08 昨年のJAXA研修に続き、Sプロジェクトの一環として、中学3年生が赤平市にあります植松電機様を訪問しました。
まず始めに、植松努社長の講演「思うは招く~夢があれば何でもできる~」を聴き、「どうせ無理」ではなく「だったらこうしてみたら」で力になることや、人間は必ず失敗するが乗り越えることで力になること、未来は誰にも分からないから諦める理由がないなど、生徒に勇気と自信を与えてくださるメッセージを頂きました。
その後、生徒は説明書を読みながらモデルロケットを作成しましたが、わからないことは周りと協力しながら完成させることができました。午後には、それを自分の手で打ち上げる実験もあり、空高く打ちあがったロケットに大きな歓声が上がっていました。また、CAMUI型ハイブリッドロケットの燃焼実験もあり、間近で見るロケットエンジンから出る大音量と炎の迫力も体感でき、実りの多い体験学習になりました。
10月末には同じくSプロジェクトの取り組みとして、今年も希望者によるアメリカ航空宇宙局(NASA)のケネディ宇宙センターの見学も予定しています。

04 (1) 9月18日(水)の1時間目に、高校2年生を対象とした北海道大学の説明会を実施しました。北海道大学高等教育推進機構の橋村先生にお越し頂き、北大の歴史を始めとしたキャンパス紹介、入試制度の改革や、新渡戸カレッジなどの入学後のカリキュラム、さらには高校生として身に付けておくべき資質、能力や今すべきことなど、幅広い観点からお話し頂きました。北海道大学は本校の生徒の多くが進学を希望している大学であり、生徒たちの関心は非常に高く、皆真剣な表情で説明を聞いていました。特に入試改革に関わることは高校2年生に関わることでもあり、直接お話を聞くことができたことは大変貴重でした。今回の説明会は、生徒たちにとって大学入学後やさらにその後の将来について、真剣に考える大変良い機会となりました。今回学んだことや感じたことを生かし、受験生として今後の取り組みをさらに充実させてほしいと思います。

04 9月のメディカルスクール講演会を実施しました。今回は北嶺4期生の先輩で、旭川医科大学眼科副科長の十川健司先生にお越しいただきました。十川先生からは、なぜ医師を目指すのか、ご自身の受験生時代から大学時代のエピソードや失敗談、医師になってから持つべき目標、そして眼科の研究やその魅力について、後輩たちに大変丁寧にお話していただきました。特に眼科医については、「見えなくて困っていることから患者さんを救うことができ、感謝されることが非常に多いやりがいのある仕事である。医療・医師は命を救うことだけが目的ではなく、多岐にわたるものだ。」ということを生徒たちに伝えてくださいました。我々の日常生活において大切な役割を果たしている「目」ですが、それに関わる病気、治療について、多く写真や実際の白内障手術の映像も交えながら専門的に説明していただき、生徒たちは興味津々に先生のお話を聞いていました。十川先生には大変お忙しい中北嶺までお越しいただき、心より感謝申し上げます。

11 9月9日(月)1時間目に、生徒会役員選挙、立会演説会が体育館で行われました。高校1年生の3名が立候補し、生徒会長には永井君、生徒会書記長には作田君、生徒会議長には磯部君が立候補し、それぞれの公約や、今後取り組んでいきたいことなどを語ってくれました。3名ともに共通していたことが、「これまでの生徒会の良いところを踏襲しつつ、新しいことに挑戦していきたい。生徒会執行部全員が自ら考え、行動していくことができるような組織にしていきたい。」ということでした。その熱い思いに生徒たちも真剣に耳を傾けていました。その後、投票が行われ、選挙管理委員会による開票の結果、3人とも信任されました。10月からは、この3人を中心とする生徒会執行部が北嶺を今まで以上に盛り上げてくれることを期待しています。

17 9月3日(火)に体育祭が開催されました。今年は天候に恵まれ、当初の予定通り中学生は北嶺会場、高校生は野幌会場(野幌総合運動公園)で実施することができました。
高校3年生にとっては最後の体育祭となりました。生徒たちはのびのびと競技に取り組み、おおいに盛り上がりを見せ、素晴らしい体育祭となりました。1学期から準備にあたってくれた生徒会執行部および手伝ってくれた生徒の皆さん、お疲れ様でした。
結果は以下のとおりです。

※中学生と高校生に分けて写真を掲載しています。下の方までスクロールしてご覧ください。

【中学生】

【高校生】

ドッジボール
サッカー
ソフトボール
総合結果
1位  3-2
1位  3-4
1位  3-1
優勝  3-2
準優勝 3-3
準優勝 2-2
  バスケットボール
バレーボール
サッカー
ソフトボール
総合結果
1位  5-3
1位  4-3
1位  5-1
1位  6-1
優勝  4-3
準優勝 5-3
3位  6-1

 

