最後のオープンデー最後のオープンデー

今回は私達高校三年生にとって最後のオープンデーだった。一年、二年と毎年教室の展示を作ってきたが、今回は高校3年生ということもあり図書館でフィールドワークをもとにしたポスター作りや自習などをしていた。ポスター作りではインタビュー結果のまとめや英語の原稿作り、ポスターのデザイン決めなどやることはたくさんあり、予想以上に作成に時間がかかった。しかしチームのみんなと一緒にどうすればいいポスターが作れるのか話し合いながら一つのものを作り上げていくのはいい経験になったと思う。またその一方で、図書館で作業しながら後輩たちが一生懸命に教室の展示を作っているのを見て、どこか寂しい気持ちになった。そしてその作業と並行して、私はフラワーアレンジメント部のブースで飾る卒業制作にも取り組んでいた。今までは形が決まったアレンジメントをずっと練習してきたため、花の種類も、どうアレンジするのかも自由というのは初めての経験だった。もちろん作成にはとても苦労したが、今までの経験を活かして無事完成させることができた。当日に作品を見てくれた方々から称賛の言葉をかけてもらえたのは、自分の努力が報われたようで本当に嬉しかった。
またオープンデイ準備期間の終盤では父母の会のお手伝いに取り掛かった。私はラッフルの担当になり、同級生と保護者の方と一緒に準備をしていた。去年までは先輩が手伝っているところを見るだけだったが、今回は自分たちがやる側になっていることを改めて自覚し、本当に最後のオープンデーなんだなあと感慨深い気持ちになった。この最後のオープンデーを友達と一緒に楽しむことができて、いい思い出になった。オープンデーが終わるともう終業式まで秒読みのため、残った少ない時間を目一杯満喫しようと思う。
(高等部3年生 女子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/last_openday-2023/

欧州在住の受験希望者の方に対応するため、立教英国学院会場にて、高等部入学試験(A日程 一般入試のみ)を実施いたします。

詳細は、入学試験のページhttps://www.rikkyo.co.uk/new/latestnews/schedule-of-entrance-examination-for-senior-high-school/をご確認下さい。高等部入学試験A 日程(12 月実施)について、追加のお知らせがあります。

 

中学生のDGS訪問中学生のDGS訪問中学生のDGS訪問中学生のDGS訪問

中学1-3年生が昨年度から交流を持っているDartford Grammar School(DGS)を訪問してきました。
Welcome Ceremonyのあとは、DGSと立教生混合の小さなグループに分かれて学校内を探検しながら、雑学に関するクイズや、日本やイギリスの文化に関するクイズを一緒に解きました。午後はクリケット体験です。見ることはあってもなかなか体験することがないスポーツですが、ホームランを打つような上手な立教生もいて、楽しく交流することができました。

DGSでは日本語の授業を履修している生徒が多いので、日本語と英語、両言語での交流ができ、生徒たちもよい経験ができたようです。https://www.rikkyo.co.uk/new/latestnews/jhs-visiting-dgs-2023/

中学3年社会科の取り組み part3中学3年社会科の取り組み part3中学3年社会科の取り組み part3

今年度の中学3年では、学校史上初めての試みとして第24回日経STOCKリーグに挑戦しています。大会の内容については、下記詳細をご覧ください。

5月末から4人組✕5グループにわかれて、来年1月10日のレポート提出期限に向けて全員で切磋琢磨していきます。

今回は班長より9月の活動報告と10月の目標をご紹介します。

◆私達は9月夏休み中に仕上げることができなかった第1スクリーニングの手直しを行いました。その手直しが終わった後にレポートのポートフォリオ構築という項目に着手しました。手直しが終わった第1スクリーニング100社を選定し、10月に第2スクリーニングに突入しました。10月の意気込みとしましては9月に達成できなかった期限厳守を徹底的に守り作業をこなして行こうと思います。これからも応援の方よろしくお願いします。(R.I)

◆僕達の班が9月にしたことは、夏休みの課題である第1スクリーニングを仕上げてから2学期最初の課題である第1スクリーニングの約100社から約50社へ絞り込む第2スクリーニングに取り掛かりました。選考する際にどの財務指標を使用するかなど、グループで話し合ったりしました。10月の課題は第2スクリーニングとそのレポートを完璧に仕上げるというものですが、途中でオープンデーがあるので期限内に完璧にできるようにコツコツ進めていきたいと思います!!(S.T)

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Q:日経STOCKリーグとは??

