
B班11月28日5日目の様子の報告です。
B班修学旅行もいよいよ最後のメインイベント「選択アクティビティ」の前に、まずはケアンズ市内自主研修となりました。旅行中、おみやげを買う一番長い時間となるため、生徒たちは解散になると一斉に散って行きました。ケアンズの市街地はそれほど大きくない上、背の高い建物もほとんどありません。照りつける暑い日差しを避けるため、アーケードのある歩道を選んで歩いていました。
おみやげの一番人気は定番のTimTamでしょうか。昨日B班に伝わってきた情報ですが、A班の生徒たちがケアンズの大手スーパーマーケットウールワースの店頭からTimTamをほとんど買い占めてしまって品薄状態だとか。もし今日チョコレートを買ったら、午後のアクティビティの間バスにおいて置かなければならないため、溶けてしまう恐れがあったのでチョコレートはなるべく買わないよう生徒には指導していたのですが、こうなると明日まで待ったら買えなくなる可能性がある、というわけですが、この情報は生徒たちには話さないことにして今までどおりの指導をしました。結局はさすが大手スーパーだけあり、ウールワースは大量にTimTamを入荷してB班にも対応してくれました。


修学旅行B班5日目の様子
自主研修がスタートしたOKギフトショップから別の方角に行くと、ケアンズ・セントラル・ショッピングセンターがあり、こちらにも生徒たちがたくさん訪れたようです。
昼食は各自で食べることになっていました。みんなそれぞれ食べたようです。町中を歩いた時には海岸近くのマクドナルドや同じく海岸近くのカフェ、セントラルのフードコートなどに生徒たちが集まっていたようです。オーキッドプラザという建物には日本食レストランがたくさん入っていて、レストランを探している生徒にも勧めたのですが、「オーストラリアに来て日本食たべたってしかたないじゃん」と、いたってまともな返事が帰って来ました。さすが。
さて、各自昼食を終えたら、OKギフトショップに再集合。今度はアクティビティごとの集合です。最初に「乗馬・バギー&ファーム体験」を選択した生徒が出発、そして「クロコダイルアドベンチャー」、「ラフティング」を選択した生徒たちがそれぞれのバスで出発しました。
大部分の生徒たちがラフティングを選択しました。ライフジャケットを着け、キュランダ鉄道から見えたバロン滝の少し下流からスタート。バロン川を1時間ほどかけて下るラフティングに生徒たちは大騒ぎしながらも、真剣にパドルを漕いでいました。パドルはひとりひとりが勝手に漕いでいてもボートはうまく進みません。乗っている6人が声をあわせてひとつになって初めてうまく進みます。途中、(急流とまではいきませんが)何ヵ所かある水の流れが集まって勢いが増すところにさしかかると、興奮は最高潮。振り落とされて助け出される生徒もいましたが、その地点には係員が立っていて、すかさず綱が投げられ、しっかりつかむ生徒たち。つかの間の冒険に仲間意識も高まったラフティングでした。ゴール地点となる静かなプラシッド湖にはそれぞれのボートから笑顔にあふれた生徒たちが降りて来ました。中には泳いで騎士までたどり着いたグループも(笑)。
「クロコダイルアドベンチャー」はケアンズからさらに北にしばらく上っていったところにありました。オーストラリアのワニ(クロコダイル)に特化した動物園「クロコダイルファーム」、ワニを始め他の湖の動物たちを紹介するボートクルーズ「ハートレーズラグーン」、オーストラリア特有の動物を集めた「ゴンドワナゲートウェイ」などからなり、生徒たちはそれぞれを楽しみました。入園して最初に説明を受け、ここのワニの大部分がワニ皮となって主に日本に出荷されていると聞き、ちょっとショック。それからたくさんのワニを見学した後、ハイライトのボートクルーズ。ワニが案内役の差し出した鶏頭をめがけてジャンプ !…ワニはじっとしているイメージがありますが、ここのワニはジャンプするのです(笑)。その後、たまたま一匹のメスワニを取り合う二匹のオスワニの喧嘩を目撃。ゲートウェイではケアンズ動物園より間近でコアラを見ることができました。帰りにはケアンズで最も美しいビーチといわれるコーブビーチに立ち寄りました。ふたつのコブのある島(島全体がホテル!!)を眺めながらしばしくつろいだ後、レイクスに戻りました。
乗馬とATV4輪バギーは同じファームで行われました。会場となったファームは一昨年まではキュランダ近くの熱帯雨林にありましたが、今年から場所が移動して広々と視界が開けたファームとなりました。到着後早速乗馬組とATVバギー組とふたつに別れてアクティビティが始まりました。バギーは変速ギアは3速まで上げて良いが(一昨年までは1速しか認められなった!!)、前の車を追い越してはいけない、というルールを確認した上でヘルメットを着用してスタート。みんな楽しそう。最初は平地で運転に慣れ、その後コブのある地面のコースを走りました。水をかけて滑りやすくしてあったりはしましたが、コース自体はそれほど難しくありません。しかし、ハンドル操作が難しくてどうしてもコースアウトしてしまう生徒が続出…。1時間ほど走り回って終わったら、服が泥だらけの生徒もいました。
一方、乗馬は日本では手綱を引いてくれる人がいて、ゆっくりと同じコースをくるくる回るだけの乗馬が普通ですが、こちらでは簡単に馬の操作の仕方を教えてくれ毛てそれで終わり。早速スタートです。不安だらけでしたが、馬の方は利口です。1列になって、担当の方の馬に続いて整然と進みました。しかし、馬も動物。時々、突然列を乱して道ばたの草を食べたりします。バラバラになってしまうと大変なので、草は食べさせないようにしないといけません。参加した3人の女子生徒たちは教えたもらった手綱や足の操作で、そういった馬を制御するのにもだんだん慣れてきました。人間も馬も道草を食ってはいけませんね(笑)。サトウキビ畑やマングローブの林を抜けて、途中池の周りを回ったりしながらおよそ1時間の乗馬を楽しみました。生徒たちは知らないでしょうが、ネットの情報によるとその池にはワニがいるんだとか…。乗馬が終わるとATVバギー組と合流してホットドックを食べて一休み。その後、馬の蹄鉄輪投げをして遊び、ムチ鳴らしも教わりました。つかの間のファーム体験でした。
夕食はレイクスのレストラン「ランブータン」。クイーンズランド州で賞をとったことのあるレストランの味は生徒たちに評判で、今までで一番美味しい、との声もありました。
こうしてレイクスでの最後の夜、いや、オーストラリアでの最後の夜を迎えました。
修学旅行五日目
今まじゃあ「集団」で行動する日程だったけんども、今日は「個人」で行動できる日程で、生徒んとうはうんとうれしいはずじゃん。ケアンズ市内で昼食をふくめ約4時間自由だったよ。先生もいっさら同行せずに!
市内の道路は札幌や京都と同じように碁盤の目のようになっていて、うんとわかりやすかったさ。
午後は4コース(ラフティング、クロコダイル、乗馬、バギー)に分かれ、それぞれ出発。希望もんが最も多かったラフティングは、雨季に入る前で川の水量も多くは望めなんだけんども、まさにオーストラリア体験にゃあ持って来いのアクティビティずら。
オーストラリア最後の夕食をとり、荷物をまとめて帰国の準備をして就寝ちゅーわけ。

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