今週末の7月3日土曜日14:00~の学校説明会は、現在お申込み受付中です。
「大会場」は満席となっておりますが、生徒が普段授業を受けている教室で受けられる「教室会場」にはまだ残席があります!

今年度の新渡戸は、授業のプログラムから行事まで、そして入試の中身など、多くのUPDATEがあります。
説明会当日は、それらのお話だけでなく、生徒からの実際の学校生活についてもプレゼンがあります!
オンラインでも対面でもご参加できますので、ご都合のよろしい方をお選びください♪
対面でのご参加は校内見学もできます!
皆様のご参加をお待ちしております!

<詳細>
日時:7月3日(土) 14:00~(60~90分程度を予定)
場所:対面(本校)orオンライン(Zoom)
内容:
14:00 開会
・学校長より
・新渡戸文化高等学校の学びについて
・在校生より、学校生活について
・22年度入試について
・質疑応答
15:30 閉会予定
ご注意:
・ご参加は、来校・またはオンラインでのご参加をお選びいただけます。
・ご来校でのご参加は、お履物は不要です。個別相談、校内見学がご利用いただけます。
※新型コロナウイルス感染症予防の観点から、校内見学は中止する場合もございます。
・オンラインでの参加は、全体会でご質問はいただけますが、個別相談等はできかねますので、ご了承ください。
・配信は録画・録音・撮影等はお控えいただきますよう、お願い申しげます。
定員:
対面・大会場 60組
対面・教室会場 30組
オンライン150組
お申込み:以下のページよりお願いいたします。
https://mirai-compass.net/usr/ntbbnkh/event/evtIndex.jsf

「来週は、あじの三枚おろしに挑戦します!」先週の授業で告知をした時、「え~。魚さばいたことない!」「お魚あんまり好きじゃない」と、少し消極的な意見が多かった1年生。

今回は、逗子で漁師をしている市川潤弥さんを講師にお迎えしました。とても大きくて立派なあじを逗子から持ってきてくださった市川さん。三枚おろしの方法をわかりやすく丁寧に教えてくださったので、初めての挑戦だった生徒も質問しながら全員三枚におろすことができました。お魚が苦手だと言っていた生徒も、自分でさばいたお魚は特別。ムニエル仕立てにしたあじをおいしそうに食べていました。

そして授業では三枚おろしだけでなく、逗子の漁業の漁獲量が減少している原因や持続可能な漁業にするために取り組んでいることなどを話してくださり、「食」と社会課題のつながりについても学ぶことの多い時間となったようです。

      

6月13日、中体連夏季第3ブロック大会に出場しました。今日は男子は個人、女子は団体で、新渡戸文化からは男子2名が都大会出場権を得て、女子は優勝しました。
しかし試合の中で、打突の後に打ち返されてしまう場面や、当たっているのに打ち切れていないなど、多くの課題が見つかりました。改めて自分達や課題と向き合い、都大会までに改善して、更にはメンバーそれぞれの強みを強化していきたいと思います。
(中学3年女子)

今大会はコロナの影響で約2年振りに行われました。生徒たちにとっては久々の公式戦だったので開催されただけでも感謝だったと思います。大会中は自分たちで話し合ったり、決勝前に円陣を組んでお互いを鼓舞したりしながら試合をこなしておりました。自粛期間に剣道に向き合ってきた成果かなと思いつつ指導者一同見守っておりました。決勝戦では一瞬ひやっとする場面があったものの、冷静に対処して優勝することができました。その姿はまさに自律型学習者だったと思います。
来週は女子個人・男子団体です。今回の反省を踏まえて頑張ってほしいです。

\”好き”から始まる物語/

プラモデルから戦争体験の語り部へ…

高校のクロスカリキュラム授業の報告です。
少々長いですが、多くの方に届けたい。ぜひお読みください。

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高校2年生のある生徒は、軍艦のプラモデルを作るのが好きでした。
保護者の方も、なぜ好きなんだろう?と思っていましたが、たくさんの軍艦のプラモデルを作り、コレクションをしていました。

 

高校1年の夏、「プレゼン型三者面談」にて、好きな軍艦を紹介する動画を作成しました。
その時、初めてその想いを聞くことができました。

「自分の祖母が戦争体験者だからこそ、そのことを風化させたくない。」

戦争を経験していない自分だけど、軍艦を通して何かが見えるかもしれない。
自分にも、何かを伝えることができるかもしれない。
何か、できることがあるかもしれない。

クロスカリキュラムの授業で好きなことを探究していたら、一つの本に出会いました。

『「雪風」に乗った少年〜十五歳で出征した「海軍特別年少兵」〜』
西崎信夫 著/小川万海子 編

名誉の戦死を遂げて戦神となることが当たり前だった世界で、「必ず生きて帰ってきてね」という母の言葉を大切に、生き抜いた方の書籍でした。
その時代に生きていなかった自分には想像もできない葛藤、生き残ったことへの想いが、綴られていました。

衝撃を受けました。もっと知りたくなりました。
そして、さらに調べました。
ネットを調べたり、出版社に問い合わせたり…

すると、著者の西崎さんが、会いに行ける場所にいらっしゃることがわかりました。

会いたい、話を聞きたい。その想いが募り、震える手で電話をかけました。
緊張で声も震え、何を言ったかも覚えていないくらいで、きっと聞き取りづらかったと思います。
それでも、西崎さんはしっかりと受け止めてくれ、会っていただけることになりました。

