高校Ⅲ年生は、6月14日(水曜日)の5~6時限目に進路ガイダンスの一つとして「大学説明会」を実施しました。今年は生徒の希望の多い大学24校を選び、各大学のご担当者から、

1大学・学部の紹介
2入試制度について
3昨年度入試結果
4入試変更点

を中心に説明をいただきました。また、日頃の勉強への取り組みや過去問題集の利用法もアドバイスいただきました。
一学期授業は折り返しを過ぎ、参加生徒には受験生としての自覚と自己実現に向けての刺激となったようで、真剣にメモをとって傾聴していました。

【参加大学】

青山学院大学 学習院大学 神奈川大学 神田外語大学 工学院大学 國學院大學/國學院大學北海道短期大学部 駒澤大学 聖学院大学 成蹊大学 成城大学 専修大学 千葉工業大学 中央大学 東京電機大学 東京都市大学 東京理科大学 東洋大学 日本大学/日本大学短期大学部 法政大学 武蔵大学 明治学院大学 明治大学 立命館アジア太平洋大学 早稲田大学

聖学院中高では、毎年6月と11月を「伝道月間」と定め、6月にはクリスチャンの著名人をお迎えして伝道礼拝を捧げています。今年は、全盲のテノール歌手でいらっしゃる新垣勉さんをお招きすることができました。

新垣先生は世界を股にかけるソリストでいらっしゃいますが、今から30年ほど前に本校で教育実習をなさったつながりで、今年講師としてお迎えすることができました。新垣さんからは、「一人ひとりが神さまから頂いているギフト(賜物)がある。それを大切に」というメッセージをいただきました。新垣さんの圧倒的な歌唱力とあたたかなメッセージに心励まされるひと時を、共に過ごすことができました。

中学1年「国語」の授業で、「処方図書」を行いました。

「処方図書」とは、「こんな気分の時に読んでみては……」という小説、新書、ノンフィクションを図書館のスタッフが厳選し、3冊を一つの袋に入れ、生徒はくじを引いて、自分に当たった袋の本を読む、という企画です。

ふだんあまり本を読まない、読んでも同じ傾向の読書が続くといった生徒に、図書館から本を提供することで、「本との偶然の出会い」を体験してもらうことを意図して行いました。

生徒は、袋から取り出した3冊の本の情報を読書ノートに記録し、その後、貸出手続きをして、面白そうなものから読んでいきました。友達が読んでいる本を見て、「それも面白そうだね!」と互いに言葉を交わす場面もあり、いつもとは少し違った国語の時間となりました。来週は、3冊の本のPOP作りに挑戦します。

これを機会に、多くの知らない本との出会いを経験してもらいたいと考えています。

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高校Ⅱ年社会科の「現代の社会」では、教師からの一方通行ではない、生徒間での学びあいをベースとしたアクティブラーニングを展開しています。この授業では、定期考査などのペーパーテストでは測れないジェネリックスキル(汎用的能力)の獲得、学びのモチベーションの向上を目的としています。

5月に入り、生徒達は「安心・安全」の場の創出に協力してくれています。マインドセットが終わった後、「社会とつながる」「チームとは何かを考える」というテーマで授業を行いました。NPO法人Youth Createにご協力をいただき、「公園づくりワークショップ」を行ない、合意形成の大切さについて学びました。また、ビジネスパーソン向けのリーダーシップの講演を行なっている(株)みらい創世舎(http://www.miraisouseisha.com/)の森泰造氏にご来校いただき、リーダーシップ研修を行いました。

その後、(株)教育と探求社と三菱UFJモルガン・スタンレー証券から「株の力」のプログラムを提供いただきました。この授業は「株の力を伝える新聞広告を制作せよ」というミッションに全5回の授業で取り組む、というものです。生徒達は4~5月までに身につけた意見の出し方などを用い、現在、このプログラムに取り組んでいます。

 

聖学院中学校高等学校図書館では、昨年度実施した「柴田元幸×3日満月 朗読会」、「川端裕人トークライブ 文系? 理系? それって……」に続く企画として、「高度教養寄付講座第3回 映画『新地町の漁師たち』上映会」を開催致します。

今回、上映する「新地町の漁師たち」(監督・山田徹 音楽・3日満月)は、震災から4年半が経った福島県新地町の漁師たちが、「復興」という一致した目標を持つものの、それぞれの考え方の違いに直面し、「答えが定まらない問い」を前に、どのようにして日々を生きているのかについて、漁師へのインタビューや漁協での話し合いの様子をもとに問題提起したドキュメンタリーです。音楽ユニット「3日満月」の佐藤公哉さん、権頭真由さんによるBGMが、映画にふくらみを持たせています。

観覧を希望される方は、事前に図書館カウンターにてチケット(無料)をお受け取り下さい。ご子息を通しての受け取りも可能です。

尚、チケットの配布は先着50名とさせて頂きます。

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図書館主催 高度教養寄付講座第3回 映画『新地町の漁師たち』上映会

