01 (1) 10/25(金)、11/5(火)に札幌市防災協会の方々に来校いただき、高校1年生全員を対象に各クラス「救急救命講習」を実施しました。
内容は心肺蘇生法(人形を使っての人工呼吸、心臓マッサージ)やAEDの使用方法などの講義・実技で、10名程度の班に分かれてじっくりと指導していただきました。
生徒たちは真剣に、ときに笑顔で取り組み、充実した講習となりました。ご協力いただきました、札幌市防災協会の皆様、本当にありがとうございました。

03 (1) 10月31日(木)に高校2年生の5名が「北海道がんセンター医療体験」に参加しました。「ダビンチを使っての手術見学」「検査部・病理部・放射線診断部門・薬剤部等の見学」をさせていただきましたが、そのすべてに加藤院長先生が同行し、説明してくださるという貴重な体験をさせていただきました。生徒からは「医師やヘルスケアの職員・技師の方が”ONE TEAM”となって患者さんにベストな治療を提供しているということが実感できた」「先生方がチーム医療を強調しておられたが、医療現場では本当に“チーム”というものが大切なのだということが実感できた」といった声が聞かれました。1人のがん患者の治癒までには多くの部署とスタッフが関わる、すべての部署・スタッフにはたった1つのミスも許されないという緊張感を、参加生徒達が一部でも体感できたことはとても貴重な体験となりました。加藤院長先生をはじめ、今回受け入れていただいた北海道がんセンターの皆様に心より感謝いたします。

01 11月5日(火)、高校1年生を対象に「北嶺ロースクール」が行われました。本校OBの種田弁護士(14期、東大法学部卒)に来ていただき、講演をしていただきました。今回は“有罪判決はどのようにして生まれるのか”というテーマで、逮捕から送検、起訴から判決までの一連の流れを具体的な事例も交えながらお話いただきました。生徒は中学3年次に公民科の授業で学習はしているものの、実際の法曹関係者からのお話ということで、どの生徒も非常に興味深く聞いている様子でした。冤罪がどのように作られるのかというお話も具体的なニュース映像を紹介しながらご説明いただき、大変分かりやすい講演となりました。
放課後は座談会が行われ、15名の生徒が参加しました。民事事件の訴状や内容証明郵便の作り方などのお話のほか、種田先生が北嶺の生徒であったときの生活や東大在学時の学生生活などのお話がありました。参加した生徒からは意欲的に質問が飛び交い、1時間程度ではありましたが非常に内容の濃い座談会となりました。
12月には札幌弁護士会主催のジュニアロースクールが札幌弁護士会館で開催されます。高校生以上が対象ですが、積極的に参加をして欲しいと思っています。

04 10月31日(木)から11月4日(月)、本校の秋休みを利用して「Sプロジェクト」の最終研修であるアメリカのNASAサイエンスツアーへ行ってきました。中学3年生から高校2年生の希望者15名が参加する3泊5日の旅でした。
ワシントン市ではスミソニアン航空宇宙博物館の本館と新館の両方を見学してきました。どちらも広大な建物内の空間に所狭しと飛行機やロケットが展示されており、特にスペースシャトルの「ディスカバリー号」や第2次世界大戦で日本に原爆を落とした「エノラゲイ」、初めて空を飛んだライト兄弟の「ライトフライヤー号」、初めて大西洋(ニューヨーク・パリ間)無着陸飛行に成功した「スピリットオブセントルイス」、そしてアポロ計画で使われた様々なものまで、全て本物が並んでおり、生徒たちは一つ一つに歓声を上げ、目を輝かせながらカメラのシャッターを切っていました。その後、ワシントンの市内を観光しましたが、「リンカーン記念堂」、「ホワイトハウス」、「国会議事堂」など教科書やニュースでもよく見る本物の建物を目の前に生徒たちは感激していました。

続いて空路にて今回のメインであるフロリダのオーランド市にある「NASAケネディ宇宙センター」へと向かいました。気温が30度近くにもなる快晴の中、NASAが宇宙へと挑戦していく過程が手に取るようにわかる貴重な経験をすることができました。アメリカ初の有人ロケットから始まり、アポロ計画での月面着陸、そしてスペースシャトルや宇宙ステーションに至るまでの詳細な資料や展示物に圧倒されるばかりでした。バスツアーでは何度もテレビで見たNASAのロケット発射台や発車前のロケット組立場等も見ることができました。