学校教育の場における投資学習の1つのツールとして企画されたコンテスト形式の金融・経済教育プログラムです。2023年度で第24回を迎える歴史ある大会です。チーム内で社会問題の解決をテーマに議論し投資テーマを決め、500万円分のポートフォリオ(10銘柄以上、20銘柄まで)を構築し、30枚程度のレポートを完成させその質を全国の中学生と競い合います。

レポートには、経済・株式投資について自分たちで学習したこと、各チームの投資テーマおよびその決定理由や構成ポートフォリオ、その他自分たちで疑問に思ったこと、もっと調べてみたいと思ったことや学習全体を通じて考えたことなどをまとめます。最優秀賞チームは海外研修旅行にご招待!中学生の段階から生きた経済や株式投資に触れながら、企業を知り、社会を見る目を養うことができます。https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/jhs-social-studies-part-3-2023/

高校3年生ロンドン・アウティング高校3年生ロンドン・アウティング高校3年生ロンドン・アウティング

立教生活最後の「アウティング」はロンドンでのテーマ別研https://www.rikkyo.co.uk/new/latestnews/london-outing-seniors-2023/究調査。お店や街頭でインタビューをしたり、資料集めをしながら、各グループで予め決めておいた予定に沿ってロンドンを歩き回りました。勿論、お目当てのお店で食事やショッピングも満喫。締めくくりは「オペラ座の怪人」ミュージカル鑑賞。天気にも恵まれて思い出に残る一日となりました。

いつもと違った二ヶ月間

“ 蝉たちが騒々しく鳴き始める頃、私は久しぶりに日本を楽しむためによく町や森などの家の周辺を歩いていました。長い間海外にいたので家やマンションがびっしり建っている様子や駅周辺の商店街から新鮮さや懐かしさを感じました。その後、サウナのように蒸し暑い外から家に帰って飲む麦茶は格別でした。この一時は日本にいた中で一番楽しい時間でした。この体験を通して思ったことは海外と比べ、日本の夏の気候は異常に蒸し暑く、風景も建物が隙間なくあって開放感がそんなにないことを実感しました。こうしてみると、日本って結構変わった国だな、としんみり思いました。でもこれらの考えは僕が海外に出ていくつかの国を見てきたから出てくるものであり、もしずっと日本にいたらだいたいどの国も夏は蒸し暑いのが当たり前、これを常識と捉えていたかと思います。実際に過去の自分は蒸し暑くない夏を信じられませんでした。これらを踏まえて、私は海外に行くことは自身の見聞を強く深めてくれるものであると体感しました。

話を戻すと、その後はよく図書館に通って、コーヒーを飲みながら本を読んでいました。とても有意義な時間でした。心が安らいで、自分の心のダマとか粗が削ぎ落とされ、磨かれるようでした。本を読むことがより大切であることをこの二ヶ月でより学びました。そして、時々、代謝を落とさないためにジムに通っていました。そこでとある出来事が起こりました。それはジムでロッカーに荷物を預けている頃、黒人が英語で「日本人ですか?」と話しかけてきたので、「はい」と答えると、嬉しそうに、「学生ですか?」「どこに住んでるの?」と立て続けに聞かれました。恐らく、僕の住んでいるところには米軍基地がある辺りらしく、海外の方たちがよく住んでいるようなのです。そして、他愛もない話を続けていると、彼はこう言いました。「沈黙だと海外の人達は少し恐怖を感じてしまうかもね。なぜなら、話すことは人と人の心を通わせる唯一の手段だからね。」ものすごい説得力でした。僕も彼に対して、「私も英語を学び続けますよ、世界中の人達ともっと話せるように。」と言って彼にサヨナラを告げました。この言葉は私の英語のモチベーションをより高めてくれました。これを基に自身の見聞をより深めるために英語をもっと学び続けることを決意しました。

