01 4月7日(日)午前、北嶺中・高等学校1学期の始業式が行われました。
初めに、今年度新しく北嶺に赴任された教職員の着任式が行われ、生徒達の盛大な拍手で迎えられました。続いて谷地田校長から高校1年生となった31期生の北嶺高校入学許可宣言があり、高校生としての自覚と責任を持って、北嶺生活後半を頑張ってほしいとの話がありました。
新年度の開始にあたり谷地田校長からは、まず高校3年生へ、最後まであきらめず学校の授業を軸に据えて夢の達成に邁進して欲しいと、受験生としての心構えと激励がありました。そして他の学年それぞれにも新年度の目標課題の提示があり、充実した1年間を過ごしてほしいという話がありました。
また、表彰ではディベート部春季大会での中学準優勝・高校優勝の賞状、そして高校3年生西田君には日本数学オリンピックでの成績優秀賞が授与されました。
今年は「令和」という新たな時代の幕開けとなります。北嶺も新時代そして新年度のスタートを迎え、ますます生徒達の活躍を期待しているところです。

中学卒業式 3月20日(水)、北嶺中・高等学校の3学期の終業式、および31期生の中学校卒業証書授与式が行われました。
終業式では、模擬試験優秀者など、3学期に活躍した生徒の表彰が行われました。
第31回中学卒業証書授与式では、谷地田校長から31期生一人ひとりに卒業証書が手渡されました。3年間欠席せずに登校した13名に「皆勤賞」、32名に「精勤賞」、学業で優秀な成績を修めた16名に「優等賞」が贈られました。また、全国大会で活躍したテニス部・ラグビー部・ディベート部の部員12名に特別賞が贈られました。卒業生を代表して伊藤拓朗君が、3年間の感謝の気持ちと高校生活の抱負を述べました。
静粛な雰囲気の中、北嶺中学校の卒業式が終わり、31期生は北嶺2000日の半分を無事修了することができました。4月からは高校生として、責任や自覚がこれまで以上に求められることとなります。31期生の益々の活躍を期待しています。
最後に離任式が行われ、3月で本校を離任される先生方の紹介がありました。生徒会から花束が手渡され、離任される先生方からご挨拶をいただきました。お世話になった先生方、職員の方に心から感謝するとともに、今後のご活躍を願っております。

ごうかくほうこくかい 3月19日、東京大学、北海道大学医学部医学科、札幌医科大学に合格した7名の先輩が後輩たちのために合格報告をしてくれました。志望校決定までの経緯や受験本番までの勉強方法と心構え、研究や留学など大学に入ってからやりたいこと、将来の夢などについて、後輩たちのために丁寧に伝えてくれました。在校生たちは先輩の話を聞いて、自分も第一志望合格を果たし、いつか先輩のようになりたいという気持ちを持ってくれたようです。今年は東大9名、京大1名、医学部医学科48名の合格者で、これらを合計すると58名に上ります。その他難関大学にも多数合格者が出ました。北嶺を巣立っていった先輩方には、それぞれの夢に向かってさらに大きく羽ばたいていってほしいと思います。

じゃくさ 31期生3年生が、3月13日、14日にSCIENCE PROJECTの取り組みとしてJAXA見学ツアーを実施しました。初日の見学地であるJAXAでは、日本の宇宙開発の歴史を学び、さまざまなロケットの等の展示品を生徒達は食い入るように見学していました。さらに、写真撮影が不可となっているほどセキュリティが高く滅多に見ることが出来ない、国際宇宙ステーション「きぼう」の管制室を見学することも出来ました。高エネルギー加速器研究機構(KEK)では、そこで働いていらっしゃる研究者の方から直接、加速器やx線についての説明をして頂きました。研究者の方に熱心に質問をする生徒も多く見られ、物理への興味関心が高まっている様子が見受けられました。

2日目は、航空科学博物館の見学から始まり、JAL成田航空機整備センター、国立科学博物館で研修を行いました。JALの整備センターでは、1時間程の座学の講義を受けたあと、ジャンボジェットを目の前にしながら、整備士の方から貴重なお話を聞かせて頂きました。航空機やパイロットの仕事に興味を持っている生徒が多かったこともありますが、滅多に入ることができない整備場での見学は貴重な体験でした。

4月から高校生になる31期生ですが、自分の進路決定に向けても、大きな刺激となったはずです。また、来年の修学旅行に向けても、団体行動の重要性を再認識するための良い機会となりました。

すきー 3月10日(日)に恒例の青雲寮スキー遠足を実施しました。今年度の会場はキロロスノーワールドでした。当日は天候に恵まれ、快晴の中北海道の大自然を堪能しました。レクリエーションには青雲寮の教職員やインストラクターの方が同行し、希望者にはスキーのレッスンも実施するなど、昨年度よりもより一層安全面に注意を払いながらの楽しいスキー遠足となりました。
今年度最後のレクリエーションとして、生徒たちはルールを守り、しっかりとした姿を見せてくれました。
北海道の大自然に触れ、生徒に笑顔あふれる素晴らしい1日となりました。

