第99回全国高校サッカー選手権大会 山梨県大会

連覇の夢、はかなく消える!!

強豪山梨学院の厚い壁破れず!

準決勝 山梨中銀スタジアム
日大明誠 前半 山梨学院
後半

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手塚秀昭のホイッスル

tezuka

第99回全国高校サッカー選手権大会山梨県大会5日目は、7日(土)、甲府市山梨中銀スタジアムで、準決勝2試合が行われ、ファイナルに進むのは山梨学院と日本航空に決定した。

準決勝の相手は、過去において全国4000を越える高校サッカー界の頂点に上り詰め、現在、関東プリンスリーグ(本年度は昇降格なしの変則日程)に参入している実力No.1の山梨学院高等学校(以下、山学)であった。

昨年歓喜の雄叫びをあげた山梨中銀スタジアムバックスタンド、例年と違い、今年はコロナ禍により厳しい感染予防策が取られ、部員とその保護者(準決勝から全部員)のみが入場を許可され、平常とは違う拍手のみの応援形式となった。

本校は準々決勝から先発メンバー1名、ベンチ入り3名を入れ替え、1-4-1-4-1のシステムで臨んだ。序盤はお互い縦へシンプルにロングパスを蹴り合い、山学が中盤でやや優勢になりかけた6分、山学PA内でファールを犯し本校はPKを獲得、待望の先制点かと思われたが、山学GK①の見事なセーブに絶好の得点機を逃した。このプレーに勇気づけられた山学は、細かいパス交換や本校陣内でのロングスロー等で徐々に試合の主導権を握り始めた。押されながらもその攻撃に耐えた本校は、19分、田崎のロングスローからの混戦から流れたボールを、⑪平田が枠内にシュートを打つも、GKの後ろでカバーした②にクリアーされ、その後のチャンスにもシュートを打ったが、またもやDFにクリアーされ絶好の得点機を逸した。時間の経過と共に山学はアタッキングサード〈ピッチを3分割した最も敵陣側(本校側)〉で丁寧な細かいパスで崩し始め、33分、その攻撃で得たCKからゴール中央に巻いて放たれたボールが、混戦の中でオウンゴールを誘い先制点を挙げた。リズムを掴んだ山学はなおも本校ゴールを攻めたが、体を張り続け1点ビハインドで前半を終了した。

後半開始から、⑩五十嵐を投入、その五十嵐は期待通りその卓越した個人技を駆使して、中盤で攻撃の起点となりチームが活性化してきた。先発メンバー入りしたCB⑤田崎が、その身体能力を如何なく発揮しことごとく空中戦で勝ち、そのセカンドボールをMF陣が拾い始め、押し気味に試合を進めた、14分、五十嵐が起点となり立て続けに攻め込み、サイドからのクロスをゴール前でのフリーのシュートは惜しくも枠の外。17分、山学は中盤でカットしたボールをゴール前にフィードし、こぼれ球を途中交代した⑦が左足を一閃、ボールは強烈なシュートとなりゴール右隅に追加点を挙げた。その直後、本校は劣勢の状況を打破しようと、サイドのアタッカーとトップにスピードがある2名を投入し、BKから果敢にビルドアップして中盤を経由しボールを繋ぎ、なおも選手を交代し、山学ゴールに波状攻撃を敢行するもゴールは遠かった。山学も選手を2名交代、アディショナルタイム4分と表示された40分、⑱佐藤がサイドをドリブル突破しゴール前に流れたこぼれ球を五十嵐がシュートするもジャストミートせずゴールとはならなかった。時間は残り少なくなり、何とか一矢を報いたく攻め続ける本校から山学はボールを奪い、40+2分、追加点を決め試合はそのまま終了した。

