本日3月20日(金・祝)、探究学習の全国大会「第16回 TWICE AWARD(トゥワイス・アウォード)」が開催されました。
今年度の大会には全国から107校、約26,600人もの生徒がエントリー。その中でも本校の生徒が挑戦した「起業シミュレーションワーク」部門は、全国から302チーム・1,508人が参加する激戦区となりました。本校からは、1次審査を突破し、更なるブラッシュアップを重ねた2チームが、全国わずか4校7チームの精鋭として選出され、本校会議室からオンラインでの最終審査に臨みました。
1年生チームの「日本NUM」は、災害大国・日本において多くの人が抱える「何を用意すればいいか分からない」という課題に着目し、一人ひとりに寄り添う「カスタマイズ型防災バッグ」を提案しました。家族構成やペットの有無に合わせた用品を選べるこのサービスは、1次審査でのフィードバックを元に、スライドの図解化やキャッチフレーズの導入を行うなど、視覚的な分かりやすさを徹底的に追求して本番に臨みました。
審査員からは「カスタマイズという視点が素晴らしい」と高く評価されたほか、ビジネスを継続させるための仕組みとして「定期便」や「成長に合わせた内容の更新」といった、実社会を見据えた発展的なアドバイスをいただくことができました。
同じく1年生チームの「ニタバ」は、カフェインの過剰摂取リスクを解決すべく、カカオ由来の成分「テオブロミン」を活用した健康的な眠気覚ましドリンクの事業計画を披露しました。社名には「Natural Innovation To Active Body(自然な革新で体を活性化する)」という力強い想いを込め、SDGsへの貢献から将来的な上場までを見据えた壮大なビジョンを堂々と発表。
あえて「台本を作らず、その場の熱意を言葉にする」というスタイルで挑んだプレゼンテーションは、審査員から「起業家に必要な、人の心を掴む工夫が感じられた」と、その並外れた熱量に対して非常に高い評価をいただきました。
全7チームの熱気あふれる発表が終了した後、20分間にわたる厳正な審議が行われ、閉会式にて結果発表が行われました。審査の結果、本校から出場した「日本NUM」および「ニタバ」の2チームは、共に見事「優秀賞」を受賞いたしました。
全国約26,600人の頂点を決めるファイナリストとして、プロの審査員からの鋭い質疑応答にも自分たちの言葉で堂々と受け答えをした姿は、1年生とは思えないほど頼もしいものでした。自分たちのアイデアが社会でどのように評価され、どう改善すべきか。この数ヶ月間、チームで試行錯誤を重ね、真剣に向き合ったプロセスは、生徒たちにとって大きな自信と財産になったはずです。
大会を終えた生徒たちの表情には、全力を出し切った充実感と、全国最高峰のレベルを肌で感じたことによる新たな意欲が溢れていました。ある生徒は「全国大会に出られたので、グランプリを取れるのではないかとちょっと思っていたので、悔しさを感じました。しかし、このような経験が出来て良かったです。」と感想を話していました。
今後も日本大学明誠高等学校では、生徒の主体性を引き出し、実社会とつながる探究活動を推進してまいります。応援いただいた保護者の皆様、関係者の皆様、誠にありがとうございました。