令和3年度 全国高等学校総合体育大会サッカー競技県予選

頂点まで、あと一歩届かず!!

帝京第三に惜敗し、無念の敗退!

令和3年度 全国高等学校総合体育大会サッカー競技県予選
準決勝
日大明誠 前半 帝京第三
後半

手塚秀昭のホイッスル

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令和3年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技県予選兼原杯争奪サッカー大会は、19日(土)に準決勝が行われ、本校は帝京第三高等学校(以下、帝三)と対戦、1-0で敗れインターハイ出場は成らず、今大会第三位の成績で終わった。なお、決勝は韮崎高等学校と帝京第三高等学校との対戦となった。

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立ち上がりから本校は、細かいパスワークで攻勢をかけ、4分、右45°FKがGKを超え逆サイドまで流れ、⑤山本がシュートを打つも帝三DFにクリアーされ惜しくも先制点とはならなかった。対する帝三は、新チームから継続していたBKラインから丁寧にボールを繋ぐ攻撃を“現実路線”に変え、後方から一気に前線の⑨をターゲットにボールを預け、空中戦でこぼれたセカンドボールを拾い続け優位に試合を進めた。8分、ゴール前に高速のクロスが通したがタイミングが僅かに合わず得点には至らず、その後も⑧の左右からのロングスロー等で何度もチャンスを迎えたが、どれも決め手を欠き無得点で試合が進んだ。試合が動いたのは28分、帝三は左サイドで⑧が頭で⑨に繋ぎ、そのまま個人技豊かのドルブルで本校DFをかわし、ゴール左に決め均衡を破った。この得点で帝三の攻撃にさらに拍車がかかり、30分過ぎからはロングスローからゴール前の混戦に持ち込み、CKを立て続けに6本獲得し攻め続けるが、本校GK永田のファインセーブなどで追加点なく前半を終えた。

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後半開始直後、本校は帝三の一瞬の隙を突き⑨粟生田がヘッドでゴール前に流し、そのボールを、準々決勝でも得点しエースナンバー⑩を背負った大月が運動量豊かに走り込みシュートしたが、ボールは惜しくもゴール左僅かに外れて同点とはならなかった。運も味方し同点機を逃れた帝三は、前半と同様に奪ったボールを即座に⑨に預け、間延びした本校の中盤をその運動量で完全に支配した。又、ディフェンス面でも最前線からボールを追い回しプレッシャーをかけ続け、ゲームキャップテン④安達の得意のロングフィードを防ぐなど、攻撃の起点となるパスの供給源を絶った。お互い何とか主導権を握ろうとして、20分に帝三は2名、24分に本校は1名をそれぞれ交代させた。30分過ぎから何とか同点を狙う本校は、DFから中盤で持ち前の細かいパスが通り始め攻撃に転じようとするが、この時間帯になっても落ちない運動量とフィジカル面で優位に立つ帝三は、各自の「粘りあるプレー」で要所要所を締め、終了間際ではコーナー付近でボールーキープするなど、あくなき勝利への執念を見せそのまま逃げ切った。

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本校は、帝三に今年を含め過去の3試合(2018年・19年インターハイ県予選、21年関東大会順位決定予備戦)全てに勝利してきた。その対戦結果を踏まえて本来なら苦手意識を持つはずの帝三は、逆にその敗戦の屈辱をバネにして雪辱に燃える気持ちを前面に押し出し、内容はともかく“勝ち”にこだわり、シュート数を見ても本校のそれを大幅に上回ったことが数字的にも証明している。特に奪った瞬間間髪入れずに前線にボール預け、前の試合まで時折見せていた本校DF陣からのビルドアップやロングフィードを封じ込む作戦が功を奏した。ただ、敗れたとはいえ、現チームの最初の公式戦の新人大会はベスト16、関東予選はベスト8、今大会は第三位と、着々とチーム成績はアップしてきた。また、この試合の先発メンバーは、3年生5名、2年生5名、1年生1名という若い布陣であるが、次回の高校生最高峰の戦い「冬の選手権」へ向けて、特に高校生活集大成を迎える3年生が最後の意地を見せ、熾烈のレギュラー争いに果敢に挑戦し続けることが、『全国高校サッカー選手権大会県予選覇者』と成り得る大きな要因となるだろう。