試合を振り返ってみると、本校は、PKから始まり決定的なチャンスは山学より上回っていた。失点場面を見ても、1点目はCKからのオウンゴール、2、3点目は混戦からのこぼれ球、どの失点も中央やサイドを完全に崩されたものではなかった。また、それに加え、全失点の直前には本校が決定的なチャンスを迎え、それを得点に結び付けることが出来なかったことが大いに惜しまれるゲーム内容でもあった。まさにサッカーの格言「3度のチャンスがあったら2点は決めなければいけない」のように。しかし、敗れはしたが、このコロナ禍で本校の立地条件の関係上、他のチームよりかなり厳しいガイドラインに従わざるを得ない中、ケガ人も復帰できベストな状態でこの準決勝戦を戦えたことは悔いも残らないはずである。本校のストロングポイントであるパスワークやポッゼション(ボール保持)を駆使して、相手のプレスをかいくぐる技術が、山学を含めた他のチームと比較してやや上回っていることは、今後、チーム作りの方向性にさらなる期待が高まるはずである。さらに付け加えるならば、部員152名の大世帯をそのキャップテンシーを発揮しチームを見事にまとめ上げた深澤、ケガで苦しいリハビリを乗り越え、ブランクを感じさせないプレーでチームに好影響を与えた五十嵐、昨年のインターハイ予選から公式戦にほぼ全試合先発し、ケガのため主将①深澤と⑩五十嵐を欠く試合で、孤軍奮闘、叱咤激励しチームを牽引した⑧加藤には栄えある称号「バンディエラ(旗頭)」を送りたい。又、残念ながらベンチ入り叶わなかった3年生32名の選手諸君、諦めず腐らず部活動を最後までやり通し、その模範となった言動は必ずや下級生に良き伝統として脈々と受け継がれるに違いないと確信する。“勝者のメンタリティー”はゆっくりであるが、チームに着々と根付き始めてきている。今年度初めてスタジアムに掲げられた『ビッグユニフォーム』、再び、全国大会で掲げられる日が来ることを、2・1年生106名に期待するものである。

筆者のプロフィール≪日刊スポーツ山梨版(現在休刊)より抜粋≫
手塚秀昭(てづか・ひであき)
tezuka1950年、山梨県塩山市(現甲州市)生まれ。1972年、日本大学明誠高等学校に英語科教諭として赴任。75年、サッカー部監督に就任。全国選手権県大会準優勝(82、83年)、インターハイ県代表(83,84年、私学勢として初)、関東大会県代表(88年)、日大付属大会優勝など県下屈指の強豪に育て上げた。“心”を優先とした指導で、独自の戦術を駆使し、常に強豪校を脅かした智将。又、県東部地区の第3種(中学生年代)の普及のため、2001年に「リヴィエール」を創設し、05年、06年に関東クラブ選手権県大会優勝(同大会出場)、06年、高円宮杯県大会(U15)第3位に導くなど、第2種、3種の2つのカテゴリーでそれぞれ優勝(第3種はクラブ選手権)に導いた。それらの功績が称えられ、08年、県高体連より「指導者功労賞」、14年、県体育協会より「体育功労賞」がそれぞれ授与された。15年定年退職。

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先発メンバー(学年)⇒交代
GK ①深 澤(3)
DF ②津 田(2)
DF ③小名木(3)
DF ④萱 沼(3) ⑬奈 良
DF ⑤田 崎(3)
MF ⑥吉 原(3)
MF ⑦関 根(3) ⑩五十嵐
MF ⑧加 藤(3)
MF ⑪平 田(2) ⑲市 村
MF ⑯佐々木(1) ⑱佐 藤
FW ⑨粟生田(2) ⑳ 林
サブメンバー
GK ⑰片 平(2)
DF ⑫橋 本(1)
DF ⑬奈 良(3)
MF ⑩五十嵐(3)
MF ⑭前 川(3)
MF ⑮山 口(3)
MF ⑱佐 藤(3)
MF ⑲市 村(3)
FW ⑳ 林 (3)
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こんにちは。本日は今年度2回目の入試説明会が行われました!