会って、話を聞いて、インタビューをして…
「機関銃を撃ち合った。相手が見えた。自分も相手も、泣いていたんだ…」
「戦争が終わって帰って、母に「敗戦してすみません」と言った。母は「何を言っているの、命あることが全てよ。」と言ってくれた。」

その言葉を、伝えなければ、と思いました。
その記憶を、残さねばと思いました。

だから、インタビューした様子をまとめた動画を作り、文化祭や学習発表会で披露しました。

少しは伝えられたかもしれない。
何かできたかもしれない。

西崎さんの言葉は、そのあともずっと背中を押してくれました。
「講演会等で話をしても、若い人はなかなかいない。若い人にどう伝えたらいいか、悩んでいた」
「こうやって生徒が会いに来てくれたのは、初めてだ。だから、嬉しい。会いにきてくれて、とても嬉しい。」

6月23日、沖縄県の慰霊の日であることを知りました。
西崎さんもその場にいたであろう、沖縄戦の、慰霊の日だと知りました。

「みんなにも知ってほしい」
「みんなにも伝えたい」

その想いが、彼を動かしました。

そして、6月23日、高校2年生になった彼は再び西崎さんの自宅に伺いました。
隣には、彼の仲間もいて、手にはタブレットとポケットWi-Fiを持って、震える手で三脚をセットしました。

Zoomを繋ぐと、その先には100人を超える新渡戸の高校生がいました。
自分が聞いた話を、衝撃を受けた想いを、みんなと共有したい。
同じ高校生である自分だからこそ、伝えられることがあるはず。

学校側でも、多くの仲間がサポートしてくれました。
全体の司会、配信のセッティングなど、みんなで授業を作ることができました。

ついに、西崎さんの言葉を、想いを、友人に届けることができました。
「戦争体験者から聞く、オンライン授業」を、実現することができました。

好きだった「軍艦」から始まった、想いを繋ぐ授業。
与えられるものではなく、教科書にあるものではなく、自分だけの授業。

全ての生徒がもつ「好き」から始めることで生まれる「価値」と「可能性」。
それこそが、新渡戸の目指す「授業」なのかもしれません。

西崎さんはおっしゃっていました。
「感染症の拡大もあり、体力的にも、今後語り部を続けるか悩んでいた」
「でも、こんなふうに伝えられることを初めて知った。まだできることがあると思った」
「また、ぜひやりましょう」
「ぜひ、ほかの学校にも広げてください」

本当に学びたいものは、自分の中にある。
本当に大切なものは、人との繋がりの中で生まれる。
そんな、1人の生徒の物語でした。

 

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クッキングコースの生徒たちが毎年楽しみにしている学びのひとつ、それは「プロ料理人のランチ体験」です。

これは、短大生がプロの料理人に教えてもらいながら作ったランチを特別に食べることができるというもの。通常は短大生向けに提供されるランチなので高校生は食べることができないのですが、クッキングコースは学びの一環として年に数回体験することができます。

今回は四川料理の達人「スーツアン レストラン陳」の井上和豊総料理長による中華料理。ランチ体験の前日に中国4大料理の特徴やこの日のメニューに使われる素材について学んでから実食。どれも奥深い味わいでおいしかったのですが、ピリ辛味の好きな生徒が多いので、「白身魚の白玉フリット ピリ辛黒酢あんかけ」が特に人気高い一品でした。

クッキングコースでは、このようにプロのランチ体験を高1~高3まで体験することができます。次回は高3が日本料理を体験する予定です。

中学の体育祭は4チームありますが、それぞれのチームのTシャツデザインを作成して完成しました。

23日(水)は残りの2チームのTシャツ塗装を行いました。唯一二色を使ったチームはなかなか苦労したようですが、完成しました。

 

できたてのTシャツを着て、三時半からリレーの練習試合が行われました。本番さながらのスピードに、当日が楽しみです。

7/3(土)の第1回高校説明会の残席がわずかになっています。
対面式での会場は既に埋まっていますが、対面式の会場とオンラインで繋げたサテライト会場の残席はわずかですが、まだ空きがあります。
サテライト会場も、説明をオンラインで配信するのみで、生徒や教員が待機しておりますので、対面での質問も可能です。また、校長が各サテライト会場を回って対面でご挨拶させて頂きますので、対面式の会場と出来るだけ変わらないようにしています。

また、個別相談や校内見学も予定しております。
皆様のご来校をお待ちしております。

学園には畑や果樹があり、季節ごとに様々な野菜や果物を楽しむことができます。今年2月に生徒が植えたじゃがいもも大きく成長し、先日かごいっぱいのじゃがいもを収穫しました。

今回はそのじゃがいもと先日収穫した玉ねぎを使って「バジルポテトパン」と「じゃがいもの冷製スープ」を調理。茹でてつぶしたじゃがいもを生地に練り込むことで、もちもちした食感に仕上がります。

スープは暑い時期にぴったりの冷製仕立てに。自分たちが植えたじゃがいもで作る料理は、いつも以上においしく感じられました。

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