01 7月22日(月)、北嶺中・高等学校の令元年度1学期終業式が行われました。
初めに各種表彰があり、中高模擬試験成績優秀者、高校ラグビー部全道大会出場、高校ディベート部全国大会出場のそれぞれに谷地田校長から表彰状やトロフィーが渡され、最後に漢字能力検定協会からの平成30年度優秀団体賞の受賞紹介がありました。
また、前述の表彰以外に中学3年生の田村君が800mで標準記録を突破し、全道大会の出場権を獲得しています。
続いて、生徒会による全道・全国大会へ出場する選手達への壮行会が行われました。各代表者から決意の言葉が述べられ、全校生徒から盛大な拍手が送られました。
谷地田校長から、1学期を締めくくる北嶺祭がみんなの力で素晴らしいものになったこと、そしてスポットライトを浴びる華やかな存在の陰には、常に縁の下で支えてくれている多くの人間がおり、そういった総力でいろいろな行事が成功に導かれていくのだということ、そして高校3年生はいよいよ大学受験に向かう天王山の夏にしっかりと立ち向かって行ってほしいこと等、1学期の総括と激励がありました。さらに、この夏休みは終戦記念日などもあり、平和についても改めて考えてみてほしいという話がありました。
全ての北嶺生にとって有意義な夏休みとなることを願って、無事1学期が終了しました。

20 7/20(土)~21(日)の2日間、第34回北嶺祭が開催され、無事終了することができました。一般の来場者の方にも例年以上にお越しいただき、大いに盛り上がる素晴らしい学校祭となりました。
今年は「Chronicle」(年代記)をキャッチフレーズに、数々の工夫を凝らした企画が実施されました。中学生は、令和の改元にちなんで、旧石器・縄文時代から平成まで中で10の時代を選んで教室展示を行いました。展示内容、そしてセロファンを利用したステンドグラスと壁新聞、どれも例年以上に力の入った素晴らしいものばかりで、非常に見応えがありました。
両日ともに、高校生食品バザーは大好評で、どのクラスも準備段階から工夫を凝らして試作を入念に行った成果が出ていました。体育館企画では、久しぶりに復活したスポーツマン企画(谷地リンピック)をはじめ、3年連続開催となるミスコン(女装コンテスト、ミス北嶺君とよばれた時代もあります)など、各企画が見事大成功をおさめ、クラブ展示なども例年以上の盛り上がりを見せました。
毎年恒例となっております、在校生の保護者の方々による父母バザーも大盛況でした。ご父母の皆様、ありがとうございました。 生徒会執行部や北嶺祭実行委員は、数か月前から企画準備にあたり、当日も朝から晩まで作業にあたっていました。生徒会を中心に全生徒が一丸となって取り組めたこと、そして保護者の方々のご協力をいただけたことが、北嶺祭の大成功につながったと思います。本当にありがとうございました。
なお、北嶺祭の売り上げは赤い羽根共同募金を中心に、募金活動にあてさせていただいております。

<北嶺祭 2019 結果一覧>
【高校バザー】
優勝
5-1 茂木親方の横綱級においしいたこ焼き屋さん(たこ焼き)
準優勝
6-1 鳥、Goto’s chicken(串焼き)
3位
6-2 ポップコーンラプソディ(ポップコーン)
【中学展示】
優勝
2-2 鎌倉時代
準優勝
3-1 室町時代
3位
3-4 江戸時代
【MVP】
宮崎 隼人(6-2) 八島 隆樹(6-2)
【ベスト司会者賞】
紙丸慎太郎(6-1) 澤田 崇暉(6-3)
【裏方賞】
外装パート
【助演男優賞】
郷頭先生、石田先生、坪田先生、板東先生

m 7 月の北嶺メディカルスクール講演会として、岩見沢市立総合病院麻酔科の本間康之先生にお越しいただきました。本間先生は本校生徒のお父様でもあり、6月に5年生が参加した「医志力」Medical Challengeでも大変お世話になりました。今回の講演では、高校で学んでいることが医学部に入ってからの勉強にどのようにつながり、医師になってからどの程度必要になってくるか、様々な麻酔薬について、麻酔科医の仕事や手術時の麻酔科医の役割について、医師をめざすにあたって大切にしてほしいことなど、多岐に渡るお話を聞かせていただくことができました。また、講演後には実習として「気管挿管の体験」もさせていただきました。気道管理トレーナーという上半身の人形を使って、気管挿管の手技を体験させていただくことができ、参加した生徒たちは普段出来ない経験に大変喜んでいました。体験の時間には、北嶺20 期の先輩で現在札幌医大麻酔科の中島弘貴先生にもサポートとして来ていただきました。卒業生の北嶺ファミリーの活躍も見ることができ、大変嬉しい時間となりました。本間先生、中島先生にはお忙しい中お越しいただき、また生徒たちに貴重な機会を与えて下さり感謝申し上げます。