(高等部1年男子)”https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/%e3%81%84%e3%81%a4%e3%82%82%e3%81%a8%e9%81%95%e3%81%a3%e3%81%9f%e4%ba%8c%e3%83%b6%e6%9c%88%e9%96%93/

夏休みの旅行

私はこの夏、母と姉と旅行に行った。場所はアメリカのフロリダ州。私はアメリカの本土にはあまり行ったことがなかったので今年の春から楽しみにしていた旅行だった。予定としては順に、2日間USA、2日間ショッピング、2日間ディズニー、1日休憩、最終日ケネディ宇宙センターというハードながらも夢のような計画だった。

空港に行くまでの車内は宿題や時差ボケなどの不安なことは、女子会のような賑やかさにかき消されていた。

しかし事が起こったのはそれから約一日後だ。私達は東京からフロリダまでの約17時間の飛行機に乗っていた。フロリダに到着する4時間前、もう少しでやっと腰が伸ばせると思っていた私は信じられないアナウンスを聞いて、呆然とした。アナウンスでは「機内に急病人が出た。ただちに近くの空港へ緊急着陸する。」とのことだった。キャビンアテンダントの方々が機内を小走りで移動する。とても怖かった。自分と同じ場所にいる誰かがそんな目にあっていることも、自分が予定もしていなかった空港へ降りてちゃんとフロリダまでたどりつけるのか分からないということも。結局、私達の乗った飛行機は近くの空港に着陸をし、2時間後にフロリダの空港へ向けて再び離陸をした。とうとう私達はフロリダから乗り換えの飛行機には間に合わず、ホテルに着いたのは翌日の夕方だった。

半日ほど時間をロスしてしまった私達は、それを取り戻してやろうという執念により、朝早くからUSAに向かい、喉が枯れるまで、体が動かなくなるまで疲れてホテルに帰ってきた。

そして夕ご飯をまともに食べる余力もなく、みんな死んだように眠った。

しかしそんな予定を続けること3日目、私の姉がケホケホとおかしな咳をし始めた。次第に私にもその症状はうつり、とうとう3人中2人がダウンしてしまった。私が思うに、あれは疲れのたまりすぎによる風邪だったと思う。何せフロリダの夏は日本のように高温多湿だった。

このようにディズニー2日目から私と姉は布団の中で最終日の宇宙センターに備えてこもった。悪いことばかりではなかった。母が看病してくれるので私達は小さい頃に戻ったみたいで嬉しかった。私達は何とか食べものを得ようとUber を活用した。Uber では韓国料理や日本食、中華なども頼め、すごく充実していた。今回の経験でUber がどれほど便利か身にしみて分かった。

しかし、そんな努力も虚しく最終日の朝は姉も私も動ける体ではなかった。どうにか体を奮い立たせて、車に乗り、センターに到着したが、少しだけ館内を周りお土産を買うのが限界だった。私と姉はすごく母に対して申し訳なかった。なぜかというと、母は子供の頃から、天体が大好きで将来はNASAで働くのが夢だったという話を聞いていたからだ。実際にこの旅行を何よりも楽しみにしていたのは母だった。自分の夢だった場所よりも私達を優先してくれた母はとても強い人だと思った。そんな母の背中を見て、次は私が母をここに連れてこようと心に決めた。

散々な旅行ではあったが問題解決能力を高め、新たな目標を見つけることもできた良い旅だったと思う。

(高等部1年女子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/summer-memory-5-2023/

夏

いつもはあっという間に終わる夏休みですが、今年は今までで一番長い夏休みでした。

私が夏休みで一番印象に残っていることはギリシャに行ったことです。初めてギリシャに行きましたが、真っ青な雲ひとつない空ときらきらと輝いている海と白と水色で色が統一された建物の組み合わせは本当に綺麗でした。特にサントリーニ島では、とても現実離れした景色が広がっていました。建物や風車が崖の上に建てられていてイギリスや日本ではありえない光景だと思いました。また、歴史的な建物も多くあり、有名なので言えばパルテノン神殿、第一回オリンピックが開かれたスタジアムなど、街のあらゆるところに古代の遺跡が見られました。どの建物も大昔に立てたとは思えないほど大きく、頑丈であると感じました。私が行ったときは観光客が多く、街では英語が聞こえましたが、ギリシャではギリシア語が使われていて、見たこともないような記号や字体が街中にあふれていて、興味深かったです。街の人もとても優しくて、キャリーバックを持ってくれたり、日本語で話しかけてくれたりとても嬉しかったです。

