始業式 平成31年1月14日(月)、北嶺の3学期始業式が行われました。
初めに先週から北嶺で実施されている「北嶺ハーバードキャンプ」に来日して頂いているハーバード大学の学生とスタッフの計10名の紹介があり、一人一人から英語でユーモアを交えて挨拶を頂戴しました。先週は高校1年生、そして今日からは中学3年生全員が3日間の英語漬けとなり、様々なプログラムを体験します。特に高校1年生はこれを踏まえて、今年3月の修学旅行でボストンでのグローバルリーダー養成プログラムの中でハーバード大学での研修に臨み、今回のスタッフとの再会をすることになります。
続いて谷地田校長より、新しい年を迎え、各学年や各個人が今年の目標を明確に定め、新たな気持ちで進路実現に向けて頑張ってほしいこと、特に「凡事徹底」という言葉にあるように「挨拶」・「整理整頓」等、当たり前のことを当たり前のように実践できるようになってほしいとの話がありました。
そして今週末にセンター試験が待ち構えている高校3年生には、体調に注意して悔いのないよう臨んでほしいとの話がありました。
最後に、本校の校技としての柔道への取り組みに対しての日本柔道連盟から表彰状が紹介されました。
「平成」最後の1年、各自が実りある日々を過ごしてくれることを願って新年がスタートしました。

憲法 1月12日(土)、かでる2・7で行われた札幌弁護士会主催の「憲法改正問題」を真剣に考える。~憲法問題をリードする国会議員 徹底討論~に高校生18名が参加してきました。パネルディスカッションでは石破茂衆議院議員、山尾志桜里衆議院議員、仁比聡平参議院議員という国会憲法審査会に関わる国会議員の方々がパネリストとして議論を交わされ、それを最前列で直接聞くことができたことは大変貴重な経験となりました。今憲法改正に関する議論が活発化している中、特に9条をめぐる問題は国のあり方に大きく影響を与える極めて重要な問題です。高校生も選挙権を持つ今、生徒たちが「憲法改正問題」について主体的に考える必要性は相当に高いものと言えます。今後も北嶺では、「北嶺ロースクール」の取り組みを中心に、生徒たちが様々な問題について広い視野で考え、主体的に議論を交わす機会を増やしていきます。

ハーバード高1終了 1月10日(木)より3日間の日程で行われていた「高校1年生・北嶺ハーバードキャンプ」が終了しました。プログラムの内容はそれぞれのメンター(ハーバードの学生講師)が大学で学んでいる専門分野についての講義を受けたりディスカッションしたりするワークショップやハーバード大学の紹介、さらには皆でバスケットボールをするレクリエーションなどが盛り込まれていました。また最終日には各グループが自分たちで考えたテーマについてホームルームメンターの指導を受けつつまとめ上げ、英語でプレゼンテーションを行いました。高校1年生は3月に行われるボストンでの修学旅行(グローバルリーダー養成プログラム)で、メンターたちとハーバードのキャンパスで再会することになります。今回の経験を修学旅行にもしっかり活かしてほしいと思います。

ハーバード開始 1月10日(木)から1月12日(土)までの日程で高校1年生の北嶺ハーバードキャンプが始まりました。今年もハーバード大学の現役大学生と卒業生計8名のメンター(講師)とJAACのスタッフ2名を招き、高1と中3がそれぞれ15~17名ほどのグループに分かれて9:00から16:00まで3日間、英語漬けの日々を過ごします。各グループに1名のホームルームメンターが配され、ハーバード式アクティブ・ラーニングを軸に様々なワークショップやプレゼンテーションを行う予定です。中学3年の日程は1月14日(月)から1月16日(水)となっています。ハーバード生はキャンプ期間中、ボランティアの北嶺生の自宅にホームステイすることになっています。世界最高学府の学生たちと文字通り寝食を共にしながら英語を通してさまざまなことを学び考え、絆を深めて欲しいと思っています。

終業式 12月18日(火)、北嶺中・高等学校の2学期終業式が行われました。
初めに各種表彰があり、ディベート部の札幌支部D1大会準優勝、そして各種模擬試験の優秀者に対しての表彰がありました。
続いて、谷地田校長からは、いよいよ大学受験を迎える高校3年生に対して、後悔をせぬよう力の限り最後の追い込みにあたってほしいとの激励がありました。そして生徒全体に対しては、ちょっとした気の緩みや手抜きがせっかく積み上げてきたものを台無しにしてしまうこともある、だからこそ反省すべきところは修正し、長所であるところはさらに伸ばしていけるよう、今年の生活・学習面を見つめなおし、新しい年を迎えてほしいとの話がありました。
最後に、高校1年生岸本隆之介君のピアノ演奏が催されました。岸本君は先日行われた第72回全日本学生音楽コンクール全国大会のピアノ部門高校の部で、全国第2位に輝いています。受賞作品のリストの難曲を全校生徒へ披露してもらったものです。体育館中を包むピンと張りつめた緊張感と鳥肌が立つほどの鮮やかな旋律の中、全校生徒が微動だにせず聴き入っておりました。
極上の音楽の余韻と共に、2学期が無事終了いたしました。