b 7月13日(土)進路講演会兼北嶺ビジネススクール講演会として、JR北海道副社長、小山俊幸さんにお越しいただきました。小山さんは北嶺の先輩である14期生小山賢太郎さん、17期生公二郎さんのお父様でもあります。講演では、北海道経済の第一線で活躍される小山さんより、鉄道事業全般について、JR北海道発足30年の歴史と経営、今後の長期経営ビジョン「未来2031」、北海道新幹線札幌開業、札幌駅再開発などのお話をしていただきました。特に新幹線札幌駅シミュレーションVRの映像は、札幌に暮らすわれわれにとっては期待に胸がふくらむ、12年後の完成が待ち遠しいと感じられる素晴らしいものでした。北嶺には鉄道好きな男子も多く、目を輝かせながらお話を聞いている生徒、熱心にメモを取りながら講演に参加する生徒が多く見られました。また、ビジネススクールとしての講演会ということもあり、小山さんからは「夢を持つ」「夢を叶えるための目標、努力をする」「友達は貴重な財産である」「北海道(故郷)が我々の大切な基盤である」というメッセージもいただき、将来の職業観にも大きな影響を受けた生徒も多かったことと思います。小山副社長にはご多忙の中、北嶺生のためにお越しいただきました。本当にありがとうございました。

j 本校伝統の校技大会である第34回高校3年生柔道大会が7月12日(金)に本校柔道場で開催されました。校技柔道大会では試合はもちろんのこと、試合運営・審判なども生徒が中心となって行います。柔道部主将、尾中俊大君の選手宣誓の後、「クラス対抗団体戦(体重別)」及び「個人戦4階級(軽量級、軽中量級、中量級、重量級)」の試合が行われました。各生徒が6年間の取り組みの成果を出し切ろうと必死に戦い、手に汗握る試合の連続でした。団体戦では2勝で「1組」が優勝し、個人戦では軽量級で「1組 島津爽太君」、軽中量級で「3組 尾中俊大君」、中量級で「3組 大森昭平君」、重量級で「2組 伊藤雅基君」が見事優勝を果たしました。それ以外の生徒も自分の力を出し切りました。
6年間の北嶺柔道の中で学んだ『精力善用』、『自他共栄』、『礼を重んじる精神』を、残り少ない学校生活やこれからの人生の中に生かして活躍してくれることを期待しています。

01 7月5日(金)定期試験最終日に、今年度の札幌医科大学説明会を行い、中学3年生から高校3年生まで約60名が参加しました。今回は札幌医科大学より、分子生物学講座の鈴木拓教授にお越しいただきました。札幌医科大学のアドミッションポリシー、入試制度、大学で学べること、卒業後のキャリアなどについて、大変丁寧にご説明をいただきました。参加した生徒たちは真剣な表情で説明を聞き、特に札幌医科大学の様々な臨床実習の様子、外分野に渡る研究事例の紹介には感銘を受けていました。多くの生徒が札幌医科大学で学びたい、医師として活躍したいという思いをさらに強くしていたようです。説明会終了後も生徒たちが残り、鈴木先生に積極的に質問をする生徒の姿も見られました。鈴木先生には大変お忙しい中、説明会のためにお越しいただきました。本当にありがとうございました。

06 6月24日(月)、自衛隊から8名の方に来校していただき、高校3年生を対象に防衛大学校・防衛医科大学校の説明会を実施しました。冒頭で陸上、海上、航空自衛隊3種類の迷彩服を披露していただき、生徒たちは大変喜んでいました。広報官の方からの概略説明の後、現役医官の方より防衛医科大学校の説明や医官としての将来の進路について、幹部自衛官の方より防衛大学校の大学生活や入試についての説明をいただきました。質疑応答では防衛大、防衛医大での生活、卒業後の研究、階級について、生徒から積極的な質問が出されました。
これまでの北嶺卒業生で、防衛大学校・防衛医科大学校に進学し、現在幹部自衛官として活躍されている先輩方がたくさんいます。自分の将来について様々な選択肢を持ち、広い視野で柔軟に進路選択ができるようにしてほしいと思います。
自衛隊の方々には大変お忙しい中、北嶺にお越しいただきました。心より感謝申し上げます。