今回のツアーで生徒たちは、人類の空へ、そして宇宙へのあくなき冒険心と、幾度もの失敗をチャレンジ精神で乗り越えてきた歴史を、存分に体感することができました。生徒達にはこの貴重な体験を、今後の人生の糧としていってくれることを期待しています。

03 11月3日(日)に、京王プラザホテル札幌で行われた「第5回国際ユースフォーラム札幌大会」に高校2年生の小林君、堀君、森川君、高校3年生の今村君が参加しました。
このフォーラムは毎年、北海道日米協会が主催し、在札幌米国領事館等が後援・協賛している権威あるもので、道内の高校生・大学生や北海道インターナショナルスクール(HIS)の学生、日米協会会員が、日米の親善と交流をテーマにワークショップ形式の討論会を行うものです。
開催5回目を数える今年はゲストスピーカーに「NHK国際報道局」のチーフである道傳愛子氏を招き、“The Power of Civil Society”というタイトルで英語での基調講演をしていただきました。講演を聴いたのちグループに分かれ、英語を用いて意見交流を行いました。各グループには、他校の高校生や大学生はもちろん、留学生やHISの学生など様々なバックグラウンドを持つ参加者がいて、大変貴重な時間を過ごせたことと思います。
参加した森川君は「初めてこのような場に参加してみて分かることがたくさんあった。同年代の人と英語で話すことは楽しかった。」と感想を述べてくれました。
「グローバル化」という言葉があちこちで聞かれる昨今、様々な論点について批判的に考え、自ら意見を持ち、それを伝えたり、異なった意見を受け入れる力はますます必要になります。今後もこのような機会を積極的に活用し、グローバルな視点を涵養してほしいと思います。

08 今年度2回目となる砂川市立病院での1日医療体験に、高校2年生5名が参加しました。前回と同様に、①院内の施設見学、②カテ室見学、カテーテル治療体験、③腹腔鏡体験、④顕微鏡バイパス体験などの模擬手術を、一人一人丁寧にご指導頂きました。生徒達は術衣に着替え、実際の手術で使用する器具を手に触れることで、自分が医師になったときのイメージができ、医師への想いがさらに強くなったと感想を述べていました。また、北嶺卒の研修医の先輩と昼食を共にし、これからの受験に向けてのアドバイスや、医師としての心構え、医師の研修制度などを詳しく聞くこともできました。生徒達は今回の医療体験を通して、医師としての将来像をより明確にする大変貴重な時間を過ごすことができました。
今回も本校の卒業生の保護者である清水先生や、在校生の保護者である古明地先生、また山田先生、研修医の本校OBである中尾先生(15期)、武川先生(22期)を始め、多くのスタッフの方にご協力を頂きました。大変感謝申し上げます。

08 今回で19回目になる「東京の大学見学ツアー」を10月31日、11月1日に実施しました。卒業生の案内で、初日は東京大学本郷キャンパス、慶応義塾大学三田キャンパス、2日目は早稲田大学、東京工業大学、一橋大学、東京医科歯科大学の見学をしました。キャンパス案内のために約50名以上の大学生、大学院生が駆けつけてくれました。天候にも恵まれ、各大学で先輩と交流しながら大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。

また、初日夜には毎年恒例の卒業生との座談会を開催しました。東大、一橋、東工大、慶應、早稲田、東京医科歯科などの大学生や大学院生を始めとして、官僚、弁護士、パイロット、理研研究者、大手銀行員、経営コンサルタントの他、大手企業、総合商社や外資系企業勤務、ベンチャー起業家など、社会の第一線で活躍する90名もの先輩が集まってくれました。その光景は圧倒的なもので、生徒たちは目を輝かせて先輩方の話に聞き入っており、座談会終了時には「もっと長く先輩方と話したかった」と言っていた生徒が多く見られました。