先発メンバー(学年)⇒交代
GK ①永 田(2)
DF ②津 田(3)
DF ③渡 辺(1)
DF・主将 ④安 達(3)
DF ⑤山 本(3)
MF ⑥橋 本(2)
MF ⑦佐々木(2)
MF ⑧高 橋(2) ⑱久 保
FW ⑨粟生田(3)
MF ⑩大 月(2)
MF ⑪平 田(3) ⑯浅 田
リザーブメンバー
DF ⑫小 林(3)
DF ⑬苑 田(2)
DF ⑭神 田(3)
MF ⑮川 村(3)
MF ⑯浅 田(2)
GK ⑰片 平(3)
MF ⑱久 保(3)
MF ⑲宇田川(2)
FW ⑳ 昆 (2)

 

筆者のプロフィール ≪日刊スポーツ山梨版(現在休刊)より抜粋≫
手塚秀昭(てづか・ひであき)
tezuka1950年、山梨県塩山市(現甲州市)生まれ。1972年、日本大学明誠高等学校に英語科教諭として赴任。75年、サッカー部監督に就任。全国選手権県大会準優勝(82、83年)、インターハイ県代表(83,84年、私学勢として初)、関東大会県代表(88年)、日大付属大会優勝など県下屈指の強豪に育て上げた。“心”を優先とした指導で、独自の戦術を駆使し、常に強豪校を脅かした智将。又、県東部地区の第3種(中学生年代)の普及のため、2001年に「リヴィエール」を創設し、05年、06年に関東クラブ選手権県大会優勝(同大会出場)、06年、高円宮杯県大会(U15)第3位に導くなど、第2種、3種の2つのカテゴリーでそれぞれ優勝(第3種はクラブ選手権)に導いた。それらの功績が称えられ、08年、県高体連より「指導者功労賞」、14年、県体育協会より「体育功労賞」がそれぞれ授与された。
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0619

先月31日から始まった教育実習が本日終わりました。3週間という期間、教育実習生の先生方は日々実習に励んでいました。

放課後の教室で生徒とコミュニケーションを取ったり、遅くまで授業の為の教材研究を行ったりと頑張っていました。

今週は実習の集大成とも言える研究授業を行い、参観に来た多くの先生方からアドバイスを受けていました。

教育実習を終えた実習生の先生方に感想を聞いてみました。

田口先生「このような状況下の中、教育実習を受け入れてくださった校長先生をはじめ、教員の皆様、本当にありがとうございました。そして、僕の拙い授業やホームルームをしっかり聞いてくれた生徒達には感謝の気持ちでいっぱいです。
この実習は、何もかもが初めての経験でした。正直うまくいかないことの方が多く気持ちが沈むこともありました。しかし、3週間経って振り返るととても楽しく様々な事を学べたら充実した3週間でした。
今回の実習で学んだこと、感じた事を将来に繋げていけるよう今後も頑張っていきたいと思います。本当に3週間楽しかったです。お世話になりました。」

若林先生「1年6,7,8,9組の世界史を担当させて頂きました若林明日香です。
不安の中始まった教育実習でしたが、本当にあっという間の3週間でした。
授業を担当したクラス以外の生徒でも名前を覚えてくれて、挨拶をしたり気軽に話しかけてくれてとても嬉しかったです。
先生方には大変ご迷惑をおかけしました。優しく、熱く、面倒見の良い先生ばかりで、先生方からこの期間でたくさん学ばせていただきました。大変お世話になりました。
そして最後に、HRを担当した1年9組のみんなへ、実習生の私をあたたかく迎えてくれてありがとう!私の担当が1年9組でよかったです。あたたかい1年9組のみんなが大好きです!。」

大塚先生「教育実習を終えた今、本当にあっという間の3週間だったと考えます。
ホームルームクラス、担当させていただいた2年生日本史Bの皆さんはじめ、明誠高校の生徒の皆さんの元気な心に触れることができて嬉しかったです。
生徒主体の授業や生活を送るにはどのようにアプローチをすれば良いのか、どのような心がけが必要なのか。トライアンドエラーを繰り返すことが重要なのだと学ぶことができる期間となりました。
先生方や生徒の皆さんと過ごした3週間は私の人生にとって貴重な経験となりました。本当にありがとうございました。」

大窪先生「私はホームルームを1年5組で、化学の授業を2年2組で行わせて頂きました。
金曜日の帰りのホームルームで1年5組の生徒からサプライズをして頂き、また、2年2組の生徒には最後に感想を書いてもらいました。その場では上手く言えませんでしたが、これらは私にとって一生の宝物です。本当に有難うございました!!
さて、3週間を通し多くの反省点が見つかりました。「もっと生徒に話しかければ良かった」「授業はこのようにした方が伝わったのではないか」など様々です。これらの課題を残して終了になってしまう訳ですが、実習が進むにつれて「終わりたくない」「先生になりたい」と言う気持ちが次第に強くなりました。本当の先生となり課題を克服していきたいと思います。
最後に指導教諭の先生には毎日夜遅くまで様々指導して頂き、指導教諭以外の先生につきましても様々教えて頂きました。大変お世話になりました。有難うございました。
生徒の皆さん、明誠にはすごく熱心な先生方が多くいらっしゃいます。是非高校生活を楽しんで、あまり心配せず希望する進路に向けて頑張って下さい!!。