02 (4) 9月2日(月)、東大プロジェクトの一環として、中学生向け「東京大学ガイダンス」を実施しました。冒頭、谷地田校長より「生徒諸君には『目は高く、足は大地に。めざすなら高い嶺。』という北嶺建学の精神を大切にし、最高峰である東京大学に入る力を持てばそれ以外の選択肢も大きく広がるという気持ちで、中学生の今から研鑽を積んでほしい。」という言葉がありました。続いて進路指導部より東京大学について、学部、入試制度、卒業後の進路等の説明がありました。そして今回は、現役東大生からのプレゼンテーションということで、卒業生の26期西川先輩(東京大学医学部)、27期市村先輩(東京大学医学部)、27期千先輩(東京大学工学部)に来校していただき、東大の魅力、大学生活、研究内容、受験時のことなどを語ってもらいました。現役東大生のお話を直接聞くことができ、中学生にとって将来のことを考える貴重な機会となりました。

02 (3) 8月31日(土)、高校3年生に向けて「進学説明会」、高校2年生に向けて「新大学入試、英語検定試験説明会」を開催しました。
高3生向け進学説明会では、谷地田校長より29期生に向けて、「生徒諸君には受験に関わる全てのことを自分の責任で進めて欲しい。最後の最後まで北嶺を信じて授業や講習を大事にして欲しい。次年度から新しい入試になるからといって弱気にならず、第一志望を初志貫徹できるように努力を続けて欲しい。29期生なら必ず夢を実現させられると信じている。」という激励の言葉をいただきました。続いて進路指導部より、29期生の模試結果分析、高大接続改革、受験までの日程や流れ、推薦・AO入試、センター試験の出願などについての説明がありました。29期生の大学受験に向けた動きが本格的に始まります。「目は高く足は大地に、めざすなら高い嶺」の精神で、皆でスクラムを組んで第一志望合格を勝ち取っていきましょう。
また、高2生向けの説明会では、現高2生より大学入試が変わることを受け、大学入学共通テスト、英語資格・検定試験成績提供システムの共通ID発行申し込み、大学入試用英検の申し込みなどについての説明がありました。主な変更点や今後の流れ、北嶺の教育方針について、保護者の皆様と共通認識を持つことができました。

04 8月28日(水)4時間目に避難訓練を実施しました。雨のため予定を変更して体育館への避難となりましたが、階段や廊下で混乱することもなく全校生徒がすみやかに落ち着いて行動し、例年よりも速い時間で安全に避難することができました。避難後、お忙しいなかお越しいただいた清田消防署の方から地震と火災のお話を頂いたのち、消火器の使い方について中学1年生9名が実際に水の入った消火器を用いて消火体験を指導して頂きました。また、中学2年生6名は簡易担架作りに挑戦し、身近にあるもので救助ができることを学ぶことができました。今回は理科準備室からの火災を想定した避難訓練でしたが、北海道胆振東部地震から1年が経過しようとしている今、火災だけでなく地震についても避難や防災について考え、訓練しておく必要があります。自分の身を守ること、他者を守ること、それにつながる知識や経験を、一つでも多く身につける良い機会になってくれていればと思います。

03 8月23日(金)に8月のメディカルスクール講演会を開催しました。今回は北嶺3期生の先輩で、神戸大学大学院医学研究科整形外科学の星野祐一先生のご講演でした。星野先生は北嶺在学時は青雲寮生で、さらに柔道部とラグビー部に所属されており、北嶺の草創期に今に繋がる様々な取り組みの基礎を作った大先輩です。北嶺時代や受験時、大学時代のことなどをユーモアたっぷりにお話いただき、また現在の臨床や研究内容、スポーツドクターとしての活動など、整形外科医としての専門的な内容も生徒にわかりやすく伝えて下さいました。卒業生である先生はさすが北嶺生の特徴をよく理解されており、講演の間ずっと生徒の興味を惹きつけながら話していただき、生徒は大変有意義な時間を過ごすことができました。講演の最後には、留学時代のことや世界で活躍することの意義を踏まえ、北嶺生には「目は高く、足は大地に。めざすなら高い嶺」をモットーに世界のトップレベルで活躍することを目標に努力を続けてほしいというメッセージをいただきました。講演終了後も生徒からの質問が後を絶たず、100分の講演時間では足りないほどでした。星野先生には今回、この講演会のためだけにわざわざ神戸から札幌にお越しいただきました。後輩たちのために大変お忙しい中お時間をいただき心より感謝いたします。

01 (1) 8月19日(月)、北嶺中・高等学校の2学期始業式が行われました。
出張中の谷地田校長の代理として岡本教頭から、夏休み中のニュージランドでのホームステイ研修や、メディカルスクールの取り組みである礼文島・砂川・三笠等での地域医療研修が無事有意義に終了することができたこと、しっかりとこの経験を今後に生かしてほしいとの話がありました。
続いて、2学期も勉強のみならず、9月に行われる体育祭や、ラグビー大会・柔道大会等の様々な行事を通じてチームワークを発揮し有意義な2学期にしてほしいこと、そして高校3年生には受験に向けて全力疾走で駆け抜ける時期に入り、今まで以上に夢に向かって頑張ってほしいとの激励がありました。
最後に、音楽室に電子黒板を設置するなどして多目的に活用できる教室に改修したこと、1Fと3Fのフリースペースに自由に使えるパソコンを設置すること等の報告があり、大切にかつ有効に活用してほしいとの話がありました。
表彰では、高校3年生の柔道弐段9名、初段70名の昇段、そして英検では高校3年生の森優大君の1級合格をはじめ、中高生の準1級6名、2級15名の表彰が行われました。

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