入学3日目、1年生がランドセルの片付けが終わると、5年生が絵本の読み聞かせをしてくれました。例年は1対1で読んでもらいますが、ソーシャルディスタンスを守るために5年生は黒板の前に立って読んでくれました。少し長いお話でしたが、1年生は真剣に聞いていました。今日はそのほかに、「はじめてのおなまえ」を書いたり、中庭で鬼ごっこをして遊んだりしました。この時期、1年生にとっては学校に慣れ、安心して学校生活をスタートしてくれることが大事です。下校方向別のグループに分かれて帰るころ、「楽しかったぁ…」というつぶやきが聞こえてきました。明日も同じつぶやきが聞けるといいなと思いました。1年生の下校

昨年度はコロナ禍の影響で6月に実施された入学式が、今年度は例年と同じ4月5日に行われました。式では、式辞の前に5年生の代表が1年生が楽しみにしてくれるようにと考えた「1年生を迎えることば」を伝えました。今年度も2年生以上の上級生は参加できませんでしたが、初等部の行事や学習、生活の様子などを子どもらしい視点で紹介してくれました。教室に戻ってからは、担任の先生とお話をしたり、簡単なゲームをしたりして緊張をほぐしました。これからの登校を楽しみにしてくれることを願っています。
2021入学式

秋野菜の収穫1 秋野菜の収穫2生活の時間に、秋に植え付けをしてまだ収穫できなかった野菜の収穫をしました。農園に残っている野菜は、ホウレンソウ、ハクサイ、ブロッコリーです。生活の時間には「小さい頃の写真をご紹介したい!」という声もありましたが、「暖かくなると花が咲いてしまって食べられなくなるよ。」とお話しすると、まだ野菜を収穫してない子から「えっ!」という小さな悲鳴が上がりました。それを聞いて「やっぱり行こう。」「生き物は最優先だから。」と、友達からの優しい声が聞こえてきました。友達への深い思いやりと、今までの生活で生き物を死なせたり、枯らせたりしてしまった“失敗体験”が子どもたちの心の中に生きていることがわかりました。

農園に行ってみると、野草と競うようにして伸びているホウレンソウ、以前より葉が増えて固くて重くなったハクサイ、スーパーの野菜売り場に並んでいるものの倍の大きさに育ったブロッコリーが目に飛び込んできました。育てたきた子どもたちは喜んで収穫しました。翌日、お弁当のおかずにしていただいて食べている子もいました。

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算数で「長さ」の学習をしています。単元の初めに、1m(メートル)のものさしを使って身近なものの長さを測りました。その後、㎝への言い換えや長さのたし算やひき算を学んできました。しかし、計算はできるようになっても、長さの実感が今一歩つかめていないようでした。そこで予定を変更し、「今度はもっと長いものを測ってみよう」と、廊下や中庭で長さを測ることにしました。子どもたちは喜んでたくさんの1mものさしを並べ、「(ものさしを)まっすぐに並べて!」「そこ、ずれてるよ!」と声を掛け合い、協力して中庭の長さを測っていました。授業後の振り返りには「27mもあるとは思いませんでした。」「とっても頭をつかいました。」と、驚きや調べる難しさを書いていました。具体的な活動を通して学ぶことの大切さを改めて感じました。

散歩「さんぽ」の時間に、東調布公園に行きました。公園にある高さ1mほどの小さな坂を見つけると、子どもたちは横になって自然と転がりはじめました。友だちが転がる姿を見ては大笑い、自分が転がっては大笑い。また、色々な木の実や葉を見つけ、大切そうに両手に抱えてニコニコしている子もいました。「これは何の実かな?!」「こんな葉っぱも見つけた、見つけた!」「こんな形の石もあったよ!」と、あちこちから色々なものを見つけてきました。子どもたちは「転がる」ことも「楽しい遊び」に、そして木の実や葉っぱを「宝物」に変えてしまう不思議なパワーをもっています。

書写23年生から始まる書写の授業では、毛筆を練習しています。コロナによる休校で1学期に書写を行えなかったので、子どもたちは書写の時間をとても楽しみにしていました。初回の授業では使用する道具の確認、準備の方法、筆の持ち方、姿勢など書写をする際の注意点について学び、横線を書く練習で「一三」と書きました。筆の持ち方や、背中を延ばす姿勢に、はじめは苦戦をしていましたが、次第に書けるようになりました。子どもたちは「ただ横に書くだけだけれど難しいな」や「筆に力を掛けすぎると文字のバランスが悪くなるね」など、様々な気付きがありました。心がこもった素敵な字が書けるように練習を重ねていきます。

じゃがいも世話3 コロナの関係で、今年の1年生はサツマイモ栽培ができなかったので、秋植えのジャガイモ栽培に挑戦しています。

先日、1年生は農園へ行きました。雑草抜きの世話をするために、雑草とじゃがいもの葉を見分けようと、図鑑のコピーを持って行きました。そして、実際の葉とコピーを見比べながら雑草だけを抜きました。じゃがいもが大きく育つようにと「芽かき」もしました。細い茎を選び、ハサミでチョキン!!茎を切る時に切り口から「しる」がでてくるということに気がついた子がいました。 教室に帰ってから、「あれはおいしくなるしるだとおもう!」「えいようをはこぶしるだよ!」と、目を輝かせながら話し合いました。子どもたちは栽培活動を通し、自然に親しむ心、不思議に思う心、探究心を育んでいます。

キンモクセイの花びら先週は台風14号の影響もあり、雨天が続きました。通学路にあるキンモクセイも雨があたって花が散り、地面をオレンジ色に染めていました。下校の様子を見ていると、冬服に衣替えをした子どもたちがそれを避けるように歩いていました。

10月も中旬に入り、雪谷も一雨ごとに秋が深まっています。

運動会練習運動会の練習が始まっています。今年度は例年と異なり外部の方への公開もなくなり、参加人数や応援する方の人数を抑えての開催になりました。子どもたちは自分の参加する競技の練習を楽しんでいます。昨日は1,2年生は一緒に清明音頭の練習をしました。グラウンドに描かれた大きな円を囲み、2年生がペアの1年生と並んで踊りました。初めはおそるおそる踊っている子もいましたが、調子が出てくると「よい、よい!」と元気な掛け声が出ていました。1,2年生のペアでの活動がようやく始まりました。

アフターコロナの読み聞かせ2学期が始まり、新型コロナウィルスに気をつけ、新しい生活様式での学習が続いています。「文学の時間」も以前のような図書室のカーペット上ではなく、席についての読み聞かせになりました。いすに座って聞くと教師との距離が遠くなり、「特別」感はやや薄くなりますが、子どもたちは真剣に、ときには笑いながら読み聞かせを楽しんでいます。

 

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