山口先生「きっとすぐ終わってしまうのだろう、とは思っていましたが想像以上にあっという間でした。
今回の実習で、生徒一人ひとりと向き合い多くのことを話しました。その中でも、私だから伝えられることもたくさんあったと思います。
授業を受け持ったクラスや、HRクラスだけでなく、温かく迎え入れてくれる先生や生徒ばかりで、とても楽しい実習になりました。
はじめての経験をすることが多かったのですが、その中でも教壇に立ち何かを伝える・教えることの難しさを実感し、先生方のすごさを体験することもできました。
この3週間で私は多くのことを経験し、教員としてだけでなく一人の大人として、成長することができたと思います。私の指導をしてくださった先生方にはたくさん迷惑をかけましたが、いつか自分が先生になったときその恩を返していけたらと思います。
私の授業を受けてくれた生徒のみんな、真剣に受けてくれてありがとう!見かけたら声かけてね^^。」

河内先生「3週間と短い間でしたが、ありがとうございました。教育実習では大学で学ぶことのできない貴重な体験をすることができました。
授業では、生徒主体の授業をつくることに苦戦しました。授業中に一方的な説明をする時間が多く、どのように発問の回数を増やしていけばいいのか、どのように内容を掘り下げていけばいいのかを考えることが多い3週間でした。
ホームルームでは、最初の1週間は生徒とどのようにコミュニケーションをとっていくか考えました。教師は生徒との信頼関係を築くのはもちろんですが、慣れない状態で生徒指導を行うことに難しさを感じました。
この3週間で様々なことを学ぶことができました。コロナ禍で教育実習を受け入れてくださった学校関係者をはじめ、教科やホームルームを担当してくださった先生方、そして生徒の皆さんありがとうございました。」

菅野先生「3週間という短い間でしたが、長田先生を始め様々な先生方、ご指導ありがとうございました。
私は保健室でほとんどの時間を過ごしました。そのため、多くの生徒とは関わり合えなかったですが、元気な挨拶する生徒の皆さんからパワーをもらっていました。
実習生として、日大明誠高校に戻ってこれたことで、やっぱり良い高校だったな改めて思いました。
3週間の教育実習で得られた多くのことを、今後の大学生活で活かしていきたいと思います。
先生方や生徒の皆さん、ありがとうございました。」

感想からは教育実習の3週間がとても充実していたことが分かります。教育実習で得られた経験は今後教員になる、ならないに関係なく必ず生きてくるものと思います。この3週間で得たものを、実習生のそれぞれの先生方の進む先で生かして、活躍して欲しいです。張れ、教育実習生!

0618
こんにちは。本日は外部で活躍する生徒を紹介します。1年8組の田尻夕夏君は今年の3月に新潟県で行われた、第39回JSBA全日本スノーボード選手権大会のスロープスタイルの種目で見事優勝しました。6月16日(水)には日本大学企画広報部が発行する季刊誌「桜門春秋」の取材を受けました。小学2年生からスノーボードを始め、中学生の頃から多くの大会に出場し、実績を重ねてきたそうです。数年前からプロになりたいという目標を持ちながら練習に取り組み、今年の3月の優勝の結果を受けて、見事プロライセンスを習得しました。目標に向かって努力し、結果を残すというのは素晴らしいですね。今後はプロ選手として、各種大会に出場していきたいとのことでした。是非頑張ってほしいですね。今後の活躍にも注目していきましょう。

 

 

0617

こんにちは。昨日は各学年クラスでのホームルームやZOOMを使った進路集会が行われました。

1年生と3年生は各クラスでホームルームを行いました。3学年は明誠フェスが延期になった代わりに大縄大会を計画していましたが、雨予報だったので昼過ぎに大縄も中止が決定し、急遽クラスでの活動となりました。ですが、さすが学級担任。さまざまなゲームを駆使し、楽しく6時間目を過ごしていました。例えば、カードゲームで、カタカナを使ってはいけないゲームや、絵を書いての伝言ゲーム、あるいは、級友と共通点を3つ見つけよう!などなど、、。なかなかクラスで遊ぶことができない分、今日の3年生は、本当に楽しそうにロングホームルームを過ごすことができました。

