2学期 始業式

9月1日、中学校は9時、高校は10時よりそれぞれ第2学期の始業式が挙行されました。

学校長からは、まず夏期休暇中実施された様々なグローバル研修の報告や、その時の生徒の様子が紹介されました。インターネットが発達した現在では、Googleマップなどでもその場所の様子は分かるけれども、自身の経験からも実際に現地に行って、自分の目でみて感じることが大切です、と伝えられました。
続いて、本日の「防災の日」についての話がありました。1923年9月1日の「関東大震災」から100年、本校の「100年史」に当時の様子が記載されていました。当時、本校には大きな被害がなかったことを紹介しながら、震災が発生した際にはどのように行動すべきかを問いました。震災時に慌てず冷静に判断し、本校へ戻ることも考え、周辺の地理も理解しておいてほしいと伝えられました。日ごろから備えをしっかりしておきましょうというお話でしめくくりました。

また、本日付で新たに外国人講師1名が、JETプログラムにより着任しました。紹介と本人による挨拶が行われました。外国人講師の存在は、生徒たちにとって異文化をより身近に感じさせてくれることと思います。生徒たちからの積極的なアプローチにも期待したいと思います。

最後に夏期休暇中に活動のあった、部活動の大会などの学校長表彰と生徒会表彰が行われました。

2学期は、9月に文化祭、10月に中学運動会、11月にはマラソン大会に視聴覚行事と多くの行事があります。各自体調管理をしっかり行い、色々なことに興味をもって全力で頑張りましょう。

 

開校式:雲一つない快晴の中、開校式が行われました。

例年は、臨海学校の期間は梅雨の時期にかかっていることが多く、海水が冷たいこともあるのですが、今年は晴れの日が続いていて、水温が比較的高いので、生徒たちはそれほど抵抗なく、海に入っていっているように見られます。条件の良い今回の臨海学校を通じて、一人ひとりが何かに気づいてもらえれば、大変価値のある行事となることと思います。

校歌斉唱

7月15日(土)、1学期終業式が行われました。
中学1年生も堂々と顔を上げ胸を張って校歌を歌えるようになりました。

未来を創造する若者の留学促進イニシアティブ

先ごろ、国の教育未来創造会議にて「未来を創造する若者の留学促進イニシアティブ」という(第二提言)が発表されました。一体、何を求めているのでしょうか?

異なる国の人たちと理解し合うためには、まず、自国の理解と自分自身を理解することが必要であり、そして相手の背景にある異なる文化を理解することも必要です。(知)
自国とは異なる不慣れな環境を受け入れ、価値観の異なる多様な人々と共に行動することで、自身の視座が広がっていくでしょう。(仁)
「多様性」と訳される「ダイバーシティ」、組織やグループなどで多様な同士が、意見を取り入たり、それぞれが持つ違った能力をいかして、新たな価値観やビジョンを創造していく。勇気を持って挑戦していく。(勇)

三光星に込められた行動を取ることが大切ですね。

留学に限ったことではありません。
ここ、成城においても、己を知り、物事の捉え方や価値観が異なる仲間たちと切磋琢磨しながら、相手を尊重して受け入れていくことが一人一人の幸せと社会の豊かさへとつながっていくでしょう。
どう行動すればよいのか、客観的に自分自身を見つめ、分析して、ひとつ上の自分へと成長していきましょう。

これから夏休みが始まります。かっこいい成城生を目指してください。(校長式辞)

先日プール開きが行われました。
今年度はプール内の塗装を行い、コースも見やすくなりました。
水泳部らが参加し、安全祈願や泳ぎ初めを行いました。
本校のプールは屋外にありますが、温水が入るため、9月末まで開設しております。
体育では水泳の授業が始まりました。中学1年生は臨海学校に向けて、海での泳ぎ方も練習しています。
今年も一足早い成城の夏がスタートしました。

学校説明会では、休み時間の様子を見ていただいておりますが、今回は普段の授業を取り上げてみます。6月のある日に、1時間でなるべく多くの教室を回ってみようと思い立ち、授業の様子を撮影してみました。黒板にスライドを投影する先生がかなり増えました。

高1

中2

中1

中3

高2

 

中間試験最終日の翌日は「中学行事」と呼ばれる行事が実施されます。この日は、高校生は試験を受けていますが、一足先に試験が終わった中学生は校外に出て散策をします。

中学一年生は、まず学校周辺を歩くことから始めます。今回は、「漱石山房記念館」「関孝和の墓石」「凸版印刷・印刷博物館」を訪問しました。新宿牛込地区は著名な人物が暮らし、活動していた街です。また、印刷の街として知られる新宿区には、「大日本印刷」や「凸版印刷」を始め、大小様々な印刷所があります。そのような場所を巡りながら、新宿を知ってもらうことを目的としています。