午前中通常授業を行った後、午後の開催となりましたが生徒会役員の生徒がお手伝いをしてくれたのでスムーズに進行することが出来ました。毎回来校者の方のアンケートでは『生徒の皆さんの溌溂とした挨拶が気持ちいいですね』と書いてくださる方が一定数いらっしゃいます。嬉しい限りですね♪

本日は密を避ける為にあらかじめ定員を設定してお申し込みをしていただき、中学生・保護者合わせて197名の方に参加していただきました。感染症対策としては来校者全員のサーマルカメラによる検温、アルコール消毒、3密を避ける、換気、対面する個別相談の際にフェイスシールドをするなどしました。

全体説明会では明誠高校の特色や入試の基準、受験方法についてお話ししました。その後希望者への個別相談、施設見学が行われました。受験生が熱心に質問をしている場面も見受けられました。ここでも生徒会役員の生徒が積極的に声をかけて動いてくれました。明誠高校の魅力が少しでも伝われば幸いです。

今後は11月21日(土)にオープンスクールファイナル、11月28日(土)に第3回入試説明会が行われます。何れも本校ホームページから事前予約が必要になります。参加ご希望の方はこちらから予約をお願いします。定員がありますが、多くの方のご参加お待ちしております。

本日サッカー部の選手権予選準決勝があり、教育実習も終了しました。こちらについては別に記事を作成いたしますのでお楽しみに!


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こんにちは。本日は教育実習生の研究授業が行われました。本日、研究授業を実施した二名の先生からコメントをもらいましたのでご覧ください。

鈴木先生からのコメント

研究授業は思っていたより緊張しませんでした。教育実習始まって初日に行った3年生のソフトボールの授業の方が凄く緊張していたのを覚えています。日々授業を行なっていく中で担当の後藤先生をはじめ沢山の先生方にご指導頂き、少しずつではありますが成長できたのではないかと思います。研究授業では、決して良く見せようとせず、今出せる全力を出し切ることを目標に臨みました。また、自分も生徒と一緒に楽しみながら授業ができるように意識しました。間延びしてしまう時間もありましたが、習得してほしい技能やポイントを伝えることができ、明るく楽しく授業ができたと思います。

小林先生からのコメント

今まで学んだことを全て発揮する気持ちで本日の研究授業に臨んだのですが、授業進度や展開方法など多くの課題が残る結果になってしまいました。これらの課題を残りの2日間で少しでも改善できるように精進していきたいと思います。また、感謝の気持ちを忘れないで残りの2日間取り組んでいきたいと思います。

教育実習生の研究授業を見学する中で我々も新しい気づきや技術を知ることができ、とても有意義な時間を過ごせました。今後教員を目指していく中で、教育実習での経験は貴重な財産となります。今後、教育実習生が教員になったとき生徒から信頼される素晴らしい先生になることを楽しみにしています!

実習生の皆さんは残り2日間となります。今までの反省を活かして実習生の先生方に沢山話しかけて高校時代の話や大学生活について質問してみてください!!


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こんにちは。文化祭まであと11日となっています。生徒たちは準備に大忙しです♪

本日のロングホームルームでは各クラス文化祭のパフォーマンスや企画の詳細を話し合いました。どのクラスも誠祭(文化祭)実行委員がリーダーシップを発揮して話し合いを進めてくれました。頼もしい限りです!

3学年共通でクラスパフォーマンスはダンスか演劇、クラス企画は1年生がアトラクション、2年生が修学旅行に関する展示・アトラクション、3年生が模擬店を行います。先日各クラスに企画書を提出してもらいましたが、面白そうな企画が目白押しです。コロナの影響で制限がある中での開催となりますが、生徒たちは工夫を凝らして企画を考えています。

また早いクラスは本日から巨大壁画の接合作業に入りました。生徒1人ひとりが描いたピースが繋がり少しずつ形になってきました。完成が楽しみですね♪

時間がない中での準備となりますが、生徒たちは協力して主体的に、そして積極的に準備に取り組んでいます。仲間と協力して1つの目標に向かって努力することは生涯の財産になることでしょう。頑張れ明誠生!


