ダイア1ダイア23/29(火)に、9年生39人とダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」で、ダイアログ・イン・ザ・ダークとダイアログ・イン・サイレンスを体験してきました。

「対話の森」は、2020年に竹芝にできた真っ暗な空間や音のない空間で、それぞれ視覚や聴覚以外の様々な感覚やコミュニケーションを楽しむミュージアムです。昨年の11月に上田・小畑で体験してきましたが、たくさんの驚きと発見がありぜひ9年生にもこの時間を共有したいと思い、企画しました。当日は、日常生活の中では意識していないと通り過ぎてしまう「世界」で、いつもとは違う五感を使って“ダイアログ(対話)”する時間を楽しんできました。

報告の詳細は、こちらをご覧ください。

(中学副校長 堀内)

東大教養学部「高校生と大学生のための金曜特別講座」は、高校生だけではなく中学生・一般の方も参加できる講座です。かねてより、中学生の中で希望者がいて引率できる教員がいた場合は、駒場キャンパスまで授業を受けに引率していました。。
ところが現在、コロナの影響ですべてインターネット受講となっています。

明星学園では東京大学と協定を締結し、生徒・保護者の皆さんに希望がある場合、視聴ができることになりました。

詳しくは、こちら「中学校ニュース」をご覧ください。

(中学校副校長 堀内)

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4月9日(土)、2022年度『中学校入学式』が無事行われました。
感染症予防対策のため、在校生の全員参加は叶いませんでしたが、入学式実行委員のメンバーが会場のセッティングから新入生への説明・誘導・式典の司会等、式を支えてくれました。
朝早く新入生の入る教室(4教室)をのぞくと、実行委員による祝賀黒板アートが描かれていました。

自治会長がお祝いの言葉と共に自らの経験から伝えることのできるアドバイス、それでいて緊張している新入生の心をほっとさせるような話をすると、今度は新入生代表の二人が応えます。自分の夢、中学校での生活について力強く語ったかと思うと、ユーモアたっぷりの語りがあったりします。とても温かな空気に包まれました。

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さらに、和太鼓部と弦楽器のみで編成したアンサンブル部が、式に花を添えてくれました。

今日からは全学年がそろい、学校生活がスタートしました。
ワクワクドキドキすることがたくさんありますように。

(中学校副校長 堀内)

青春サプリポプラ社「青春サプリ」シリーズの第8弾『この一瞬にすべてを~5つの部活ストーリー』で本校高校ファッション部が取り上げられ、29ページの物語になりました。登場人物もエピソードも事実がもとになって描かれています。

 
図書館等で是非手に取っていただければと思います。
朝読書の推薦図書にもなっているようです。

写真①   写真②

(中学校副校長 堀内)

いよいよ4月になりました。来週になると7日(木)に始業式、9日(土)に入学式。学園は一気に子どもたちの元気な声に包まれます。今年度も引き続き、よろしくお願いいたします。

吉祥寺駅からの通学路になる井の頭公園の七井橋からの桜の風景です。人は多く出ていますが、花見の宴会をしているグループはなく、静かに桜を見ることができます。

井の頭桜1

井の頭桜2

小中キャンパスの桜は満開を過ぎ、散り始めています。一気に新緑の季節へと移行していくことでしょう。正門前、そして新校舎いちょう大通りのソメイヨシノです。

学園桜1

学園桜2

 

☆個性あふれる卒業生の活動は、こちら明星会(卒業生の会)FBをご覧ください。

(中学校副校長 堀内)

秋の公開研究会(美術分科会)では、『13歳からのアート思考』の末永幸歩さんのお話を伺い、生徒たちの常識を揺さぶりたい、自分らしい視点を持って制作をしてほしいと強く思い、中2の2学期は「リアルってなんだろう?」という課題に取り組みました。テーマは「レジ袋」。

詳しくはこちらをご覧ください。

美術3

 

美術2美術1

3月15日(火)、中学校卒業式が無事終わりました。まん延防止等重点措置期間のため、在校生の参加は叶わず、例年熱い歌声が響き渡る合唱も自粛する形となりましたが、クラスの卒業動画・先生方からのプレゼント動画・花束贈呈など、大変心温まる卒業式となりました。
そのような中でも卒業生代表の4人の言葉には、心揺さぶられました。
それは決して平たんではなかった中学校の3年間、卒業する今だからこそ振り返り、感じられること。目の前にはいないけれど、後輩たちに伝えたいこと。
そんな4人の言葉をここで紹介させていただきます。

 

◇卒業生代表:カーター和(中3)