2年生は密を防ぐためにZOOMを使い、進路集会を行いました。通信状況による課題も見つかりましたが、2年生が現時点で進路を考える上でのポイントを進路指導部主任の小泉先生に説明していただきました。

本来であればこの日は『明誠フェス』という学校行事が行われる予定でしたが、新型コロナウイルス感染防止の観点から延期となり、通常授業を行いました。生徒たちは気持ちを切り替えて勉強に励んでいました。新型コロナウイルスに負けずに学校生活を充実させて欲しいものです。頑張れ明誠生!

 

 

 

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60周年記念誌の表紙

日大明誠高校は1960年に現在の地に開設され、2020年の昨年度、創設60周年を迎えました。こんな状況ですから、たくさんの人を集めて大々的に記念式典もできませんでしたが「創設60周年記念誌」が編集・発行され、大学本部・各学部や他の付属高等学校、関係者のみなさんに配付がおわり、このたび本校公式サイトで公開される運びとなりました。

当時の日本大学総長・理事長、山梨県知事、上野原市長をはじめたくさんの方々に来校していただいて2010年10月に行われた「創設50周年式典」の記録から、新型コロナウイルス感染症によって臨時休校になったり、本館ホールで検温が行われたりしている様子まで、広報部のエデュログ編集部が撮影して保存していた写真データの数々を駆使して、写真がたくさんの記念誌になっています。

今回の記念誌は副題として(英語で書いてありますが)「2011から2020年までの10年間を中心に」とあります。ですので、中身はほぼこの10年鑑の出来事が網羅されています。

本校に入学して間もない1年生のみなさんには、伝説のサッカー部の大晦日全国選手権全校応援の様子や、ダンス・チア部の全国大会出場の様子を興味深く見ることができるでしょう。でもそれだけでなく、すべての部にスポットが当てられていて、どの部の写真も掲載されています。

「10年間の出来事」にはみなさんはよく知らないかもしれませんが、エデュログを欠かさず読んでいた方には「あれだ」とわかるような写真も登場しています。そして、恒例となったこの10年間の巨大壁画のカラー写真付きの記録、新校舎の完成イメージ図も掲載されています。

見てみたくなりましたか?(笑) はい、簡単に見ることができます。写真が多いので、ダウンロードに時間がかかることが予想されるため、「スマホ用」のファイルを小さくしたものと「パソコン用」のファイルの大きなきれいな写真のバージョン(ただし、ダウンロードに時間がかかります)の2種類を用意してあります。是非クリックしてご覧になってください。よろしくお願いいたします。

編集は「創設50周年記念誌編集委員会」という教職員のグループが行いました。みなさんのまわりに明誠OBのOG、これから明誠高校に入学するかもしれない人たちがおりましたら、是非PRしていただけますとうれしいです。

■リンク

【スマホ用】
http://www.meisei.hs.nihon-u.ac.jp/wp-content/uploads/2021/06/60smart.pdf

【パソコン用】
http://www.meisei.hs.nihon-u.ac.jp/wp-content/uploads/2021/06/60pcmc.pdf

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令和3年度 全国高等学校総合体育大会サッカー競技県予選

悪戦苦闘の末、ベスト4入り!!

関東予選4位の甲商を破る!

令和3年度 全国高等学校総合体育大会サッカー競技県予選
準々決勝
日大明誠 前半 甲府商業
後半

手塚秀昭のホイッスル

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令和3年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技県予選兼原杯争奪サッカー大会は、昨日の3回戦から連戦となった13日(日)に準々決勝4試合が行われ、本校は甲府商業高等学校(以下、甲商)と対戦し、2-0で勝利を収めベスト4入りを決めた。なお、準決勝は帝京第三高等学校、別ブロックは韮崎高等学校対日本航空高等学校と決定した。3

細かいパスワークから相手DFの綻(ほころ)びを突きゴールをこじ開ける本校と、素早い縦パスでゴールを狙う甲商と好対照のチーム同士の対戦となった。甲商はその持ち前のシンプルに本校DF陣の裏に蹴り込むプレーに終始し、空中戦にも優位に立ち、セカンドボールを拾い続け本校ゴールを襲い続けた。対する本校は、押されながらも時折見せるカウンター攻撃で活路を見出そうとした。甲商は20分過ぎから完全に試合の主導権を握り、前線の⑩や⑨、左サイドの⑪のボールキープ、CKやロングスローで攻め入るが詰めが甘く、特に終了近くには、本校ゴール前で絶好の得点チャンスを決め切れず無得点で前半を終えた。