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ダンス・チア部が11月1日に「第8回全国高等学校ダンス部選手権」の全国大会に2年連続2度目の出場をしました。
こちらは昨年は全国3位になった大会です。
今年はコロナ禍ということでオンラインでの開催となりました。
全国から204チームがエントリーした今大会の様子を顧問の小泉先生がレポートしてくれたので紹介します。

例年であれば8月に行われるこの「全国高等学校ダンス部選手権(DANCE CLUB CAMPIONSHIP)」はDCCの相性で親しまれている、多くのダンス部が目標とするコンテストです。今回も全国から名だたる強豪校がエントリーをしており、高校ダンス部日本一を決めるにふさわしい内容となっていたと思います。
今年はコロナ禍ということもあり、事前に動画を撮影し大会に提出する方法がとられました。
提出する動画は大会スタッフさんとZoomで繋いだ状態での一発勝負の撮影でした。
オンラインのコンテストが増えていますが、その中でも厳しい条件での撮影が求められたので対応に苦労しましたが、生徒たちの頑張りもあり満足のいく動画を提出することができました。
本校の作品は「葛藤(コンフリクト)」というタイトルで、昨年全国3位に入ったチームのリーダーで、現在コーチを勤めている土方琉伊が作ってくれた作品です。

さて大会について簡単に説明します。
まずエントリーした204チームから33チームが当日発表をされます。
そしてそこに昨年の上位3チームがシードとして出場します。
本校は昨年3位だったので、シードチームでした。
この段階で関東でも多くの強豪校が姿を消しており、大会のレベルの高さが伺えました。
そして審査の方法は各チームの動画が流された後、テリー伊藤さんと世界的なプロダンサー3名の計4名の審査員が採点しその都度得点が発表されるというものです。漫才のコンテスト番組の「Mー1グランプリ」のような非常に緊張感のある方法です。

コンテストは序盤から80点を超えるチームが多く、スタートから昨年より高得点が出ている印象でした。
そして20番目に登場した高校ダンス部界で最も有名な登美丘高校(大阪)がここまで最高の94点を叩き出しました。
その後も全国の強豪の演技が続き、34番目の本校の出番の時には1位の登美丘高校が94点、2位は鎮西高校(熊本)、三重高校が92点という状況でした。ハイレベルで厳しいかなとも思いましたが、本校のパフォーマンスを見た審査員も非常にいい評価コメントを頂いたので、得点にも期待が高まりました。
コールされた得点は「91点」。
あと1点足りずに3位入賞を逃してしまいました。改めてコンテストにおける「1点の重み」を痛感させられました。
その後、昨年2位の北九州市立高校が91点。昨年優勝で今年の夏の全国大会も制した王者同志社香里高校が(大阪)87点でコンテスト終了です。
本校は同率4位ですが、同率順位の場合「表現力」の項目の得点によって順位が決まることで5位が確定しました。
惜しくもシードは逃しましたが、関東では1位という立派な成績だと思います。

シードを逃し落胆した私たちでしたが、その後の表彰式で「avex ROYALBRATS賞」という特別賞をいただきました。
こちらは来年から始まるダンスのプロリーグ「Dリーグ」のチーム「ROYALBRATS」からいただいたものです。
これはダンスをやっている人間としては相当な価値のある特別賞です。
今後何かコラボ企画もあるようで、生徒たちも心のそこから喜んでいます。

最後に今回の大会をオンラインという形であっても開催していただいた大会運営の皆さんに感謝します。動画でのコンテストもダンスという種目においては十分に意味のあるものになると証明してくれた大会でした。
またいつも応援してくださる生徒のみなさんや教職員の方々、そして関係者の皆さんに顧問として感謝申し上げます。またみなさんに素晴らしいパフォーマンスと、いい結果をお届けできるように部員全員で頑張っていきたいと思いますので、今後とも応援よろしくお願いします。


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こんにちは。ハンドボール部は10月24.25.31日に新人戦に臨みました。結果はベスト4となり,次回大会でのシードを勝ち取ることができました。出場した1.2年生からコメントををもらいましたのでご覧ください。

2年生からのコメント

ハンドボール部は10月24、25、31日に新人戦に臨みました。1回戦で山梨高校と対戦し26-21、2回戦で甲府第一高校と対戦し22-11で勝利を収め、準決勝で優勝校の駿台甲府高校と対戦し敗退してしまいました。結果はベスト4でしたが次に繋がる良い経験ができました。 僕たちは試合に向かってたくさん練習を重ねてきましたが、会場の雰囲気にのまれてしまい思ったようなプレーが出来なかった選手が沢山いました。12月にも大会があるので普段の練習から気合を入れプレー面でもメンタル面でもチームみんなで成長していきたいと思います!

