の部ともに、学校を出発し、富士見坂を通り、牛込見附跡から神楽坂

善国寺(毘沙門天)、石畳の横町、軽子坂、そして後楽園と。普段あまり気にしていない

学校周辺の史跡など見学し、細い路地にはびっくりしたり、とても貴重な体験をしました。

後楽園では自由行動で、友人と散策し写真を撮って楽しい時間を過ごしました。

明日からは数学・英語の講習も始まりますので良いリフレッシュになったようです。
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5月に種をまいた和綿(大島在来)も、収穫の時期を迎え、先日メイド・イン・アースさんに収穫できた和綿を送りました!これからTシャツ製作にはいっていきます。

先月は、メイド・イン・アースの前田さんにお越しいただき、オーガニックコットンや和綿についてのお話を伺いました。午前中は、MIWADA-HUBエシカルライフに、午後は高1のプロジェクトメンバーにお話くださいました。当日はオーガニックコットンについての講義と、糸紡ぎのワークショップという盛りだくさんな内容でした。ありがとうございました!

 

講義からみなさんにシェアしたいことを10点にまとめてみました。

~コットンについて知ってほしい10のこと~

①世界の繊維の生産量は最新データで約1億1100万トン、うち約7割は化学繊維(石油由来)

②コットン生産量は繊維全体の約23%

③そのコットンの中で、オーガニックコットンの生産量はたった約0.9%!

④コットンボールの重さの7割は種!多くの種は自家採種できないようになっている。

⑤オーガニックコットンでない場合、種のほとんどは遺伝子組み換えの種が使用されている。

⑥種は、絞って、「綿実油」として使用され、実は私たちも食べていたり、絞りかすは家畜の餌になっている。

⑦オーガニックコットンは化学肥料や農薬を3年間使用していない農地で栽培されている。

⑧オーガニックでない場合、効率的に収穫するために枯れ葉剤をまいて収穫しており農家さんへの健康被害もある。

⑨コットンを収穫後に、商品になるまでの工程でも様々な課題がある。

⑩インドのコットン農家さんは貧困層が多く、文字が読めなかったり知識がなかったりして、農薬や契約の面でも危険にさらされてしまう。

 

まだまだ生産量の少ないオーガニックコットンをもっと広めるためには、有機農法への支援が欠かせないそうです。それだけ、オーガニックで農作物をつくっていくことは簡単ではない、ということ。今回和綿プロジェクトに参加させていただき、安定した収量をあげることがどんなに大変か実感できました。元々は生産が消費のずっと近くにあったはず。私たちの生活が自然と共にあることを改めて気付かせてくれるよい機会となりました。

 

今回中学2年生の各家庭とプロジェクトメンバーによる学校プランターで収穫できたのは、260g!初めて取り組んでいるプロジェクトは課題が山積みで、教員・生徒共に、そんな試行錯誤を楽しんでいます。

次は、収穫できたコットンをTシャツにしていく工程にはいります!またレポートさせていただきます。

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中学2年生では答案返却日の12月16日(木)に「メンターオープンキャンパス~Youは何しに大学へ?~」を本学園講堂にて開催しました。中学生の放課後学習を委託しているトモノカイから、早稲田大学と慶応義塾大学のメンターの方にお越しいただき、下記のテーマについてお話をしていただきました。

 

・大学とはどのようなところなのか?

・学習メンターは現在大学で何を学んでいるのか?

・一歩先の未来を歩く先輩として、中学生に伝えるメッセージ

 

生徒達はメンターの方の進路選択や大学での学びに、熱心に耳を傾け、メモを取っていました。お話を伺った後は、配布されたアンケート用紙に、挑戦してみたいこと、もっとできるようになりたいこと、冬休みに頑張ること、そしてそれをどのように頑張るかなどについて具体的に記入しました。なりたい自分をイメージしたり、今後の自分の進路について考えるきっかけにして欲しいと思います。

 

~生徒の感想から~

・「可能性は無限大」という言葉が印象に残りました。自分がやってみたいことをあきらめないで、最後までやり続けようと思いました。

・チャレンジしなければ可能性はなくなってしまうから、自分がしたいことにたくさんチャレンジしたいなと思いました。

・大学は未知の世界を知る場所というお話が印象に残りました。大学は魅力あふれる場所で楽しそうだなと思いました。

・“大学で学ぶ=自分の学びたいことを深める”と聞いて、実際に大学に行きたくなりました。

・英語を継続して学ぶことが如何に大切かわかりました。これから英語としっかり向き合って勉強しようと思いました。

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三輪田学園に新しいALT(外国語指導助手)の先生がいらっしゃいました。アイルランド出身のLaura Parry先生です。中2のAdvanced Classでは、事前に与えられたテーマ(出身国、趣味、食べ物、休日、動物など)に沿って、グループでLaura先生への質問を考えました。生徒達にとって、初めてお会いするALTの先生に英語でインタビューするのは初めての経験でしたので、最初はちょっと緊張した面持ちでしたが、直ぐに打ち解けて、みんなが自信を持って質問することができました。時々、大きな笑い声も起こるなど、楽しみながらインタビューすることができたようです。英語が聴き取れなかった時や会話を発展させる表現の練習もできました。英語でのインタビューを終えた後は、協力して内容をまとめて、クラスでグループプレゼンテーションを行いました。どのグループの生徒達も、大変頑張りました。Laura先生も、自分の紹介を聞くのは恥ずかしいけれど、とても嬉しいと喜ばれていました。

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12月3日(金)の午後、中学1年生全員で千代田区の科学技術館に行ってきました。

これまで春の合宿も遠足も残念ながら行くことができなかったので、念願の学年全体の校外学習です。クラスで周知した際は歓声が上がるほどでした。

 

当日は天候にも恵まれ、靖国神社や北の丸公園の美しく彩られた銀杏を見ながら落ち葉の上を歩いたり、集合写真を撮影したりしながら、散策も楽しむことができました。

 

科学技術館ではクラス内の班ごとに体験的に楽しく学びました。丁度、理科で勉強中の光の屈折を実際に見てみたり、最新技術のシミュレーションで運転してみたり。ワークショップ「放射線をみてみよう」にも参加でき、充実した学びになりました。

 

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中学二年生の現国の授業で、哲学対話を行いました。ふだんの哲学対話では、自由に問いを出し合って対話のテーマを決めますが、今回は「走れメロス」を学習した上で浮かんできた問いを出し合い、対話を行いました。
「作者はなぜ『走れメロス』という題名をつけたのか?」「真の勇者とは何か?」「今後、メロスとセリヌンティウスと王は信頼し合うことができるのか?」という作品に関する問いから、「友情はどこから生まれるのか?」「信頼できる人とできない人の違いは何か?」「正義とは何か?」のような、『走れメロス』のテーマに関連した問いまで、様々な問いが出ました。

 

哲学対話では、問いを立て合いながら対話を行うことで考えを深める能力を身につけられるほか、メンバーとふだんはなかなか話さないようなテーマで対話をすることでお互いをよく知り、親睦を深めることができます。生徒たちは活発に対話し、ふだんは見えてこないクラスメイトの考えや姿勢に、刺激を受けていたようでした。生徒の感想を、一部紹介します。

 

「みんなで話し合っている内に新たな疑問が生まれて、それをまた話し合うのが面白かった」「次の哲学対話で話してみたいテーマが、今日の哲学対話で見つかった」「自分が当たり前だと思っていたことが、他の人から見たら全然当たり前ではなかったことが衝撃だった」「みんなの価値観の違いが浮き彫りになって面白かった。これからも授業で哲学対話をやりたい。」

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