後半は一進一退の攻防が続いた13分、甲商の縦に素早い攻撃を掻(か)い潜(くぐ)り中央エリア付近の横パスをカットし、⑥橋本が⑧高橋にパス、それを絶妙のタイミングで受けた⑪大月がドリブルから冷静にシュートを決め、待望の先制点を挙げた。その直後、反撃に出る甲商は本校DFの裏のスペースに⑩が上手く突きフリーでドリブルしたが、④安達が抜群の個人技を生かし、体を入れ替えたプレーで失点を防いだ。19分には、甲商CKからカウンター攻撃を仕掛け、大月がボールキープしたタメ(時間)を利用し攻め上がった橋本がドリブルシュートを決め、決定的な追加点を加えた。その後、時間が経過すると共に交代カードを順次切り安定した守備力で無失点でベスト4入りを果たした。4

この試合、特に前半は甲商に完全にゲームを支配され、本校ゴール前での決定的なピンチも、甲商のシュートミスや詰めの甘さで失点しなかったことも幸いした。試合毎にメンバー入れ替えて、新たに出場した選手も、「全てチームの勝利」を最優先したプレーに徹し、又、先発メンバー中盤5人は全て2年生で構成し、3年生主体の甲商にもフィジカル面でも劣勢にならず、選手間同士のレギュラー争いも熾烈を極め、今後の激戦を勝ち抜く要素がかなり蓄えられた。

先発メンバー(学年)⇒交代
GK ①永 田(2)
DF ②津 田(3)
DF ③渡 辺(1)
DF・主将 ④安 達(3)
DF ⑤山 本(3)
MF ⑥橋 本(2) ⑮川 村
MF ⑦浅 田(2) ⑳平 田
MF ⑧高 橋(2) ⑬神 田
FW ⑨粟生田(3)
MF ⑩佐々木(2) ⑱宇田川
MF ⑪大 月(2) ⑲敦 賀
リザーブメンバー
DF ⑫小 林(3)
DF ⑬神 田(3)
DF ⑭下 地(3)
MF ⑮川 村(3)
MF ⑯苑 田(2)
GK ⑰片 平(3)
MF ⑱宇田川(2)
MF ⑲敦 賀(3)
FW ⑳平 田(3)

 

筆者のプロフィール ≪日刊スポーツ山梨版(現在休刊)より抜粋≫
手塚秀昭(てづか・ひであき)
tezuka1950年、山梨県塩山市(現甲州市)生まれ。1972年、日本大学明誠高等学校に英語科教諭として赴任。75年、サッカー部監督に就任。全国選手権県大会準優勝(82、83年)、インターハイ県代表(83,84年、私学勢として初)、関東大会県代表(88年)、日大付属大会優勝など県下屈指の強豪に育て上げた。“心”を優先とした指導で、独自の戦術を駆使し、常に強豪校を脅かした智将。又、県東部地区の第3種(中学生年代)の普及のため、2001年に「リヴィエール」を創設し、05年、06年に関東クラブ選手権県大会優勝(同大会出場)、06年、高円宮杯県大会(U15)第3位に導くなど、第2種、3種の2つのカテゴリーでそれぞれ優勝(第3種はクラブ選手権)に導いた。それらの功績が称えられ、08年、県高体連より「指導者功労賞」、14年、県体育協会より「体育功労賞」がそれぞれ授与された。
に

令和3年度 全国高等学校総合体育大会サッカー競技県予選

関東予選に続いて、連続ベスト8入り!!

甲府昭和に、4発快勝!

令和3年度 全国高等学校総合体育大会サッカー競技県予選
3回戦
日大明誠 前半 甲府昭和
後半

手塚秀昭のホイッスル

tezuka

令和3年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技県予選兼原杯争奪サッカー大会は、関東大会(山梨県開催)のための中断期間を経て6月12日(土)に続開し、本校は甲府昭和高等学校(以下、昭和)と対戦し、4-1で下し準々決勝に進出した。1

地力に優る本校は圧倒的にゲームを支配し、7分、右からのクロスの折り返しを⑧吉田が見事なシュートを決め先制した。19分にも昭和BKの裏へ上手く抜け出した⑩平田のループシュートで追加点を挙げた。対する昭和は、前線の⑩が個人技を生かし何とかボールをキープするが、サポートするべきプレーヤーの運動量がなく孤立し反撃の糸口を掴めなかった。26分、昭和DFの不用意なパスをカットした⑨昆が3点目、37分、⑪宇田川が4点目と2年生コンビの得点で大差をつけ前半を終了した。2

