『AIに負けない子育て~ことばは子どもの未来を拓く~』(内田伸子著 ジアース教育新社)の「はじめに」の中で、著者は「AIに負けない力を育てるのに親や先生は何ができるのかについて提案してみたいと思いました。」述べており、そこに興味を持ち、本を手に取りました。

 

今回は、その著書で取り上げている日米における『教室談話』の違いとその影響を話題にしたいと思います。

 

 

まず、著者は、教育社会学者の渡邉雅子さんの指摘する日米における小学校5年生の歴史の授業の「教室談話」の違いを取り上げておりました。
その違いを一覧にしますと、次のようになります。

 

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同学年の授業談話、授業風景とは思えませんね。

 

 

次に、この教室談話の違いが

 

・日本の子どもの作文は、時系列因果律で書かれており、最後には、教訓を付け加える子どもが多かった

・アメリカの子どもの作文は、結論先行型構造作文だった

 

ということで、作文の書き方にも影響しているというのです。

「スタンフォード大学心理学部附属小5年 マーク」の書いた作文を引用しますと、次の通りです。

 

ジョンにとってはこの日はとても不運な一日でしたなぜwhy不運だったかというとbecause)②前の晩、遅くまでゲームで遊んでいました。そこで(so)朝寝坊してしまいました。③あわててバス停に急ぎましたが、おまけに、バスを乗り間違えてしまいました。③遅刻したため野球の試合に間に合わず試合に出られなかった。④そこで(so)ジョンにとってこの日はとても不運な一日だったのです

 

 

その小学5年生の作文は、

・「AはBだ。」

・「なぜならば、それはC、更にDであった。」

・「その結果、Eとなった。」

・「つまり、AはBなのである。」

という構成であることはたしかですね。

 

 

 

<「教室談話」=「結論先行型作文」>かは別にして、授業(での言葉)が子どもの未来を拓く源であることは確かだなと考えています。

…みんなで登山

こんにちは。貞静学園中学校です。
 
12月5日(土)10時より、【中学校 学校説明会】を追加開催いたします。
 
これまで定員が少ないために早い段階で受付締切となってしまい、ご迷惑をおかけしておりましたが、少しでも多くの方に本校をご覧いただく機会となれば幸いです。
なお、追加開催につきましては、「本校の学校説明会に初めて参加される方」を対象とさせていただきます。
 
お早めに下記のリンクよりお申込みください。
 
********************
 
ご予約:要 →【こちら】の申込ページより12/5(土)学校説明会をお選びいただき、必要事項をご入力のうえお申込みください。
 
上ばき:不要
 
※説明会後、「校内見学」や「個別相談」も実施いたします。
※「体験授業プログラム」は実施いたしません。
 
********************
 
ぜひ多くの方に本校の取り組みや魅力を知っていただき、志望校のひとつとしてお選びいただけることを願っております。
 
なお、新型コロナウィルス感染症対策として密集を避けるため、限定13組での実施とし、保護者の方のご同伴は1名までとさせていただきます。
ご理解とご協力をお願い申し上げます。

みなさん、こんにちは。
 
今月から池袋駅のデジタルサイネージに本校の広告が掲載されています。

学校名と中学生の写真がとても目立つビジュアルです。
 
 
 
副都心線改札付近・丸ノ内線との乗換通路に22箇所掲載されています。

お近くをお通りの際は、ぜひご覧ください!

ある本を読んでいて、こんな文章を思いつきました。
 
誰もが皆、排除されるのを気にして、自分の個性を殺して、言われたとおりに、目立たないように(   )。

 
 

さて、(  )に次の言葉を入れてみましょう。
 
①生きている
誰もが皆、排除されるのを気にして、自分の個性を殺して、言われたとおりに、目立たないように生きている。

 

②仕事をしている
誰もが皆、排除されるのを気にして、自分の個性を殺して、言われたとおりに、目立たないように仕事をしている。

 

③勉強している
誰もが皆、排除されるのを気にして、自分の個性を殺して、言われたとおりに、目立たないように勉強している。

 

①そんな社会で生きていたくないですよね。
②そんな会社で仕事をしていたくないですよね。
③そんな学校で勉強したくないですよね。
 
つまり、自由のないところには人間性もなく、何をしていてもつまらないですよね。

 

では、「自由」であるためにはどうすればいいのでしょうか。
冒頭のある本とは『哲学で子どもの思考力が伸び、心が成長する』です。
その中で、著者小川仁志(山口大学国際総合科学部准教授)は、寛容さが大切であること、そして「理性の営み」が必要と述べておりました。
 
確かに、この本は、論点を整理し分かりやすく書かれており、「思考力が伸び」る一冊になるなと思いながら読みました。
…みんなで登山

こんにちは。貞静学園中学校です。
 
先日、総合学習の中間発表であるグループ発表会を行いました。
(通常は文化祭で行なっていましたが、今年度は残念ながら文化祭が中止となったため、各学年での発表となりました!)
 
今年度は「環境」をテーマに学習をしています。
 
夏休みから探究活動を行い、
 
①地球温暖化
②ごみ問題・3R
③環境汚染・化学物質
④生物多様性 ・環境保護
⑤エネルギー
⑥世界、地域の取り組み

 
の6項目について、各班に分かれて模造紙よる展示発表とプレゼン発表を行いました。
 
緊張感漂う中、1年生は初めての体験でしたが、素晴らしいプレゼンを行いました。
2・3年生は落ち着いた態度で、先輩としての成長が見られました。
 
これから、2月に行われる個人研究発表会に向けて学習をさらに深めていきます!
 