餅つき 12月17日(月)に,寮生どうしの親睦を深め,6年生の大学合格祈願をするため,今年度の餅つき大会が行われました。寮で初めて餅つきを経験する1年生と,受験に向けて努力を続けている6年生を中心に,臼と杵で餅をついてもらいました。1年生は上手く餅がつけるか不安がっていた生徒が多かったのに対し,6年生は手慣れた様子で力強く餅をつき,盛り上がっていたのが印象的でした。その他の学年も,希望者が列を作り,楽しそうに餅をついていました。寮生についてもらった餅は,お雑煮や磯部餅,きな粉餅,お汁粉などに調理をして,みんなでおいしくいただきました。どの学年も,満足した表情を浮かべていて,終業式前日の,2学期の締めくくりにふさわしい餅つき大会となりました。

進路国境なき 12月15日(土)に第3回進路講演会を実施しました。今回は国境なき医師団で活動されている、札幌徳洲会病院の木島真先生にお越しいただきました。木島先生は2016年からイエメン、南スーダンで国境なき医師団(MSF)の医療支援活動に参加されました。ご講演は、木島先生が医師になるまでの志について、そして様々な想いの中で国境なき医師団に参加された経緯から始まりました。さらに、医師団の現地での過酷な活動、世界の大変厳しい医療の状況を、写真や動画を用いて生々しく伝えてくださり、生徒たちはその様子を息を飲んで、食い入るように見ていました。生徒たちは木島先生のお話から、自分の志を達成するためには決して妥協せず、常にその志を高く持って精一杯努力することの大切さを肌で感じてくれたようです。
木島先生には大変お忙しい中お越しいただきました。心より感謝申し上げます。

岸本君 横浜市の横浜みなとみらいホールで11月30日に開かれた第72回全日本学生音楽コンクール全国大会のピアノ部門高校の部で、岸本君が全国2位の快挙を成し遂げました。本番ではリストの難曲に果敢に挑み、観客を魅了しました。この2位の成績の他に観客の投票で選ばれる「聴衆賞」も受賞しており、本人はこの聴衆賞を取れたことが本当にうれしいと語っています。岸本君は今年の夏、アメリカの権威ある「クリーブランド国際コンクール」のセミファイナリストにもなっており、日々、有望なピアニストへと成長を遂げています。

北極 12月8日(土)、進路講演会を実施しました。今回は「北極冒険家」である、鷹栖町在住の荻田泰永(おぎたやすなが)さんにお越しいただきました。荻田さんは、カナダ北極圏やグリーンランド、北極海を中心に主に単独徒歩による冒険行を実施され、2000年からの18年間に15回の北極行を経験し、北極圏各地を9000km以上移動されています。世界有数の北極冒険キャリアを持ち、国内外のメディアからも注目される冒険家であります。
荻田さんは、北極の海を泳いだり、猛吹雪の中ホッキョクグマに出会ったりという、北極でご自身が撮られた写真、動画を用いながら、大変臨場感のあるお話をしてくださいました。講演では、笑いも交えた和やかな口調の中にも、過酷な経験をされた荻田さんだからこそ出来るお話として、「自分のやりたいことに主体的に取り組む大切さ」「自分の出来ることと出来るであろうことの中の間にある、未知の要素へのチャレンジ」について、生徒たちへ熱く伝えてくださいました。普段なかなか聞くことのできない貴重な機会を頂くことが出来ました。
荻田さんには大変お忙しい中、北嶺にお越しいただき、本当にありがとうございました。

クリスマス会 12月7日(金)、青雲寮の寮生たちが毎年恒例となった「クリスマス会」を実施しました。例年は食堂での開催でしたが、今年は寮生の増加に伴い体育館での実施となりました。会場が異なるため準備すべき機材等も大きく異なり、大変苦労しながらの設営でしたが、体育館だからこそできる工夫を凝らし、大盛り上がりの会となりました。教員同士の腕相撲の勝敗を予想する大爆笑のクイズや豪華景品が当たるビンゴ大会など、豪華な食事に囲まれ、多くの寮生が笑顔に包まれ、会は終了しました。主催の寮生自治委員の皆さん、お疲れ様でした。

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