中学生企画 3月11日(月)の7時間目に、中学校1、2年生で生徒会中学生企画が行われました。中学生企画とは1、2年生の交流を深めると共に、2年生の生徒会執行部が担当する初めての生徒会行事として、毎年行われているものです。今年は「しっぽ取り」を行いました。各チームで作戦を立て、懸命に走り回り熱戦が展開されました。これにより、1年生(33期生)と2年生(32期生)は、より交流を深めることができました。また、計画から今日の実施まで、2年生の生徒会執行部が大変立派にやりとげてくれました。本当におつかれさまでした。

卒寮式 3月3日(日)、青雲寮卒寮式・卒寮生を囲む会が行われました。卒寮式では谷地田寮監長、保護者代表の清水さん、在寮生代表の柴田呉葉君から激励とお祝いの言葉がありました。その後、卒寮生を代表して武部幹太君から「お礼の言葉」がありました。話の中では「皆に支えられた6年間でした。」と感慨深げに語っていました。
卒寮式終了後の、卒寮生を囲む会では、オードブルを囲みながら、寮生活を振り返るスライドショーが流され、6年間の思い出に浸り、涙あり笑いありの会となりました。6年間苦楽を共にした仲間達との別れを惜しみながら、最後に記念撮影をして、卒業・卒寮を寮職員・保護者の皆様で祝いました。別れは寂しいですが、いつかさらに成長した姿で寮に顔を出してくれることを楽しみにしながら、28期寮生の輝かしい未来を期待しています。

卒業式 3月3日(日)、第28回北嶺高等学校卒業式が本校体育館で行われました。谷地田校長より、28期生123名のひとりひとりに卒業証書が手渡されました。次に6ヵ年皆勤10名、3ヵ年皆勤5名、精勤26名、優等賞45名の表彰が行われ、引き続き高校3年間、課外活動等で優秀な成績を収めた4名の生徒へ、特別賞が授与されました。北嶺生活6年間の思い出を振り返るスライドが映された後、28期生は全員で、ゆずの「栄光の架橋」を大合唱し、式に参列した方々に大きな感動を与えてくれました。在校生代表の中山裕夢君からの「卒業生を送る言葉」に続いて、28期生を代表して清水龍君が「卒業生の言葉」を読み上げ、北嶺2000日の様々な思い出を糧に未来へ進んでいく決意と保護者・先生方への感謝の気持ちを、心を込めて感動的に話してくれました。
北嶺2000日、多くのことを学び経験したことを礎に世界のリーダーとして、世界を支える縁の下の力持ちとして北嶺28期生が活躍することを心から期待しています。
最後になりましたが、6年間、北嶺の教育方針にご理解・ご協力をいただきました保護者の皆様に、心より感謝を申し上げます。

表彰 3月2日(土)、高校卒業式のリハーサルの前に、以下の各種表彰が行われました。
第72回全日本学生音楽コンクール全国大会のピアノ部門高校の部で全国2位を獲得した高校1年生岸本隆之介君、11月に実施された校技柔道大会での入賞者に対する柔道昇段認定者36名(代表高校2年生金丸剛也君、中学2年生榊原誠君)、第29回日本数学オリンピック予選Aランク賞の高校2年生西田耕平君、高校1年生北山喜一君、第17回日本ジュニア数学オリンピック予選で成績上位者の中学2年生藤原知矢君。
以上一人一人に谷地田校長から表彰状が手渡され、最後に札幌市共同募金委員会からの学校への感謝状が紹介され生徒会へ渡されました(代表高校1年生木村昂志君)。北嶺生の今後ますますの活躍を期待しています。

数おり 1月14日(月)に行われた、第29回日本数学オリンピック予選の結果、Aランク賞を得た西田耕平君(高校2年)と北山喜一君(高校1年)が、見事に本選出場を果たしました。
同日に行われた、第17回日本ジュニア数学オリンピック予選の結果、残念ながら予選は通りませんでしたが、北海道地区応募者の約1割の成績上位者として、藤原知矢君(中学2年)が表彰されました。
2月11日(月)には、本選が行われ、西田耕平君は日本数学オリンピック優秀賞(応募4423名中23位以内)を受賞し、3月下旬に行われる春合宿に招待されています。さらなる選抜をへて、国際数学オリンピックの日本代表を目指していきます。
なお、西田耕平君は、3月12日(火)に行われる、アジア太平洋数学オリンピック(APMO)にも招待されています。APMOは、太平洋を囲む国々が参加しての地域の数学コンテストで、昨年は39カ国・地域が参加しました。時差を考慮に入れてほぼ同時刻に各国で、実施されます。なお、昨年度の実績で出場資格を得ていた、高校3年生の藤井天守君も出場予定です。
北嶺生のますますの活躍を期待しています。

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