7/15(金)音楽クラブは「音楽の日(TBS)」のリハーサルに参加しました。
場所は国立競技場。初めて行く生徒が多く、コロナ禍以来、久しぶりのクラブ郊外活動に心が弾みます。
何度かリハーサルが行われ、1500人中の40名として、しっかりと歌うことができました。
さすがTV収録で、撮影用のドローンが飛んだり(可愛く見えるのが擬人化され、不思議です)、ライトも本格的。TVの世界を垣間見ることが出来ました。
本番は今晩7:45頃からです。アーティストの演奏も楽しみです。
一緒に活動している開成学園音楽部様とお会いしたり、相当数の学校が参加していました。
TVを通して音楽の輪が広がればと思います。
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7月13日(水)に中学のHonors Classと中1のAdvanced Classの生徒達とネイティブの先生4人でメキシコ大使館に行ってきました! メキシコ大使館は、三輪田学園の最寄り駅の市ヶ谷から有楽町線で二駅目の永田町に位置しています。大使館が立つ土地は、メキシコがアジア諸国以外で初めて日本と平等条約を結んだ感謝の証しとして、明治政府が提供したのが始まりとされているそうです。学校から30分程で到着。予定より早く着いたので、生徒達は、メキシコ系アメリカ人のDiana先生からスペイン語のミニレッスンを受けました。

出迎えてくださった大使館のJinaさんに、スペイン語で挨拶し、いざ大使館の中へ。

まず最初に、学術・科学担当参事官Emmanuel Trinidad氏から、メキシコで、とても大切な行事として知られる「死者の日」(Dia de muertos)についてお話ししていただきました。「死者の日」は、日本でいえば「お盆」のような行事です。2003年に「死者に捧げる先住民の祭礼行事」として、ユネスコの無形文化遺産に登録され、映画『リメンバー・ミー』(原題:Coco)で、世界に知られるようになりました。マリーゴールドはこの死者の日に欠かせないお花で、祭壇にも、お墓にもたくさん使われ、死者の日の時期になると、様々な市場で売られているのを見ることができるそうです。マリーゴールドはメキシコの死者の日において二つの役割を担っていると教えていただきました。

一つは、その花が放つ強い臭いによって先祖の魂をお供物へと誘うため、そしてもう一つは死者をこの世へと迷わず導くための道筋としての役割だそうです。

英語のレクチャーの後は、生徒達の質問にも丁寧に答えていただきました。“What should we study to work at the Mexican Embassy?”の質問に、Trinidad氏の経歴についてお話ししてくださいました。1つのことを勉強したら、また新しいことを勉強する、勉強は一生続いていく、“Studying never ends.”というメッセージをいただきました。

 次に、Jinaさんが、メキシコの切り絵、パペルピカドの作り方を教えてくださいました。パペルピカドとは、お祝いの時によく使われるメキシコの装飾のひとつで、スペイン語で“Papel picado”「切り刻んだ紙」という意味だそうです。

生徒達は英語のレクチャーもよく理解し、スペイン語の挨拶も学びました。最後に、自分達が作ったパペルピカドを持って、記念写真。とても楽しいスタディツアーとなりました。 

メキシコ大使館のスタッフの皆さん、ありがとうございました。
Muchas gracias!
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7月11日(月)期末試験最終日の午後に、高1・高2の希望者対象の早稲田大学キャンパスツアーが開催されました。3グループに分かれてツアーが開始。早稲田の学生ガイドさんが、大隈講堂、大隈銅像、総合学術情報センター、坪内博士記念演劇博物館、国際文学館(村上春樹ライブラリー)などを案内してくださいました。坪内逍遙先生の銅像とエア握手をすると、英語の成績が上がるとのことで、エア握手をする生徒達も。政治経済学部・法学部・商学部・教育学部・社会科学部・国際教養学部などの学部とその特徴についてもご説明いただき、参加生徒達は、期末試験の疲れも見せず、熱心に説明に耳を傾けていました。ツアーの最後には、普段はなかなか入れない大隈講堂の時計室にも登らせていただきました。夏休みに入る前に、大学のアカデミックな雰囲気に触れ、進路について考える良いきっかけになったようです。

ガイドの早稲田の学生の皆さん、分かり易く、丁寧に、そして楽しくキャンパスを案内していただき、ありがとうございました!