初めて体育館の入り口に立ち、中を眺めた時のことをよく覚えています。等間隔に並べられたパイプ椅子と、そこに座った見知らぬ人たちを見て、鼓動がさらに速まるのを感じました。となりの人との、たった2メートルの距離が恐ろしく広く感じられた転校初日からもう2年。あれから2年もたったことが信じられません。

あれが、昨日のようでもあり、一生涯をこの場所で送ったかのようにも感じます。でも本当は、そのどちらも間違いで、正しくは2年なのです。濃い時間でした。

明星は多様性のある学校です。多くの人が共感してくれるのではないでしょうか。ほかでは出会えないような人たちが集まった学校だと思います。決して完璧な人間ばかりだとは言えないけれど、まさしくその、個性的な人の集まりである点こそが私にとってのこの学校の最大の魅力でした。

私は多様性というものは寛容性をもつことを教えてくれると思っています。多様な人々と生活をしていると、必然的に、意見が合わないことが出てきますが、そういうぶつかり合いの経験こそが人として寛容性を持つことに大きく関係しているのではないかと思います。自分とは違う他者を受け入れること。自分とは違う意見を受け入れること。自分よりも弱い、能力のないものを排除するのではなく、認めるということ。自分と異なるものを受け入れる心のゆとりこそが多様性の作り出す最大の宝ではないかと私は感じます。こうした寛容性、心のおおらかさは多様性のある暮らしから学ぶことができると思っています。

寛容性を持つということは、つまり弱者に対して優しさを持つことに深く関係しています。そのような心構えを持っていれば、弱いものを排除しようという思考には至りません。社会に貢献していない人は生きる価値がないなどという思考には至りません。弱者に対する態度というものは人の芯をあらわにすると思います。

例えば今まさに国同士の力関係が語られているウクライナ問題に関しても、弱者に対する見方というのは非常に大きな論点となります。

私の好きな作家の、村上春樹さんがイスラエルの文学賞の受賞スピーチで話した言葉をここで紹介したいと思います。

「もしここに硬い大きな壁があり、そこにぶつかって割れる卵があったとしたら、私は常に卵の側に立ちます。」

このスピーチのことに関して言えば、村上春樹さんは、ガザ地域に攻撃を続けるイスラエル軍を暗に批判していたわけですが、つまりは自分は弱者の側に立つということを言っているのです。

誰にも考えを押し付けるつもりはありません。ただ私も同じように、常に弱者の味方でありたいと思います。弱者と共に戦える人でありたいと思います。
弱きものを受け入れられる人というものは強く、優しい人だと思いますし、同様に弱きものを守れる社会は強く、優しい社会だと、私は思います。

多様性のある空間は寛容性を教えてくれます。私にこのような心構えを持つこと、弱者を思うこと、を教えてくれたのはこの学校です。明星学園の多様性の真価、多様性を生きる意味とはここにあると私は思うのです。

私たち人類の文明は未だかつてないほどに進歩を遂げていて、過去のどの時代よりも未来を予測する能力は高まっています。科学は確かに気候変動が起こっていることを示していて、このまま行ったら間違いなく起こるであろう、自然災害や、生まれる悪影響もわかっています。さらに世界中で男女平等が実現するには今から130年近くもかかるということまでも詳細に見えています。でも、こんなに正確に未来を予測する技術をもってしても、あるいは持っているからこそ、というべきなのか、私たちは人類史上一番の暗闇を生きているのではないかと思います。どんな最新のデータを持っている科学者であっても、私たち人類がこれから50年で歩む道はわからないのではないかと感じます。私たちは暗闇を生きています。こんな真っ暗な時を生きる私たちは不安に駆られることもあって当然でしょう。私は人類のこれからが怖いです。

でもそれでも、やっぱりこの世界にまだ希望はあると思いたい。そう思えないと辛いから

ありがちで、くさい比喩を使うとするならば、私たちは流れ星かもしれません。流れ星は私たちなのかもしれません。先行く道が真っ暗で何も見えないのならば、自らが明日を照らす光になればいいのです。

でも想像してください、暗闇を切り開いていく流れ星を。自らを燃やしながら、重力すらも存在しない空間を進む隕石を。孤独に思えませんか。その孤独さゆえに美しいのですが、私には流れ星が孤独に思えてなりません。

でもそれでいいのです。何も問題ありません。なぜなら遠くの地球という星からは、何万人もの人々がこっちを見上げているから。一瞬の輝きすらも見逃すまいと目を見開いてこっちを眺める子どもたちがいるから。

