長い夏休みもすでに終了して1週目が終わろうとしています。夏休みは勉強や部活動を計画的にたくさんできる時間があり、それぞれの能力を高めるのに絶好のチャンスでした。そして、それは校内だけでなく、校外の活動で頑張っている本校の生徒たちにとっても同じです。今日は校外のクラブチームでフットサルの練習に励み、JFA(日本サッカー協会)の主催するU-18のフットサル全国大会にGK(ゴールキーパー)として参加、優勝した本校の生徒、石井遥斗(はると)くん[2年3組]をご紹介します。
石井くんは中学3年生の時、Fリーグで活躍するフットサルチーム「ペスカドーラ町田」の下部組織に加入し、学校から帰った後、週5日間多摩センターのグラウンドで練習に励んできました。今年の3月、JFAが有望な若手に専門的なトレーニングの機会を与える「フットサルGKキャンプ2019」のメンバーに東日本代表として選ばれました。
GKに石井くんを擁する「ペスカドーラ町田U-18」は地区大会を次々に勝ち抜き、夏休み中の8月1日(木)から8月4日(日)まで静岡県の浜松アリーナで開かれた「JFA 第6回全日本U-18フットサル選手権大会」(JFA主催・スポーツ庁後援)に出場しました。以下は石井くんの手記となります。
JFA 第6回全日本U-18フットサル選手権大会予選
- 1試合目 6-1で勝利
- 2試合目 8-0で勝利
- 3試合目 5-1で勝利 1位通過します。
- ベスト8 12-1で勝利
- 準決勝 6-2で勝利
- 決 勝 3-2で勝利
今まではこの大会では高校のフットサルチームが毎年優勝しており、プロのフットサルチームのU-18チームはまだ優勝したことがありませんでした。僕たちはそのU-18チームの優勝を目指して浜松に向かいました。予選ではみんなとても集中していて点も多く決められて、いいディフェンスができて順調に勝ち進むことができました。
トーナメントに入り、予選と同様、自分たちのペースに持っていくことができて大差で勝つことができました。準決勝で強豪の「サントスFC」とあたり、そこにはブラジル人選手がいたりするチームだったので、今までとは違い先制点を取れたもののなかなか自分たちのペースに持っていくことができず2-1と苦戦を強いられました。でも後半は自分たちのペースになり3点連続で決めることができ6-2で勝ち決勝に進みました。
決勝はやっぱりいつもと雰囲気が違い自分も緊張しました。相手は「シュライカー大阪」といい、同じプロのフットサルチームの下部組織で、お互いやりたいことを知っている中だったので、あまり試合が動きませんでした。この試合は先制点を取ることができたものの準決勝同様2-1と苦しい試合でした。後半も試合は五分五分な状況が続きましたがなんとか3-2で勝つことができ、優勝しました。
この大会を通していい経験ができ優勝できましたが、新たな課題も見つかったのでこれを通過点としてこれからも頑張って行きたいです。
石井くんのチームの決勝戦の様子をすべてYouTubeで見られますので、よかったらどうぞ。
【第6回全日本U-18フットサル】
決勝 ペスカドーラ町田U-18 vs シュライカー大阪 U-18