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16/28~7/2の期間に、高2の各クラスのEnglish Communicationの授業で、現代の社会課題の中から自分が興味・関心のあるテーマを選び、問題の背景・問題点・解決策についてまとめて、英語でプレゼンテーションを行いました。生徒達はクラスメートの発表に熱心に耳を傾けていました。ダニエル先生が、ルーブリックを使って、生徒一人一人のプレゼンを評価しました。
回を重ねる毎に発表や資料作成も上手になっています。

い中3道徳ホームルームで邦楽鑑賞会が行われました。 東京藝術大学邦楽科の皆様をお招きして、本校で何十年も続く大切な行事です。

長唄勧進帳の賑やかな演目では、静寂な講堂で、大鼓(おおつづみ)の緊張感のあるタンという音、小鼓(こつづみ)のポワンという音が響きます。徐々に、息を呑むような細かいリズムの掛け合いになり、立体的な舞台に、歌舞伎の舞を見るようでした。

二曲目は尺八、鶴の巣籠です。ユニゾンは二頭の鶴の気持が寄り添って聴こえます。尺八は竹でできていて、西洋音楽の全音半音にはない、音と音の間を埋める音程はとてもしなやかです。

地歌箏曲では三絃の繊細な音色と箏の豊かな表現、また歌唱も迫力があり素晴らしく、舞台という箱から、最後の余韻まで美しく響いていました。

音楽の授業では箏曲クラブのお箏をお借りして、中学3年生全員、さくらを演奏しました。箏の音(ね)は体によく響きます。

国語の授業でも歌詞のある演目を事前学習しました。生徒たちは物語の解説に、真剣に耳を傾けていました。

鑑賞会では藝大生が曲ごとに解説をしてくださいました。音楽と真剣に向き合う覚悟のある演奏は、生徒たちの心によく響きました。凛としたとても心豊かな時間でした。東京藝術大学の皆様、ありがとうございました。

4-2-360x2406月9日(木)の放課後から、中学Special English Classがスタートしました。

中1~中3までの英検準2級以上の生徒を対象とした少人数の放課後特別英語クラスです。

第1回目のレッスンは、中1~中3まで合同で行いました。まず、参加生徒が英語で自己紹介し、続いてネイティブの先生方の自己紹介がありました。それから、Herd Mentality(群衆心理)というゲームで盛り上がりました。英語の質問に対して、同じ答えを言った一番人数が多い人がポイントをもらえます。一人だけ違う答えを言った場合には、ポイントはもらえず、おもちゃの羊が机に置かれてしまいます。

英語のゲームを通して、推測力、思考力、表現力も鍛えられたようです。終始笑いがたえない楽しいレッスンとなりました。

来週からは、中1と中2、中3の2クラスに分かれてのレッスンとなります。

6月3日から高2の関西修学旅行が始まりました。
初日は東京駅から予定通り8:00に出発し、10:15に京都駅に到着。そこからバスで移動して浄瑠璃寺へ。ご住職の方からお話を伺いました。午後は「なら和み館」で昼食を済ませ、奈良の興福寺国宝館を見学。その後、東大寺をガイドさんのお話を聴きながら歩いてまわりました。初日の行程終了後、予定より少し遅れて奈良の多武峰観光ホテルへ。老舗のホテルのおもてなしに癒されました。

二日目午前中は飛鳥コースと長谷・室生寺コースにわかれて見学です。長谷・室生寺コースはバスガイドさんのお話を聞いた後、各お寺で班ごとに自由に見学しました。
それぞれのコースで昼食後、両コースともに法隆寺を見学しました。二日目の夕食は多武峰の名物「義経鍋」に舌鼓を打ちました。