1年生からのコメント

1年生は初めて先輩たちと大会に参加しました。 試合に出れた人も出れなかった人もチーム一丸となって試合に参加でき、良い刺激になり各自の課題も見つかったと思います。これからは体作りがメインになってきます。1年同士で切磋琢磨できるよう頑張っていきたいです。

今回の大会には怪我等で出場できなかった生徒もいたため、次回大会までには万全の状態に整えて、今まで以上に練習に励みベスト4以上の結果を残せることを期待しています。頑張れ明誠高校ハンドボール部!!


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連覇に向けて、一歩前進!!

東海を退け、堂々のベスト4入り!

準々決勝 韮崎中央公園芝生広場
日大明誠 前半 東海甲府
後半
延長前半
延長後半

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tezuka

99回全国高校サッカー選手権大会山梨県大会4日目は、31日(土)、韮崎中央公園陸上競技場と同芝生広場の2会場で、準々決勝4試合が行われベスト4が決定した。

準々決勝の相手は、最近目立った成績は収めていないもの、過去においてはこの大会を2年連続制覇の実績がある古豪東海大学付属甲府高等学校(以下、東海)であった。

前半開始直後、東海は個人技を前面に押し出し、試合を優位に進めたが、本校は時間が経過するにつれて持ち前のパスワークを駆使して、東海ゴールを襲い、得点と思えたが直前のファールで惜しくも先制点とはならなかった。東海は10分過ぎから細かいパス交換から何度も本校ゴールに迫り、16分、本校DF陣の不用意なパスをカットしそのままシュートを打ったが、GK①深澤が何とか防ぎ事なきを得た。その後も東海にロングスローやCKでチャンスを作られたが、徐々に高い位置(相手陣内)からの守備が功を奏し試合の主導権を握り、特に右サイドバック②津田がそのスピード生かし、何回かクロスを上げるが精度を欠き得点には至らなかった。試合が動いたのは37分、本校のFKからの東海ゴール前の混戦で、一旦はクリアーされたボールが右サイドを巧く抜け出した⑥吉原に繋がり、そのクロスを⑧加藤が落ち着いて決め待望の先制点をゲットした。

後半に入ると本校の厳しいプレスが効き始め、東海の攻撃は影を潜め、本校は2分、4分、7分と立て続けにチャンスを作ったが得点ならず、8分、東海は個人技を生かしたドリブルからCKを獲得し、ライナー性のボールを⑭に高い打点のヘッディングシュートを決められ、試合は振り出しに戻った。本校は12分、満を持して、中盤にケガから復帰したエース⑩五十嵐を含め2名を投入、その五十嵐が緩急をつけてパスを散らし、攻撃のスイッチ役を担い何度も好機を演出した。交代した両サイドアタッカー⑬佐藤と⑲林も空いたスペースを突き、時にはGKと1対1なりながらも東海GKのファインプレーに阻まれ、決定的なチャンスを逃し続けた。東海も選手を交代し攻撃の閉塞感を打開しようとするが、FW⑨粟生田の献身的な前線でのプレスや中盤でセカンドボールの回収に攻撃の芽を摘まれ、DFから単調な縦へのロングパスのみの攻撃をせざるを得なかった。その後も攻勢を続ける本校であったが、同点のまま延長戦(20分)に突入した。

延長前半でも、本校は果敢に前に出てこぼれ球に素早く反応し、球際の激しさでボールを奪いに行き、一気に東海ゴールに迫り完全に試合を支配した。8分、東海ゴール前で、相手DFとGKとの連携が悪く、ボールの処理に手間取っている隙を狙い上手いポジション取りで、先制点を挙げた加藤が勝ち越しゴールを決め再度リードした。

延長後半は両チーム共、体も疲弊し連動を欠きお互い死力を尽くし、激しい接触プレーでグラウンドに倒れる選手も多く出た。劣勢の東海は、アディショナルタイムのCKに、GKまで参加させる全員攻撃を敢行したがシュートはゴール枠を大きく外れてタイムアップとなった。