後半、本校は交代選手一人目⑬下地を投入、2分、その山地が左サイドから絶妙なアーリークロス、4分にはCKを獲得するなど果敢に昭和ゴールを襲うが、詰めが甘くゴールを生むことが出来なかった。劣勢一方の昭和は、10分、本校ゴール前の混戦から得点し一矢を報いた。本校は失点をしたが交代で入った新たな選手が躍動し、その後の試合展開はほぼ一方的なものになり、守備機会も少なく危なげない快勝となった。

この試合、2回戦と同様に新たにスタメンで出場した選手も多く、又、試合登録選手を含めて各自の個人技術の差に遜色なかった。選手層が以前にも増して厚くなったことは、連戦となる明日13日(日)の準々決勝に向けて大きな収穫となった。

先発メンバー(学年)⇒交代
GK ①片 平(3)
DF ②神 田(3)
DF ③渡 辺(1) ⑬下 地
DF・主将 ④安 達(3) ⑫山 本
DF ⑤小 林(3)
MF ⑥川 村(3)
MF ⑦久 保(3) ⑯敦 賀
MF ⑧吉 田(3)
FW ⑨ 昆 (2)
FW ⑩平 田(3)
MF ⑪宇田川(2)
リザーブメンバー
DF ⑫山 本(3)
DF ⑬下 地(3)
MF ⑭橋 本(2)
MF ⑮苑 田(2)
MF ⑯敦 賀(3)
GK ⑰永 田(2)
MF ⑱佐々木(2)
FW ⑲大 月(2)
FW ⑳粟生田(3)

 

筆者のプロフィール ≪日刊スポーツ山梨版(現在休刊)より抜粋≫
手塚秀昭(てづか・ひであき)
tezuka1950年、山梨県塩山市(現甲州市)生まれ。1972年、日本大学明誠高等学校に英語科教諭として赴任。75年、サッカー部監督に就任。全国選手権県大会準優勝(82、83年)、インターハイ県代表(83,84年、私学勢として初)、関東大会県代表(88年)、日大付属大会優勝など県下屈指の強豪に育て上げた。“心”を優先とした指導で、独自の戦術を駆使し、常に強豪校を脅かした智将。又、県東部地区の第3種(中学生年代)の普及のため、2001年に「リヴィエール」を創設し、05年、06年に関東クラブ選手権県大会優勝(同大会出場)、06年、高円宮杯県大会(U15)第3位に導くなど、第2種、3種の2つのカテゴリーでそれぞれ優勝(第3種はクラブ選手権)に導いた。それらの功績が称えられ、08年、県高体連より「指導者功労賞」、14年、県体育協会より「体育功労賞」がそれぞれ授与された。
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本校では、新型コロナ感染に十分に配慮して教育活動を行っています。生徒・教職員の健康状態のチェック、マスク着用などしっかり行っていますが、撮影時のみマスクを外しております。
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本日は各学年でLHRを実施しました。

1学年は体育館で学年集会を行いました。内容は実習生から1年生に学校生活を送るうえでのアドバイスをしてもらいました。進路、高校時代の学習方法、大学生活 など について4名の先生方から話をしていただきました。生徒たちは必要な情報をメモしながら聞いておりました。今後の学校生活に役立ててほしいですね。

2学年は各クラスでのLHR実施でした。教室では、学部調査アンケートに回答しました。生徒たちは、先日配られた大学案内を見ながら、進路について真剣に考えていました。なかには、クラスメイトと進路について話し合っている姿も見られ、今後の彼らがどのように成長していくのか担任として期待に溢れています。また、1学期中間考査の結果を配布しました。自分の順位を見て、自身を付けた生徒、このままではまずいと次回の目標をたてる生徒など、生徒の色々な表情がみれました。放課後残って授業の復習をしている生徒もいました。1学期期末試験の結果が今から楽しみです。