  • 日  時:2017年7月8日(土)開場 午後12時30分 開演 午後1時 上映時間92分

対  象:生徒・保護者・教職員・図書館関係者
会  場:聖学院中学校高等学校図書館
チケット:6月10日(土)より、図書館カウンターにて随時配布(先着50名限定)。無料。

会場設営の都合上、チケット配布の際、ご子息のクラス、番号(所属)、お名前を伺います。

7月7日(金)は聖学院中高へ!プレミアム説明会&イヴニング説明会を開催します。

【日時】
7月7日(金)プレミアム説明会10:30-12:00・イヴニング説明会19:00-20:15

【対象】
保護者、受験生

【内容】
※プレミアム説明会とイヴニング説明会は、Advanced Classに特化した同一内容の説明会です。
お申込みの際は、プレミアム説明会かイヴニング説明会のいづれかをお選びください。

■学校長挨拶
■思考力を伸ばす教育
■Advanced Classと特待・アドバンスト入試について
■個別相談・授業見学(プレミアム説明会のみ)

【持ち物】
筆記用具・上履き

皆様のお越しをお待ちしております!

詳しくはこちら
※ご予約も受付ております

本校では「答えのないものに答えをみつける、生み出す」をキーワードに、中学3年生の社会科の時間で週1回、(株)教育と探求社が主催するクエストエデュケーションの取り組みを行なっています。

今年度はこの社会課題探求プログラムであるクエストエデュケーションに、全国で118校、約15,000人が参加します。多くの学校が高校で導入する中、本校は4年前から中学3年生に導入し、社会への関心を喚起し授業で学んだ知識の活用を図っています。

5月から本格的にプログラムをスタートしました。まず班分けを行ない、担当企業を決定、新人研修課題に取り組みました。中間考査、糸魚川農村体験学習が続くタイトなスケジュールの中、生徒たちは一生懸命に取り組み、グループでシェアをした後、クラスの前で発表を行いました。次に各インターン先企業からミッションが出され、それに対するブレインストーミングを行ないました。

これから意見の発散と収束を繰り返しながら、自分達なりの納得解を作成していきます。例年にも増してパワフルな提案がでてくることを期待しています。

高2現代社会の授業では、ジレンマの生まれる問いについて討論を行っています。

5月には東京大学の梶谷先生にご来校いただき、哲学対話を行ないました。哲学対話とは「何を言っても問うてもいい場。他の人と一緒に話しながら、考えを深め、広げること。思考力、表現力、課題発見力を養うとともに、積極性、自律性、主体性がおのずと育っていく」ものです。まずは梶谷先生がリードし、生徒から「話し合いたいテーマ」を引き出していきます。その後、テーマに対する疑問を出してもらい、生徒と一緒に問いを作成します。

グランドルール(その場に適用されるルール)の確認後、いよいよ哲学対話のスタート。生徒達は授業見学をしている教員の目も気にせず、対話に夢中になっていました。通常の授業ではディスカッションが基本ですが、今年度はこのような対話に対する取り組みを行なっていきたいと思っています。

5月は以下のテーマでディスカッションを行いました。今後も現代社会の単元と並行しながらテーマを設定し、自分達の学びが社会とつながっている実感をもって欲しいと願っています。

1.死刑制度について 賛成か反対か?

2.公立高校で国家「君が代」斉唱の際に、起立しない教員に処罰をすることはできるか?

3.公立学校が東大合格ならば生徒に100万円を支給する制度をつくることは認められるか?

4.担任が我が子の入学式に参加するために、教え子の入学式の日に欠勤することは認められるか?

5.連座制の是非

6月10日(土)10:30~12:30 本校講堂を会場に、第1回学校説明会を開催しました。当日は約300名もの方々にご参加いただき本当にありがとうございました。

ご参加者学年内訳→小6生84%、小5生12%、小4生以下4%でした。初回参加者が約50%、2回目以降の方が約50%でした。説明会は、角田校長の挨拶から始まり、清水副校長による聖学院教育について、更に中1英語担当の井上教諭と平井教諭から、英語授業の実際や中1の学年団として取り組む学習習慣の構築やマナー教育などの報告がありました。

体験学習については、赤熊教諭から糸魚川農村体験学習について、その意義と効果についてご説明しました。また、伊藤豊高等部長から海外研修の一つであるタイ研修旅行の狙いやプロジェクト学習の実際、主体性が大きく伸びていること等をご報告しました。

中1生徒の米田君と桧垣君の立派なメッセージは、皆様から大きな拍手を戴きました。
最後に清水入試広報部長から、2018年度入試の変更点、入試の種類などをご説明しました。

次回の説明会は7月7日です。ご来校をお待ちしています。なお、お申し込みはHPから各自ご予約をお願いしています。

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