10 6月25日(火)~6月26日(水)の2日間、北嶺の最大行事の1つ「全校登山」を実施しました。天候に恵まれ快晴の中、中学1年生は「手稲山」、中学2年生は「ニセコアンヌプリ」、中学3年生は「アポイ岳」、高校1年生は「羊蹄山」、高校2年生は北海道最高峰「旭岳」に挑戦し、全学年とも山頂に到達することができました。山頂から眺める景色に自然の雄大さを感じるとともに、その達成感を十分に味わうことができました。
中学3年生以上は前日にキャンプを実施し、自分たちで夕食を作りました。中学3年生は初のキャンプとなり、野外での慣れない炊事に苦戦する生徒も見られましたが、上手に夕食を作ることができました。大自然の中で仲間とともに作り、一緒に食べた食事の味は、忘れることができないほどの美味しさでした。
登山・キャンプに先立って、中学3年生は襟裳岬の「風の館」で普段はできない様々な体験をしました。
全校登山にあたっては、山域調べ、テント立て、装備チェック、団体行動など、ホームルームや放課後などの多くの時間を使って事前学習を行い、その上で「自然の雄大さ」「大きな感動」「達成感」「協調性」「粘り強さ」など、多くのことを学ぶことができます。登山から得たことは、今後の学校生活や人生にとっても大きな財産となっていくことと思います。
最後に、全校登山を安全に行うにあたり、多くの山岳ガイドの皆様にもご協力をいただきました。この場をお借りしまして、御礼申し上げます。

01 中高合わせて約500世帯の保護者の方が来校されました。特に初めての参観日となった中学1年生は、保護者の方が教室に入りきれないほどの盛況でした。今年は、人気グループ「嵐」の札幌ドーム公演と重なったため、札幌市内やその周辺のホテルが満杯で飛行機も取りにくいという状況となり、本州の保護者の中には来校を断念するという方も多くいらっしゃったようです。
1時間目の参観授業に続き、学年懇談、父母の会総会、寮生保護者の会総会、ニュージランド短期留学希望者説明会、NASA見学ツアー希望者説明会、寮生学年別保護者会と続き、朝早くから午後まで盛りだくさんの各種催しが行われました。どの催しも熱心にご参加いただきました保護者の皆様、本当にありがとうございました。
10月19日(土)には第2回参観日を予定しています。こちらも多数のご来校をお待ちしております。

05 5月7日(火)~5月9日(木)にかけて、中学3年生を対象に「京都・奈良研修旅行」が行われました。本校のグローバルリーダー養成プロジェクトである「Gプロジェクト」の一環として今回で5回目となる行事でしたが、当日は3日間ともに天候に恵まれ、非常に良い経験となったと思います。
初日は二条城、河村能楽堂、銀閣寺、清水寺をめぐりました。特に河村能楽堂では日本の古典芸能である能の歴史や作法について学ぶとともに、歩き方や発声方法などについても指導を受け、その文化的価値についての理解を深めることができていました。
二日目からは京都・奈良の寺社仏閣をめぐりましたが、金閣寺と龍安寺、嵐山での自主研修には京都大学を中心とした外国人留学生を1班につき1名同行してもらい、英語で日本の文化や価値観を伝えていました。最初は緊張している様子の生徒が多かったですが、少しずつ慣れていき、最後は嵐山で名残惜しそうに別れを惜しんでいる姿が印象的でした。来年度予定されているハーバード大学で行われる様々なプログラムに向けての練習として大きな成果となったのではないでしょうか。
その他にも薬師寺での僧による説法、興福寺での国宝館の見学、奈良公園での散策など、内容の濃い多くの体験をしてきました。歴史で学習した基本的な背景を前提としつつ見学をしましたが、やはり実際に「本物を見る」という体験に感動した生徒が多かったです。あわせて、集団での行動や協調性の重要性を理解する貴重な体験にもなった研修旅行でした。

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