3学年は本日、卒業アルバム用のクラス写真撮影をしました。最高気温が30℃を超える中、ブレザーを着、ネクタイ・リボンを付けなければならず、「あっつーい」という声が方々から聞こえていましたが、さすが3年生、すぐに集合し、クラス写真を撮りました。卒業アルバム用ということは理解しているので、「もう卒業」という気持ちが頭をよぎっているのか、なにか寂しいような、でも清々しい表情をしている生徒が多く、見ていてとても心地の良い写真撮影となりました。
写真撮影後は、日大チャレンジ模試の自己採点をしました。9月22日(水)に行われる基礎学力到達度テスト前最後の模試となった今回、出来が気になるようで、自己採点している姿は真剣そのものでした。うまくいった科目、そうでなかった科目それぞれあると思いますが、あと3か月あります。まだまだこれからいくらでも伸びます。最後まで諦めず、1点でも多く取れるよう、努力を続けてほしいと思います。
本校では、新型コロナ感染に十分に配慮して教育活動を行っています。生徒・教職員の健康状態のチェック、マスク着用などしっかり行っていますが、演奏会本番時のみマスクを外しております。ご了承ください。

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音楽部 “MayLive” の様子

6月5日(土)午後2時より、本校多目的ホールで音楽部の MayLive と題するライブが行われました。1年生もたくさん入部し、活動に支障があるこの状況の中でも各自が一生懸命に練習し、その成果を披露する場が設けられたのは、音楽部に所属する生徒たちにとってとても嬉しい事だったのではないでしょうか。

ただし、会場となった多目的ホールに観客を入れてしまうと密になってしまいますので当日は残念ながら非公開でした。当日は非公開にするにはもったいない熱い演奏が連続していました。

ライブの様子はエデュログ編集部も撮影しましたが、大部分は撮影を担当した写真部生徒のデータをいただきました。写真を見ているだけでもライブ感が伝わってくるようです。

一般の人たちには収録した動画を公開する予定だそうです。音楽部からのアナウンスに注目していてください。

当日のセットリストは下記の通りです。また、今年度顧問となった三松先生のひと言もいただけましたのでどうぞご覧ください。

■音楽部 MayLive Set List■

  1. SIGURE 「怪獣の花唄」
    (Vo, Gt1 松原庸介 / Gt2. 岡本唯 / Ba. 後藤明日斗 / Dr. 長谷川俊輔)
  2. NOVA「空も飛べるはず」
    (Vo. 松原 庸介 / Gt. 近松舞歩 /Syn. 坂本優果 / Ba. 栗原輝 / Dr. 長谷川俊輔)
  3. orbit「小さな恋の歌」
    (Vo. 村上結菜 / Gt1. 谷本和弥 / Gt2. 石田岳大 / Ba. 中里紗綾 / Dr. 白野幹大)
  4. Brise(ブリーズ)「ないものねだり」
    (Vo. 栁谷ゆいな / Gt1. 吉田和氣 / Gt2. 梶山月泉紗 / Ba. 中澤結愛 / Dr. 松下明日香)
  5. NoTitle「天体観測」
    (Vo. 吾妻珠雪 / Gt1. 臼井湊一朗 / Gt2. 島田陽太郎 / Ba. 安中颯哉 / Syn. 桜井亮輔 / Dr. 片桐真吾)
  6. ヒバナ「やってみよう」
    (Vo. 川﨑美琴&今井有稀 / Gt1. 田尻斗馬 / Gt2. 宍戸奏太 /Ba. 跡上佳代子 / Dr. 浅見梨花)
  7. Galapagos「マリーゴールド」
    (Vo. 上条七瑞 / Gt1. 岡本唯 / Gt2. 田中律 / Ba. 山崎帆貴 / Syn. 工藤千裕 / Dr. 丸山修平)
  8. 歌蝶風月「アボカド」
    (Vo. 西田井麻由 / Gt. 池亀美海 / Ba. 太田香琳 / Dr. 守屋心愛)
  9. 午後ティー「Don’t say “lazy”」
    (Vo, Ba. 太田香琳 / Gt. 大沢桃花 / Syn. 橋場彩香 / Dr. 舞原有妃)
  10. Fanphone「Deeper Deeper」「ワンルーム」
    (Vo. 長田夏葵 / Gt1. 金田悠希 / Gt2. 大沢桃花 / Ba. 岡本琉奈 / Dr. 石田翼)

今年度に入り私が音楽部顧問となって初めての全体ライブでした。もともと5月に開催を予定していたためMayLiveという名前ですが,緊急事態宣言により当初の開催は延期されてしまいました。その後の情勢を鑑みて私たちは新しい活動の方向性を模索し,無観客ライブというかたちで6月に実現することができました。また,今回のライブから映像を記録し独自のYouTubeチャンネルにアップロードすることを決定いたしました。生徒の皆さんに動画配信が開始されるようになるのはまだ先ですが,今年はコロナに負けず学校に存在感を示す部活動ができるよう一丸となって邁進していきますので,彼らの活躍にぜひご期待ください。