学校から歩いて、牛込柳町駅を通り過ぎると、外苑東通りと呼ばれる大通りがあります。この道に沿って10分程度歩いて、路地に入ると「漱石山房記念館」に到着します。

最後の目的地の凸版印刷への道は、さらに外苑東通りを北に向かって、江戸川まで歩きます。江戸川はおおよそ新宿区と文京区の境となっていますが、この江戸川に沿って20分ほど歩いたところにあるのが凸版印刷です。

全ての見学を終えたあとは、元の道をたどって学校に戻ります。往復約7kmの行程となりました。

朝の集合場所に持ってみると、お昼を過ぎていて、高校生がプレゼンテーションの練習をしていました。このあとのターム留学の説明会の準備だったようです。

無事にすべてのグループが学校に戻ってきて、解散となりました。お疲れ様でした。

1.新入生入学

4月6日に、中学校と高等学校の入学式を行い、それぞれ新入生を迎えることができました。新入生と言っても高校生は、成城生としての4年目に入ったところで、折り返し地点を通過したこととなります。高校生は、これまでの義務教育とは異なることを意識して、学校生活を送って欲しいと伝えました。

中学1年生は、入学式の翌日の新入生歓迎会で各部活動の紹介パフォーマンスを見学したあとに、熱烈な勧誘を受けるという定番の洗礼を受けるところから、新学期がスタートしました。個人的には、柔道部のベタな寸劇がお気に入りです。内容は毎年同じで、近頃、見かけなくなった怖そうな学生が、正義の心を持った柔道部員にバッタバッタ投げられていくという、わかりやすいストーリー展開が心地よいです。

 

始業式が終わった後には、中学1年生による校内探検が行われ、新しい制服を着た1年生たちが、3名ほどのグループに分かれて、クイズに答えながら歩いている姿が見られました。わざと、校長室の扉を開けておいたところ、中に入ってくる生徒もいて、「相談室のソファーに座っているぬいぐるみは、何だろ?」と質問を読みながら、校長室のソファー周りを探していましたの、「相談室は反対側ですよ。」と伝えてあげました。ちなみに、校長室にあるぬいぐるみは、コアラとカンガルーのぬいぐるみです。

今週からは、いよいよ通常の授業が始まっていきます。様々なことを学んで、成長していって欲しいと思います。

2.修学旅行

遅くなりましたが、3月に行われた修学旅行について、紹介させていただきます。

<修学旅行(中学3年生)>

「3月3日」

飛行機を使った移動ができるようになり、ようやく、沖縄本島の修学旅行を実施することができました。それにしても、6:30に羽田空港集合は朝早いです。ただ、手荷物検査を通過するなどしていたら、あっという間に搭乗時刻となり、眠気は飛んでいってしまいました。

沖縄到着後は、糸数豪に入り、ガイドの方に沖縄戦があった当時の様子を説明していただきました。ガマの中は光がほとんど届かず、懐中電灯がなければとても歩けない状況に加えて、鍾乳洞に流れる水によって、湿度が高い環境でした。生徒たちは、そのような中を歩きながら、当時の様子を想像していたのではないでしょうか。ガマを見学した後は、ひめゆり平和祈念資料館を見学しましたが、元ひめゆり学徒の方が書いた文章をじっと読む姿が印象的に映りました。

 

さて、一日の終わりに旅の疲れを癒やすには、何と言っても宿での食事が重要です。どのような食事なのかと期待していると、今回はホテルでのバイキングでした。生徒たちは、思う存分に沖縄料理を堪能したことと思います。生徒たちは甘い物が大好きなんですね、スイーツは予定していた量を全て食べ終えてしまって、急遽、追加で用意していただきました。

「3月4日」

それぞれコースごとに分かれて、沖縄の自然や文化を体験しました。ちなみに、私はシーサー作りのコースを引率したのですが、いつの間にかシーサー作りに参加することとなって、生徒と一緒に2時間粘土と格闘してきました。

 

この日の夕食後には「具志堅ファミリー」によるミニコンサートが開かれました。沖縄の定番の唄を披露していただき、クイズなどをはさんで、場を和ましてもらいました。そして、メインイベントは三線の伴奏による校歌斉唱でした。生徒代表が壇上に上がり、普段の式典では聞くことのできない、ハモりながらの歌唱にはビックリしました。最後は、沖縄らしく、三線に合わせてカチャーシーで締めくくり、一日を終えたのでした。