今まであまりギリシャという国に興味を持ったことはありませんでしたが、この旅行を通してとても感慨深いなと思いました。また大人になったときに行きたいです。

(高等部1年女子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/summer-memory-4-2023/

他言語を学ぶ意味

私は夏休みの間、現地のサマースクールに4週間通いました。そこには、世界中からいろんな人が集まりました。例えば、ロシア、ウクライナ、ブラジル、イタリア。その中でもイタリアからはたくさんの人が来て、ときには教室の半分以上がイタリアから来た人で埋まることもありました。イタリアから来る人は知り合いも多いようで、なかなか輪に入ることができず、自分は初めて会う人に戸惑ってなかなか自分から話すことができませんでした。

でも、私はそこで一人だけですが、友達を作ることができました。アリというサウジアラビアから来た男の子です。彼の歳は同じ16歳で、はじめはどちらも話すことができませんでしたが。4週間一緒に英語を使って、発表やポスターを作ったりなどの一緒に活動をしていくうちにだんだんと仲が良くなって行きました。彼の家族の写真を見せてくれたり、道でばったり会ったときには握手をするようになり、授業以外でも話すようになったりしていきました。しかし、自分の思っていることを正しく伝えるのはとても難しくて、もどかしい気持ちになりました。そしてもっと、「喋ってみたい」、「自分の思っていることをもっと詳しく伝えたい」と思うようになっていきました。

私は今まで英語を勉強する時、特に何も考えずに授業を受けたり、宿題をこなしたりしていました。また、ときには何で他の言語なんか勉強するのだろうかと考えるときもありました。しかし、今回現地のサマースクールに行って自分と同じように英語が母国語でない人達と一緒に活動することで、どうして英語を勉強するのかということが分かったと思います。

(高等部1年男子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/summer-memory-3-2023/

夏休みの思い出と頑張りたいこと

“私は夏休みに友人とプールに遊びに行った。この数年、新型コロナウイルスが蔓延していたということもあり私はあまり大きなプールに行っていなかったが、久しぶりに行かないかと友人たちが誘ってくれたため、数年ぶりにプールを楽しんできた。朝早くから集合し、開園前に並び入場し、ワクワクした気持ちを抑えながらテントで場所取りなどをした。元々泳ぐのが得意ではないが苦手な方ではないため、不安などは全く無かったが久々に冷たいプールに入る感覚に少し違和を感じた。たくさん遊んだあと、帰る前にみんなで温かいラーメンを食べた。今まで食べたラーメンの中で一番美味しく、楽しめたような気がする。

私が2学期に頑張りたいことは、オープンデーの準備だ。毎年、オープンデーの準備は楽しいが大変なことも多いので頑張りたいなと思う。特に、クラスが団結しながら何かひとつのものを作りあげるには信頼関係が必要だと思っているので、今学期はそれぞれがそれぞれ頑張れるようにお互い信頼関係を築けていけたらいいなと思う。また、頑張ることの楽しさを感じると同時に苦しさも感じることがあると思う。しかし、そういった感情も含めての楽しさであり、自分がそう感じたときは自分自身でコントロールできるように、友人がそう感じたときは自分がサポートし嫌だなと感じる時間を楽しめるようにできたらよいなと思う。そして、友人と一緒に乗り越えること自体も自分自身が楽しいと感じられるようになれたら、とも思う。

(高等部1年女子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/%e5%a4%8f%e4%bc%91%e3%81%bf%e3%81%ae%e6%80%9d%e3%81%84%e5%87%ba%e3%81%a8%e9%a0%91%e5%bc%b5%e3%82%8a%e3%81%9f%e3%81%84%e3%81%93%e3%81%a8/

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