この試合の勝因は、以前にはやや弱点とされていた球際にも強さを見せ、フェイントで外された相手ボールを何度も何度も諦めずに追い続け、各選手が与えられたポジションで、”ただチームのために”と献身的にプレーする姿が随所に見られるようになった。本日の対戦相手東海には夏に行われた練習試合と県リーグ戦の2試合とも敗れている。又、県リーグ戦の5試合もまだ勝ち星がないが、昨年度のチームと奇しくも同じく一発勝負のトーナメント方式にはめっぽう強く、過去2戦2敗の東海に雪辱し見事に4強入りを果たした。

このコロナ禍で、本校の本格的な練習の始動が県内の各チームのそれと比較してかなり遅く、昨年度の全国大会に出場した選手の中にもケガ人が多く、練習再開後は、前述の各種試合でも選手の多数の入れ替えを余儀なくされ、なかなかベストな布陣を組めなかったチーム事情があった。そんな苦しい台所事情を乗り越え、チームの大黒柱五十嵐も戻り、延長戦を含めて約60分間プレー出来たことがチーム全体に無形の好影響を与え、準決勝に向けて大きな”エネルギー”となったことは好材料である。

(元日大明誠高等学校教諭)

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先発メンバー(学年)⇒交代
GK ①深 澤(3)
DF ②津 田(2)
DF ③小名木(3)
DF ④萱 沼(3)
DF ⑤橋 本(1)
MF ⑥吉 原(3) ⑭山 口
MF ⑦関 根(3) ⑬佐 藤
MF ⑧加 藤(3)
MF ⑪平 田(2) ⑲ 林
MF ⑯佐々木(1) ⑩五十嵐
FW ⑨粟生田(2) ⑳中 島
サブメンバー
GK ⑰片 平(2)
DF ⑫田 崎(3)
DF ⑬佐 藤(3)
MF ⑩五十嵐(3)
MF ⑭山 口(3)
MF ⑮大 月(1)
MF ⑱成 澤(3)
MF ⑲ 林 (3)
FW ⑳中 島(3)
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こんにちは。剣道部は10月24日(土)新人戦に臨みました。

男子団体戦は1回戦で東海大甲府高校と対戦しました。剣道の団体戦は先鋒、次鋒、中堅、副将、大将の5人の勝数、取得本数で争われます。先鋒は本校が幸先よく思い切りのいい面を奪い1本勝ちを収め先制しましたが、次鋒は決定打を欠き引き分け。中堅は相手のポイントゲッターに2本負けを喫し逆転。追う立場となった副将は必死に攻めるも相手に逃げ切られ引き分け。あとのなくなった大将は攻めて技を出し続けますが一瞬の隙を突かれ1本を献上してしまいそのまま時間切れ。敗退が決まりました。数年ぶりの1回戦となりシードを失ってしまいました。

個人戦は1年生の星野君、2年生の金内君が出場し星野君は1回戦敗退、金内君は健闘しベスト16となりました。

部長の清水君に新人戦についてのコメントをもらいましたのでご覧ください。

団体戦では東海大甲府高校に敗退しました。6年間先輩方が繋いできてくださったシード権を落とす結果となってしまい、選手全員落ち込み悔しい結果となりました。自分の部長としての未熟さを痛感しました。

しかし試合後の稽古からは仲間全員で励まし合い、試合前よりも質のいい稽古ができ、良いスタートが切れたと感じました。シード権を取り戻すのは大変なことですが、自分が部長の代でシード権をを落としたという汚名を返上するために顧問の齋藤先生の指導のもと、次回の大会に向けてより一層部員一同気を引き締めて稽古に臨もうと思います。
部長 清水康聖

選手にとって残念な結果としてしまいましたが、この悔しさを忘れずに稽古に励み、シード権奪取、関東大会出場を果たしてもらいたいものです。頑張れ明誠高校剣道部!!