みなさん、こんにちは。

11月14日(土)の中学校説明会につきまして、これまで感染症対策の一環としまして定員を10組とさせていただいておりましたが、会場環境を見直し、若干名増員することといたしました。

これまで定員が少ないために早い段階で受付締切となってしまい、ご迷惑をおかけしておりましたが、少しでも多くの方に本校をご覧いただく機会となれば幸いです。

お早めに下記のリンクよりお申込みください。

 

【お申込み】

こちらの申込みページより第6回学校説明会(11月14日実施)をお選びいただき、必要事項をご入力のうえお申込みください。

引き続き感染症対策として、1名の受験生あたりの付き添いの保護者様は1名とさせていただき、入場時には検温・消毒を実施させていただきます。

また、入場時にはマスクの着用をお願いいたします。

ご理解とご協力をお願いいたします。
 
 

なお、上記説明会以外での個別相談も随時受け付けております。
お気軽にお電話(03-3943-3711)でご相談ください。

こんにちは。貞静学園中学校です。
あっという間に11月ですね、最近の中学校の様子をお伝えします。
 
出会いがあれば、別れもありますが、これまで長年お世話になったネイティブ講師Jennifer先生が本校を去ることになり、感謝の気持ちをお伝えしました。
 

 
中学校では、英会話の授業を始め、毎日の英会話終礼や行事などでジェニファー先生とたくさんの時間を過ごしてきました。
とってもシャイな生徒にも、いつも笑顔で話しかけてくださり、自信をつけてくださいました。
 
皆んな先生が大好きです!
これからも身体に気をつけて、ご活躍を応援しています。
 

 

 

「教育実習で評価が甘くなる」として「母校実習」を原則禁止することが話題になったことがあるようです。
皆さんは、「母校実習」を原則禁止するという話をどう思いますか。
 

本校では、卒業生3人を迎えて、教育実習Ⅱ期として9月28日(月)より10月17日(土)までの3週間の教育実習を行いました。
今回は、実習生の最後の日の挨拶をお届けしたいと思います。

 

S・Kさん(専修大学)

<与えてくれたもの>
私にとってこの3週間は先生方や生徒の皆さんが与えてくれた優しさで頑張ることが出来ました。その気持ちに応えられるのかと悩みましたが、出来ることを一つ一つ努力し、無事乗り越えられ、人との繋がりを感じ、楽しい日々でした。

 

M・Kさん(國學院大學)
3週間振り返って、専門教育のことから教育指導など、教師の仕事の大きさや深さを肌で感じることが出来ました。先生方は私が在学していたときと変わらず、常に生徒一人ひとりの事を考え寄り添っていて、生徒たちは先生方を信頼していると感じました。教育実習を通して改めて教育現場に携わりたいと強く思いました。

 

M・Kさん(桐朋短大)
大変だったが、全部異なる13の授業を無事終える事が出来てホッとしています。厳しい環境を乗り越えることが出来たのは、担当の先生方のご指導と貞静学園での厳しい校則が私の基本となっているからです。改めて母校で教育実習に来られて良かったと思いました。

 

先生方の評価はなかなか厳しかったですよ。
「教育」の空に飛び立とうとしている雛は十分な餌(え)をついばみました。
…みんなで登山

みなさん、こんにちは。

高等学校の学校説明会につきまして、会場環境を見直し、これまで感染症対策の一環としまして定員を50組とさせていただいておりましたが、今後の説明会の定員を75組に増員することといたしました。

10月31日(土)の第5回学校説明会以降の説明会につきまして、定員を75組とさせていただきます。

これまで定員が少ないために早い段階で受付締切となってしまい、ご迷惑をおかけしておりましたが、少しでも多くの方に本校をご覧いただく機会となれば幸いです。

お早めに下記のリンクよりお申込みください。

 

【お申込み】

【こちら】の申込ページよりご希望回の学校説明会をお選びいただき、必要事項をご入力のうえお申込みください。

引き続き感染症対策として、1名の受験生あたりの付き添いの保護者様は1名とさせていただき、入場時には検温・消毒を実施させていただきます。

また、入場時にはマスクの着用をお願いいたします。

ご理解とご協力をお願いいたします。

 

2学期に入ってから、2期にわたって行われてきました「教育実習期間」が昨日で終了しました。
後期の実習生は3名、3名とも卒業学年が異なる、という少し珍しい状況でしたが、実習中は3名で励まし合い、高め合う姿も見られました。
実習生にそれぞれの実習期間を振り返ってもらいました。
 
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実習生E(専修大学)
「3週間を通して、担当学級、担当教科の生徒だけでなく、学年全体の生徒と一緒に授業を行えたこと、そして支えてくださった先生方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。明るく素直な生徒のみなさんと楽しく過ごせた日々は、私の大きな財産となりました」
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実習生F(國學院大学)
「実習中はとても不安な毎日でした。いま、3週間を終えて「安心した」というのが一番大きいです。実習を通して、多くの生徒と関わることができて、また多くの経験ができて、自分の成長につなげることができたと思います。そして、改めて教育現場に携わりたいと思いました。大学に戻ってからもがんばります!」
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実習生G(桐朋学園芸術短期大学)
「本当にあっという間の3週間でした。初めは慣れるのに苦労しましたが、生徒の元気な挨拶と笑顔でたくさんの元気をもらえた気がしました。研究授業の準備に追われる中で体調を崩した日もありましたが、どうにか乗り越えることができました。それも、先生方をはじめ生徒のみなさんがいてくれたからこそだと思います。温かい目で見守ってくださって本当に感謝の気持ちでいっぱいです!」
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実習生のみなさん、本当にお疲れさまでした。
また卒業生として(いつかは教員として?)いつでも学校に戻ってきてください。
 
PXL_20201017_082652060.PORTRAIT

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