ツアーの終わりには、自民党本部において前文部科学大臣柴山昌彦衆議院議員、中村裕之衆議院議員からの講演会を実施しました。将来社会のリーダーとして活躍する北嶺生に向け、今後の激動の時代に必要な資質、人材についてのご講演をいただきました。普段は入ることの出来ない場所で、現役の国会議員の方からお話をいただけたことは大変貴重な経験になりました。

生徒達には今回のツアーを契機として、さらに自分の将来について真剣に考える時間を増やすとともに、今回の経験を学校生活に生かして、充実した北嶺生活を送ってほしいと思います。今年ものべ100名以上のOBが協力してくれました。北嶺にしかできないこの研修で、「北嶺ファミリー」の絆を強く感じることができました。ご尽力いただいた先輩方には心より感謝いたします。

04 10月29日(火)、中学1年生がボランティア活動の事前学習を行いました。11月に学級ごとに札幌市清田区内の特別養護老人ホームを訪れ、ボランティア活動をするにあたり、清田区介護予防センター北野・平岡の渡邉和人様にご来校いただき、心構えや注意点などについて、および特別養護老人ホームとはどのような施設であるのかなどについてご講演をしていただきました。ボランティア活動とはなにか、特別養護老人ホームには認知症の方も多くいらっしゃるが、そもそも認知症とはなにかということについてとても分かりやすくご説明いただき、どの生徒も熱心に耳を傾けていました。
ボランティア活動は11月6日(水)、12日(火)、18日(月)の3日間にわたり、合計5つの施設様に伺って行われます。ぜひ普段の学校生活では得られない貴重な体験をしてきてもらいたいと考えています。

03 10月26日(金)、10月メディカルスクール講演会を実施しました。今回は講師に本校在校生の保護者でもある、愛仁会千船病院副院長吉田茂樹先生を迎え、「これから医師を目指す若者に伝えたいこと~産婦人科医療の魅力、現況と未来~」と題しご講演をいただきました。講演では、大学入試について、卒後の初期研修制度と後期新専門医制度を踏まえた大学選択について、海外留学の勧め、大学病院での勤務・大学院での研究生活について、産科・周産期診療の魅力と現状、婦人科手術、ダビンチによる最新婦人科ロボット手術の現状と未来、産婦人科医療、産婦人科医不足の現況と問題点等について、大変詳細にお話いただきました。ドラマ「コウノドリ」の映像を交え、また多くの医学生の産婦人科志望動機を紹介してくださりながら、生徒たちにとって他では知りえない大変貴重な内容をお伝えいただき、今回のお話で「将来自分も産婦人科医に!」という気持ちが芽生えた生徒もいたようです。

吉田先生には今回北嶺生だけのために、大変お忙しい中神戸から札幌にお越しいただきました。また、冬休みには千船病院でメディカルスクール医療体験として生徒を受け入れていただけることにもなっています。重ねて心より感謝申し上げます。

02 (1) 10月16日(水)、本校6期生の卒業生で現在公認会計士・ビジネスコンサルタントとして活躍されている池脇竜太さんにお越しいただき、高校2年生全員に講義をしていただきました。公認会計士としての、また経営のプロとしてのお立場から、モノに新しい価値を与えるためには「観察眼・知識・考える力」こそが必要であり、あらゆることを広く学ぶことが非常に重要であるということを、具体的で分かりやすい例を交えつつお話をいただきました。一橋大学に在学していた時には資格試験を見据えて1日14時間以上勉強をしていたというご自身の体験談などもお話になり、どの生徒も集中して耳を傾けていました。
放課後には座談会が行われ、そこでは「会社を助ける」という仕事の具体的な内容ややりがい、仕事をしていて充実感を感じる瞬間についてなどのほか、趣味のお話など多岐にわたってざっくばらんに生徒と語り合っていただきました。座談会に参加した生徒からは積極的に質問が飛び交い、とても充実した時間となりました。生徒は今回の経験を通じ、どのような形で社会に貢献していくのかということを改めて考える、大変貴重な時間となりました。
今後もビジネススクールでは経済界などでご活躍されている方々をお招きし、生徒にとって自らの進路選択の幅が広がるような機会にしていきたいと考えています。

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