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こんにちは。昨日は今年度初めての学校行事、体育祭が大盛況のうちに幕を閉じました。次は約3週間後の11月15、16日の2日間で文化祭が行われます。

文化祭に向けて各所で急ピッチで準備が進めれれています。本日のロングホームルームでは各クラスで文化祭の出し物やクラスパフォーマンスについて話し合いが行われました。クラスの誠祭(文化祭)実行委員が中心となり、知恵を絞りながら案を出し合っていました。創意工夫されたものになることを期待しています。

また20年以上の歴史がある巨大壁画の色塗りもクラス毎に行われています。巨大壁画とは全校生徒が1人3枚程度のピースを作成し、それを繋ぎ合わせて大きな絵を完成させるというものです。今年はどのような出来になるか今から楽しみですね♪

例年の文化祭は一般公開をしていますが、今年は新型コロナウイルス対策の為、本校生徒のみの参加となります。制限がある中ですが思い出になるものにするために、仲間と協力して準備をしましょう!


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こんにちは。本日は体育祭を行いました。雨も降らず、穏やかな天候での体育祭となりました。

新型コロナウイルス感染対策を万全に整え、開催することとなりました。競技数を減らし、密集を作らない競技を採用しました。また今年度は密集を避けるため応援合戦を行わない措置を取りました。代わりに全生徒にスティックバルーンを1本配布し、手に叩いて応援することとなりました。各競技の手指消毒も、欠かさず行いました。

80m走では各学年男女に分かれ、選抜選手が走りました。どの生徒も真剣そのもので、体育祭にふさわしい雰囲気を作ってくれました。次の種目は色別飛脚リレーです。棒引き用の棒を持ち、その上にバランスボールを載せ、2人組で走り次の走者に渡します。バランスボールを棒に挟むのが難しく、途中で何度もボールを落としてしまうシーンがありましたが、走るスピードは速く、大変盛り上がる競技となりました。1位は青組でした。つづいて、障害物競走です。テニスラケットにボールを載せ、ゴム紐をジャンプしてくぐって、跳び箱に跳び乗って、縄跳び跳んで、、の、大忙しな競技です。得点は入りませんが、どの選手も例年以上に真面目に走っていました。そしていよいよ3学年による学級対抗リレーです。今年度は走者を10名に限定しての開催となりました。盛り上がりが1,2を争うこの競技。今年は1・2年生も、自分と同じ色の先輩の走りを思いっきり応援している姿がたくさん見られ、良かったです。10クラスでの競走なので、抜きつ抜かれつが次々に起こり、とても見ごたえがある種目となりました。映えある第1位は10組!続いて第2位が9組、第3位が1組、という順位になりました。

次の競技は綱引き。全学年全生徒が参加します。体育祭といえば、というこの種目。パン、という号砲が鳴ると、参加クラスの全員が怒号にも似た声を上げ、必死に綱を引いていました。綱引きの後は、これまた全学年全生徒が参加する大縄跳び。みんなの息を1つに合わせ、団結力を見せつけるこの競技。これまで時間を見つけては、たくさんのクラスが大縄跳びの練習を重ねてきました。ピストルが鳴るや、「せ~の!!」という掛け声が全てのクラスから聞こえ、大縄跳びが始まりました。続いて跳んでいるクラスもある反面、なかなか続かないクラスもあり、見ている方も非常に白熱します。1学年は7組が21回跳んで優勝!2学年も21回跳んだ1組が優勝!そして3学年!なんと1組が30回跳んで優勝しました!3-1の皆さん、おめでとうございます!!

最後の種目は色別対抗リレー。走りに自信のある各クラス男女2名が選抜され、1位の100点を目指して疾走します。体育祭のハイライトとなるこの競技。応援者はみな総立ちでスティックバルーンを振り回し、応援しました。1位から順に、青組⇒赤組⇒白組⇒黄組、という結果になりました。競技後、各職の代表者が賞状を受け取りました。

最後は閉会式です。今年の誠祭体育祭の優勝は…青組です!おめでとうございます!「ワーッ」という声と、大きな拍手が鳴り響きました。2位以下は、白組、紅組、黄組、という結果になりました。

コロナ禍の中での体育祭ということもあり、種目が限定され、半日の実施になりました。それでも生徒は何の文句も言わず、全ての種目で大盛り上がり!節度を保ちつつ、全力で楽しむことのできる姿は大変すばらしいものがありました。来月には文化祭があります。今回の体育祭で得たクラスの団結力を活かして、どんどん学校を盛り上げていってほしいと思います。頑張れ、日大明誠高校!!


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