今日ここを去る私たちは孤独です。輝きながらも確かに孤独です。
でもそれでいいのです。なぜなら明星学園という星が遠くにあるから。ここにあるから。

 

*他の3名の挨拶については、こちらからご覧ください。

明星会FB(卒業生の活動をご覧いただけます)

3月19日(土)NHK(総合)『よなよなラボ』(最終回)が放映されましたが、今回のテーマは「卒業&いざ新生活」。<コロナ禍、令和ならではの学生生活を聞き取って岡崎体育さんとヤバTのメンバーが即興で「卒業ソング」を作る>ということで明星学園が協力、大学受験が終わりすでに進路の決定している9名の高3生に参加してもらいました。

明星学園の高校キャンパス(教室・屋上・グラウンド・食堂)や中学校の音楽室での撮影シーンが登場し、生徒の表情からも学園の雰囲気が伝わっているかと思います。

3月27日(日)午前0:45までNHK+で無料配信されています。

詳しくはこちらから。

(中学校副校長 堀内)

集合写真_ロゴ入り (3)

こんにちは、高校ファッション部です。ファッションショーを軸に活動をしています。私たちはミーティングの中でショーの構成、曲、照明、メイク、ヘアメイク、撮影、全てを部員たちで考えて作っています。一つ一つにこだわりを持って最高のショーを作りたい、その思いで私たちはファッションショーを作りあげています。本日より公開となりました、2022年の1月に行われた無観客ショーを皆さまにお届けいたします。

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詳しくはこちらの明星学園高等学校ホームページをご覧ください。

https://www.myojogakuen.ed.jp/high_school/news/26167

(高校 ファッション部一同/顧問 大石)

3月2日(水)、8年生の特別活動の時間に「日本財団 海と日本プロジェクトの一環で活動する海の落語プロジェクトによる出前授業」を実施し、落語家の三遊亭朝橘さんと環境科学者の井手迫義和さんの話を聞きました。

このプロジェクトは、落語と環境の専門家によるトークを通して、海の社会問題を“自分ごと”としてとらえようというものです。8年生は2学期に探究実践の授業で、各自がSDGsに関する問いを深めポスター発表を行いました。そこで海洋問題をテーマに選んでいる生徒もいれば、他の生徒の発表を聴いて海洋問題について関心をもった生徒もいたことでしょう。そうした活動を重ねてきた8年生にとってこのプロジェクトはうってつけなものだったのではないでしょうか。

落語1

落語4

落語家の朝橘さんもおっしゃっていましたが、落語は「観客の想像力」が必要とされます。そこにないものをあるように見せるのは演者の腕の見せ所ですが、落語家が言葉・表情・動作・小道具を用いて繰り広げる世界を楽しむには「観客の想像力」なくして成立しません。私が国語科ということもあってか、これは読書にも当てはまるように思います。例えば、小説はそこに書かれていることを情報として淡々と読んでいても(処理していても)おもしろくありません。どれだけ「読者の想像力」が発揮され、どれだけその世界に入り込み、どれだけ登場人物の葛藤や心の揺れを“自分ごと”として捉えられるかで変わってきます。8年生の生徒がどれだけ落語を楽しんでくれるかという問題は、国語科教師としての問題(不安)でもありました。

多くの生徒が今回初めて生の落語を体験しましたが、実際に始まってみると…ウォーミングアップから三遊亭朝橘さんはエンジン全開。生徒も負けまいと応戦しています。会場はあっという間に笑いに包まれていきました。

落語5

落語6

特別授業の後、この体験を通して美術の授業で取り組んでいる作品の着想を得たという生徒の話が聞けたのでご紹介します。この特別授業を挟んで、美術の授業では木の小箱の中にレジ袋を素材にして「レジ袋のリアル」を表現するという制作を行っていました。その生徒はファッションに関心があったため、ドレスを作ろうとしていましたが、落語の中でウミガメがクラゲと間違えてレジ袋を食べてしまうという話を聞き、美術の制作のインスピレーションを得たということでした。この話を聞いた当初は社会批判的なメッセージを強く主張しようとしているのかと思いましたが、よく話を聞き作品を見てみると、想定していたイメージとの違いに驚かされました。その生徒の作品は、クラゲと見間違えてしまうほどに美しいドレスを作り、そのドレスに見惚れているカメの様子を表現しようという「ドレスの美しさ」に主眼を置いたものだったのです。ウェットに富んだ作品を嫌味なく表現している作品からは、“自分ごと”として捉える生徒の生き生きとした逞しさを垣間見ることが出来ました。

(8年 国語科 佐藤翔哉)

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