   

「3月5日」

午前中のタクシー移動による県内の見学のあと、夕方になって、70台のタクシーが集合場所の読谷村の役場に次々に到着してきました。この日の夜からは、読谷村の家庭に民泊体験となります。全ての生徒がそろったところで、入村式が行われ、歓迎の演奏と踊りを披露していただきました。3月の沖縄の夕方は思ったより、ヒンヤリしていましたが、日差しは強く、肌に南国の太陽の光を感じました。

 

この後は、それぞれの家庭に移動してしまいましたので、私たちは生徒たちがどのようなことをしていたのかは、知ることはできませんでしたが、きっと充実した時間を過ごしたことと思います。各々の思い出を胸に、東京に戻りました。

<修学旅行(高校2年生)>

さて、中学3年生が沖縄に出発してから、2日後に高校2年生が沖縄にやってきました。中学3年生との違いは、本島での平和学習のあとに石垣島に渡ることです。

石垣島は、東経124°の位置にあり、成城のある新宿区(東経139°)から、経度が15°ずれています。距離にすると、15×111km=1665kmの差で、日の入りは東京よりも1時間遅くなっています。ホテルに着いてから夕食までの時間はまだまだ外は明るく、広い芝生の上で体を動かしている生徒が見られました。(写真は、夕食のものです。西日が強く、お昼のように明るいです。)

 

 

今回宿泊したホテルは、石垣空港からバスで40分程度移動したところにあります。ホテルの目の前がビーチになっていて、様々なマリンスポーツを楽しむことができます。生徒たちは、シュノーケリングをしたり、バナナボートに乗ったり、海での活動を楽しみました。

 

<舟で沖に出て、シュノーケリング>

 

 

<バナナボートに乗って、海の上を爽快に走ります>

 

 

<バナナボートを待つ間は、浜で遊んでいました。ちなみに、海水はかなり冷たいです。>

石垣島での2泊3日の滞在は、ゆったりとした時間でありながらも、あっという間に過ぎていきました。心身共にリフレッシュして、帰路につきました。

3.ターム留学から帰国

2月初旬に、ニュージーランドにターム留学していた6名が帰国しました。出発時は、ワクワク感が大きかったためか、少しそわそわしていましたが、帰国時はとても落ち着いた雰囲気になっていて、一回りも二回りも成長したように見えました。培った英会話の能力を落とさないように、ネイティブスピーカーの英語の先生と積極的に会話してほしいと思います。

※ 肩を組んでの写真撮影は、○○肩のために少し表情が苦しそうになっているかもしれません。

4月10日

校長 岩本 正

 

「明日から入試が始まります。」

いよいよ、明日から入学試験が始まります。受験生のみなさんは、明日の本番に向けて、これまで様々な準備をしてきたことと思います。全てのみなさんが試験会場で力を発揮できるよう、願っています。

ところで、校門を通った後に右側に設置してあるガラスケースに、干支の置物を展示しておきました。毎年、本校の在校生が製作してくれていて、今年の干支「うさぎ」には耳とお尻に金色に輝く三光星がくっついています。干支の置物たちが、受験生のみなさんが無事に受験会場に到着できるよう、見守ってくれることでしょう。

干支の置物を右側に見て、正面が受験会場です。本校の教員の指示にしたがって、入室してください。適度な緊張感を持ちつつも、落ち着いて試験問題に臨んでください。

 

令和5年1月31日

校長 岩本 正

明日からの入試に備えて、生徒をはじめ教職員一同で準備を行いました。
受験生の皆さんは、朝早くからになりますので、暖かくしてお越しください。
なお、当日何か困ったことがあれば、教員もしくは白い腕章をつけた補助生徒に声を
かけてください。
入試広報室

「今までやってきたことが十分に発揮できるよう、最後まで頑張ってください」
(教室設営担当の中学1年H君より)

職員室の中に、にぎやかな声が響いてきました。声のする方向に向かってみると、プールに面した窓から、体育の授業中の声が聞こえてきます。あまりにも楽しそうな声だったので、見に行ってみると、ボールを使って、水球のような競技をしていました。ボールをパスしながら、ゴールに見立てたゴミ箱に投げ入れて得点を得ます。ボールが2個投入されていたので、一つのボールに意識を集中していると、予期しない方向からボールがやってきますので、注意しなければなりませんね。

5月から行われてきたプールの授業は、9月で終了となります。この後は、プールをトンボたちに貸してあげることにしましょう。

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