三日目の午前中は薬師寺と唐招提寺を見学しました。唐招提寺では、日曜日にも関わらず、御影堂で鑑真和上像と東山魁夷画伯の障壁画をじっくり見ることができました。午後は京都に移動して、10円玉硬貨で有名な平等院へ。この日は雨の予報でしたが、大きく天気が崩れることなく、平等院の神々しさを堪能することができました。
三日目からは京都駅近くの都ホテル京都八条に泊まります。明日は自主研究日で終日班の自由行動なので、しっかり休んで四日目に備えてほしいと思います。
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広島修学旅行3日目は、報告会からスタートです。

報告会では、前日に伺った証言者の方のお話の内容をグループごとに発表し、証言者の方々の被爆体験と想いを共有しました。

どの班の生徒たちも、戦争の悲惨さ、平和の尊さ、命の大切さを改めて感じたようです。これからは自分たちが戦争、原爆のことを伝えていかなくては、と話してくれました。

その後、宮島へ移動しました。島内観光では、まず厳島神社を参拝し、その後、豊国神社(千畳閣・五重塔)と宮島水族館を見学。そして、生徒たちが楽しみにしていた、清盛通りでのおみやげタイムです。朝から生憎のお天気で島内観光も雨に降られながらでしたが、みんな嬉しそうにもみじ饅頭などのおみやげを購入していました!

これにて修学旅行の行程は終了です。 明日は東京に戻ります!
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広島修学旅行2日目の行程が終了しました。

2日目はグループに分かれて、午前中は被爆体験者の方から直接お話を伺いました。その前後と午後の時間を使い、碑めぐり・袋町小学校平和資料館の見学も行いました。

証言者の方々は、資料などを用いながらご自身の被爆体験をお話くださり、生徒たちは必死にメモを取りながら、耳を傾けていました。

戦後77年が経過し、被爆者の方の高齢化も進んでいます。私たちは被爆体験者の方から直接お話を伺える最後の世代です。今日伺ったお話を心に留め、原爆の悲惨さ、命の大切さを、次の世代へと伝えていけるようにしたいものですね。

午後には学年全員揃って協力して作成した千羽鶴を、原爆の子の像のところで奉納し、鐘を鳴らして、原爆で亡くなった子どもたちに向けて、そして平和に対する願いを胸に、祈りを捧げました。

今日もとても良いお天気でした。最高気温が29℃まで上がったため、平和記念公園内はとても暑くなりましたが、皆さん暑さにも負けずにワークシートにメモをとりながら、真剣に碑めぐりをしていました。

袋町小学校の壁に残された伝言は、昨年中2の国語の授業で読んだ説明文でも取り上げられています。生徒たちは昨年の授業を思い出しながら、実物を目の当たりにして、教室での学びが今日の体験に繋がりました。 

3日目の明日は、午前中に今日伺った証言者の方のお話をグループごとに発表して共有し、その後は宮島に移動します。少し疲れが出てくる頃ですが最後まで元気に過ごしていきたいと思います。 3

中学3年生は6/3から広島に修学旅行に来ています。
お天気に恵まれ、暑いくらいです。
初日は、まずバスで広島平和記念公園へ向かいます。
道中、ガイドさんから広島の街の成り立ちや市内の説明をしていただきました。
平和記念公園に到着し、公園内を縦断しながら、原爆ドーム、原爆の子の像、平和の灯、原爆死没者慰霊碑をめぐり、原爆の子の像と原爆死没者慰霊碑の前では、黙祷を捧げました。
全体講演では、山本定夫さんからご自身の被曝体験について、原爆がもたらす被害について、お話を伺いました。山本さんは広島二中出身でらっしゃいます。ご自身は原爆投下の日、東練兵場で作業をしており、甚大な被害は免れ、ご家族も皆さん奇跡的にご無事だったそうです。しかし、同じ中学校の一年生は爆心地から50mのところで建物疎開の作業に駆り出されており全滅、本通り商店街に住んでいたご親戚も全滅だったといいます。8/6は急遽前日の8/5に東練兵場での作業を指示されており、もし通常通り登校する日であったならば、原爆投下時刻には爆心地近くを通っていたはずなので、死んでいただろうとお話くださいました。
その後は平和記念資料館を見学です。生徒たちは真剣な面持ちで、一つ一つの展示をじっくり見て、メモを取っていました。
2日目はグループに分かれて、被爆体験者の方からお話を伺い、碑めぐりを行います。1

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