顧問 三松辰宇

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本校では、新型コロナ感染に十分に配慮して教育活動を行っています。生徒・教職員の健康状態のチェック、マスク着用などしっかり行っていますが、撮影時のみマスクを外しております。
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山梨日日新聞の取材の様子

今日はじとじとと湿度の高い雨が降ったり止んだりの1日でした。いよいよ梅雨入りなのかもというような天気です。梅雨入りかな、と思ったら晴れてまだ梅雨入りしないよ〜と言われ続けて今に至っていますが、今回はどうなんでしょうか。

さて、今日は文化部から写真部の話題です。写真部は年度初めから忙しく活動しているようで、先日の県総体の時も一般の人たちが応援できない中、写真撮影を行い、このエデュログにも写真データを提供してくれました。そんな写真部ですが、実は、5月半ばに山梨日日新聞の取材を受け、それが28日(金)に新聞紙上で公開されました。

新型コロナウイルスの影響で発表や展示の機会を失った文化系の部活動の作品を紹介する企画で、本校の写真部に白羽の矢が立ちました。そして、3年生部員の小田切優人くん(部長)と森下さくらさんの2人が自分の作品の中から最近のお気に入りを持ち寄り、その作品についてだったり、本人のプロフィールだったりについて記者さんのインタビューを受けました。新聞に載ったものはそれを記者さんがまとめて記事に仕立てたものですが、かなり大きなスペースをいただけました。

記事をここに掲載できないのが残念ですが、来校した文化・くらし担当の記者さんも初めて明誠高校に来たというくらい、本校の文化部が取材されるのは本当に珍しいこと。そして、とても嬉しいことでした。これを機にさらに活動を活発にしていってもらえたらと思います。



撮影技術講習会の様子

さて、写真部の面々は5月29日(土)に甲府で行われた山梨県高等学校文化連盟写真専門部主催の「撮影技術講習会Ⅰ(甲府)」に参加しました。昨年度はちょうど本校の臨時休校中の時期に予定されていましたが、当然、撮影会は中止となりました。今年度はウイルス感染防止に十分注意をしながら、一斉ではなく全体で4つの部に分かれてそれぞれの部の参加者を少数にし、撮影時間も短くすることで密を防いで実施をすることができました。

「撮影技術講習会」は1年間で3回実施予定ですが、今回の一週間後に予定されていた「撮影技術講習会Ⅱ(恵比寿)」は東京都の緊急事態宣言が延長されたため延期となりました。この3回の講習会では普段撮ることのできない被写体を対象に撮影することが目的で、甲府の「撮影技術講習会Ⅰ」はいつもプロのモデルさんに来ていただき、生徒たちのリクエストしたポーズや目線でポートレート撮影を学ぶ講習会でした。どの学校も1年生が初めて参加する全体のイベントということもあって、最初はぎこちないところもありましたが、そのうちに先輩部員やモデルさんともうまくコミュニケーションが取れるようになって、楽しい雰囲気での撮影となりました。

明誠高校は第3部のスタートとなり、最初に県庁舎別館内でのモデルさん撮影でした。この建物は現在放送されている「イチケイのカラス」というドラマに出てくる裁判所のロケ撮影場所で、裁判所として使われているだけあって重々しい厳かな大理石の内装と歴史を感じさせる建物の外見です。1階担当のモデルさんは今日がモデルとしての初めての仕事ということで少し緊張しているようでしたが、生徒たちも緊張していて最初はなかなかポーズのリクエストができていませんでしたが、20分の制限時間の終わり頃にはシャッターの音が館内に響き渡るくらいでした。2階ではこの講習会になれているモデルさん2人が生徒たちをうまくリードしてくれて楽しく撮影できました。

次は県庁前の噴水広場での撮影。モデルさんは先ほどの2階担当のモデルさん。噴水が勢いよく噴き出す中で、モデルさんも生徒も濡れるのを気にしなくなっているかのようでした(笑)。水を写真2どういれるかがけっこう難しい点だと思われましたが、どういう作品が撮れたのか楽しみですね。

最後は山梨県議会議事堂外の庭園での撮影。最初のモデルさんが本校の写真部だけのために20分間ポーズを取ってくれました。芝生とはいえども横になってくれるなんて、たまげてしまいました。これは部員のリクエストだったんでしょうか。

今回撮影された作品は今月半ばに行われる春季審査会に出品する作品の先輩部員選択に使われることになります。いよいよ写真部の大会が始まります。今年度は関東・全国大会に出られるでしょうか。これからが勝負となります。がんばってください。

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